イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

フルパッド開始

2014-07-30 15:37:00 | イーグルス
 キャンプ2日目ですが、書き終える直前にPCが固まる事故が有り、書き直す気力がなかったのでお休みしました。今から書く3日目の中に混ぜて書いときます。

 3日目は公開練習として本拠地リンカーンフィナンシャルフィールドで行われました。15000人が詰め掛けたようです。同時に、フルパッドでの練習初日となりました。
 大学を借りてのキャンプでは練習場を見学できたのですが、去年からチーム施設を使うようになり、見学施設が無い為に定期的にスタジアムでの公開練習をする事になりました。


 Marcus Smithがセカンドチームに昇格しています。が、Brandon Grahamを抜いた訳ではなくST要員でHOUから来たBryan Bramanの代わりにLOLBとしてConnor Barwinのバックアップに入っています。Trent Coleの後継としてROLBのセカンドチームに入る事を期待しますけれど、セカンドチームの左側と言う事はZach Ertzか(出場停止の為にセカンドチームに下がっている)Lane Johnsonが相手になります。Ertzに対するパスラッシュ・マンマークは機敏さの指標になるでしょうし、Laneを抜けるのか・パワーはどうか?ここも興味深いです。
 Smithの練習の記事を探しました。OLBグループの中では一番フットワークドリルなどで軽快な動きをしていると書かれています。7対7や11対11でセカンドチームに入っていたようです。
 少し気になるのは、練習としてやっているだけかもしれませんがスロットレシーバーのマンマークに付いた。と言うプレイが多く見られました。去年Coleが苦戦したOLBとWRのマッチアップを今年もやるのかな・・・・・・


 怪我人ですが、Bennie Loganがハムで休んだり別メニューだったりと始動が遅れています。ただ、怪我は軽いと注釈が付いてますから近いうちに復帰できるでしょう。重量級選手のハムは大概長引きますし、そう言う意味では軽症なのは幸いです。
 代わりにはDamion Squareがファーストチームに入っています。ルーキーBeau Allenはセカンドチームのようです。

 Rilay Cooperは親指の怪我でパスキャッチのような練習は休み、フットワークなどには参加している状態です。代わりにはJeff Maehiがファーストチームに入ったようです。
 こういう時にJordan Matthewsをファーストチームに入れてみて欲しいのですが、スロットとしての練習をまずやらせるのでしょう。

 Chris Polkは足を引きずっているとか、練習不参加など情報が一致しません。足の怪我が有るのは確かなようです。
 Julian Vanderveldeも怪我があったようですが、3日目の怪我人リストには無いので復帰したのかもしれません。
 Evan MathisがときどきCで練習をしているようです。去年もキャンプでやってましたし、Jason Kelceが怪我をした場合、MathisがCでAllen BarbreがLGのセットになるのかもしれません。


 Damaris JohnsonはKRでDarren Sprolesと争っているそうです。Damarisの記事は良いと言う記事とファンブルばっかりしてる、と言う否定的記事の両方を目にします。
 DamarisとSprolesがまっすぐ40ヤード走らせたら一番速いでしょうしKR候補になるのは当然なのですけれど、Damarisはミスが多いですからフルパッドでの練習でファンブルしない事が重用になります。


 Nate AllenとEarl WolffのSS争いとBradley FletcherとNolan CarrollのLCB争い。この2箇所がスターター争いの注目点になっています。AllenとFletcherが優勢のようですが、キャンプが始まって良い話を聞くのはWolffとCarrollです。
 プレシーズンゲームでのファースト・セカンドチームどっちで起用されるのか。今後も情報が入ってくるポジションになるでしょう。

1巡パスラッシャー同士の争い

2014-07-28 09:25:00 | イーグルス
 トレーニングキャンプが始まりました。初日の練習の記事から気になった所をいくつか書いてみます。


 Lane Johnsonが出場停止の間、RTに入るのはAllen Barbreになりそうです。初日のOLではRTのファーストチームにBarbreが入りました。そして、BarbreとRTを争うと見られていたDennis KellyはRGのセカンドチームだったようです、コーチ陣からKellyの評価が低いのを感じます。


 Jason PhillipsがセカンドチームのILBに入って、Marcus SmithはサードチームのROLBに入っています。
 ST要員として有能なPhillipsがILB4番手になるのかもしれません、Jake Knottが出場停止から復活した時にどっちが残るのか?と言う選択をする事になるのでしょう。
 Smithに関してはBrandon Graham以下と言う事ですかねえ。ここから追い抜いていく立場なので初日のポジションに大きな意味は無いかもしれませんけれど。



 Chipの記者会見から気になったのをいくつか

 Todd HerremansをRTに戻して、BarbreをRGに入れる事は考えないのか?と聞かれて、それはしない。とあっさり否定しました。
 そう言われると、Laneが来るまでHerremansはRTでBarbreはOGでした。でも、今のHerremansはOGの方が良いでしょうし、Barbreは去年LTで良いプレイをしています。


 今年はルーキーだけ3日早く集合して練習を始める事をしませんでした。ルーキーQBが今年は居ない事が大きな理由と答えています。Matt Barkleyの為に2日練習を増やす事(練習日数は規定されていて、ルーキーだけ特例で2日増やせます)が必要だと考えたそうです。
 初日の練習ではMark Sanchezがセカンドチームで全てのボールを投げたそうです(WRとかは適度に入れ替わったそうですが)Nick Foles>Sanchez>Barkleyで序列は固まっている。と地元紙でも評価されています。


 Andy Reidはコンタクト有りの激しいプレイをキャンプでも求めると言われていました。Chipは去年タックル無しのフラッグフットボールをキャンプでやったと言われています。
 今年もノータックルなのか?と聞かれて、そうするつもり。と答えています。LBはRBをDBはWRをタックルする練習は有る。それにプレシーズンゲームが4試合有る。とも言いました。
 つまりは、11対11でRBをヒットするような事はしないのでしょう。


 Laneはトレーニングキャンプ終了後、4週間の出場停止に入り。その間はチーム施設でのミーティングや練習施設を使う事は出来ない。ともChipは言っています。去年1年間隣のHerremansとプレイしているので大きな心配は無いでしょうけれど、キャンプでもBarbreとHerremansを並べるとなると、コンビネーション的な問題が少し出るかもしれません。

5人編成確定

2014-07-27 16:24:00 | イーグルス
 CB陣は総入れ替えに近い状態で迎えた2013シーズン。平均的スターターを揃える方針に切り替えています。Nnamdi Asomughaは引退、DRCはDENで復活しています。


 2013年成績
Cary Williams 16試合出場 16先発
67タックル 1サック 3INT 12PD

Bardley Fletcher 13試合出場 12先発
70タックル 2INT 15PD

Brandon Boykins 16試合出場 2先発
47タックル 6INT 16PD

Roc Carmishael 13試合出場 2先発
16タックル 4PD

Curtis Marsh 2試合出場


 中堅を並べる布陣でしたが、デプスが薄く怪我人が出た時は能力が極端に低下しました。スターター3人が並んだ時はまずまず機能しましたが、エースWR相手にSのフォローが必要になり全体のバランスを崩す要因にもなりました。


FAで加入 Nolan Carroll
ドラフトで指名 Jaylen Watkins


 FA加入選手の2013年成績
Nolan Carroll 16試合出場 12先発
47タックル 2サック 3INT 11PD


 平均的能力の選手をまた2人入れました。エースが一人居るとSの負担が軽くなるのですけれどね。


 現在契約の有る選手
Cary Williams 29歳 契約残り2年
Bradley Fletcher 28歳 契約最終年度
Brandon Boykins 24歳 契約残り2年
Nolan Carroll 27歳 契約残り2年
Jaylen Watkins 22歳 契約残り4年
Roc Carmichael 25歳 契約最終年(終了後RFA)
Curtis Marsh 26歳 契約最終年


 RCBとしてランサポートとパスカバー両面で計算が出来るCaryは縦のスピードが少し足りない以外に問題はありません。
 プレスで止めるかクッション取るか、クッションを取っている時のほうが嫌な相手と対峙している様に見えます。抜かれるよりはずっと良いのですけれど、ショートフリーパスな時間が有るのは気になる所です。


 ライバル加入でスターター争いが激しくなるFletcherですが、春の段階ではファーストチームでした。
 スピード、サイズ、カバー技術、すべてが並でバランスは取れています。2番手CBであれば十分な能力だとは思うのですけれど、エースをカバーするには足りません。元々マンカバーで押さえ込むシステムではないのですけれど、もう少し何か武器を持たないと厳しいです。


 ニッケルCBとして6INTと才覚を見せつつあるBoykins、ルーキーシーズンもボールが手に付かないだけのINT未遂は何度も有りました。
 カバー技術が特別高い訳ではないと思うのですが、良い場所に居ます。ゾーンで待っている時に良い仕事をする選手なのでしょう。
 LCBのスターター争いから弾かれた方とニッケル・ダイムの3,4番手争いをするのか、ニッケルはBoykinで固定なのか、ここもキャンプで見たい所です。


 MIAでスターター経験は有るものの、去年は3番手だったCarroll。この経歴はFletcherに似ています。まあ、ライバルの質を考えるとDimitri Pattersonに負けたCarrollの方がレベルが低いように見えます。
 デプス補充として取るような選手ではないですし、LCBのスターターを争う事になります。どちらにしても去年より悪くなる事はないのですから、競争が激しくなるのは良い事です。


 CBとS両方の経験が有るWatkins、最初はニッケル・ダイム要員になるようです。と言っても、上記4人は全員スターターでプレイ出来る選手ですし打ち破ってプレイタイムを得るのは簡単ではないと思います。


 怪我人が出た時に穴埋めをしたCarmichaelですが、今年のデプスの厚さでは生き残りは難しそうです。PSにも戻れません。


 RBからのコンバートからもう4年が過ぎました。運動能力を買われての3巡指名でしたが、完全にはずれでしたね。



 エース不在の中堅軍団と言う傾向が更に強くなりました。デプス不足で怪我に苦労した為にデプスは補強しましたが、プロボウル級WRとのマッチアップには苦労するでしょう。
 素直に5人が残り、PSにCBは置かない。CBに関してはこれで硬いと思います。

3-4じゃなくてMLB+1

2014-07-26 08:00:00 | イーグルス
 あ、キャンプ始まっちゃう・・・


 現地の金曜日に全員が集合し、土曜日からキャンプが始まります。


 4-3から3-4に移行したのは悪影響と見られたILBコンビですが、安定のDeMeco Ryans・軽快に動くMyChel Kendricks。良いコンビが出来上がりました。


 2013年成績
DeMeCo Ryans 16試合出場 16先発
127タックル 4サック 2INT 7PD

Mychel Kendricks 15試合出場 15先発
106タックル 4サック 3INT 4PD

Najee Goode 14試合出場 1先発
21タックル 1サック

Jake Knott 12試合出場
8タックル

Casey Matthews 16試合出場 1先発
11タックル

Emmanuel Acho 6試合出場
2タックル


 契約などの入れ替え無し

 スターター2人は固まっていて、ST兼用のバックアップ陣に若手が並びます。補強無しで十分なユニットですし、DeMecoの後継者は来年ドラフト指名で十分なのでしょう。


DeMeco Ryans 30歳 契約残り2年
Mychel Kendricks 23歳 契約残り2年
Najee Goode 25歳 契約残り2年
Jake Knott 24歳 契約残り2年(終了後RFA)
Casey Matthews 25歳 契約最終年
Jason Phillips 28歳 契約最終年
Emmanuel Acho 23歳 契約残り2年(終了後RFA)


 HOU時代の契約が毎年7ミリオン近くなり、衰えたらカットの危険性も出始めているDeMecoですが、HOU時代上手くやったとは言えない3-4ILBへコンバート、2度目は上手くこなしました。
 中央にどっしり構えるスタイルは4-3MLBとあまり役割変更が無い。この事がうまく言った一因でしょうし、リーダーとしての役割も担っています。


 TEへのカバーもするし、インサイドブリッツ要員として飛び出しもする。縦横に走り回りました。
 ランプレイに関してはDLが負けたらそのまま押し流される、パワー不足は予想通りの欠点として残りますがこれは4-3WLBなので仕方が無いでしょう。
 MLB DeMecoの相方と言う独自のILBシステムと考えた方が良いのかもしれません。


 怪我人が出た時にはスターターでもプレイ出来る所を見せたGoodeはTBをカットされ拾われて開花しました。カバー2と3-4ILBですから役割は全く違いますし、環境が変わって上手く行くパターンだったのでしょう。
 ただし、チームに必要なのはDeMeco側の後継者。3番手としては良いのですけれど、Kendricksと並ぶのは軽すぎて嫌な感じです。


 3-4ILBらしいどっしりしたLBなのがKnottです。ルーキーFAですがプレシーズンゲームで活躍してセカンドチームに抜擢されました。
 スピードを落とさずにバルクアップが出来ればランストップ側のILBとしてこれからも育成されていくでしょう。
 禁止薬物使用違反で4試合の出場停止処分を受けています。


 いつのまにかST要員として地位を作っていたCaseyですが、デプスの充実で今年はカットの危険性が増しました。
 LBとしてはOLB,ILB両方で中途半端、良く言えばLB4箇所全部でプレイ可能です。9番目のLBでST兼任枠に入れるか微妙な所だと考えます。


 PhillipsはILB兼ST要員として契約しましたがACLでIRしています。完治していればILB兼STの枠を争う能力は持っていますし3-4ILB経験豊富です。


 プレシーズンゲーム良いプレイをしていたように見えたのにカットされてしまったAcho。その後NYGと契約しましたがすぐにカットされてから再契約しています。



 DeMecoが7ミリオンに見合うか?これは入れ替えようが無いので使い続ける事になるでしょう。若手に良い選手は居ますが、代わりにスターターに据えるには安定感と言うかどんな相手でも良いプレイが出来るのか?と言う点に不安が残ります。
 Kendricksにサイズが無いのは変えようが有りません。去年は3-4と言うよりも3-3(1)で自由に動くLBのような(1)をやっていた印象です。DeMecoとKendricksのコンビ向けにアレンジしたシステムと言えるでしょう。動けるKendricksの代役も居ませんし、MLB的動きで中心になるDeMecoの代役もなかなか見つからないでしょうね。
 誰が残るか読めない、誰をカットしても勿体無いと思う事になりそうな残り全員。Goodeが3番手でしょうかね、Kendricks側のバックアップを今年も勤めると予想します。
 DeMeco側ではKnottがベストだと思っていたら出場停止・・・Phillipsが実績では一番ですけれど誰が選ばれるかは予想不可能な状態です。

 LBはSTの中核でも有りますし、LBとしての能力とSTでの貢献度チーム事情に左右されるポジションなので、53人中50人くらい決まった後にST枠がどれだけ残るかで人数が変わります。ポジション毎の予想が終わってから数えなおす事になります。

3-4OLBへの移行期

2014-07-25 08:10:00 | イーグルス
 Lane Johnsonの薬物使用違反、どうやら風邪薬とかの医療用の薬の中に禁止薬物が入っていたのが検出されたようです。普通、トレーナーなどから禁止薬物の誤検出が無いように処方された薬や、余計な補助薬物が入っていないプロテインを支給されているはずなのですし、一般の薬局などで買える薬は使わないと思うのですけれどね。



 Trent Coleの年齢と契約から2014年がEaglesでの最後の年。そうなる可能性は2年前から指摘されていましたが、1巡指名でMarcus Smithを指名した事でその可能性はさらに高くなりました。

 2013年成績
Trent Cole 16試合出場 16先発
56タックル 8サック 3PD

Connor Barwin 16試合出場 15先発
59タックル 5サック 1INT 10PD

Brandon Graham 16試合出場
19タックル 3サック


 ここも怪我人がほとんど出なかったので最低限の人数で賄った1年を過ごしました。3-4の主役OLB陣として合計16サックは寂しい数字です。
 パスラッシュ強化が必要で、GrahamとDion Jordanのトレードの噂が何度か出たりしていましたが、結局1巡指名を使いました。


FAで獲得 Bryan Braman  Josh Kaddu
ドラフトで指名 Marcus Smith

 FA加入選手の2013成績
Bryan Braman 16試合出場
8タックル


 1巡でパスラッシュもパスカバーも出来ると見られているSmithが入りました。高年齢高年俸のColeの後継者としての指名なのは明らかです。
 今年のロスター争いで言えばGrahamの方がピンチかもしれません。4-3DEに戻した方が本人も幸せだと思いますけれどね。


 現在契約が有る選手
Trent Cole 31歳 契約残り4年
Connor Barwin 27歳 契約残り5年
Marcus Smith 22歳 契約残り4年(オプション有り)
Brandon Graham 26歳 契約最終年
Bryan Braman 27歳 契約残り2年
Travis Long 23歳 契約残り3年(終了後RFA)
Josh Kaddu 24歳 契約残り3年



 大きくない体でも対面のOLを押し込む技術は天下一品なのですが、OLを処理した後の加速に衰えが見え始め3サックに終わった2012シーズン、(押し込み型DEには)どう考えても向いていない3-4OLBへのコンバート。
 不安視された13シーズン序盤、スロットレシーバー相手のパスカバーまで命じられ、おぼつかない足取りで動く姿は見ていられないものが有りました。
 ディフェンス全体のシステム修正が入った後半8試合で8サック、OLBとしての慣れと前を向くようにシステム変更された事で蘇っています。
 しかし、2015年以降跳ね上がるキャップヒットと年齢、そして後継者の指名。Cole最後の年になる可能性は低く有りません。


 HOUで3-4経験の有るBarwinは11サックを記録した事も有るのですが、パスカバーも出来る万能性でTEの相手をする事が増えました。「パスラッシュが出来ると期待している」入団時のコメントがかわいそうに思えるほどパスカバーで後ろに下がる使われ方をしました・・・
 今年もTEの前に立つのでしょう、ややランディフェンス時のパワーが足りない以外に欠点の無い(今時のTEをカバー出来るのは凄い長所)万能型。10PD以上にボールを叩き落としている印象を持ちます。


 1巡指名のSmithがどれほどのものか?右なのか左なのか?フルパッドでJason Peters相手に勝負出来るのかという非常に簡単な試験が待っています。
 Coleの後継者としての指名でしょうけれど、パスカバーが良ければBarwinと左右入れ替えの可能性も残ります。TEの相手と言う点でも万能型Brent Celekとレシーブ型Zach Ertzが居ますからNFLで通用するかはすぐに分かるはずです。


 4-3DEが本職のGrahamはニッケル時4-2-5でDEに入りました。しかし、後半3-3-5ニッケルを多用するようになりVinny Curryにポジションを奪われました。3-4OLBが出来ないと言う事は無い経歴(高校時代全米トップクラスのMLB)なのですけれど、OLBとしては動きが重過ぎます。
 NFLのプレイに慣れたルーキーシーズン後半ACLで離脱、リハビリで2年目も不調。Jason Babinからスターターを奪った3年目、4-3から3-4移行で出番を失った4年目・・・良くなってくるとアクシデントが待っている。運の無さを感じます。


 LBとしてよりもSTで素晴らしい仕事をしてきたBraman、またHOUから一人やってきました。
 OLBとしてプレイタイムが有るかどうか、FAで来た時はHOUで3-4経験が有ると言われましたが、Smith指名でトーンダウンしています。ST専用でも、これまでのSTエースColt Andersonとの入れ替えですしカットされる事はないでしょう。


 ルーキーFAとして去年のキャンプが始まってから入団した(ドラフト後にどこからも声が掛からなかった)Longですが、PS争いでEmmanuel Achoらに勝ちました。2年目を迎える今年、OTAで最も目立った若手と言う評価を受けるようになりました。
 AchoカットでLongをPSに残した時に???となったのは覚えているのですけれど、どういう選手だったのか覚えてないです。地元紙の記者が注目しているのですから良い所が有るのでしょう。


 OregonからMIAで2年過ごしたKadduと1月に契約しています。5巡指名でファイナルカットに残ったようなので、PS暮らしの選手よりは期待出来るかもしれません。


 ロスター残留が確実なのはBarwinとSmith、8サックを記録したColeも大丈夫でしょう。OLB4人目の枠をGrahamと若手が争う形でBramanはST専用枠。
 BramanがOLBで試合に出れるようだとGrahamカットで若手を残すような判断になるかもしれません。OLB4人目とBramanの扱いはキャンプからプレシーズンゲームの内容で大きく変化する気がします。
 
 今年がキャップヒット6.6ミリオンでカットした際のゴーストが4.8ミリオン、来年になると11.6ミリオンのキャップヒットでゴーストは3.2ミリオンになるColeにとってEaglesでの最終年度になる可能性が高いシーズンになります。
 最古参のColeやHerremansにしてもスーパーボウル進出後の選手なのですが、Andy Reid時代のにおいがする最後の年になるのかもしれません。