イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Sheppard復帰

2006-09-30 04:27:48 | イーグルス
 木曜日の練習からDante Stallworthが練習に復帰し、Brian WestbrookとBrian Dawkins,Lito Sheppardが金曜日の練習に参加しました。Roderick HoodだけがSF戦後の練習に参加していないことになります。

 試合直前の練習だけしか参加しなくなってしまったWestbrookですが、試合ではそれなりの結果を出していますし膝の炎症の悪化を避ける事を最優先するやり方で問題は無いと考えます。嫌でもランの比重が増える冬が来るのですから出来うる限り無駄にすり減らす事は避けなければなりません。とはいえ、いつパンクするか分からないWestbrookのスペアには大きな問題を抱えたままです。
 Correll BackhalterはNYG戦で6回6ヤード、SF戦でも5回16ヤードと結果を出していません、何度も膝を壊して能力が落ちて居るのは仕方が無いですから、Buckhalterが出てきたらばランが来ると思わせない工夫が必要です。パスも取れるパワーランナーがBuckhalterの売りなのですから、余裕が有る時には出来る限りパスターゲットとしても起用する事を印象付けるような使い方をするべきです。
 Ryan Moatsもファンブル癖が有る為か2年目の今シーズンもあまり使ってもらえません、去年Westbrookの負傷後スターターとして良い仕事をして居るのですからもっと信頼しても良いと思います。MoatsとWestbrookがプレイタイムを分け合うようになればかなり楽なローテーションをする事が出来る筈です。

 開幕戦で足首を捻挫したSheppardが3週間ぶりに練習に復帰しました。その間代役としてLCBに入ったHoodは2試合連続で途中退場と怪我を抱えていてGB戦の出場が危ぶまれている状態です、好調のDonald DriverとのマッチアップをJoselio Hansonに任せるのは危険ですから、万全では無いでしょうがSheppardを復帰させる事にしたのでしょう。SF戦で無理をして怪我を悪化させたHoodと今週無理をする事になるSheppardの2人に少し良くなっては無理をして怪我を悪化させる事を繰り返させるのは避けるべきなのでしょうが、そうも言ってられない現状では目の前の一戦に勝つ事を繰り返す他無いと言う事なのでしょう。
 Dawkinsの脳震盪はGB戦には出場すると本人が言い続けていましたから重症ではなかったのでしょう、予定通りの練習復帰です。

 太股の怪我でSF戦を回避したStallworthも状態は良いようです、やはりHank Baskettにはスピードが無いですし、Greg Lewisに大きな期待は出来ません。逆サイドのReggie BrownがCharles Woodsonのマークを受ける事が予想されるので、Al Harrisが相手ならばスピードで利の有るStallworthが縦にストレッチする事が重要になります。(この試合に関してはWoodsonをStallworthにHarrisをBrownに付けた方が良いと思いますけど)

Kearse手術成功

2006-09-29 00:19:35 | イーグルス
 NYG戦でEli Manningをサックした際にMike Pattersonと交錯して左膝の靭帯を3本損傷したJavon Kearseの手術は成功しました。元々今回の怪我は手術の必要が無いかもしれないと最初の診断で言われていて、それほどの心配はしていなかったのですが診断の通り軽症だったようです。3ヶ月から4ヶ月程度で回復するようで、すでにIRリストに登録しているので2006シーズンは終わりましたが、来年春のミニキャンプには最初から参加できる見込みです。
 2002年に右膝の手術を受けていて、その時の後遺症を考慮して今は右膝に負担の少ない左側で起用されて居るのですが、今回左膝の手術を受ける事で30歳になるKearseをカットするのではないかと言う噂も出ていました。今回の手術は成功したようですが、去年のルーキーファーストチームのTrent Coleが3試合で5サックと好調ですし、Darren Howardも加入しました。Coleがスターターに昇格してそれなりの成績を残した場合にはKearseを解雇すると言う話が再燃するかもしれません。 16ミリオンものサインボーナスを支払っているのでカットしにくいのですが、ベースサラリーも4年目になる来年辺りから高騰してきます。そういう意味ではColeの成長、FA,ドラフトの結果次第ではKearseを解雇する可能性は十分に有ると考えます。

DB陣回復中

2006-09-27 02:53:24 | イーグルス
 SF戦ではDB陣が4人も退場してしまい、ロングパスを貰うなどディフェンスが崩壊しそうになりました、幸い怪我の程度は軽くそれほど心配する必要はないようです。
 足首の捻挫で2試合欠場していたLito Sheppardに練習復帰の目途が立ちました、GB戦に出場するかは分かりませんが大分良くなってきたようです。序盤の山場になるDAL戦に間に合うように帰ってきてくれる事を期待します。
 SF戦の途中脳震盪で退場したBrian Dawkins、最後のプレイで太股を打撲したMicheal Lewisは軽症のようですし、Sean ConsidineはMRI検査の結果 腰の状態は悪くないようです。足首の捻挫でNYG戦途中退場してSF戦に強行出場したRoderick Hoodは怪我を悪化させて退きました、とはいえGB戦を欠場するような状態ではないようです。
 怪我が相次ぎNYG戦を落とす一因にもなりましたが、DB陣に回復の目途が立ちました。

 プレシーズンゲーム緒戦以来 怪我に悩まされ続けているBrian Wesrbrookですが、SF戦もフル出場していますし心配する必要も無いようです。NYG戦後に練習を休む原因だった膝の状態は良くなってきているようですが、怪我から開放される事は無いでしょうから今後も怪我との戦いは続く事になるでしょう。

 Darren HowardはSF戦前の練習で膝を痛めていましたが、SF戦での動きの良さを見る限りでは大きな影響は無さそうです。去年手術した方の膝なのかは分かりませんが、最近怪我に悩まされる事が増えたHowardですから少し心配です。Javon Kearseを失っていますし、もう一人失うわけにはいきません。

 肩を怪我しているL.J Smith、太股を怪我しているReggie BrownはSF戦活躍していますし、開幕から2試合欠場していたReno MaheもPRの動きは悪くないように見えました。

 SF戦を欠場したDante Stallworthの太股の痙攣がGB戦を欠場する必要が有るのかは不明です、先週は金曜日まで練習に参加していましたし重症では無いと思われます。StallworthもNFL入り後2年間怪我が相次ぎました、怪我に弱いようですし長引かないと良いのですが。

 TraもSF戦で足を怪我したようですが、長引くような怪我ではないようです。持病の椎間板ヘルニアや血栓の再発には注意が必要ですが、場所が違いますから心配は要らないと思います。

 Kearseのシーズンエンドは大きなダメージですが、他の怪我人は回復傾向に有ります。終盤のスケジュールが厳しいですし、健康なまま序盤・中盤を乗り越える事が重要になります。 

DB壊滅状態

2006-09-26 06:09:11 | イーグルス
 SF戦は38-24で快勝しました、危なげない勝ち方でしたが一瞬NYG戦の繰り返しになりそうな場面もありました。

 オフェンス Donte Stallworthが金曜日の練習を欠席したのは知っていたのですが、NYG戦で痛めた怪我はそれほど重症では無いと聞いていたので欠場するとは思いませんでした。Hanl BaskettがSEのスターターで出場しています。いきなりフリッカーからロングパスを成功させました、いきなりロングパスはAndy Reidの良くやる手ですがフリッカーは珍しいです、RBに投げさせるのは結構やるんですけどね。パスプロテクトはブリッツが入らない時はほぼ完璧でした、予想通りと言うか相変わらすインサイドからブリッツが入ると対処が悪いです、Shawn Andrewsのフィールドビジョンの悪さも相変わらずです。Donovan McNabbは今週も好調を維持しています、場面毎にパスの種類を変える余裕が有りました。Reggie BrownはStallwoth欠場した分の穴を埋める働きをしています、ショートエリアの密集に飛び込む時のパスキャッチに成長が見られますし、ダウンフィールドブロックの強さは今後も大きな助けになるでしょう。
 ブリッツの反応は相変わらずですが、ランブロックではAndrewsのワンマンショーでした。3-4でILBの相手をする事が多かったのも有るでしょうが、常にブロックで相手を押し潰して大きな穴を開けていました。Brian Westbrookのスピードは際立っていました、インサイドアウトサイド両面でスピードとステップでタックルを交わし続け、ハンドオフで相手を弾き飛ばす珍しい場面も見れました オフェンスに関しては問題点はほとんど有りませんでした。

 ディフェンス Javon Kearseの離脱で再編成したDLのパスラッシュが心配されましたが、それなりにプレッシャーを掛ける事が出来ましたが、これまでの2試合と比べれば迫力不足だったのは事実です。チャンスを貰っているJuqua Thomasが良い動きを見せていますがKearseの穴を埋めるのは難しいでしょう。ランディフェンスも無難にこなしました、結果として120ヤード走られていますが心配するような状態では有りませんでした。足首の怪我でダウトフルだったRoderick Hoodが強行出場して奮闘しましたが、カットに付いていけずにランブロック時にパンケーキされて怪我を悪化させています。Brian Dawkinsは脳震盪、Sean Considineは腰、Micheal Lewisも脳震盪で退場しています。重症では無いと思いますが、DBの怪我の多さは問題です。Sheldon Brown,Joselio Hanson,Quintin MikellにLewisの4人でDBグループを組んでからはパスカバー能力が極端に低下しました。
 第3Qにパスラッシュが掛からなくなり、緩いゾーンを易々と破られる場面が有りました。LBコーチの問題なのかディフェンス全体の問題なのか、いつまで経ってもゾーンカバーが上手くなりません。リードした場面で点を取られても良いから時間を潰したい時にゾーンでショートパスを取らせるように仕向けるのですが、時間を潰せずにあっさり前進される事が多すぎます。改善が必要ですが、たぶん改善しないでしょう・・・。

 Mike Pattersonの98ヤードファンブルリカバーTDやDT LaJuan Ramseyが何を勘違いしたのかキックオフのボールを取りに行ってファンブルする珍プレイも有りました。一瞬流れがSF側に行きかけた場面も有りましたが、危なげなく勝利しました。

SF戦展望

2006-09-24 23:48:55 | イーグルス
 レギュラーシーズン第3戦は@SF戦です、NYG戦を信じられない形で負けてしまったので、この試合は何が何でも勝たなければなりません。

 ブックメーカーのハンデは6点Eagles有利
 ESPN 8-0
 CBS 2-4
 USA Today 6-0
 TSN 7-2
 CBS以外は圧倒的にEagles有利の予想になっています。

 怪我人ですが、Brian Westbrookは出場する見込みです、開幕から2週欠場したReno Maheも復帰してPRを務める事になります。Lito SheppardとRoderick Hoodは欠場、Mike Bartrumは特別情報は無いのですがLS専任ですし多分出場すると思われます。SF側ではLarry AllenとTE Delanie Walkerが欠場、DT Anthony Adamsがクエスチョナブルになっています。
 
 オフェンス Westbrookがどれだけ耐えれるか、Westbrook以外のRBがどれだけの数字を出すかがまず焦点です。苦手の3-4相手にJamaal Jacksonを入れた効果が出るのか、NYG戦不発に終わったインサイドのランをどれだけ出せるのかを見たいです。NYG戦で6回6ヤードと何も出来なかったCorrell Buckhalterの出場機会が増えそうですし、インサイドのラン再構築の試合にしてもらいたいです。この試合もDonte Stallworthのマッチアップが大ベテランのWalt Harrisですしロングパスを狙っていく事になるでしょう、ルーキーManny LawsonのパスラッシュをTraが抑える事が重要になります。

 ディフェンス NYG戦は8サックを奪いTiki Barberを51ヤードに押さえ込んでの敗戦と良いのか悪いのか判断しかねる状態でした。SFのOLは良くなっていますがそれでも平均レベルでしょう、Javon Kearseが居なくなった影響がどれ位出るのか、入れ替えたDLでどれだけやれるのかを試す事になります。2人怪我で欠場するDB陣ですが、SFのWR陣ではAntonio Bryantをマークする事が重要になります。SEとFLどちらにセットするのかが大きな問題になるでしょう。マッチアップだけを考えればSheldon Brownをひたすら付けるのが正解なのですが、多分BrownはウイークサイドのCBで固定する筈です(私は怪我人が出ている状態でも起用法を固定するのは間違っていると思いますけど、Jim Johnsonは右は右専用と言う起用をします)左側のCBに入るJoselio Hansonが1ON1で負け続けるようだとディフェンス全体のバランスが崩れる危険が有ります。Frank Goreのランに関してはJeremiah Trotterがしっかり見る事になるでしょうし、ラインが負ける事は無いでしょうからビックプレイを出されなければそれほどの心配は要らないと考えています。Vernon Davisをマークするスピードの有る選手は居ません、多分Brian Dawkinsが見る事になると思います。スピードでは付いていけないでしょうが、QBが投げられないと錯覚させる技術は1級品ですから投げれば通るのに投げられないような展開になる事を期待します(そして投げれば案外簡単に通るのはNYG戦で証明済みですけど)

 去年のSFとは全然違うチームに成長しています、NYG戦の精神的な後遺症も心配されますがまだ負けるようなチームでは無いと思います。3-4のキーポジションのNTに怪我が出ているようですしランを再構築する事と、パスラッシュをしっかり掛ける事が重要な試合になるでしょう。ディフェンスがビックプレイを許さない事を徹底できれば勝利の確率は高いと思います。