イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

正体不明の男、その2

2007-04-30 07:42:11 | イーグルス
 最後、7巡236位はHawaiiのRB Nate Ilaoaを指名しました。

 5-8で255ポンドの豆タンクです、40ヤードは4,75と速くないのですが250ポンドとは思えない滑らかな動きでタックルを外す事ができるようです。パワーバックの割にパスキャッチ力が有り、最終年度は67レシーブを記録しています。
 175CMで113キロの丸っこい体でBrian Wsetbrookのようにスクリーンパスを流れながら受けれるのですから、サードダウンでの秘密兵器として使えるかもしれません。ハイライトフィルムだけを見るとTony Huntよりも全然良いRBに見えてしまうから不思議です、ダウンフィールドブロックの強いReggie BrownとHank Baskettを使いながら横に流れるプレイをさせても、350ポンドのC/FB Nick Coleの後ろを走らせるようなダイブプレイでも面白いでしょう。

正体不明の男

2007-04-30 05:38:05 | イーグルス
 6巡201位で指名したのは正体不明の元野球選手Rashad Barksdaleでした、Albany
出身でフットボールに転向したのは4年生の1年だけ、それまでは野球をやっていたそうです。6-2とスポイラには載っていますしDraft Countdownには5-11と載っています(正体不明ですから・・・)40ヤードは4,45程度でまっすぐを走るのは速いようですが曲がれるかは良く分からないようです(ベースランニング真っ直ぐですから・・・)2年位PSで寝かす必要があるでしょうし、どうなるのかは全く分かりません。6-2で4,45ならば面白い素材なのですが・・・。

4巡はStallworthと交換しました

2007-04-30 03:38:43 | イーグルス
 5巡159位はClemsonのCB/S C.J. Gaddisを指名しました。
 
 5-11 203ポンドとCBとしてはややがっしり型のようで、40ヤードは4,43、垂直飛び39インチ飛んでいます。サイズの割にスピードと瞬発力は有ると考えていいでしょう。そしてDBとしては出色のベンチプレス20回上げています、NFLではCBよりもFSで使ったほうが良いという意見も有るようです。
 課題だったDBのデプス問題を解決するという意味ではCB/Sで両方埋めにきました、デプス&ST要員としては悪くない指名だと思います。

 162位ではCincinnatiのTE Brent Celekを指名しました。

 6-4 255ポンドと平均的なサイズを持ち、40ヤードは4,70、そのほかのワークアウトも特筆すべき点が無いと言うよく言えば万能型のTEのようです。レシーブ型のTEのようでトップスピードよりもショートエリアのポジションでパスを受ける選手のようです。
 Trent Coleの後輩になります、ドラフト情報という意味では無名の選手ですが指名したのですからいい所が有るのでしょう。3番手のTEを狙うことになります。

ニーズには沿っているんですけどね

2007-04-29 13:31:58 | イーグルス
 3巡指名は2つです、DALとのトレードで得た87位はNebraskaのSLB Stewart Bradley、90位では地元Penn StateのRB Tony Huntを指名しました。

 Bradleyは6-4 255ポンドと今時のカレッジLBとしては大型です、しかし単なるランストッパーではなく、ショートエリアのゾーンカバーとブリッツを得意とするサイズとフットワークを兼ね備えた稀有な存在と評価されています。かつてのスターターCarlos EmmonsのようにTEに対するマークを任せる事を狙っての指名でしょう。トップスピードとタックルにやや問題があるようですが、TE対策が急務のチームにとってすばらしい指名をしたのではないかと思います。

 Huntは6-2 235ポンドの大型RBです、典型的なノースサウスランナーでパスを取るのは上手くありませんし、ブロックも体の割りに下手なようです。しかし、ショートヤードを確実に取るためのパワーとショートエリアでの加速を持っていて、Eaglesの欠点であるゴールラインオフェンスの改善に役立ってくれるでしょう。ただこの選手は評価が分かれる傾向にあり、2巡候補から4巡以下とするサイトまであります、パワーバックはスピードが無い分、良い悪いははっきり出ます。パスが取れないと言われるパワーバックですが、ショートエリア専門で使う分には大きな問題にはならないでしょう。


 1日目の指名はQB,DE,SLB,RBとなり、5巡指名を2つ、6巡、7巡を一つづつ残しています。ランストップも出来るDE、パスカバーの得意なSLB,ショートヤードを確実に取るRB,QB以外はちゃんとチームニーズに沿った指名をしました。DBを取らなかった事を除けば早くも遅くも無い順位で適切な選手を指名したのではないかと思います。QBが必要かどうかは評価の分かれ道になりますが、Reidはこのドラフトで一番欲しかった選手と言っていますし、2年後の2009シーズンにスターターに成ってくれることを祈りながら待つ事になります。2日目にDBをしっかりと補強してくれるならば、悪くない一日目だったのではないかと考えます。

パワー系DE獲得

2007-04-29 11:10:03 | イーグルス
 2巡57位ではNotre DameのDE Victor Abiamiriでした。6-4 270ポンドのがっしりした体格の持ち主でランパス両面に対処できる万能型のDEのようです。パスラッシュ専門のDEを好むJim Johnsonからすれば、かなりバランスの良い選手を獲得した印象があります。スピードで抜き去るよりも長い腕を使ったテクニックでOLを処理して進んでいくタイプのDEのようで、パワーもスピードも特筆するようなものをもっては居ないようですが、知的でランプレイでもOLの相手をするだけの技術を持っていると評価されます。シニアボウルで体格以上にパワーがあることを印象付けたとする評価もあります。
 チームが求めているLE候補としての指名でしょう、Trent ColeやJoqua Thomasがパスラッシュ専用ですし、次世代のDEグループを考えればバランスの取れた良い指名だと思います。問題はバルクアップする骨格ではないと言われている事と、パワーDEとしてはパワーが物足りないことでしょうか。下半身を強化できればLEのスターターになる事も考えられるでしょう、
 DBよりもDEを優先した事が正しいのかどうかはまだ分かりませんが、将来的なニーズに合ったいい指名だと思います。