イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

今年は怪我が多い

2015-09-30 01:15:00 | イーグルス
 去年はIRに入る大怪我少なかったのですけれど、今年は多いです。

 Cの2番手だったDavid MolkとRGのスターターに抜擢されていたAndrew Gardnew、そしてKのCody ParkeyがIRに登録されました。
 Molkは腕の筋肉(ここは大概シーズンアウトですね)Gardnerはつま先、Parkeyは股関節のようです。来年には帰ってこれる怪我ですけれど、契約延長したばかりのGradnerに若手の2人と中期的にチームの力になるはずの選手が離脱しました。
 代役にはJulian Vanderveldeが帰ってきたのと、MIAで2年間プレイしてきたCaleb SturgisをKとして雇いました。
 SturgisはFlorida大から2013年の5巡指名でMIA入りして2年間で71回FGを蹴って55回成功の成功率77.5%とあまり高い成功率のKではないです。ただ、13年は54ヤード14年も53ヤードを成功させていますから、長距離でも蹴らせた結果成功率が低いのかもしれません。ただし、ドラフト指名したKを2年で見限るのですから(記憶に新しいところですね)欠点があるのでしょうねえ・・・・・・
 キャンプでParkeyと争ったKip Smithは3チームのみで運営している小さいプロリーグと契約しているようです。プレシーズンゲーム見た感じならKipで良いんじゃないかと思ったのですけれど、NFLで実績の有る方を選んだのかもしれません。

 OLの怪我人は今はまだ良いですけれど、もう1人壊れると致命的になるかもしれませんねえ。GradnerとMatt Tobinなら大差無いでしょうし、Dennis Kellyはパワーと言う点ならこの2人より上かもしれません。
 Cのバックアップは痛いですね、これも怪我人が出なければ問題無いのですけれどね。

 KはParleyがスランプですし、怪我が理由なら早めに治すのも良いでしょう(戻ってこれるIRにしない理由がちょっと分からないですけど)プロボウラーの離脱は影響が小さく収まるとは思えません。

1勝目

2015-09-29 18:20:00 | イーグルス
 2連敗で迎えた3週目の@NYJ戦は24-17で逃げ切り1勝2敗に戻しました。

 オフェンスでどーにも気になるのがワイドアウトのパスキャッチがゼロな事。ルーキーNelson Agholorはセパレート出来てもパスが飛んでくるタイミングで手が出ない。タイミングの問題と言うよりも抜くのに手一杯でボール見えていない感じです。
 Riley Cooperはランブロックでは有用ですが、ターゲットにすらならない状況、Miles Austinもベテランとは思えないキャッチミスなど良い所ありません。
 ランブロックはともかく、パスプロテクトが悪くないのですから、ミドルやディープにもっと放ってディフェンスを下がらせるしか改善策は無いと考えましたが、肝心のレシーバー陣がこれではフィールドを広く使えません。

 酷評される新スターターOG2人、確かにこれでは批判されますねえ。ゾーンブロックでプロボウル級の両OTとCの動きについていくのに精一杯で手が出せてない。まずまず取れているときはランが出て、押し潰されたらロスプレイ。これはしんどいですね。去年まで2シーズンは3rd3でランを選べていたのに、今シーズンは真ん中飛び込ますイメージ全く有りません・・・
 これはどーにもならないでしょう。メンバーの入れ替えで変わるとも思えませんし、ユニットの熟成と個人的な経験値向上でどこまでカバー出来るのか?平均点が付くくらいまで行ってくれたら御の字ですかね、RB陣は良いのでOLが平均ならランは出るはずです。


 ディフェンスはこの試合良かったですけれど、一流QB相手だと通用しないでしょう。それを言ったら一流QB相手にどれだけのチームが通用するディフェンスを持っているの?となりますが、少なくともうちのDBではパスラッシュが掛からないのは致命的でしょう。
 パスラッシュに関してはタレントよりもシステムでしょう。通常時に押し込み型のポケットを狭くしていくのは悪くないと思います。ステップで抜けられるのを防ぎながらプレッシャーを掛ける。変に抜けられるよりはコースを狭く出来ます。
 ただ、抜きに行かないのはロングを投げられる危険を減らす事が出来ません。特に3rd10の時に15ヤード投げられるようなやられ方は時間を与えすぎと言う事です。ロングシチュエーションくらいはOLBに好きにやらせたあげたいです。

 DBは酷いカバーも多々有りましたが、元々タレント不足な所に怪我人も出ていますから手の打ちようが無いです。Eric RoweがCBの3番手からも滑り落ちE.J Biggersがニッケルに入っていました(RoweのINTも有りましたけど、プレイタイムはBiggersが多かったはず)CBとして通用しないなら、FSに戻す事も考えて良いはずです。


 さて、何はともかくランは出ました。ディフェンスが何とかしているうちにオフェンスの改善が進む事がチームに必要です。Josh HuffとAgholorがスターターで並んで縦に走る、一回見てみたいです。

おしらせ

2015-09-22 10:22:00 | ノンジャンル
時間取れずまだDAL戦見れていません、リアルタイムで見れないと負け試合見る気力(その為に時間作る)のが難しくなります・・・

このままずるずる更新なしよりは、今までのリアルタイムで見る、そこで気になったところを見直して1回書く、その後もう一回見て2度目を書く。のスタイルから、
リアルタイムで見てすぐに書く、そこで抜けてる部分をコメントなどで指摘してもらうなり、コメント同士で討論してもらうような形で補完していく。
時間が取れるときは良いのですが、取れないときにはこう言う形にして試していきたいと思います。

開幕週の両OGがパスプロはまあまあだとリアルタイムで見ていたので、その後地元誌などでも酷評を見てもう一回見ようと思い、その時間が作れずに更新切れてしまいました。そうなるよりは荒くても何か書く方向にしたいと言うわけです。

Reidを越える10-6安定政権

2015-09-15 07:36:00 | イーグルス
 2015シーズンの開幕戦、マンデーナイトの@ATL戦があと少しで始まります。
 相手のATLもオフに大きな変化が有りましたが、今日の試合は相手がどうこうよりも、自分達がどう変わったのかを見る試合だと考えます。

 まず、PSに居たRaheem Mostertに引き抜かれました。これはRB陣の層が厚すぎたからカットされたんだろう。と見られたのでしょうね。代わりのPSが誰になるのかはまだ不明です。
 Chip Kellyは開幕集の水曜日まで誰がスターターか決めない。と、格ではなくその時の能力を競わせる競争主義を主張し続けています。今年もデプスチャートの項目がオフィシャルHPに無くてついに公表しないままになるのかと思っていたのですが、やっと公開されました。
http://www.philadelphiaeagles.com/team/depth-chart.html
 特に目新しいところは無いですかね、LB陣のセカンドチームの書き方から推測するとILB.OLB共に3人で回していくつもりなのかな?この程度が新情報でしょうか。


 2015シーズン開幕戦での見所
1 Sam Bradfordの足
 プレシーズン好調と言うか文句の付け様の無いプレイを見せたBradford。パサーとしての上半身の素晴らしさは分かりました。あとは足首やら膝やらの下半身がどうなのか?プレシーズンではポケットから一歩も出る事無くガンタンク状態でした。これはロールアウトにしてもスクランブルにしてもリスク考えての事でしょう。
 動きたい時には動けるのか?それもと本当に動けないのか?耐久性は?プレイオフまで健康で居る事が最優先ですけれど、当然敵はBradfordの足を狙ってくるでしょうから、倒されるにしても上手に倒れる事が重要になります。


2 12年ぶりに復活するThree Headed Monsterがどれだけ走るのか?
 Duce Staley,Correll Buckhalter,Brian Westbrookの3人が走り回った2003シーズンに匹敵する3人のRBが集まりました。プロボウラーが3人と言う点ではあの時よりも上かもしれません。
 Frank Goreに逃げられた結果と言う経緯を考えれば、Chipにとって予想以上の出費をしてしまったのかもしれませんが、その分働いて貰うしかありません。DeMarco Murrayが1200、Ryan Matthewsが800、Darren Sprolesも400、これくらいは健康で居続けてくれれば走ると考えています。アップテンポでオフェンスの回数自体多いですしね。


3 DLのセカンドユニット
 ファーストチームのDLに不安点は有りません。4-2ニッケルの時のフロント4も大丈夫です。ただ、プレシーズンゲームを見ていてセカンドチームDLの弱さは気になっています。
 セカンド同士が当たるプレシーズンと違い、ファーストチームが出てくるレギュラーシーズンですから、ランにパスにと両面で中途半端よりもランだけでも止めれる選手をセカンドチームには置く。これは間違っていないとは思います。怪我人の穴埋めに多くを求めない、とにかく押し潰されない事を要求しているのですから。でも、タレントレベルが低く見えるのですよね・・・
 シーズンエンド級の怪我が最近出ていませんけれど、一人でも欠けたらかなりの戦力ダウンになると危惧しています。デプスの薄さではチーム全体でもDBの次はDLが薄いでしょう。


4 考えるのも嫌なCB陣
 デプスチャートではNolan Carrollがファーストチームに有りますが、練習ではCarrollがニッケルでEric Roweがスターターのようです。これも中堅Carrollは調整済みなのでRoweに経験積ませる為にやっているのかもしれませんから試合始まらないとCB陣の編成は分かりません。試合中にも入れ替えて行くような形になるのでしょう。
 ルーキーRoweが能力的に一長一短有る選手なのはプレシーズン見て間違い有りません。穴の多いルーキーを使わなきゃならないのも問題なのですけれど、それ以上にCarrollですら大丈夫?とはてなが付く選手なのを忘れてはいけません。
 MIAではDimitri Pattersonにポジション争いで負けて、うち来てもBradley Fletcherに負けた選手なのですから、多くを望んではいけません。Chipはオフシーズン頑張って別人のように状態が良いとOTAから大絶賛でしたけれど、そこまで良くなったとは思えません・・・
 と言う訳で、致命的な大穴が開いたまま手当てするどころかトレードで放出までして開幕を迎えます。Barndon Boykinが外でスターターやれると思っていないのでトレード当時はニッケルの後継者出来たから出しただけなのでしょうけれどね。


5 今年が勝負
 そろそろChipシステムも丸裸にされるでしょう。
 Andy Reid時代ほど当たる訳では有りませんが、生中継見ててセットした時点で次は左インサイドへのラン、プレイアクションからの7ヤードアクロス。とかプレイが分かるようになってきました。上から俯瞰しているのとフィールド上では見え方が違うので簡単に読まれる訳ではないのでしょうけれど、ワンパターン化しつつあります。
 ChipGMが拾ってきた選手のチームに作り変える作業中で、キーマンの熟成を考えれば来年のChip政権4年目が集大成になるのでしょうが、システムの目新しさと言う点では今年が賞味期限のぎりぎりかもしれません。システムに頼らないでも勝てるとChipは思っているのでしょうけれどね。


 本来であれば新任監督は3年目くらいが第一期のピークになるはずですけれど、ChipGMの権力闘争の影響なのか、もともと独裁型カレッジコーチだからなのかチーム解体してしまいました。今年のチーム目的がスーパーボウルでの勝利なのか、新しいコアの熟成なのか、中途半端な年に感じます。それでも10勝6敗くらいには持っていくのでしょうけれどね。

DB再編?

2015-09-11 08:19:00 | イーグルス
 Zach ErtzとMarcus Smithが練習に復帰しました、2人とも全部の練習に参加したわけではないようですが準備運動だけと言う状態でもないようです。

 Marcusの復帰はありましたが、Chip KellyはVinny CurryをOLBにコンバートして専念させるとコメントしています。元々4-2-5ニッケル時のDL要員で3-4DEとしては起用される事少ないですから、280ポンドから少し減らして265くらいに調整が出来れば3-4OLB兼ニッケルパスラッシャーで機能するでしょう。
 心配だったバックペダルもプレシーズンゲームでは(標準以下でしたけれど)動けないと言う事は無い・・・程度には動いていました。4-2ニッケル時にDTの位置に入る事も有るのでどこまで体重落とすのか?これも難しいですが、DEに怪我人出てもCurryがスターターでランを止める役をするとは思えないので減らしてパスラッシュ特化は間違っていないと判断します(昔Jaqua Parkerが公称250ポンドでパスラッシュDTやってました。270は有るように見えましたけどね)

 これでOLBはパスラッシュ担当のウイークサイドにBrandon GrahamとCurry、ストロングサイドにConnor BarwinとBrad Jonesと言うデプスチャートになります。非常時にはKiko AlonsoがSLBに入る事も有るでしょう。今年もMarcusはインアクティブのまま終わってしまう事になりそうです・・・



 Eric RoweがSで練習をしているようです、と言ってもCBメインでSもやっている程度らしいのですけれど、DB再編成が有るかもしれません。
 同時にNolan Carrollをニッケルに専念させていると言う話も出ています。Roweにインサイドはクイックネスで無理、それならばRoweを外に置いてスターター起用しCarrollをニッケルで使うものと考えていました。
 それがRoweのSコンバート、となると元々CBのWalter ThurmondをCBに戻してRoweがSに入る準備とも受け取れます。ただ、Sのバックアップが非常に弱い事(Chris MaragosとJerome Couplin両方ST要員です)そこから考えると緊急時にはRoweがSに入る可能性が有ると言う事かもしれません。
 Byron Macwell.Carroll,Rowe,Thurmond,Malcolm Jenkinsの5人がDBのファーストチームを組む事になるのでしょうけれど、この組み合わせは2通り考えられます。

A LCB Maxwell RCB Rowe NCB Carroll SS Thurmond FS Jenkins

B LCB Maxwell RCB Thurmond NCB Carroll SS Rowe FS Jenkins

 どちらもSSとFS、RCBとNCBは入れ替わる可能性が有ります。

 AとBのどちらが機能するのかは難しい判断になります。まず、RoweがNFLのSとして機能する判断力が有るのかが未知数です。そしてThurmondもニッケルCBとしては実績が有りますがスターターで外をやった時にどれほどの物かは分かりません。
 そしてこの問題の根底に有るのはRoweをスターターで大丈夫なの???と言う疑問です。RoweがCBで問題ない!と言い切れるならばSの練習をした所で怪我が出たときの非常用練習でたいした記事にもならないはずです。開幕直前にDB再編成?とか言われてしまうのはRoweのプレシーズンでの頼りなさに起因しているのは明白ですから・・・
 私はRoweはNFLのCBとして使うのは現段階で難しいと考えています。バンプで手の使い方が下手、ターン後の一歩目が遅くすぐに離されてしまう事から(トップスピードは遅くはないと思います)プレス仕掛けてもクッション置いても通用しないのではないかと危惧しています。
 それでも、今居るメンバーでニッケル・ダイムを組む時にRowe無しと言う訳にはいきません。使われ失敗しながら成長を待つ、DBは今年も忍耐のシーズンを送る事になるのでしょう。