健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

地球外文明発見!?

2016-09-10 08:30:26 | 研究
地球外生命体が存在する証拠を求めて宇宙観測を続けるロシアの電波望遠鏡が、「強い信号」を検知したことが明らかになったそうです(AFPBB NEWS)。この信号は地球から約95光年離れた恒星「HD164595」の方向から届いたとされるそうです。この星は少なくとも1つの惑星を持つことが知られており、惑星の数はもっと多い可能性もあるそうです。ロシアのZelenchukskayaにある電波望遠鏡「RATAN-600」によるこの観測結果は今になって公になったものの、実際に検知されたのは昨年のことだったそうです。専門家らはこの信号について、その意味や、発信元の正確な位置を解明するにはまだ相当の時間がかかるとみているとも。もし太陽系だけに向けて送られた狭い信号であれば、地球文明の能力により近い「タイプ1」の文明でも出せる強さだそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3099026
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脈動S波

2016-09-09 08:30:11 | 研究
これまで確認されたことのなかった地球深部の地震波「脈動S波」の検出に初めて成功したとする論文がScienceに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。今回の発見は、地球内部構造の推定や、地震や海上の嵐の検知に役立つ可能性があるそうです。検出された脈動S波を引き起こしたのは、小規模ながらも急激に発達する「爆弾低気圧」と呼ばれる嵐で、Greenlandとアイスランドの間で発生したものだそうです。防災科学技術研究所(NIED)が中国地方に設置している地上と海底の地震計を用い、この嵐によって海底に繰り返し打ち付けられた波浪に起因するごく微弱な脈動S波を初めて検出したというもの。
http://www.afpbb.com/articles/-/3098722
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火星の隔絶環境で1年間生活

2016-09-08 08:30:41 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)が実施していた有人火星探査を想定した1年間の隔絶実験が終了し、男女6人の参加者は1年ぶりに新鮮な空気を吸い込み、メンバー以外の人々と顔を合わせたそうです(AFPBB NEWS)。6人は昨年8月28日から、マウナ・ロア(Mauna Loa)山の荒れた北斜面に建てられた直径11メートル、高さ6メートルのドーム状の施設の中で生活。6人にはそれぞれ折りたたみベッドと机が置ける狭い個室が与えられ、インターネット接続も限られた状況で、1年にわたって粉チーズやツナ缶などを食べて生活していたそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3098986
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植物の水分吸収量と温暖化

2016-09-07 08:30:23 | 研究
温暖化が進行しても、地球の干ばつは従来の予測ほど拡大しないかもしれないとする研究結果がPNASに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。その理由は、大気中のCO2の増加に伴い、植物が必要とする水分量が減少するからだそうです。今後の約100年間で、CO2濃度が産業革命前の水準の4倍に増加するにつれて、世界の70%以上が干ばつの増加に見舞われることが、これまでの研究で予測されていたそうですが、これらのモデルの多くは、温暖化が進む世界で植物の挙動がどのように変化するかを説明できていないそうです。植物は、気孔と呼ばれる葉の開口部からCO2を取り込み、同時に水蒸気を放出するそうです。ですが、CO2が豊富にあると、気孔が開放される時間が短くなり、失われる水分が減少するため、土壌から吸収する水分量は少なくてすむというのです。多くの研究は植物の水の必要量が常に一定であることを前提としているそうですが、CO2が大量にある環境で生育している植物に関する今回の研究は水の必要量が変化することを示唆しているそうです。CO2が増加する環境からの恩恵を植物が受けるため、気候変動に起因する干ばつに直面するのは、世界の37%にとどまるというのです。地球の高温化と、降雨量の減少により、北米南部、南欧、南米北東部などで干ばつが増加する可能性が高いとこの論文でも指摘しているようです。ですが、その影響は一部で予測されているほど広範囲には及ばないのかもしれないと。
http://www.afpbb.com/articles/-/3099072
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ドロップボックスの認証情報流出

2016-09-07 08:13:06 | 研究
クラウド型データストレージサービスを提供するドロップボックス(Dropbox)は先日、ユーザー約6800万人のIDとパスワードが4年前に盗まれ、最近になってインターネット上に流出したと発表したそうです(AFPBB NEWS)。流出したパスワードは暗号化されており、今のところアカウントへの不正アクセスがあった兆候はないものの、被害に遭った可能性のある全ユーザーに問題を通知し、パスワードの再設定を行うよう呼び掛けたということです。データ盗難の事実は、2週間前に約6800万人分のユーザー情報がインターネット上に掲載されたことで初めて判明。データが盗まれた経緯や盗難に及んだ主体については依然不明だそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3099477
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バグパイプ内の菌で・・・・・

2016-09-06 08:30:27 | 研究
英国で、バグパイプの内部に繁殖していた菌を吸い込み続けた男性が死亡した事例がThoraxに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。死亡した61歳の男性は毎日バグパイプを演奏しており、7年間にわたり乾性のせきと息苦しさに悩まされていたそうです。一方で、バグパイプを自宅に置いてオーストラリアへ3か月間旅行に出掛けた際だけ、症状が急速に緩和されたそうです。これを受けて主治医らがバグパイプ内を調べたところ、湿気のこもった留気袋や音管、マウスピースに、多様な菌類が繁殖していたことが分かったそうです。男性は治療のかいなく2014年10月に死亡。検視の結果、肺には重度の損傷が見つかったそうです。菌類を吸い込んだバグパイプ奏者の死亡例は、この男性が初めてとみられるそうです。男性が患っていた過敏性肺炎の原因は、この菌だった可能性があるというのです。管楽器奏者は、楽器を定期的に清掃することの重要性と、その潜在リスクについて認識する必要があるということのようです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3098454
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悪性黒色腫の転移阻止

2016-09-05 08:30:05 | 研究
重症度が最も高い種類の皮膚がんであるメラノーマ(悪性黒色腫)が、他の臓器に転移する仕組みを解明したとする論文がNature Cell Biologyに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。あらゆる皮膚がんの中で最も悪性度の高いメラノーマが、このがんに関係する内包物を含む微小な小胞を体の他の部位に送り込む能力を持つことを発見。次に、メラノーマの転移を防ぐ物質の開発に成功したそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3098469
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過体重でリスクが高まるがん

2016-09-04 08:30:13 | 研究
過体重により、胃がんや消化管のがんの他、特定の脳腫瘍や生殖器腫瘍と診断されるリスクが高まる恐れがあるとする研究論文がNew England Journal of Medicineに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。フランスに本部を置く世界保健機関(WHO)付属の「国際がん研究機関(IARC)」は2002年、結腸がんや食道がん、腎臓がん、乳がん、子宮がんなどは、過体重によりそのリスクが高まる可能性があると発表しているそうです。そして今回、胃がんや肝臓がん、胆のうがん、膵臓がん、卵巣がん、甲状腺がんの他、髄膜腫として知られる脳腫瘍の一種や血液のがんである多発性骨髄腫など8種が新たに追加されたそうです。これは、過体重とがんのリスクに関する論文1000件以上を調べた結果だそうです。報告書によると、北米や欧州、中東の女性たちにみられるがんの約9%は、肥満に関連していると考えられるとしているそうです。また、過剰な脂肪は炎症を促し、がんの成長を促進する恐れがあるエストロゲンやテストステロン、インスリンの過剰分泌にもつながると指摘。長期にわたる体重増加の制限が、これらのがんリスクを低減させる一助となるとも。
http://www.afpbb.com/articles/-/3098621
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花粉症患者が倍増!?

2016-09-03 08:30:43 | 研究
気候変動と侵襲性の強いブタクサの繁殖により、欧米における季節性のアレルギー患者が急増する恐れがあるとする研究結果がEnvironmental Health Perspectivesに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。欧州では今世紀半ばまでに、花粉症の人が現在の3300万人から約7700万人に倍増するということです。影響が強まる原因は、ブタクサのさらなる密生と欧州の広い地域で花粉症のシーズンが9~10月に長期化するためだそうです。現在、フランスやドイツ、ポーランドなどへの影響は比較的小さいそうですが、今後数十年でこれらの国での被害が最も大きくなることが予想されるそうです。
また、主な要因は気候変動だそうですが、ブタクサ(学名:Ambrosia artemisiifolia)として一般に知られる侵襲性の強い植物の分布拡大も重要な要因とのこと。ブタクサ1株から作られる花粉の数は年間約10億粒に上り、その時期は8月に集中しているそうです。
世界保健機関(WHO)の推定では、世界の約4億人がアレルギー性鼻炎に、また花粉が引き起こす喘息に約3億人が悩まされているそうです。そして、こうした状況による経済的負担は、欧米それぞれで数百億ドル(またはユーロ)規模と算出されているとも。
http://www.afpbb.com/articles/-/3098771
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チンパンジーは競争より協力を好む

2016-09-02 08:30:14 | 研究
協力は、人間と動物を隔てる重要な特徴の一つとされることが多いそうですが、人間に最も近い近縁種のチンパンジーは、チームワークを学習して実践できるとする研究結果がPNASに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。論文によると、チンパンジーは実際に5:1の確率で競争よりも協調することを選び、仲間のたかり行為を阻止する方法を見つけるのだそうです。これまで、チンパンジーが協力行動を取る可能性は低いとする結果が得られていたそうですが、こうした過去の研究は厳密に制御された実験室環境で実施されたものだそうです。今回は、チンパンジーの自然な生息環境の再現を試みた結果だそうです。屋外の緑地で実施した実験では、チンパンジー11匹の近くに餌を得るために引っ張ることができるロープ状の器具を設置。器具は、2匹または3匹が1組になって協力しなければ、餌が手に入らないような仕組みとなっており、また協力相手は各自が選べるようになっていたそうです。すると当初は競争していたが、チンパンジーたちはすぐに互いに助け合う方が有利になることを理解。94時間に及ぶ実験で、協力的な行動の成功を3656回記録。その一方で、競争的な交流は600回あまり発生したそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3098385?page=2
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