イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

OLとSを指名

2023-04-29 12:21:48 | ドラフト
 ARIに移籍したDC Jonathan Gannonがタンバリングで移籍交渉をしていたようで、その点の謝罪込みで94位+来年の5巡(補填ピック)と66位をトレードする事になりました。普通に考えて5巡で30個アップは難しいので得をしたと言う事にしておきましょう。

 また、62位を65位に下げる事で188位と248位を手に入れています。

 65位と66位の連続指名となりました。65位ではAlabamaのOT Tyler Steenを指名しました。
 DLからOLにコンバート、その後も転校をして最終的にはAlabamaのLTでスターターを務めています。運動能力に限界がありNFLではOGになるのではないかと見られても居ます。RG/RTのようなバックアップで1-2年修行ですかね。

 66位ではIllinoisのS Sydney Brownを指名しています。カバー範囲の広い運動能力の高いSと評価されています。今年のIllinoisはCBで1.2巡で指名される選手が居てカバーエリアの点で恩恵を受けて良く見える(後方カバーサポートよりも積極的なプレイをしやすい)可能性は有ると思います。

 この2人も試合を見てから詳細を書きたいと思います。

Georgia大好きRoseman

2023-04-28 13:41:33 | ドラフト
 1巡10位と30位の2つの指名権を持って居たドラフト初日ですが、10位に来年の4巡指名権を付けて9位に一つ順位を上げてDT Jalen Carterを指名、30位ではDE/OLB Nolan Smithを指名しました。
 2人ともGeorgia大出身で、去年のJordan DavisとNakobe Deanと2年間で4人の上位指名を同じ大学出身の選手に使うことになりました。

 Carterは交通事故やら体調不良でまったくダメだったProdayなど性格面での問題が浮上していましたし、Nolanも去年負った怪我が完治していないのではないかと言われています。
 そういうマイナス面があっても、Carterはトップ5候補でしたし、Nolanも15-20位くらいの候補でした。そういう意味では持って居る指名権よりも価値の高い選手を手に入れた、と言っていいでしょう。
 (現状、FAで抜けた選手にたいして与えられる補填ドラフト権で3巡ひとつと5巡が3個貰えるようですから、来年の4巡を出したダメージは小さいです)

 選手の評価については、後日試合を見て書くことになりますが、一般的なドラフト評論家の順位で考えるならば大勝利の1日目となりました。
 個人的にDTは補強の必要があると見ていたのでCarter指名は性格に問題が有っても(元チームメイトがたくさんいるから致命的にヤバい奴ではないでしょう)能力的に歓迎します。ただ、Nolanに関しては負傷よりも235ポンドにDEやらせるのはどうなのか?Hasson Reddickが上手く行ったとは言え、例外的な活躍をした選手の2匹目のどじょうを狙うのは微妙だと思います。3-4にするらなばOLBとして素晴らしい指名となるでしょうけれどね。ReddickとNolanを並べる時、真ん中のDTがいくら強くても外が軽すぎると思うのです。
 それと、去年2桁サックを3人出したDE陣。Brandon Grahamが最後の年になりそうですがそれでも11サックでした。DEを取るなら、LBかSを取った方がチーム全体への影響は大きかったと思うのですよね・・・・・・
 2日目の62位と94位、ここでLB,DB,RBを指名してバランスをとってくれることを期待しましょう。

Carson Strong育つと良いなあ

2022-05-03 19:46:00 | ドラフト
 ルーキーFAをまとめていきます。

DT Noah Elliss Idaho
 6-4 1/4 346ポンド
40ヤード5.62のみ計測
 Mississippi State進学後に学業の問題でIdaho大に転校、2019年ACLとMCLで欠場するまで5試合に出場、2020年に復帰して6試合18タックル1サック、2021年は10試合に出場して46タックル1サック。
 350ポンドクラスのNT、前に動く足は有っても、横には全然動けない(動く必要が無い)パワーは素晴らしいのですが、ダブルチームを受けとめる能力が有るか?有ればNTのバックアップになれるかもしれません。

QB Carson Strong Nevada
 6-3 3/8 230ポンド
 カレッジ進学前に膝の怪我の手術を受け、1年生は1試合出場(パスは投げていません)2年生で10試合出場2335ヤード、成功率63.4%11TD7INT、3年生は9試合出場で2858ヤード、成功率70,1%27TD4INT、4年生では12試合出場4186ヤード、成功率70.2%36TD8INTを記録しました。
 2試合見ましたが、素晴らしいパス。Tom Bradyを見てるかのような軽いタッチのパスがピンポイントで飛んでいく。ただ、怪我をしている右膝は曲げられないで突っ立った感じで投げてるのはヒットされたら壊れる感じがして見てて怖いです。スクランブルはロスしないために1ヤードでも2ヤードでも前に行っときます、程度でスクランブルでgファーストダウン取りますにはなりません。
 普通にNick Folesのような選手で、2-4巡では怪我も有って取りたくないですし、今どきのQBではないのですが、パスだけなら即戦力でしょう。

QB EJ Perry Brown
 6-1 5/8 208ポンド 
40ヤード4.65、ショートシャトル4.18、スリーコーン6.85、垂直跳び34インチ、幅跳び10フィート3インチ
 聞いた事のない大学・・・試合見ました。荒いとても荒い、スプレットでガシガシ投げてますが、コントロールも荒い。足は速そうですが、ランニングスローも荒い。Jelen Hurtsの体で経験値0みたいな印象。Psで2年くらい育てる余裕が有るなら・・・

RB Kennedy Brooks Oklahoma
 身長5-10 5/8 体重209ポンド
40ヤード4.59、ショートシャトル4.4、スリーコーン7.03、垂直跳び35.5、幅跳び10フィート、ベンチプレス14回
 高校時代の肩の怪我で1年目はレッドシャツで過ごし、2018年1年生で12試合出場1056ヤード12TD、2年生は13試合出場1011ヤード6TD。女子学生から暴行で訴えられます、結果として不起訴になりましたがスター選手だから保護されたと非難されています。2020年はコロナを理由に1年休み、21年に13試合出場で1253ヤード13TDを記録しました。
 2試合ハーフまで見ました、パワーランナーではなく、外を抜けるスピードランナーでもなく、ゾーンブロックの後ろで我慢して開いたら縦に切り返す、その瞬間のスピードと前傾を維持する腰の強さが持ち味でしょう。
 抜ける時の低い姿勢でタックルミスさせればそこそこロングゲインになるけど、スクリメージまで届かずにロスも有る。爆発力とパスキャッチの無いMiles Sandersですかね。

G Josh Sills Oklahoma State
 身長6-5 5/8 体重322ポンド
(プロデイ)40ヤード5.25、ショートシャトル4.57、スリーコーン7.52、垂直跳び25インチ、幅跳び8フィート6インチ、ベンチプレス18回
 最初はWest Virginia大に進学、1年目はレッドシャツで過ごし、2017年に1年生で13試合出場しました、2年生は12試合で先発、2020年は2試合出場後に肩の怪我でシーズンエンドになり、Okulahma Stateに転校して2020年3年生で11試合に先発してAPのBig-12ファーストチームに選ばれました。4年生も11試合に先発してファーストチームに選ばれました。
 2試合ハーフまで見ました、横幅の有る体躯でパワーも有りそうですが、前に出る足は平凡。パスプロテクト系OGですね。Max Jean-Gilesを思い出しました。横へのトラップ系のブロックは良い動きなのですけれど、相手と組んだ時に前に出る足の回転ですかねえ。

OG William Dunkle SanDiego State
 身長6-4 7/8 体重347ポンド
40ヤード5.44、ショートシャトル4.91、スリーコーン7.07、垂直跳び26インチ、幅跳び7フート11インチ、ベンチプレス25回
 1年目はレッドシャツで過ごし、2019年に1年生で12試合出場、2年生は5試合出場、コロナ感染で3試合欠場しています。3年生は14試合出場でMountain West Conference(MWC)のファーストチームに選ばれています。
 1試合ハーフまで見ましたが、特別何かは無い感じと言うか、ランブロックで横を素通りされたり手の使い方が上手くのかもしれません。腰が高いですね、フットワークはドタバタしています。

WR Britain Covey Utah Utes
 身長5-8 体重169ポンド
(プロデイ)40ヤード4.5、ショートシャトル4.09、スリーコーン6.73、垂直跳び32インチ、幅跳び9フィート10インチ
 Utah大に進学後2015年に12試合出場後、モルモン教布教の為にチリに2年間滞在しました(父親がBYU出身で布教活動をしているそうです)2018年に2年生として戻ってきて13試合出場60レシーブ637ヤード1TDを記録、3年生は18年に負った膝の怪我の為に4試合出場で10レシーブ77ヤードでメディカルレッドシャツとなりました。2020年に2度目の3年生としてコロナで短縮されたシーズン4試合出場で19レシーブ264ヤード3TD、リターンではPRで平均16.1ヤードを記録しています。4年生は14試合出場で52レシーブ514ヤード3TDとPRで平均14.7ヤードを記録しています。
 2年間のモルモン教布教、1年怪我で25歳のルーキーとなります。WRとしては平凡です、リターナーとして特別なすトレードスピードは無いように見えます。狭い所での機敏さとフィールドビジョンですかね、タックルに来る間合いをほんの少しの横移動で外すようなプレイがビックリターンを産んでいます。

 Carson Strongが膝さえ健康なら本当に1巡有ったかも。と思わせるパスを配給しています。NFLで使えるようだとTony Romo以来の拾い物になるかもしれません。

ルーキーFA,DBだけ

2022-05-02 13:02:00 | ドラフト
 ルーキーFAとの契約が進んでいます。ドラフト始まる前は6人くらいしかルーキーFAと契約する枠が無い。みたいなデータを目にしていましたが、ドラフト権減らしたからか11人と契約したようです(トライアウトが混ざってる人数かもしれません)ドラフト組と正式に契約するたびに人数減らすことになるのかもしれませんけど。

 順番普段と違いますけれど、まずはDBから見たい所です。

CB Mario Goodrich Clemson
CB Josh Jobe Alabama
CB Josh Blackwell Duke
S Reed Blankenship Middle Tennessee State

 4人契約しましたが、GoodrichとJobeはドラフトされてもおかしくない選手です。

 Mario GoodrichはMissouri州出身で高校j代はDB/WRでプレイしています。Clemson大進学後、1年生から14試合に出場7タックル3PDを記録、2年生は13試合出場で7タックル3PD1INT、3年生は8試合出場4先発で13タックル3PD2INT、4年生で先発に固定されて12試合出場42タックル12PD2INTを記録ACCのファーストチームに選ばれています。
 コンバインでは身長6-0 1/4 体重191ポンドで40ヤード4.52を記録、肋骨の怪我で他の種目は計測していません。プロデイでは15ポンド増やして(これが陸上体形で40ヤードを出すためにコンバインで無理な絞り方したのか、怪我の影響によるものかは不明)40ヤード4.56、垂直跳び31インチ、幅跳び10フィート2インチを記録しました。
 ショートからミドル向けのゾーンカバー向き、ランに対するタックルは上手い。一回抜かれると追いつけない、ディープパスの落下点の予想が下手。などの評価が有ります。
 2試合ハーフまで見ました。ランプレイ時のWRとのブロックで押されないパワー、タックル時にHit or Missの頭から飛び込む形ではなく、手を広げて腰に絡みつくCBとしては珍しいくらいに正統派です。
 パスカバーはフェードとかサイドラインで1対1にされるとスピード足りない面が見えます。逆に内側へのルートでは味方との連携する頭の良さを感じます。運動能力は特筆するほどでないのがドラフト漏れの一因でしょうか?

 Josh JobeはFrorida州出身で高校からDBでプレイしています。Alabama大進学後1年生から14試合出場で8タックル1PD、2年生は12試合出場で28タックル4PD1INTを記録、3年生は13試合出場で55タックル11PDを記録、4年生で12試合出場38タックル6PD2INTを記録しています。
 スカウティングコンバインで身長5-11 1/2 体重189ポンドを計測しますが、つま先の怪我(シーズン途中からの怪我だったようです)で測定種目はすべて未計測です。
 長所はWRのランブロックに勝てる、競り合いの前の(並走中の)押し合いに強い。短所は腰が硬くターンで置いて行かれる、スピードで負けると掴む。
 2021年の2試合をハーフまでと2020年のハイライトを見ました。21年は怪我を負いつつのプレイだったようなので20年も見ましたが、20年の方が圧倒的に動きが良いので、そっちでの評価にします。
 足の回転が良くて、スピードは平均ですが良く食らいつくカバーの印象です。ターンやバンプ後の方向転換は確かに硬いです、その後詰める加速も平凡だと思いますが、最後の最後に出す手の使い方が良い(上手いとは違うのですけど、頑張ってる)

 この2人とも、ドラフト候補で5-6巡くらいの評価を得て居たりしていました(漏れる、と言う評価の所もいくつもありました)漏れた時点で怪我やサイズ、スピード、伸びしろのような部分が懸念されたのでしょう。それでも、今年のCB陣なら4-5番手として残る可能性は十分に有ると思います(Zech McPhearsonよりレベルの高い地区で戦い続けてきています)

 Josh BlackwellはGeorgia州出身で高校時代DBとリターナーでプレイしています。Duke進学後は2017年レッドシャツで過ごして18年に1年生として13試合出場28タックル6PD、2年生は10試合出場29タックル7PD、3年生では膝の怪我をして2試合出場4タックルに終わり、4年生は12試合出場35タックル7PDを記録しています。
 スカウティングコンバインには招待されず、プロデイで身長5-10 3/4 体重183ポンド、40ヤード4.34、ショートシャトル4.31、スリーコーン6.75、垂直跳び37インチ、幅跳び10フィート10、ベンチプレス11回を記録したようです。プロデイの計測ですが40ヤード4.34と幅跳び10フィート10インチはなかなかの数字です。
 長所はリターンもやれるスピード、方向転換後の加速。短所はバックペダルがぎこちない、CBに必要な経験と技術が乏しい。
 試合を見たいのですが、膝を怪我する前の短いハイライトしか見つからず、Dukeの試合を見てもダイジェストで、結局良くわかりませんでした。
 リターンしてる時のハイライトなので、スピードに乗ったらすごく速い。抜かれても後ろから追いつく。速いしかわかりません。

 Reed Blankenshipは高校時代RB/QB/DBとしてプレイ、2017年にMiddle Tennessee大進学後1年目から試合に出場し68タックル2PD2INTを記録、2年生では13試合出場107タックル11PD4INTを記録3年生シーズン途中に足の骨折で7試合出場58タックル5PD2INTに終わり、翌2020年4年生で9試合出場76タックル1PD、5年目は9試合出場81タックル8PDでした。
 スカウティングコンバインには招待されず、プロデイで身長6-0 3/4 体重203ポンド、40ヤード4.55、ショートシャトル4.22、スリーコーン7.09、垂直跳び33インチ、幅跳び10フィート1インチ、ベンチプレス15回を記録しました。
 長所、ランプレイ時のサポートが早い、ボールが落ちてくる場所の判断。短所、バランスを崩す場面が有る、ミスタックルが多い。
 試合は見つからなかったのでハイライトを2つ見ました。40ヤードの4.55よりも速く見えますね、ランプレイ時の詰める判断が早いです(ハイライトですから)もともとスキルポジションだった事から来るのかボールの扱いが上手いです。ゾーンカバー時のプレイはハイライトだとわからないです。
 頭が良い選手に見えます、フィジカルに限界はあると思いますがSの4番手5番手争いでST能力込みで生き残るかもしれません。

 CBの2人は有名校のスターターですし、4番手5番手で残るかもしれません。だとしても、CB2の決め手ではないですね・・・
 SのBlankenshipはスターターと言うよりもSTで頑張って、と言う感じでしょうか。

6巡198i位TE Grant Calcaterra

2022-05-01 10:24:00 | ドラフト
 6巡198位での指名はSouthern Methodist大(SMU)のTE Grant Calcaterraを指名しました。
 California州出身、三つ子として生まれたようです。高校からTEでプレイしています。Oklahoma大に進学後レッドシャツ無しで1年生からプレイし14試合出場で10レシーブ162ヤード3TD、2年生は14試合出場26レシーブ396ヤード6TD、3年生の2019年に5試合出場5レシーブ79ヤードを記録したところで重度の脳震盪で出場できなくなり、翌2020シーズンは全休しています。
 Aubum大に転校予定でしたが誘ってくれたコーチが解任された為に2021年SMUに転校、12試合に出場し38レシーブ465ヤード4TDを記録しました。

 スカウティングコンバインで身長6-3 7/8 体重243ポンド
 40ヤード4.62、ベンチプレス20回を記録、プロデイでショートシャトル4.3、スリーコーン7.09、垂直跳び32インチを記録しました。

 長所
手の使い方が上手く、ブロックを抜ける
ランプレイのフットワークが良く相手を漏らさない
キャッチ後の立て直しが素早い
 短所
脳震盪歴
マンカバーを抜くだけの速さは無い
NFLでレシービングTEと言われる運動能力ではない

 ハイライトとTulane戦を見ました、ミドルでゾーンカバーを打ち負かすタイプのレシーブ型ですね。
 機動力としては特別速くないです。LB相手ならばマンカバーでも勝てています(NFLレベルでこれが出来るか???ちょっと難しいかもしれません)ゾーンを縫うのは得意そう。
 ブロックでDEを推せるパワーは無いですね。パスプロテクトは押されつつなんとか抜かれない(とても怪しい)と言った感じです。

 TEと言うよりはFLの2番手(レシーブ時)と言う感じですかね。
 TEの層の薄さを考えれば、TE全体の2番手3番手を争う事になるでしょう。