イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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LBとDB

2023-05-15 20:25:09 | イーグルス
 最後はLB,DB,STになります。

 LB
Nakobe Dean 3.2uu 肩などを怪我している、MLBとしては小型軽量過ぎるWLBとしてはアジリティーが足りない。とか、1巡候補が3巡まで落ちた理由はいろいろありました。実際のプレイでは、前に出てスクリメージでタックルを決める動きの判断が良く、不利な姿勢にならない事で軽量をカバーしている印象です。

Nicholas Morrow 3.3 OAKからCHIで3年間スターターです。WLBのスターターになるでしょう。
 パスカバーの記録を見ると、ターゲットになった時のQBレーティングが90-100と良くは無いですね。ランストップ位型のWLBですかね。

Chiristian Elliss 2.9 ドラフト時の評価だと53人枠に残るとは思っていませんでしたが、怪我人の穴埋めで22年はLBとしても多少プレイしました、現状MLBの2番手になります。

Shoun Bradley 2.6 ST専用機になってしまいました、2年前はLBでも成長を期待したのですけれどね。
 LB3番手を争う事になります。

Davion Taylor 2.6 元3巡ですが、PS落ちしています。陸上と掛け持ちのカレッジ時代で経験が足りないが運動能力は高いはずなのですけれど、経験と判断が足りないので動きにつながりませんでした。

 スターターも平凡(Deanには期待したいですけれどね)バックアップ陣はリーグ最下位レベルでしょうね。ここで1巡指名のNolan SmithをILBで使う可能性を感じるのです。3番手としてならばNolanの方が全然動けると思います。
 ここは大物とのトレードの噂(と言うよりファンの妄想)話がいくつか出ていますけれど、どんな選手でも良いからNFLで50タックルくらいはしているLBを入れるべきだと思います。さすがに怪我人が出たらチームが終わってしまう。

 CB
Darius Slay 3.7d プロボウルには選ばれましたが、21年のプレイではありませんでした。それでも、まだエース相手のプレイが出来ます。トレード寸前だったようですが、ここは出しても良かったかなあ・・・G.J Gradner Johnsonキープ出来たでしょうし(そうなると1巡10位はCBでChiristian Gonzalezだったでしょう、Jalen Carterが手に入った事を考えると契約延長で正解だったのですかねえ)

James Bradberry 3.6 ゾーン重視でマンも有るシステムがBradberry的にベストだったと思います。22年のプレイ(Allproセカンドチーム選出)を考えれば安価な再契約が出来ました。が、DCとDBコーチが移籍した事でシステム変わるでしょうね。マン重視だとスピードが足りないと思います。

Avonte Maddox 3.4 シーズン終盤怪我をして離脱、スーパーボウルで復帰しましたが良いプレイではありませんでした。ランパス両面でLBのサポート(T.J Edwardsのパスカバーのサポートは大変だったでしょう)が出来る選手です。

Greedy Williams 3.2x CINの元2巡指名ですが、怪我のせいか放出されています。ルーキーシーズンはスターター扱いだったのですけれどね。
 6-1 7/8の長身で40ヤード4.37のスピードが怪我でどうなってしまったのか?なんですよね・・・・・・キャンプでの情報待ちです。

Kelee Ringo ? 4巡指名ルーキー、2巡での指名が予想されていたのが3日目まで落ちたところでトレードアップして獲得しました。6-1 3/4の身長と40ヤード4.36のスピード(何か似てるな・・・)DLの良いGeorgiaだから悪い所が出なかったとか、横への動きは悪いとか、スリップした理由は色々ありそうです。が、離されても追いつくスピードは持って居ます。

Zach McPhearson 2.8 STでいい仕事をしていますが、CBとしてはプレイタイムを減らしました。CB補強を見ると、チームからCBとしての成長を期待されていないようにも見えます。

Josh Jabe、Rli RicksのAlabamaドラフト漏れコンビが5-6番手を狙います。EicksはLSU時代良いプレイをしていた記憶なのですけれどねえ・・・・・・

Josiah Scott NCB/Sですが、パスカバーの記録が3年連続ターゲットになった時のQBレーティング100越えです・・・この選手も期待されてないのではないかと・・・

 大ベテラン2人がスターター、ニッケルもMaddoxでしょう。4-5番手はGreedyとRingoだと思います。6番手を元Alabama2人を中心に競う形ですかね。


 S
Terrell Edmunds 3.4 PITの元1巡指名、数字だけ見ると立派な5年間のキャリアなのですが、去年は5年目のオプションを破棄され、今年は1.25ミリオンの1年契約。よくわからないですが、現役の先発Sと言うだけでスターター確定です。

Reed Blankenship 3.0uu ルーキーFAでの加入でしたが、怪我人が出た時の穴埋めとしてチャンスを得て今年はスターター争いに加わっています。
 身体能力よりも頭脳面がドラフト時は評価されていました。パスカバーよりもランストップの方が得意そうです。

Justin Evans 3.2x 2018年の怪我で3シーズンプレイ出来ず、22年に復活しました。去年は3番手のSでしたが、17-18年はスターターでした。
 復帰から2年目でどれくらい良くなるか、怪我は関知しているのか?不確定な部分が多いのですが、今のチームであればスターター争いをする事になります。

Sydney Brown ? 3巡指名ルーキー、運動能力が高くカバー範囲が広いSと評価されています。

 今年のディフェンスがマンなのかゾーンなのか、カバー2なのかシングルハイなのか、そこら辺がはっきりしませんけれど、Edmondsはスターター確定、もう一人を上記の3人で争う形になるでしょう。

K’Von Wallas 2.8 最近の流行りと言うか何と言うか、カレッジのNCB/SでNFLだとどっちも出来ない・・・・・・3人Sを入れる5DBが適任なのでしょう。

 CB6でSが4がタレントレベル的には良い配分だと思いますが、なぜか5-5になるような気がしています。


 ST
K Jake Elliott 3.6 短い方が外す謎の特性を持って居ます。FG成功率87%は十分な数字です。

P Arryn Siposs 3.2 シーズン中盤ファフィンザキッカーの反則プレイで怪我をしました。怪我が完治するのであれば、平凡ですが平均点のPだと思います。

P Ty Zentner ? ルーキーFAで加入しました。
 個人的にはボールを受け取ってから蹴るまでのモーションが遅いので評価していません。

LS Rick Lovato 3.5 普通のLSです、ミススナップが増えた気がします・・・

 唯一のポジション争いですが、Sipossを脅かすようには見えません。


 オフボールLBの薄さは致命的です、怪我人出たら終わりなのはチーム構成として有り得ません。NolanがILBでも使えると考えているのかわからないですねえ・・・最低限のパスカバーと最低限のランストップの両方が出来るアジリティーがあるベテランはFAには残らないのですよね・・・・・・

 DB陣はRingoとSydneyの加入でデプス補強が出来ました。Sはシステムに左右されるので、どうなるか分かりませんが、最低限の補強は出来ました。CBは若返りと言うよりもフィジカルエリートを集めて育ったらラッキーのギャンブルをしているイメージがあります。

攻守ライン

2023-05-13 05:44:29 | イーグルス
 ラインになります。

 OL
Jordan Mailata 3.7 2021年に比べると22年は横への動きが悪かったように見えます。それでも、十分な能力は有ります。

Landon Dickerson 3.5 2年目に急成長しました。パスプロテクトの指数はリーグトップクラスだったようです。ランプレイの前に押す動きが向上したらさらに良くなるでしょう。

Jason Kelce 3.8d 20>21は動きが落ちたように見えたのですが、22年は取り戻した印象があります。引退撤回でもう1年となりましたが、怪我さえなければまだやれるはずです。

Cam Jurgens 3.2uu 22年の2巡指名で、Kelceが無事に過ごしたために出場機会は限られました。が、少ないプレイを見た感じ、フットワークは素晴らしくパワーが付けば素晴らしい選手になるはずです。

Lane Johnson 3.9dx 10年前にドラフトされてから常にプロボウル級のプレイを続けてきました(LTに回された一瞬を除く)股関節の手術に脳震盪、いつ引退でもおかしくないですけど、契約延長しましたし、怪我さえ無ければあと数年やれますかね。

Jack Driscoll 3.0 怪我人が出ると穴埋めで先発する感じの3年間を過ごしてきました。破綻するような酷いプレイは無いけれど良いプレイ!ってのもあまり見れないです。それでも今年のOL6番手です。

Tyler Steen ? 3巡指名のルーキーです。22年は強豪AlabamaのLTでスターターをしていました。パワーは有るが運動能力は凄くはない、と言った感じでしょうか。ただ、ドラフト後に3巡の最初はリーチだと思ったけど良く見たら良い選手だった。みたいな話を目にします。

Sua Opera 3.0 バックアップのOGです、ここから伸びる要素があるとは思わないですが、怪我の穴埋めとしては十分なプレイが出来ます。

 ロスター最後の一人とPSの中間くらいの若手が9人ほど残って居ますが、細かく書くほど見ていないので割愛します。OLの枠は9-10なので誰か残るはずです。

 OL全体としてはドラフト前の課題であったRGの新スターターがJurgensで大丈夫?そしてデプスが薄い。この2つの答えがSteenの指名でした。RGのスターターはSteenになっているかもしれません(パワーが有りそうなのですよね)

 
 DT
Fletcher Cox 3.6d OLの間に入り込む出足も、押されない踏ん張りという意味でもプロボウルに選ばれる事はもう無いです。ですが、フィジカルの衰えを技術経験を加えた総合力でまだカバーできています(あとネームバリュー)

Jordan Davis 3.3uux 330ポンドくらいでプレイをしていたようです。NFLレベルだと一歩目の速さで完敗するようではパワーが有っても勝てないでしょうから正しい判断だと思います。下半身の怪我でシーズン中盤抜けました。怪我との闘いにならないと良いのですが。

Jalen Carter ? 1巡1位まである才能の持ち主ですが、酒飲んで公道レースやって死亡事故とか性格面に問題があります。だとしても、カレッジでのプレイは相手を破壊する別格のプレイを見せています。Georgia大のチームメイトを大量に獲得していますし、メンタルケアさえ出来れば同じように性格面がマイナスになったWarren Sappのように活躍してくれるでしょう。

Milton Williams 3.1u 3年目を迎えます。DTとしてはやや小柄ですがその分加速力があってパスラッシュが出来るDTとなってきました。


Kentavius Street 3.0 FAで加入しました。285ポンド程度とDTとしは小柄な選手です。パスラッシュ時に使うのか、3-4DEなのか、5-2のDEなのか、使い方が不透明ではあります。

Moro Ojomo ? 7巡指名のルーキーです。が、4巡程度で指名されると予想されていました。特別欠陥があるような感じではなかったので、拾い物になる可能性は十分に有ります。

Marion Tuipulotu 2.7u 22年プレイタイムを増やしたのですが、今年はロスターに残れるかぎりぎりの所でしょうね
(DT6人残す可能性が有ると考えます)

 
 DE
Brandon Graham 3.7d 12年のキャリアで初の2桁サックを記録しました。例年70%前後だったプレイタイムを43%に減らして体力の温存が出来たのが好成績に繋がったのかもしれません。

Josh Sweat 3.7 11サックを記録するとともにロスタックル15は素晴らしい数字です。REにはNolan Smithが加入していますが簡単にはポジションを譲らないでしょう。

Derek Barnett 3.3x 22年は怪我でほぼ全休、復帰の年になります。ただ、今年はチーム史上最高にDLのデプスが厚いです。Nolanに負けるとDEローテーション6番手の可能性も有ります。

Hasson Reddick 3.9 16サックでプロボウル、AllProのセカンドチームに選ばれました。アジリティが高すぎて軽量のマイナスがハンデにならない特殊なプレイスタイルですOLのパワーを交わす能力が高すぎます。
 
Nolan Smith ? 1巡指名のルーキーです、カレッジ時代のサック数はそれほどでもないのですよね・・・
 Reddickと比べられることが有りますが、より横に動ける選手です。DE/OLBではなく、DE/OLB/ILBのような使われ方をするかもしれません。
 
 今年はもしかすると、右からSweet,Cox,Carter,Graham,Reddickのような5人入れるカレッジスタイルのセットを使う気がしています(4-3と3-4のハイブリットと言うより5-2や5-1-5を使うのがタレントを活かすことになるでしょう)
 または、3人DLにReddickでDL4人セットして、WLBにNolanを入れてブリッツではなく普通にLBをやらせる。この形の4-2-5(ブリッツさせたら5-1-5)もやれそうです。ReddickよりもLB適性が高そうなのがNolanの面白さだと考えます。

Patrick Johnsonがこの次の選手でしょう。が、ReddickとNolanを見ると、相当色々な事をOLBにはやらせるつもりでしょうから、一般的な3-4OLBタイプ(縦のパスラッシュ要員)は居場所がないかもしれません。Tarron Jackson、Kyron Johnson、Janarius Robinson辺りも同じです。


 OLはSteenがそれなりにやってくれればデプスの不安も解消されますし、Kelce引退の準備にもなります。
 DLは3DT+2Edgeも2DT+2DE+1OLBもありそうです。DL+OLBで11-12人ですかね。
 ドラフト寸評を見ていると、CarterとNolanの加入でDL大幅強化、リーグ最強DL。みたいな感じになりますけれど、Javon Hargrove、Ndamukong Suhらがチームを離脱しています。プラスマイナスを考えると去年とそれほど変わってないのかもしれません。
 

スキルポジション

2023-05-10 10:25:39 | イーグルス
 ドラフト後のデプスチャートでも作りましょうか、と思ったのですけれど4-3なのか、3-4まのか、実際は4-2-5メインだよなあ、とか考えると、今年のチームはデプスチャート作るの難しいです。と言うのも、Hasson ReddickやNolan SmithをSLBにしてしまうとDEが手薄すぎる事になりすぎます。5-1-5みたいな時も結構ありますから(4DL+SLBの5メンフロント)書き方が難しいです。

 QB
Jalen Hurts 3.7x 肩の回復と足首を手術した模様(クリーニング程度のようです)怪我は気になりますし、パサーとして1流?と聞かれるとまだ1.5流でしょうね。それでも、走れるQBとしては投げれるQBです。

Marcus Mariota 3.5 ATLで先発として復活しました。それでもバックアップ確定のチーム状況で契約したのは走れるQBの育成力を感じたのか、スーパーボウルに出れるチームから選んだのか?・・・

Ian Book、Tanner McKee 3番手を争う事になります。どちらにしてもPSで過ごす事になるのでしょう。
 QBは2番手をMariotaにした事でバックアップのレベルが上がり、死角無しです。


 RB
D’Andre Swift 3.6 怪我と耐久性に問題がある元1巡指名。毎試合10キャリー50ヤード、5レシーブ40ヤードくらいに抑えてシーズン終了まで持たせて欲しいものです。

Rashaad Penny 3.6 こちらも毎年怪我をする選手です。10キャリー50ヤードくらいで使っていきたい。ワンカットランナーに見えるのですよね、SEAのシステムに従っているだけなのですけれど、RPOで使えるかちょっとわからないです。 

Kenneth Gainwell 3.2 新エース候補でしたが3番手でしょう。横より縦の選手だと考えます。縦の突破ではPenny、レシーブではSwift、どこで使うか・・・

Boston Scott 3.1 リターン兼任です。4番手としては十分な使い勝手の良さ。縦をスルッと抜ける上手さが有ります。

Trey Sermon、Kennedy Brooks PSにどちらが残るか?

 Swiftのトレードで軸が出来ました。SwiftとPennyのコンビは健康ならばリーグ上位の成績を残すでしょう。

 WR
A.J Brown 3.9 TENから移籍して開花しました。ポジションの取り方が本当に上手い。ボールが落ちてくる場所での体の位置を考えながら走る印象です。

DeVonta Smith 3.7 ミドルでのカットを切った後の滑らかにDBを置いていく動きは一級品。キャッチ力も高くリーグベストの2番手かもしれません。

Olamide Zaccheaus 3.3 ATLのスロットがFAで加入しました。サイズは無いのですが、DBとの駆け引きの上手さと捕った後のタックルを怖がらないプレイが特徴でしょう。ゾーンの隙間を縫う動きが良いですし、隙が有れば縦にも走れます。スロットとしては有能でしょう。

Quez Watkins 3.1 速いのですけれどねえ、ルートに出る技術とキャッチ力が足りません。他のレシーバーを活かすデコイとしては極上なのですが。

Britain Covey リターン専用機です、特別な物は無いのですがミスの少ないリターンは重要です。、

Devon Allen 陸上選手と掛け持ちですが、特別速いようには見えないのですよね。

Greg Ward ベテランと言うほどの年齢ではないのですが、若いWR陣の年長組です。PSでもコーチ扱いでもいいから残した方が良いと思います。
 選手としては4番手が精一杯でしょう。

Tyrie Cleveland、Jadon Haselwood、Joseph Ngata    サイズのある若手たち、PSで技術を磨くことになるでしょう。

 4番手までは確定です。5番手はリターナー兼任、6番手を入れるほどの選手が居ないので今年は5人編成でしょう。

 TE
Dallas Goedert 3.8 プロボウルに選ばれるべき選手になりました。欠点の無い万能TEです。

Dan Arnold ? ドラフト後にFAで加入しました。TE/WRで6-6の長身で240ポンド、ドラフト時の40ヤードは4.66。ハイライトだけ見ていると、エンドゾーンのハイボール・スクリーン・ロールするQBの前をスイープするブロッカー。ハイライトなので良い動きをしています。が、能力者なら2018-22で4チーム渡り歩いているのか?なんですよね。ツゥイナーで使いどころが難しいのか、ブロックが全然できないとか、何か理由があるのでしょう。

Jack Stoll 3.1 2番手ならブロック力も有る万能型で通用します。スターターになるにはアスレチック能力が足りていません。

Grant Calcaterra 3.0uu カレッジ時代に一回脳震盪で引退しています。レシーブ型のTEでミドルまで走ってLBやSSと争う事が出来る選手です。似たタイプのArnoldが入ってきたのはCalaterraが期待されていないのですかねえ・・・私は2番手にはなれると思っていたのですけどね。

Tyree Jackson ERFAで再契約しました。元QBで6-7のサイズで40ヤード4.59。レシーブ型として期待されましたがACLでシーズンエンド。これも似たタイプを入れてますからねえ・・・他所に行って活躍しそうな気がします。

Dalton Keene NEの元3巡指名ですが、怪我に泣かされ21,22年は出場無しに終わっています。

 Goedertをエースに、2番手に堅実なStoll、伸びしろが有りそうなCalaterra、実績のあるArnoldと質量ともに十分なユニットです。2番手グループから誰を外すのかは難しいです。PSに置く前に持って行かれるでしょう。


 スキルポジションはQBの2番手、エースRB、WRの3番手、TEの2番手、オフシーズンの課題をすべてクリアしました、文句のつけようがない陣営です。

ルーキーFA

2023-05-03 09:07:42 | イーグルス
 ドラフトが終わるとルーキーFAの契約に移るのですが、今年は人数少ないですね。ルーキーキャンプにトライアウトとして呼んでそこで増やすのでしょう。

WR Joseph Ngata Clemson 6-3 217ポンド
 3年生からスターター、40ヤード4.54(10ヤード1.59が遅い)
 試合見ましたが、スプレットでリリースの動きをすると言うより決まったルートを走って空いてたらボールが来る感じです。サイズは有るので1対1の勝利も有りますが、NFLレベルの動きには見えませんでした。


WR Jadon Haselwood Arkansas 6-2 215ポンド
 Oklahomaで3年プレイし3年生からスターター、4年生でArkansasに転校しています。40ヤード4.66となかなかに酷い数字ですが、10ヤードは1.56と普通の数字で、動きの良さはNgataより上です(システムの影響もあるでしょうけど)
 Greg Wardが5番目のWRですから、勝つ可能性は有ると思います。

TE Brady Russell Colorado 6-3 252ポンド
 40ヤード4.75の割には速く見えますね。ブロック型TEの評も目にしましたがプレイの3番目のレシーバー(セーフティーバルブ)として良いポジションが取れている印象です。
 このタイプのTEはNFLレベルのLB相手にスピードで完敗する可能性も有りますが、対処出来たらTE3番手を争うかもしれません。


OT Trevor Reid Louisville 6-4 297ポンド
 2年生からスターターになり、2022年はLTでプレイしています。

OL Chim Okorafor Benedictine 6-6 320ポンド
 RTでプレイしている動画はありましたが、データ不足です。

CB Eli Ricks Aabama 6-2 188ポンド
 40ヤード4.6、LSUで2年プレイした後Alabamaに転校しました。
 スリーコーン7.44もそうですが、計測種目が終わってますね・・・LSU時代のプレイは悪くなかった印象なのですけれど、ドラフト漏れしてしまいました。

CB Mekhi Garner LSU 6-2 212ポンド
 40ヤード4.55ですが10ヤード1.54なので致命的ではないでしょう。
 プレスからのターンするプレイが多いのですが、ターン後の1-2歩が遅いです・・・ハイライト見ているのにパス良かったら抜かれてるようなカバーです。

 CB2人メジャーカンファレンスのスターターなんですけどね・・・大柄な分スピード評価(ハイライトちょこっと見てるだけです)するのはフェアじゃないかもしれませんが、ドラフト漏れちゃうのもしかたないなあ・・・という気持ちです。

LB Ban Sumeren Michigan State 6-2 237ポンド
 40ヤード4.45、パスカバーよりもランストップの評価です。横へのステップが微妙な感じです・・・

P/K Ty Zentner Kansas State 6-1 195ポンド
 平均44.5ヤードらしいですが、動画見た感じボールを取ってから蹴るまでが遅いです。これだとブロックされそうで怖いです。そこを改善できれば脚力は有りそう。

 ドラフト漏れした選手ですからね。仕方が無いのですけれど53人枠に残れそうな選手ではないです。WRが5番手手薄なのであるかなあ・・・CBも5番手微妙ですけどね。

ドラフト実況チャットで思った事をいくつか

2023-05-01 06:06:54 | イーグルス
 いくつか思った事を書いておきます。

 D’Andre Swiftのトレードの時に、FAで抜けた分もらえる補償ドラフト権の話が出たので、そこの説明をします。
 現在、Eaglesは出て行ったFA選手と手に入れたFA選手のバランス的に、3巡と5巡x3が手に入ると予想されています(FAでの出ていた人数と入ってきた人数、そしてその契約金額からの推測です。公式化されているようなのでほぼ外れません)
で、今後FAで獲得する度に、出た人数マイナス入ってきた人数、の計算式から貰えるはずの5巡を失う事になります。
 なので、FAに残って居る中堅ベテラン選手をFAという形で補強するコストは売れ残りを安く買えるメリットと補填ドラフト権を失っていくデメリット。ここを計算に入れる必要があるんですね。
 Swiftの場合、25年の4巡指名権を出していることについて私は出しすぎだと思っています。エース交代が1巡でRB指名した時点で確定しているDETに契約残り1年の選手取るのに4巡だすの???と思って居ますけれども、FAで誰かを取ったらその時点で24年の5巡を失うので、そこを天秤にかければトレードで少し多めの対価を払っても同じ(トレードは補填ピックの計算に入りません)訳です。


 LBの話に移ります
LBって基本ニッケルバックが70-80%のプレイで入る今のNFLにおいて、ゴールライン前とか3rd1とか以外だとあまり3人使わないんですよね。4-2-5のニッケルが基本体形ですね。
 ですが、TEを2枚入れてきたり、強力なFBを入れてくるチームに対して、200ポンドのSSだと押し負けるような時があるので230ポンドのLBで対処する必要があるのも現実です。
 当然、怪我人が出た時の対処要員としてのデプスも重要です。怪我込みで考えた時に現在のILB勢は薄すぎると考えるわけです。

 SLB/DEのHasson Reddickや今年の1巡30位指名Nolan Smithのような選手もLB表記なので、LB陣はタレント豊富。みたいになってしまう事も有るのですけれど。オフボールLBと言う考え方(DEとOLBでEdgeとする考え方とセットです)の時のMLBとWLBは手薄な訳です。
 今時WLBとSSの境目も曖昧ですし、SとNCBの境界線も曖昧です。ですけど、EaglesってSSも手薄なのですよね(SSのスターター確定のPITから来たTerrell Edmunds 6-1 217ポンド を怪我などの時はWLBで使って、別のSをDBで使いますかねえ)230ポンドくらいのLBをもう一人入れて置いた方が良いと思うのですけれどねえ・・・・・・   
 Nicholas MorrowとNakobe Deanのスターター2人の次が本当にST専用機しか居ないですからこのドラフトでILB取らなかったのは怪我が出た時に響くでしょう。

 TEでDallas Goedertが怪我した時の2番手が手薄。の考えも有ります。ここはWRの3番手との兼ね合い込みでも手薄となるポジションかもしれません。
 私は、2番手としては有能な(ブロックとレシーブ両方のバランスが良い)Jack Stollで十分だと考えています。スターターで1年使えと言われたら地味・・・って答えますけどね。
 脳震盪で一回引退してから復帰した、能力だけなら3-4巡クラスのGrant Calcaterraや、毎年故障してしまうQBからのコンバートTyree JacksonがレシーブTEの3番手を競っている現状で構成するTE陣は現行の主力と次世代の若手とのバランスが取れているユニットと考えています。
 今年は2-3巡で良いTEが取れる年と見られていたので欲しいのは分かるのですけれどね。EaglesにTE2番手取る余裕なんかないですね・・・

 このドラフトで一番印象的なのは、4-3(4-2ニッケル)でも3-4(3DL-2OLB-1ILBにしても2DL-2OLB-2ILBだとしても)融通が利きそうな3-4DEもやれそうな4-3DTを補強している事です。
 5-2に近いフロントヘビーのシステムを組む事も可能なタレントを揃えてきました。ただ、DB5人が当たり前の今のNFLでやれますかねえ・・・3-3-5でTroy Polamaluが縦横無尽に動いた頃のPITのようなCB2人+FSのスリーディープで3DL-2OLB-1ILBにPolamaluみたいになるのか。変幻自在になるのか、消化不良になるのか。本当にシステムがどうなるのかが予想できないチームになってきました(単純に4-3のDTは消耗が激しいから人数取ってるだけの可能性も有るのですけどね)