健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

彗星着陸のフィラエ発見

2016-09-20 08:30:10 | 研究
欧州宇宙機関(ESA)は、2014年に彗星に着陸したものの、正確な位置が分からないまま活動を終えていた彗星着陸機「フィラエ(Philae)」をついに発見したと発表したそうです(AFPB NEWS)。ESAは、地球から約6億8200キロメートル離れた67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P/Churyumov-Gerasimenko)の起伏の激しい表面に見つかった洗濯機ほどの大きさのフィラエの画像を公開。ロゼッタの言葉を代弁するように、「捜索は終わった! フィラエを見つけた!!」とツイッター(Twitter)に投稿したそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3099877
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中国や日本を襲う台風

2016-09-19 08:30:15 | 研究
中国、台湾、日本、朝鮮半島を襲う台風は近年の海水温上昇により勢力が強まってきており、今後さらに激しさを増すとみられるという研究成果がNature Geoscienceに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。この37年間で、東アジアおよび東南アジアを襲った台風の強度は12~15%増大しているそうです。こうした台風強度の増大は、海面水温の上昇と関連していることが、データで示されたそうです。海面水温上昇は気候変動に起因する可能性があるそうですが、これはまだ証明されてはいないとも。

http://www.afpbb.com/articles/-/3099898
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抗菌せっけんの販売禁止

2016-09-18 08:30:06 | 研究
米食品医薬品局(FDA)は先日、19種類の殺菌剤を含有する抗菌せっけんなどの販売を禁止すると発表したそうです(AFPBB NEWS)。通常のせっけんと比べて優れた殺菌効果があるとは言えず、健康に悪影響を及ぼすリスクがあると警告しているそうです。19種類の殺菌剤のうちトリクロサンとトリクロカルバンは抗菌効果をうたう固形せっけんや液体せっけんに広く使用されているそうですが、免疫系に打撃を与える恐れがあるというのです。今回の販売禁止対象には、病院などの医療機関で使用されている手の消毒薬などは含まれていないとも。抗菌せっけんのメーカーには1年以内の対応が義務付けられるそうですが、問題となった殺菌剤の使用をやめる動きも既に始まっているそうです。通常の石鹸と流水で洗うことは疾病を予防し、感染拡大を防ぐ上で最も効果的な方法の一つと述べ、石鹸と水がない場合には、アルコール濃度が60%以上の消毒薬を使ってもよいと付け加えているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3099720
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10人に1人が100歳以上の「長寿村」

2016-09-17 08:30:56 | 研究
イタリア南部の人口700人のアッチャロリ(Acciaroli)村では、10人中1人以上の割合で100歳を超えているそうです(AFPBB NEWS)。村長による前回の集計時にはその数は81人だったそうで、この驚異的な寿命について、イタリアと米国の研究チームは、6か月にわたり調査を行ったそうです。アッチャロリと周辺の小さな村々の住民は長生きであるだけでなく、欧米諸国でよくみられる認知症や心臓疾患、老化に伴う慢性疾患の患者の数も少ないそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3099936
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満月と乳牛の出産

2016-09-16 08:30:32 | 研究
満月が近づくと乳牛の出産数が増えるという調査結果がPLOS ONEに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。昔から「満月の頃には出産数が増える」と言われていたそうですが、これまで明確な調査結果はなかったそうです。2011~2013年、北海道石狩地区の牧場で飼育されている乳牛を対象に、428回の出産を調査。月の満ち欠けの度合いによって8期間に分けたところ、新月直後の期間の出産数は48回だったそうですが、その後は増え続け、満月の頃は71回に。さらに月が欠け始めると、出産数は減少に転じ、新月直前には49回になったというのです。ですが乳牛の出産数が月の満ち欠けによって増減する理由は分かっていないそうです。満月が近づくと、人間ではホルモン「メラトニン」の血中濃度が低下するという報告があるそうで、今後は月の明るさとメラトニンとの関係などを調べるそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20160901-OYT1T50052.html
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大腸がん抑制物質

2016-09-15 09:30:33 | 研究
大腸がん再発の原因となる「がん幹細胞」の働きを抑える候補物質を新たに作製したと報道がありました(YOMIURI ONLINE)。大腸がんの新たな治療薬として数年後の実用化を目指すそうです。がん幹細胞は「がんの親玉」ともいわれる細胞で、通常のがん細胞より増殖能力が高く、抗がん剤が効きにくいため、再発・転移の原因になっているそうです。大腸がんの細胞増殖と幹細胞の発生には、特定の酵素が作用していることが分かっており、この酵素の働きを止める新しい化合物を作製。人間の大腸がんの細胞を移植したマウスに、この化合物を飲ませたところ、幹細胞による増殖を高い割合で抑えることが確認できたというもの。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160829-OYT1T50063.html?from=ytop_ylist
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イヌも右脳と左脳で言葉理解

2016-09-14 08:30:44 | 研究
犬は人間と同じように、人間の話し言葉の内容を左脳で、抑揚を右脳で把握しているとする研究結果がScienceに発表されたようです(YOMIURI ONLINE)。抑揚をつけた褒め言葉で話しかけられた時だけ、喜んだことを示す脳の反応がみられ、犬が抑揚も含めて言葉を理解していることが確認できたというもの。研究では、脳の活動を調べる機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)と、測定中に動かないよう特別に訓練した13匹の犬を使って実験。犬に褒め言葉と意味のない言葉を、それぞれ抑揚有りとなしで話しかけ、脳の活動を記録。その結果、抑揚があってもなくても褒め言葉の場合は左脳の一部が活動し、抑揚の有無を区別する時には右脳の一部を使っていたことがわかったそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160830-OYT1T50077.html?from=ytop_ylist
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今度はAIで患者の転倒防止

2016-09-13 08:30:20 | 研究
今秋に、人工知能(AI)を活用して入院患者の転倒や転落を予測する実証実験を始めると報道がありました(YOMIURI ONLINE)。寝たきりにつながる転倒や転落を防ぐのが狙いで、年内の実用化を目指すそうです。がんや心臓病の患者は手術後などに体力が落ち、転びやすくなります。ベッドから起き上がろうとして落ちることもある。高齢者も多く、骨折し寝たきりや車いすの生活になる場合も。電子カルテに記載された患者の運動機能と注意力などに関する情報を人工知能を使って分析、転倒のリスクが高い患者を数分で見分けるシステムを開発。転倒した患者約350人を事後分析したところ、78%をリスクが高いと判定できたそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160830-OYT1T50073.html?from=ytop_ylist
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卵子活性化による不妊治療

2016-09-12 08:30:29 | 研究
細胞内の小器官ミトコンドリアを使い、卵子を活性化させる新たな不妊治療を行い、2人が妊娠したと報道がありました(YOMIURI ONLINE)。女性本人の卵巣から卵子の元の細胞を採取し、ミトコンドリアを抽出。体外受精の際に精子と一緒に卵子に注入。ミトコンドリアは細胞のエネルギーを生み出すため、卵子が活性化し、妊娠・出産率向上が期待できるというもの。日本産科婦人科学会は臨床研究での実施を了承したそうです。一方で、安全性を疑問視する声もあります。今回の研究結果はあくまでも研究段階。まだまだ研究が必要のようです。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160830-OYTET50000/
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「生命存在可能な」惑星発見

2016-09-11 08:30:48 | 研究
先日、太陽に最も近い恒星を公転している地球と同等の大きさの惑星を発見したとする論文がNatureに掲載されました(AFPBB NEWS)。発見された惑星は、地球外生命体が存在できる環境についての輝かしい見通しを開くもので、また将来的に無人機によって探査できる可能性もあるそうです。「プロキシマb(Proxima b)」と命名されたこの惑星は、生命の基本要素である水が液体で存在できる「温暖な」領域内に位置しているそうです。これは、16年間にもわたり収集された観測データに基づくものだそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3098634
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