イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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MLB最優先

2007-02-28 05:35:14 | イーグルス
 やっとNFL.COMでワークアウトの映像を見れるようになりました40ヤードの映像見ても意味無いんですけどね・・・。すでに全てのワークアウトは終わっていますが、今日は3日目のDLについて書きます。
 2年連続で1巡指名を使ったDTと年5ミリオン級を3人揃えたDE,共にこれ以上お金とドラフト権を使えば他のポジションとのバランスが悪くなるのですが、結果としてランが止まらないのですから補強をしなければなりません。ランを止めるだけならば下位指名でランストップ特化型の選手を取る事になるでしょうし、Javon Kearse,Darwin Walkerの後継者を考えるのならば上位指名をする事も考えられます。
 2年連続で1巡を使ったDTはさすがにドラフトではなく、補強するならばFAで実績のある選手を取りに行くでしょう、3-4のNTが務まるようなラン特化型の選手が今年は不作と言う情報も有ります。Mike Patterson,Walker,Sam RayburnにBrodrick Bunkleyと頭数は居ますしDTの上位指名は無いと考えます。

 Juqua Thomasと再契約する為の交渉が現在行われているようです、この交渉の結果がDE補強に大きな影響が出る事になります。再契約が出来た場合、Kerase,Darren Howard,Trent ColeにThomasとDEは4人揃う事になりますから2007シーズンだけを考えれば補強は必要なくなります。しかし、Kearseの契約と怪我を考えれば2007シーズンか2008シーズン終了後にカットする事になるでしょう(3月のミニキャンプで怪我から復帰出来無いと判断されない限り、今の段階でカットされる事は無いと思います)そういう意味では2008シーズンにデビューさせる事を考えて、今年のドラフトで後継者を指名する可能性があります。
 ドラフトで指名するにしても、上位指名を使ってでもランパス両面で期待できるタイプを取るのか、相変わらずパスラッシュ特化型を取るのか、比較的下位指名でも取れて現在のチームに必要なランストップ型を取るのか、予想がしにくいです。
 2日目で取れそうな選手の中ではTexasのTim Crowderが良く見えます、6-3で270ポンド、更に20ポンドはバルクアップ出来そうな骨格を持っていて、ベンチプレスはDEではトップクラスの32回、40ヤードもLB並みの4,69で走りシャトル、コーンドリル共に悪くない数字を出しました。LEのバックアップとして面白い存在だと思います、LBのドリルでのバックペダルは酷かったようですが・・・。
 1巡を使う必要が有りそうですがNebraskaのAdam Carrikerが良い数字を出しています。6-6 296ポンドとDTが務まりそうな体格で40ヤードは4,85 シャトル、コーン共に素晴らしい数字でベンチプレスは33回上げています。元々は2日目指名程度の評価だったようですが、シニアボウルでパスラッシュに良い所を見せて評価が上昇中の選手で、コンバインで1巡候補になると見られます、Kearseの代わりにLEのスターターを任せるには最高の素材でしょう。Maddenのフランチャイズモードのドラフトでこの数字を出されたらば間違いなく1巡指名します(笑)
 
 
 現在チームで最も補強が必要なポジションと見られているLBですが、Omar GaitherがWLBのスターターで十分にやれると思っています。Matt McCoyはWLBのバックアップ兼ニッケルLBで使えます。SLBのスターターとしてChris Gocongに目途が立っていればDhani Jonesはカットされるでしょう、膝の怪我で苦しむJeremiah Trotterですが2007シーズンプレイする事を表明しています。どちらかと言うと若手の成長を見た上でJonesの処遇を決めれば良いOLBよりも、シーズンエンドを経験している膝を痛めたTrotterの後継者を獲得する事で将来に備えつつ2007シーズンプレイタイムを分け合う事の方が重要に思えます。

 LBではMLBの一番手と見られているMississippiのPatrick Willisが40ヤード4,51の数字を出しています。Trotterの後継者として6-1 242ポンドのサイズとスピードも有りますし26番目までに残っていれば是非獲得して欲しい選手です。
 HamptonのJustin Durant(この人は今まで見た事も聞いた事も無いんですけどね)6-1 230ポンドのサイズで40ヤード4,51で走り、シャトル・コーンドリルの数字でも去年のILBの上位指名よりも良い数字を出しました。プロではMLBよりもWLBに向いているという評価も有るようですが、Mark SimoneauをMLB,WLB両方で起用したようにJim Johnsonはこういう選手が嫌いではないと思います。ベンチプレスも25回と標準以上の数字を残しました、15ポンドくらいバルクアップ出来る骨格が有るのならば2巡指名の候補になると思います。
 素材と言う意味で面白そうなのがNew MexicoのQuincy BlackでS兼任のLBです、6-1 240ポンドで40ヤードは4,42と素晴らしく、垂直飛び41インチでコーンドリルもDB並の数字を残しました。DBではスピード不足でMLBとしてはパワー不足の選手と言う評価のようですが、パスカバーSLBとしてTEをマークさせるような使い方をすれば、多分パスカバーが出来無いGocongをサポートする事が出来るでしょう。
 
 個人的1巡候補筆頭のWillisが予想以上の40ヤードの数字を出しました、Trotterの後継者として是非獲得したい選手なのですが残っていない可能性が高くなりました。Willisを取れない(取らない)にせよ、MLBのデプス補充とTrotterの後釜を今年(または来年FAで)補強しなければなりません。1日目の3つの指名権のうち1つはLBに使うでしょう、今後もLBの動きには注目です。

2巡をWRに使えるか?

2007-02-27 07:45:41 | イーグルス
 ワークアウト2日目はQB,RB,WRです。A.J Feeleyの契約延長でQBの上位指名はなくなりました、3番手のQBを下位で指名する可能性は有ります。RBもBrian Westbrook,Ryan Moatsとスピードタイプは居ますから40ヤードのタイムに意味の無いパワー系RBの指名になるでしょうからコンバインにさほどの意味があるとは思えません。
 Donte Stallworthが抜けそうで、Reno Maheとの再契約が済んでいない(このままFA市場に出ても取る所は無いでしょうけど)リターナーも空席です。Reggie BrownとHank Baskettが居る事もありますし、チームに必要なのはとにかく縦へのスピードの有るWRと言う事になります。
 今年のコンバインでも40ヤード4,3秒台で走るWRが本当に多いです、しかも5-9くらいの小柄なリターン専門の選手ではなく6-0以上の選手が200ポンド程度の体重を維持した状態で4,3秒台を出してきました、Eaglesにとって素晴らしい結果といえるでしょう。
 上位指名が予想される選手の中ではSouth CarolinaのSidney Riceが6-3のサイズで40ヤード4,41で走りました。Ohio StateのAnthony Gonzalezは6-0で40ヤードを4,44で走り20ヤードシャトルと3コーンドリルでWRベストの数字を出しています。TennesseeのRobert Meachemも6-2で4,39で走り60ヤードシャトルではGonzalezを上回る数字を出しました。
 個人的に注目しているのがIllinois StateのLaurent Robinsonで40ヤードを4,38で走り垂直飛びで39インチ飛びました、6-1で192ポンドと高さも有ります。ただ20ヤードシャトルの数字は良くなかったようですから評価が急上昇と言うわけでは無いでしょう、長い腕を持っていてバンプを跳ね除けるパワーも評価されています。縦に走れてジャンプボールで勝負が出来る(横には走れない)WR,まさにEaglesがSEに求める能力の持ち主と言う事になります。2日目に残っていれば指名する価値のある選手だと思います。

 Stallworthを失った場合の補強をどうするのかは、2007シーズンの行方を左右するかもしれない重大な懸案です。2巡で6-0のサイズと40ヤード4,3秒台を兼ね備えたWRを指名する事が期待できる状況になりました、上位指名を使うのかどうかフロントの判断は難しいものになるでしょう、個人的には上位2つはディフェンスに使うべきだと思っています。

Garcia放出確定

2007-02-26 07:43:17 | イーグルス
 Donoban McNabbが開幕に間に合うか分からない上に、好リリーフをしたJeff GarciaがUFAになるQB陣の再編をどうするのかはオフシーズンの注目点だったのですが、EaglesはA,J Feeleyと3年間の契約延長する形で決着しました。

 Feeleyは2001年のドラフト5巡指名でEaglesに入団し、翌2002年にはMcNabb,Koy Detmerの相次ぐ怪我でスターターを任され4勝1敗で乗り切り高い評価を得ました。その後2004年のドラフト2巡指名権とのトレードでMIAに移籍しましたが、シーズン開幕直前にRicky Williamsがチームを離れた事もありオフェンスが機能せず、SDにトレードされてしまいます。SDでは3番手のQBとしてチャンスすら貰えずに2006年夏にはキャンプで3番手争いにも負けでカットされEaglesに拾われる形でチームに復帰しました。最終戦ではセカンドチームを率いてATLのファーストチーム相手に自身初の300ヤード越えの素晴らしい活躍をしてMIA,SDでの2年間の悪評を覆しました。
 強肩でそれなりに走る事も出来るFeeleyはAndy Reidの縦への一発を混ぜ込んだWCOに最適なQBと言えます。ただし、オフェンスの主役になるような能力は無く、あくまでもランオフェンスを中心にした時にロングパスの脅威を相手に与える事が出来るQB,この程度の評価が正しいでしょう。29歳でQBとしては1番良い時期を迎えていますし使えば伸びる素材だと思います。

 Feeleyとの契約延長でGarciaの放出が確定しました、37歳の年齢と好リリーフで評価が上がり過ぎた事で再契約を断念した形です。これでMcNabbもGarciaを意識する事無くリハビリに専念出来るでしょうし、Garciaの再契約を希望していたチームメイトの口を塞ぐ事にもなるでしょう。Garciaの再契約を望んでいたとみられる激情家のJeremiah Trotter辺りがチーム批判をしなければ良いのですが・・・。

 まだ契約内容は分かっていませんが、3年5ミリオン程度の契約ではないかと予想します。去年2年契約して3年延長したので後4年2010シーズンまで契約が有る事に成ります、当面バックアップQBは安泰と言って良いでしょう。ドラフトでのQB指名は有ったとしても2日目になるでしょうし、McNabb Detmer Feeley体制が3年ぶりに復活する事になるかもしれません。

ワークアウト1日目

2007-02-25 11:09:08 | イーグルス
 スカウティングコンバインのワークアウトが始まっています。去年はNFL.COMで放送をネット配信したのですが、今年は今の所配信されていません。去年もほぼ2日遅れでの配信だったのでもう少し後になれば見れるのかもしれません。

 K.PとTE.OLのワークアウトがありました。K.Pはドラフトする事は無いでしょうが、ベテランからの若返りを考えるとルーキーFAとして獲得する事が濃厚なポジションです。ルーキーFAとして契約した後に振り返れば良いでしょう。
 OLもここ3年で10人ものドラフト指名権を使って補強しました。Traをカットする予定が有るならば指名するかもしれませんが、若手が育ってますかし普通に考えて今年は指名が無いと思います。指名が有ったとしても2日目になるでしょうから、名前の売れている選手ではないでしょう。

 Eaglesに関係有るのはTEです、2007年が契約最終年度のL.J Smithが再契約に応じない可能性が指摘されています。No2はMatt Schobelで良いと思うのですが、No3のMike Bartrumは引退するでしょうし、L.Jがチームを去る可能性を考えると1年早くドラフトで指名して1年勉強させるドラフトをするEaglesは今年次世代のTEを獲得するのではないか、そういう噂が出てきました。
 1巡指名候補だったMiami大のGreg Olsenが40ヤードを4,45秒で走りベンチプレスを23回上げました。去年SFが1巡6位で指名したVernon Davisの4,3秒台には及びませんが、6-5 254ポンドで4,45のスピードは本当に素晴らしいです、L.Jのスピードに2インチ大きいレッドゾーンでのサイズを加えたような選手と考えて良いです。1巡26位に残った場合の指名候補になるでしょう。
 もう1人の1巡候補だったArizona StateのZach Millerは手首の怪我でベンチプレス等は計測しませんでした、40ヤードも4,86とイマイチな数字に終わりました。この事で2巡に落ちる可能性が出てきました、2巡指名の候補になりそうです。
 Eaglesが好きそうなタイプがOregonのDante Rosarioで6-3と小柄で40ヤードは4,78と平凡ですがパスキャッチドリルで素晴らしいキャッチ力を見せたようです。2日目での指名が有るかもしれません。
 WhitworthのMichael Allenは6-6のサイズで40ヤードを4,68で走りました、パスキャッチドリルも良かったようです。スモールカレッジの素材と言う意味で1年早く指名するEaglesの指名候補になるでしょう。
 ワークアウトの映像を見ていないので数字の一覧だけを見ている状態ですが、今年のTEは40ヤードの数字が良くないような気がします。そういう意味ではEaglesの欲しがる人材は少ないと考えるべきかもしれません。

他チームがキャップ残しすぎです

2007-02-23 01:10:55 | イーグルス
 GM Tom HeckertがインタビューでJeff GarciaとDonte Stallworthをチームに残す事が難しい事を明らかにしました。
 
 キャップスペースが3,6ミリオンしか現在残っていない事と現状のままだと2007年度のキャップスペースが約12ミリオンで有る事、その為にこの2人との契約に使うだけのお金が無いと言う訳です。
 Garciaに対してはDonovan McNabbのリハビリが順調であり2007シーズンの開幕に間に合うと考えていると言う言い方だったようですが、McNabbが開幕に間に合うのならば1年当たり4ミリオンとも噂される37歳のベテランをバックアップで雇える余裕は有りません。ただ、Garciaと契約するくらいのキャップを作り出す事も出来ると再契約の可能性が全く無い訳でもないようです。
 Stallworthに対しては、去年僅か38キャッチしかしていない怪我がちの選手に大金を支払う事は難しいと言う表現で、チームには必要だけれども能力以上の金額を支払う事になる今年のオフシーズンの状況から再契約交渉が難航しているのでFA市場にこのまま出て行くと見込んでいるようです。再契約するとドラフトで3巡を失う事に対しては、せっかく4巡を出してまで手に入れた選手をそのまま放出するのは勿体無いから再契約したいと、3巡を出すのが嫌なのかトレードまでして取ったのだから再契約したいのかどちらとも取れる言い方をしています。

 Garciaに対しては怪我で2年連続戦線離脱したMcNabbのバックアップが重要なのは間違いないのですが、あくまでもバックアップQBで37歳の大ベテランに大金は支払えないと考えるのは当然の事です。去年はミニマム契約だったのですから。
 Stallworthはチームに必要な能力を持っているのですが、怪我が多く1シーズンを通じて起用する事が難しい事が問題です。5年25ミリオンもの大金を支払うだけの実績は無いのですが、今年のFA市場ではそれ位のお金を支払わなければ契約出来無いようです、それならば無理に再契約する事は無いです。

 
 膝の怪我で不調だったJeremiah Trotterについて、彼はベテランだからちゃんとオフシーズンの間に調整してくると期待しているようです。260ポンド程度でプレイしていたようですが、15ポンド程度減らす事を指示しているみたいです、膝の怪我を考えればそれ位落とした方が良い結果を生むでしょう。
 Trotterの契約は5年15ミリオンでサインボーナスが4ミリオンと言うものだったようで、あと2年契約が残っているみたいです。