53人枠を考えた時に最も予想が難しいのはOLでしょう、TRA.Jon RunyanがFAで離脱しJason PetersとStacy Andrewsが加入しました。スターターの5人は左からPeters.Todd Herremans.Jamaal Jackson.Stacy.Shawnの5人でほぼ確定だと思います。ただ、ShawnとStacyのAndrews兄弟はG/Tを入れ替わる可能性はまだ残りますし長期契約を勝ち取っているJacksonもNick Coleの成長でポジションを奪われるかもしれません。
プレビュー誌を読んでいるとPetersがリーグトップクラスのLTと評価する意見が多いです。本当に素晴らしかった2007シーズンとホールドアウトの結果コンディション不良で平凡な動きに終始した2008シーズンと差が有ります。まだ27歳ですしちゃんと体を作ってシーズンに臨めばプロボウラーの実力を発揮すると期待したいのですが、元TEに340ポンドまでバルクアップさせた事で無理が出て怪我が増えるのではないかと言う心配も有り、6-4と背も高くなく腕の長さもLTとしては平均的とTE出身のフットワークが衰えた時には一気に下り坂を迎える可能性も有る危険な長期契約だと危惧もしています。腕の長さでNFLトップクラスのTRAは動けなくなってもホールディングを隠す技術と腕の長さだけでQBの背後を守ってきましたがそう言う選手では無いと言う事です。
Herremansは専門家の中でも評価が2分する傾向に有ります。若手のMax Jean-GillesやColeにポジションを奪われると予想する声とチームのOLで最も堅実で全てのプレイで平均以上の力を持っているアンダーレイトされた選手とする声も複数目にしています。個人的には堅実なパスプロテクトとパワー不足のランブロック、平均的なLGだと査定しているのですが、パスを投げ続けるチームなのを考えればパスプロテクトで最も重要なパーツであるLGにHerremansが居る事は非常に重要だと思います。
(4-3のDE2人がパスラッシュが良いのは当たり前ですし、それを迎え撃つOTにパスプロテクト能力が有るのも当たり前なのですが、今パスラッシュでキーになるのはUTとしてパスラッシュを重視して適用されるDTだと考えています。3-4の場合でもOLB2枚が外から来るのは当たり前でLGの正面に立つREにパスラッシュとランストップが出来る超人を置く事が多いですからLGは重要だと思います)
そう言う意味ではGillesやColeよりも堅実さのHerremansをLGに置き続ける事になると予想します。元々LTでルーキーシーズンにはプロボウル級のDE相手に4試合で2サックに押さえていますし、DLの軽量化と3-4の増加はHerremansにとっては良い傾向なのでしょう。手術を受けた左ひざも順調に回復しているようでトレーニングキャンプには最初から参加出来るようです、別メニューで始めるようだと調整遅れになるかもしれません。
3年前から次世代のプロボウルCと押され続けていたのですが、去年の平凡なプレイでそう言う声は聞けなくなりました。OTからOG.Cとコンバートされ続けた選手なのでブロックには問題が無くCとしてのエクスチェンジ、ロングスナップやアサイメントのコールと言ったC独特の技術に問題が有ると言われてきましたが、その点ではかなり改善されてきました。その代わりに重量オーバーでフットワークが衰えランブロックで足が出なくなりブリッツに付いていけない場面が目立つようになりました。まだ30前ですし鍛え直せばやれるとは思っていますが、このまま衰えるようだとスターターを奪われるかもしれません。
兄Stacyは6-7のサイズを持ちますし、本来ならばRTを守って欲しいのですが右膝のACL手術からの復帰になりますしRGで様子を見るようです。CINではOLのバックアップとしてコンバートを繰り返したまたま怪我人の代役でRTに入ったら良かったという感じのキャリアです。2007シーズンはプロボウル級でしたが、2008シーズンはサックを奪われる事も多く平凡な動きしか出来ていなかったようです。そう言う意味でACLが完治したとしてもプロボウル級のOLなのかどうかは結構微妙な選手のような気がします。CINが長年不動のRTだったWillie AndersonをカットしてまでStacyにRTを与えた所を見ると期待されていたのでしょう、そう見れば怪我さえ治れば6年40ミリオンが高くないと思える仕事をしてくれると思えるのですが。
そしてランオフェンスのキーマンShawn Andrewsが高校時代に痛めた背中の手術から復帰してカレッジ時代のRTにコンバートされます。才能には全く問題が有りません、公称340ポンド(んなわけない・・・)の体でNTだろうが誰であろうが押し込んでしまうパワーとスクリーンパスで先頭を切って走るフットワークを両立する化け物です。問題は自殺未遂事件を起こした精神面に有ります、去年の背中の手術も手術は必要無いと診断した医者を受け入れずに4人も主治医を変えて怪我をしてから一ヶ月後にやっと手術をしています。その復帰も2ヶ月程度を見られていましたが結局3ヵ月後になっても練習に参加しないままシーズンを終えました、高校時代からの古傷で再発が怖くてトレーニングが出来なかったようです。また、2年目に負った右足首の怪我ではトレーナーや主治医が問題無いと診断しているにもかかわらず再起不能であると思い込み練習参加を拒否する等怪我に対する恐怖心は少し異常です。また、カレッジで400ポンドでプレイしていたと言われ、ルーキー時は370ポンドくらい有ったようですが同級生が太りすぎで心筋梗塞によって死ぬと自分もそうなるのではないかと思い込んでダイエットをした、当時は鬱病の事を知らなかったので普通に読んでいましたが今考えるとダイエットではなく拒食症のような状態ではなかったのかと心配になります。
Big Babyのニックネーム通りの未熟な精神面をどう安定させるのか、そして怪我の原因になる体重コントロールをどうやって行うのか、そう言う意味で兄Stacyを獲得し、カレッジ時代の同僚Petersと子守を2人雇いました、この事で精神的に安定してくれればRTになっても爆発的なパワーを発揮してくれるでしょう。
手術した選手が3人、コンディション調整に失敗して去年不調だった選手が2人とスターター候補の5人は全員体調面での不安が有ります。6番手候補のGillesも手術を受けていますし、万全と言えるのは7番目のOL Coleだけです。トラブル無く過ごせばチーム史上最強のOLになるでしょうが、そう上手く行かないでしょう。
プレビュー誌を読んでいるとPetersがリーグトップクラスのLTと評価する意見が多いです。本当に素晴らしかった2007シーズンとホールドアウトの結果コンディション不良で平凡な動きに終始した2008シーズンと差が有ります。まだ27歳ですしちゃんと体を作ってシーズンに臨めばプロボウラーの実力を発揮すると期待したいのですが、元TEに340ポンドまでバルクアップさせた事で無理が出て怪我が増えるのではないかと言う心配も有り、6-4と背も高くなく腕の長さもLTとしては平均的とTE出身のフットワークが衰えた時には一気に下り坂を迎える可能性も有る危険な長期契約だと危惧もしています。腕の長さでNFLトップクラスのTRAは動けなくなってもホールディングを隠す技術と腕の長さだけでQBの背後を守ってきましたがそう言う選手では無いと言う事です。
Herremansは専門家の中でも評価が2分する傾向に有ります。若手のMax Jean-GillesやColeにポジションを奪われると予想する声とチームのOLで最も堅実で全てのプレイで平均以上の力を持っているアンダーレイトされた選手とする声も複数目にしています。個人的には堅実なパスプロテクトとパワー不足のランブロック、平均的なLGだと査定しているのですが、パスを投げ続けるチームなのを考えればパスプロテクトで最も重要なパーツであるLGにHerremansが居る事は非常に重要だと思います。
(4-3のDE2人がパスラッシュが良いのは当たり前ですし、それを迎え撃つOTにパスプロテクト能力が有るのも当たり前なのですが、今パスラッシュでキーになるのはUTとしてパスラッシュを重視して適用されるDTだと考えています。3-4の場合でもOLB2枚が外から来るのは当たり前でLGの正面に立つREにパスラッシュとランストップが出来る超人を置く事が多いですからLGは重要だと思います)
そう言う意味ではGillesやColeよりも堅実さのHerremansをLGに置き続ける事になると予想します。元々LTでルーキーシーズンにはプロボウル級のDE相手に4試合で2サックに押さえていますし、DLの軽量化と3-4の増加はHerremansにとっては良い傾向なのでしょう。手術を受けた左ひざも順調に回復しているようでトレーニングキャンプには最初から参加出来るようです、別メニューで始めるようだと調整遅れになるかもしれません。
3年前から次世代のプロボウルCと押され続けていたのですが、去年の平凡なプレイでそう言う声は聞けなくなりました。OTからOG.Cとコンバートされ続けた選手なのでブロックには問題が無くCとしてのエクスチェンジ、ロングスナップやアサイメントのコールと言ったC独特の技術に問題が有ると言われてきましたが、その点ではかなり改善されてきました。その代わりに重量オーバーでフットワークが衰えランブロックで足が出なくなりブリッツに付いていけない場面が目立つようになりました。まだ30前ですし鍛え直せばやれるとは思っていますが、このまま衰えるようだとスターターを奪われるかもしれません。
兄Stacyは6-7のサイズを持ちますし、本来ならばRTを守って欲しいのですが右膝のACL手術からの復帰になりますしRGで様子を見るようです。CINではOLのバックアップとしてコンバートを繰り返したまたま怪我人の代役でRTに入ったら良かったという感じのキャリアです。2007シーズンはプロボウル級でしたが、2008シーズンはサックを奪われる事も多く平凡な動きしか出来ていなかったようです。そう言う意味でACLが完治したとしてもプロボウル級のOLなのかどうかは結構微妙な選手のような気がします。CINが長年不動のRTだったWillie AndersonをカットしてまでStacyにRTを与えた所を見ると期待されていたのでしょう、そう見れば怪我さえ治れば6年40ミリオンが高くないと思える仕事をしてくれると思えるのですが。
そしてランオフェンスのキーマンShawn Andrewsが高校時代に痛めた背中の手術から復帰してカレッジ時代のRTにコンバートされます。才能には全く問題が有りません、公称340ポンド(んなわけない・・・)の体でNTだろうが誰であろうが押し込んでしまうパワーとスクリーンパスで先頭を切って走るフットワークを両立する化け物です。問題は自殺未遂事件を起こした精神面に有ります、去年の背中の手術も手術は必要無いと診断した医者を受け入れずに4人も主治医を変えて怪我をしてから一ヶ月後にやっと手術をしています。その復帰も2ヶ月程度を見られていましたが結局3ヵ月後になっても練習に参加しないままシーズンを終えました、高校時代からの古傷で再発が怖くてトレーニングが出来なかったようです。また、2年目に負った右足首の怪我ではトレーナーや主治医が問題無いと診断しているにもかかわらず再起不能であると思い込み練習参加を拒否する等怪我に対する恐怖心は少し異常です。また、カレッジで400ポンドでプレイしていたと言われ、ルーキー時は370ポンドくらい有ったようですが同級生が太りすぎで心筋梗塞によって死ぬと自分もそうなるのではないかと思い込んでダイエットをした、当時は鬱病の事を知らなかったので普通に読んでいましたが今考えるとダイエットではなく拒食症のような状態ではなかったのかと心配になります。
Big Babyのニックネーム通りの未熟な精神面をどう安定させるのか、そして怪我の原因になる体重コントロールをどうやって行うのか、そう言う意味で兄Stacyを獲得し、カレッジ時代の同僚Petersと子守を2人雇いました、この事で精神的に安定してくれればRTになっても爆発的なパワーを発揮してくれるでしょう。
手術した選手が3人、コンディション調整に失敗して去年不調だった選手が2人とスターター候補の5人は全員体調面での不安が有ります。6番手候補のGillesも手術を受けていますし、万全と言えるのは7番目のOL Coleだけです。トラブル無く過ごせばチーム史上最強のOLになるでしょうが、そう上手く行かないでしょう。