Dillard離脱

　OT Andre Dillardが上腕の筋肉を傷めてIR入りとなりました、去年の1巡指名でJason PetersからLTを引き継ぐ予定でしたが戦線離脱となります。　Brandon Brooksもアキレス腱の怪我でPUP（戻れる可能性は低いと思います）Lane Johnsonも練習を休んでいてOLは非常事態です。
　Brooksが離脱したRGにはPetersが入っているのですが、LTに戻すならLTとしての給料をくれ！と増額を要求しています。その結果Dillard離脱後のLTにはMatt Pryorが入っています。2018年の6巡指名で6-7 335ポンド、2年間OGのバックアップとして7番目のOLでした（6番目はHalapoulivaati Vaitai）7番目争いでStefen Wisniewskiを追い出してもいます（もちろんサラリーキャップが主原因ですけど）VaitaiもFAでDETに移籍しているので、序列から考えてもPryorがスターターに昇格するのは自然の流れなのでしょう。

　ルーキー2人とラグビー出身のJordan Mailataを加えた若手4人でLTないしRGのスターターを争う事になります。MailataはLTではクイックネス不足で使い物にならないようなので（チーム練習的にはRTでBrandon Grahamの対面の方が厳しいはずなのですけどね）Pryor,Jack Driscoll,Prince Tega Wanoghoの3人から誰を選ぶとなると格落ちは否めないですね・・・・・・

キャンプ始まってました

　Doug Pedersonがコロナで離脱したりもしましたが、ドラフト指名した選手全員と契約を済ませてキャンプが始まっています。

　今のところ、OG Brandon Brooksがアキレス腱断絶でシーズンエンドの他はIR入りする怪我はないようです。ドラフト時のトレードで加入したWR Marquise Goodwinがコロナ特別ルールで今年はチームに参加しないことを選んでいます。
　新加入DT Javon Hargraveが開幕に間に合うかぎりぎり、RB Miles SandersとDE Derek Barnettも開幕ぎりぎりですがHargraveが一番重症のようです。
　控えレベルだとTE Josh PerkinsとWR Robert Davisが重症で、TEの3番手不在の開幕になりそうです。去年も開幕は2人態勢でしたが、怪我を考えると3番手は重要ですからベテランをFA市場から探すのか、ファイナルカットから拾う事になるのかもしれません。
　WR Alshon JefferyはPUPの形で練習を休んでいますが、シーズン開始には間に合うと言う予想になっています（慢性的な怪我なので無理に開幕に間に合わせずに開幕して6週後の復帰で良いとは思います）

　ルーキーですが、Jalen Reagorは快速を見せているようです、John Hightower,Quez Watkinsもスピードの有る所を見せて好評です。DBにしっかり付かれるような練習の時に評価がどうなるのかが楽しみです。
　Jalen Hurtsは現状QB3番手、Nate Sudfeldが2番手と公表されました。シーズン中盤くらいに2番手に上がってきてくれたら上出来です。
　Jack DriscollとPrince Tega Wanoghoの記事を目にしません。スターター陣に少し怪我が出ているOLですが、Matt Pryorが現状6番手のOLのようです。3年目になるJordan Mailataは成長していないと低評価のレポートを目にしているのですが、Andre Dillardが休んだ時はルーキーではなくMailataがLTに入ったようです。
　LB陣はShaun Bradleyは好評、Davion Taylorは評価を目にしません。


　プレシーズンゲーム無し、キャンプ3週間で開幕と言うスケジュールなのでルーキーの開幕戦からの投入は難しいのですが、FAで埋め損ねたLBの穴は大きいものになるような気がしています。