イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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Jason Peters戦線離脱

2012-03-31 02:08:00 | イーグルス
 下の方にあるAndy Reidのインタビューの事を書いている途中に重大なニュースが入ってきました。

 オールプロLT Jason Petersが自宅でのトレーニング中に右足のアキレス腱を断絶する怪我をした。と言うものです。
 来月2日に手術をすることになりましたが、アキレス腱切ったらシーズンアウトでしょう。Evan Mathisの引止めで去年と同じOLが組めると思ったのですが、最も重要なPetersが戦列を離れることになりました。
 今日King Dunlapと1年契約で再契約したのですが、これがPetersの怪我によるのは明白です。

 Todd HerremansをMichael VickのブラインドサイドのRTからLTにまわすのか、カレッジ時代LTだったDanny WatkinsをLTに入れるのか(右利きQBのLTとしては無理でしょうけれど、VickのLTなら出来るかもしれません)Dunlapがスターターと言うのはちょっと考えにくいです。
 元々OTのバックアップ不在でドラフト指名が有ると考えていたところでの怪我は本当に致命的です。ドラフト1巡でOL指名の可能性が大きく増す事になります。同時に、Asante Samuelのトレード話も加速する(値下げする)事になります。キャップを作ってFA市場から使える選手を呼ぶ必要が有ります(OTに上位を使うのであれば、昨日まで上位指名を使う事で塞ぐ筈だったポジションはFAで補強になります)

 今FA市場に居るOTにはSDに居たMarcus McNeillとBUFに居たDemetrius Bellの2人だけが即戦力でしょう。
 Petersの怪我が軽傷で2013シーズン完治して復帰できると計算するのであれば、怪我が理由でSDをカットされたMcNeillと1年契約でしょう。完治が難しい状況ならば4年間スターターのBellにある程度のお金を払って4-5年の契約をするかもしれません。

 長年OTのバックアップも勤めたHerremansをOTのスタータに据えて、Winston Justiceをトレードで出しています。Dunlapは補強が不調に終わった時の保険です、ドラフト1巡かFAによるスターター級の補強が必須になりました。



 Andy Reidがインタビューに答えています。最近のチーム内部の権力争い、FAやドラフトに対しての質問などに答えています。

 2年前のドラフトでBrandon GrahamではなくJPPが欲しかったのにJoe BannerとHowie Rosemanに押し切られてGrahamを指名した。と言う記事が先日有ったのですけれど、これを否定しています。
 その記事がある程度の取材によって書かれたのか、JPPとGrahamの2年間の成績だけを見てJPPをなぜ取らなかったのか?と言う意味での憶測から書かれた物なのか。私は後者だと思っています、トレードアップしてDE誰でも良い状況からGrahamを選んだのですから、3人がGrahamを取るで一致したのでしょう。

 Asante Samuelのトレードの話ですが、今チームの一員である。と言ういつもの答えが返ってきています。トレードに出そうとしているのは事実なのでしょうけれど、トレードの相手と見られるチームからは否定的な情報が出ています。この手の交渉で真実を記者に流す必要は有りませんから、水面下で何をしているのかは分かりません。
 
 相変わらずのReidらしい返答で、特に面白い応答は無かったです。Michael Vickに期待している、LeSean McCoyはDeSean Jacksonと違うから開幕までに契約延長交渉が不調時にホールドアウトするかも別だろう。他にはこう言う話題が出ています。

補填ドラフト権は無し

2012-03-28 04:06:00 | イーグルス
 去年のFA補強に対して与えられる補填ドラフト権は当然ですが貰えず、現段階でのドラフト権は9個、ドラフト順位も確定しました。
 1巡は15位、2巡から先は8勝8敗のチームの中で少しずつ順番が変わります。

1巡15位
2巡46位
2巡51位 Kevin KolbとDRCのトレードでARIから
3巡88位 DeMeco RyansのトレードでHOUから
4巡114位
5巡153位
6巡172位 Winston JusticeのトレードでINDから
6巡194位 Joe MaysのトレードでDENから
6巡200位 Tracy WhiteのトレードでNEから
以上の9個を現段階で持っています。

 3巡までの4つで取るべきポジションですが、バックアップが居ないRB、デプス補充と高年齢化が問題のDTの2つは取らなければなりません。
 他にはスターターのグレードアップが必要なS、もう一枚補充しておいた方が良さそうにも見えるLB(OLB2枚は今居る若手の成長待ちだと思います)4番手以降が薄いWR、OTのバックアップ不在のOT、Asante Samuelのトレードが成立した場合のCBが考えられます。

 Andy ReidとHowie Rosemanのコンビがトレード無しで9個素直に使うとは考えられないのですけれど、現有戦力から2年後までを考えたドラフトをする場合に十分な戦力とドラフト権を持っていると考えます。
 出来るならば、ドラフトまでにDTのバックアップ1枚とFBをFAで補強してくれれば安心してドラフトに望めます。

Samuelトレード再燃?

2012-03-26 02:24:00 | イーグルス
 私は基本的にこの取引は失敗に終わると考えていますが、今しか売るタイミングが無いのも事実です。

 Asante Samuelをトレードしようとしている。地元紙のレポートが載りました。

 
 去年の8月にSamuelをDETの2巡とトレードが成立寸前まで行った、10月頃でしたか記事が載りました。今回も同じようにSamuelを放出しようとしている。と言う内容です。
 9.5ミリオンのキャップヒットで放出すれば8ミリオンキャップを捻出する事が出来ます。が、現在10ミリオン近い余裕が有り、LeSean McCoyに6ミリオン平均の契約延長オファーをしてもルーキーに支払う余裕が有りますから、無理にトレードする必要はありません。

 DRCがニッケルとしてJoselio Hanson以上の働きが出来ていない事から外に戻したいと考えるのは理解出来ます。Samuelがプレスカバーがまったく出来ないショートゾーン専用と言うのが現在のディフェンスに合わない。DRCとNnamdi Asomughaの長身コンビにマンマークをさせるのを目的としている、と言うわけです。Sの使い道と言う所で少し前に書きましたが、SSをランストップで前に出し、FSが後方でカバーする。ずっとこのシステムを使ってきました。去年SSとFSを区別しないとして2人を後ろに残すシステムに変えたのですが、ワイドナインの問題と共にランディフェンス崩壊を招きました。
 Samuelと移籍したQuintin Mikellのコンビプレイ(SamuelがショートエリアでINTを強引に狙うギャンブルプレイをし、Mikellがディープを守る)のように、Samuelを活かすにはSSを後ろに控えさせる必要が有ります。去年のプレシーズン緒戦でSamuelがショートに釣られてディープに入った対面のWRにフリーでTDを許すプレイが有りました。
 DRCをスターターにして縦にどこまでも付いていくカバーをさせてSSをランストップで上げる。そして、Samuel放出で出来たキャップで契約延長もして若返りを図る。DRCの不調が膝の手術の影響で2年経って回復する、慣れないニッケルでインフィールドの横の動きに合わなかった。とすれば、外に出る事で良くなるでしょう。

 しかし、Samuelが31歳になった今でもリーグでトップクラスのCBであるのも事実です。データ上では去年もマークした相手へのパス成功率でリーグトップ5に入ります。INTは減りましたが、相手のQBに対するプレッシャーは大きいでしょう。

 DRCが回復するのであれば、Samuel放出は正解ですし、年齢的にも今が最後の売るチャンスです。ただ、Samuelを出してDRCがその穴を埋めれない時、結果を出す必要が有る今シーズンのアキレス腱になってしまう可能性が有ります。
 年齢と年俸と能力、長期的視野で見ればSamuel放出からDRCと契約延長が正しいのでしょう。ただ、今シーズンは去年の継続で熟成を狙うべきです、今動くのは流れに逆らった動きと考えます。

 AsomughaとDRCがスターター、Hansonがニッケル、Curtis Marshかドラフト2-3巡で取るであろうルーキーがダイム、図面上はまったく問題が無いのですけれど、Samuelは出してはいけない気がするのです。

Manning欲しかったのか・・・

2012-03-24 04:13:00 | イーグルス
 フロント内部のパワーバランスの内幕が地元誌ではなくなぜかLA Timesの記事として書かれました。

 Andy Reidに取材をしたという訳ではなく、内部情報を基にした記事なのですが、去年のロックアウト後の派手な動きがReid主導ではなくHowie Rosemanが行ったもので、Reidが人事権を失っていた事。そして、オーナーJeffrey Lurieが次ダメなら解雇、と最後通告をしたように読み取れる記者会見の末にHC留任したと思えたのですが、Reidは人事権の掌握を要求してこのオフの地味な契約延長優先の動きはReid主導で行われた。と言うの記事が公表されました。

 これは予想通りです、去年のJason Babin獲得からKevin Kolbのトレード、Nnamdi Asomugha獲得などの動きは単体としてはともかく、総合して見た時にReidのやり方ではないのは感じていました。逆に、最近の契約延長重視の動きがReidらしい動きなのも感じます。
 Tom Heckertが他チームからの引き抜きをちらつかせる事で権力を増大させ、その後CLEに移動してRosemanが昇格した最近3-4年はReidの人事権が弱くなっていたのを感じていました。それを裏付ける情報が表に出てきただけで大騒ぎをするような事ではないでしょう。
 Roseman流の派手な補強とReid流の堅実な動き、良くも悪くもキャップコントロールをしつつタレントを集めて勝負する地盤を作ったのはReidだけでは出来なかったでしょうしRosemanが悪い、と言う事にはなりません。2人の対照的な動きがチームに良い効果を産む事が出来るかが問題なのですし、今チーム作りは正しい方向に進んでいると考えています。


 もう一つ、ReidがPeyton Manningに興味を持ったがEliと同じ地区には行きたくないと断られた。と言う話ですが、これは余計ですね。その後Eaglesの公式見解として、Peytonは素晴らしいQBで興味を持つのは当然の事。と言う声明が出されました。Michael Vickが拗ねる前に終わらせたいのでしょう。実際VickよりもPeytonの方がスーパーボウルに手が届く確率はずっと高そうですから・・・

 何でこんなタイミングでこのような記事が出てきたのか。色々と考える事は有りますが、Reidが人事権を再掌握した。最近のFA・ドラフトの動きの謎が少し分かったと言う事にしておきます。

デプスチャート

2012-03-22 18:33:00 | イーグルス
 FA戦線がほぼ終わり(DT1枚は入れると思いますが)デプスチャートを更新しておきます。点数は5プロボウル常連、4.5はプロボウル級、4平均以上のスターター、3平均的スターター、2.5平均以下のスターター、2バックアップ、1PS程度、の個人的評価です。


QB 4.5 Michael Vick  2 Mike Kafka  2.5 Trent Edwards
RB 4.5 LeSean McCoy  2 Dion Lewis
FB 2 Stanley Havili
WR 4.5 DeSean Jackson  3.5 Jason Avant  
WR 4 Jeremy Maclin  2 Riley Cooper  2 Chad Hall
TE 3.5 Brent Celek  2 Clay Harbor

LT 5 Jason Peters
LG 4 Evan Mathis  2 Jullian Vanderveide
C  3 Jason Keice  2 Dallas Reynolds
RG 2.5 Danny Watkins  2 Mike Gibson
RT 4 Todd Herremans  

RE 4.5 Trent Cole  3 Darryl Tapp
DT 3.5 Mike Patterson  2.5 Antonio Dixon
DT 4 Kullen Jenkins  1 Cedric Thornton
LE 5 Jason Babin  2 Brandon Graham  2 Phillip Hunt

WLB 2.5 Brian Rolle  2 Casey Matthews  2 Keenan Clayton
MLB 4 DeMeco Ryans  1 Greg Lloyd
SLB 3 Jamar Chaney  2.5 Moise Fokou  2.5 Akeem Jordan

CB 5 Asante Samuel  3.5 Dominique Rodgers-Cromartie
CB 5 Nnamdi Asomugha  3 Joselio Hanson  1.5 Curtis Marsh
SS 2.5 Kurt Coleman  2 Jaiquawn Jarrett
FS 2.5 Nate Allen

K  3 Alex Henery
P  2 Chas Henry
LS 4 Jon Dorenbos
KR 3 Mardy Gilyard  2 Jeremy Maclin  2 Dion Lewis
PR 4.5 DeSean Jackson  3 Chad Hall