-Eaglesから見た今年のドラフトの注目点をあげていきます
1 Marcus Mariotaを取れるのか?
私は無理だと考えています。Nick Foles+来年の2巡でSam Bradfordを獲得しました。1巡1位のBradfordですがSTL時代は2流としか言いようの無い実績しかなく、Chip KellyのシステムとLeSean McCoyのラン、鉄壁のOLに恵まれたものの歴代3位のQBレーティングを叩き出したFolesの方がはるかにNFLに対応していました(ただ走れない)
このトレードがMariota取りの為かどうか、正直13ミリオンのキャップヒットするQBの実績ではありません。CLEが興味を持っていたと情報がありましたが、Bradfordにトレードの駒としての価値はほとんどゼロでしょう。強いて言えば2巡の最後くらい(これはニーズの問題なので何位、と言う物でもないですが)だと考えています。
と、言う訳でTENやTBからBradfordを手にいれろと言う指示があったならともかく、そうでないならばChipが使いたかっただけ。こないだも書きましたがそう推測しています。
そして、この推測が正しいならば、1巡3個程度の出費をしてMariotaを取りに行くはずがありません。TBやTENがトレードダウン希望ならともかく、20位+来年以降のドラフト権となると条件はかなり悪いです。
欲しいかどうか?これは教え子欲しいでしょうね。でも、取れるかどうか?これは相当難しい。確立は5%程度じゃないかと考えます。TBやTENとすでに話が出来ている可能性、OAK辺りとトレードが出来る可能性、スリップして10位くらいまでのアップで取れる可能性。どれも低そうです・・・
2 では1巡20位で誰を取るか
面接やワークアウトの一覧から考えれば、WR,NT,OLB,CBに重点を置いている。となります。
まずWRですがJeremy Maclin放出でWRの弱体化は大きな傷となっています。2年目のJordan Matthews、Josh Huffがそれなりに期待出来るとは言え、現状リーグ20位から25位程度のWR陣だと考えます。ただし、Chipが選んだ3人(Riley Cooperに5年契約を与えたのはChipです)ですからこの編成のまま行く可能性もあるでしょう。
そしてNT、NTで使うのかLDEにするのか?またはBinnie LoganをLDEに回すのか?(Loganは身長6-2ですが腕の長さは34インチ有りますからDEとしてOTの正面に立つ事も出来るでしょう)DLの強化を考えているのならば(先日書きましたがLDEのローテーション2人は来年UFAです)NTの1巡指名の可能性も有るかもしれません。ただ、面接をした1巡候補2人は20位まで落ちてこないと見られています。ですから、DL指名の可能性は低いと予想します。
OLBですが、Connor Barwinに文句は無いです。Brandon Grahamと4年28ミリオンで再契約した。これがスターター確約と素直に見るのか、もっと早く再契約できるはずなのにFA戦線初日に契約した事を予想外のプランBでキープしたと見るのか?ここは難しいところです。14ミリオンを保障したのですから2年はカット出来ないでしょう。1巡でOLB指名してGrahamをトレードと言う訳には行きません、そう考えると1巡でOLB取るのは考えにくいです。3番手不在の為にどこかで指名は有ると思いますけれど。
さらに、前々から話の有ったOregon出身でMIAのDion Jordanをドラフト下位指名権でトレード合意寸前まで行っていた。と言う情報が出てきました。これはDionが薬物検査に引っかかり2015シーズン全て出場停止と言うニュースが有ってリークされたのでしょう。ただ、この合意寸前が何時のものなのかは分かりません。Trent Coleを放出した時にはすでに確約があったのか、Graham以外のOLBを取り逃がしてGrahamと再契約した時から再度交渉したのか、それが分からないと評価が難しいです。
そしてCB、ここも今年のCBは一人抜けてて、2番手から6-7番手くらいの評価が割れています。マン、ソーン、プレスとシステムで能力を発揮できるか分かれる事も有りますけれど、今年のCB陣はシャットダウン出来る大物不在の印象です。言い換えればシステムに合う選手が落ちてくる可能性も有るし、案外システムに合う選手が早く消える可能性もあると言うことです。
シニアボウル、スカウティングコンバイン、プロデイ、そしてまた全部終わった最近と1巡中位の2番手グループ、2巡予想の3番手グループの評価が入れ替わっています。誰が残るのか予想難しいです。
最後のS、Landon Collinsが20位ならば丁度良いと見られているのですが、Mike MayockのビックボードでCollinsが32位に後退し、代わりにDamarious Randallが30位となっています。まあ、ロスター上で一番大きな穴はSSですから、S取るのは有りだと思います。ただ、面接状況などから可能性は高く無いでしょう。CB/Sタイプを取ってMalcolm JenkinsをSSコンバートかもしれません。
FAでオールプロを取り逃したのは誤算だったのかもしれませんが、その後誰も取らずに来たのが分かりません。バックアップとしても平凡な若手しか居ない状態を放置した理由の説明がドラフトで有ると良いのですけどね。
WRかCBで順当と言った所なのですけれど、WR3人の能力+Chipのお気に入り度、CB3人の能力+お気に入り度。この判定は難しいですね。と言うのも、WRは上記したようにChipが選んだ3人、CBもふつうに考えて一番致命的な2番手Walter ThurmondがOregon大出身で贔屓するでしょうから本当に難しい・・・・・・
誰を取るかとポジションの順番は別にして、私は1,2,3巡の3人でWR,CB,Sを指名する事を希望します。そして、その3人が指名順位の期待通り(1巡には即スターター、2巡もスターター、3巡はバックアップからシーズン後半スターター)活躍してくれればプレイオフに行けるチームが出来上がると考えます。
さあ、Chipが全権を握るドラフト、そしてChipがOregon大のHCとして実際に対戦したりリクルートでデータを見ている(来年の4年生も居ますけどね)最後の年代のドラフトです。ここでカレッジコーチの利点を活かして最高のドラフトをして欲しいものです。
1 Marcus Mariotaを取れるのか?
私は無理だと考えています。Nick Foles+来年の2巡でSam Bradfordを獲得しました。1巡1位のBradfordですがSTL時代は2流としか言いようの無い実績しかなく、Chip KellyのシステムとLeSean McCoyのラン、鉄壁のOLに恵まれたものの歴代3位のQBレーティングを叩き出したFolesの方がはるかにNFLに対応していました(ただ走れない)
このトレードがMariota取りの為かどうか、正直13ミリオンのキャップヒットするQBの実績ではありません。CLEが興味を持っていたと情報がありましたが、Bradfordにトレードの駒としての価値はほとんどゼロでしょう。強いて言えば2巡の最後くらい(これはニーズの問題なので何位、と言う物でもないですが)だと考えています。
と、言う訳でTENやTBからBradfordを手にいれろと言う指示があったならともかく、そうでないならばChipが使いたかっただけ。こないだも書きましたがそう推測しています。
そして、この推測が正しいならば、1巡3個程度の出費をしてMariotaを取りに行くはずがありません。TBやTENがトレードダウン希望ならともかく、20位+来年以降のドラフト権となると条件はかなり悪いです。
欲しいかどうか?これは教え子欲しいでしょうね。でも、取れるかどうか?これは相当難しい。確立は5%程度じゃないかと考えます。TBやTENとすでに話が出来ている可能性、OAK辺りとトレードが出来る可能性、スリップして10位くらいまでのアップで取れる可能性。どれも低そうです・・・
2 では1巡20位で誰を取るか
面接やワークアウトの一覧から考えれば、WR,NT,OLB,CBに重点を置いている。となります。
まずWRですがJeremy Maclin放出でWRの弱体化は大きな傷となっています。2年目のJordan Matthews、Josh Huffがそれなりに期待出来るとは言え、現状リーグ20位から25位程度のWR陣だと考えます。ただし、Chipが選んだ3人(Riley Cooperに5年契約を与えたのはChipです)ですからこの編成のまま行く可能性もあるでしょう。
そしてNT、NTで使うのかLDEにするのか?またはBinnie LoganをLDEに回すのか?(Loganは身長6-2ですが腕の長さは34インチ有りますからDEとしてOTの正面に立つ事も出来るでしょう)DLの強化を考えているのならば(先日書きましたがLDEのローテーション2人は来年UFAです)NTの1巡指名の可能性も有るかもしれません。ただ、面接をした1巡候補2人は20位まで落ちてこないと見られています。ですから、DL指名の可能性は低いと予想します。
OLBですが、Connor Barwinに文句は無いです。Brandon Grahamと4年28ミリオンで再契約した。これがスターター確約と素直に見るのか、もっと早く再契約できるはずなのにFA戦線初日に契約した事を予想外のプランBでキープしたと見るのか?ここは難しいところです。14ミリオンを保障したのですから2年はカット出来ないでしょう。1巡でOLB指名してGrahamをトレードと言う訳には行きません、そう考えると1巡でOLB取るのは考えにくいです。3番手不在の為にどこかで指名は有ると思いますけれど。
さらに、前々から話の有ったOregon出身でMIAのDion Jordanをドラフト下位指名権でトレード合意寸前まで行っていた。と言う情報が出てきました。これはDionが薬物検査に引っかかり2015シーズン全て出場停止と言うニュースが有ってリークされたのでしょう。ただ、この合意寸前が何時のものなのかは分かりません。Trent Coleを放出した時にはすでに確約があったのか、Graham以外のOLBを取り逃がしてGrahamと再契約した時から再度交渉したのか、それが分からないと評価が難しいです。
そしてCB、ここも今年のCBは一人抜けてて、2番手から6-7番手くらいの評価が割れています。マン、ソーン、プレスとシステムで能力を発揮できるか分かれる事も有りますけれど、今年のCB陣はシャットダウン出来る大物不在の印象です。言い換えればシステムに合う選手が落ちてくる可能性も有るし、案外システムに合う選手が早く消える可能性もあると言うことです。
シニアボウル、スカウティングコンバイン、プロデイ、そしてまた全部終わった最近と1巡中位の2番手グループ、2巡予想の3番手グループの評価が入れ替わっています。誰が残るのか予想難しいです。
最後のS、Landon Collinsが20位ならば丁度良いと見られているのですが、Mike MayockのビックボードでCollinsが32位に後退し、代わりにDamarious Randallが30位となっています。まあ、ロスター上で一番大きな穴はSSですから、S取るのは有りだと思います。ただ、面接状況などから可能性は高く無いでしょう。CB/Sタイプを取ってMalcolm JenkinsをSSコンバートかもしれません。
FAでオールプロを取り逃したのは誤算だったのかもしれませんが、その後誰も取らずに来たのが分かりません。バックアップとしても平凡な若手しか居ない状態を放置した理由の説明がドラフトで有ると良いのですけどね。
WRかCBで順当と言った所なのですけれど、WR3人の能力+Chipのお気に入り度、CB3人の能力+お気に入り度。この判定は難しいですね。と言うのも、WRは上記したようにChipが選んだ3人、CBもふつうに考えて一番致命的な2番手Walter ThurmondがOregon大出身で贔屓するでしょうから本当に難しい・・・・・・
誰を取るかとポジションの順番は別にして、私は1,2,3巡の3人でWR,CB,Sを指名する事を希望します。そして、その3人が指名順位の期待通り(1巡には即スターター、2巡もスターター、3巡はバックアップからシーズン後半スターター)活躍してくれればプレイオフに行けるチームが出来上がると考えます。
さあ、Chipが全権を握るドラフト、そしてChipがOregon大のHCとして実際に対戦したりリクルートでデータを見ている(来年の4年生も居ますけどね)最後の年代のドラフトです。ここでカレッジコーチの利点を活かして最高のドラフトをして欲しいものです。