1巡指名のMarcus Smithは現在サードチームのROLBで練習をしています。Trent Cole,Brandon Grahamの次と言う形で、LOLBでならばConnor Barwinの次のセカンドチームに入れるのでしょうけれど、Coleの後継パスラッシャーとして育成する事を考えているようです。
パスラッシャーかレシーバーか?ドラフト前の面接を見てもこの2つのポジションを重点的に補強するのは明白でした。1巡22位にTop15候補のCB Darqueze Dennardが落ちてきても指名しなかったのですからポジションニーズを埋める事を優先したのでしょうね。トレードダウンして1巡26位での指名となりました。
1巡26位 DE/OLB Marcus Smith Louisville大
身長6-3 3/8体重251ポンド、スカウティングコンバインで40ヤード4.66、ショートシャトル4.47、スリーコーン7.48、垂直飛び35インチ、幅跳び10フィート1インチ、ベンチプレス23回。
プロデイでショートシャトル4.38、スリーコーン7.08と記録を良くしています。
Georgia州Columbus出身、高校時代はQBとしてプレイし、州のセカンドチームに選ばれています。カレッジへの進学時の評価は高くなかったようで、QBで全米37位(ESPN)程度だった模様。
LBにコンバートされて(翌年Teddy Bridgewater入ってきますし、QB諦めたのは正解でそう)STでのプレイで1年目は終わります。2年生の途中からスターターに昇格、3年生はDEとしてプレイ、DEとOLB両方でプレイしています。4年生ではAPのオールアメリカンサードチーム、AACのディフェンスMVPに選ばれています。
1年生 9試合出場 3タックル
2年生 10試合出場 5先発 12タックル 6サック
3年生 13試合出場 13先発 29タックル 4サック 1INT
4年生 13試合出場 13先発 42タックル 15サック
ドラフトサイトによる長所と短所
長所
一歩目の鋭さ
膝が良く曲がる、重心が低いプレイ
QBに襲い掛かるスピードと加速
横にも動ける
パスラッシュに必要な腕の技術を持つ
バランスが崩れないターン能力
3-4OLBでの全てのプレイが出来る
短所
大型OLに捕まってしまう
オープンフィールドタックルでミスをする
強引さが足りない
判断に迷うと足も止まる
爆発的なもの(多分スピード)は持たない
コーチの指導を素直に聞いて年々パスラッシャーとして成長を続けている。と言う評価も有ります。これはChip Kelly好みでしょうね、QBからのコンバートですし(調べた感じ高校時代はQB専任だったようです)努力で記録を上げてきた経歴も買われているはずです。
4年生の時はパスラッシュだけではなく、パスカバーやランサポートの役割を担った。50%のプレイはパスラッシュ以外のプレイをしていると本人は言っていました。動画見た感じパスラッシュ7割でしたけれど・・・そう言う意味でもパスラッシュにショートエリアカバーと言う万能性が有るのもChip好みでしょう。
動画を見直してみると、7ヤードくらいまでのパスカバーは結構良いです。5ヤード以内で一回掴んでからちゃんと離して付いていっています。NFLレベルのTE相手(腕の長さやパワーが増す)に同じようなカバーが出来るのか?と言う点は残りますけれど、付いていく足が有るのは見て取れます。
パスラッシュと言う点では抜くまでよりも抜いた後の加速、QBに襲い掛かる動きが良いです。OLにきれいに手を出されてしまうと止められる面も有りますが、大外回りでも内へ切り込んでもプレイ出来るのも高評価です。
課題と言われるパワーアップ、これに成功すればColeの後継者としてエースパスラッシャーに成る事も出来る素材かもしれません。3-4のOLBとして10サックを期待する大物感はちょっと無いのですけれど、6サック+ある程度のパスカバーはやってくれるのではないかと思います。パワーと加速を磨いてROLBになるのか、万能性を残してLOLBになるのかは育成次第でしょうけれど、LOLBとしてTEの前に立つ方が活きるように感じました。
パスラッシャーかレシーバーか?ドラフト前の面接を見てもこの2つのポジションを重点的に補強するのは明白でした。1巡22位にTop15候補のCB Darqueze Dennardが落ちてきても指名しなかったのですからポジションニーズを埋める事を優先したのでしょうね。トレードダウンして1巡26位での指名となりました。
1巡26位 DE/OLB Marcus Smith Louisville大
身長6-3 3/8体重251ポンド、スカウティングコンバインで40ヤード4.66、ショートシャトル4.47、スリーコーン7.48、垂直飛び35インチ、幅跳び10フィート1インチ、ベンチプレス23回。
プロデイでショートシャトル4.38、スリーコーン7.08と記録を良くしています。
Georgia州Columbus出身、高校時代はQBとしてプレイし、州のセカンドチームに選ばれています。カレッジへの進学時の評価は高くなかったようで、QBで全米37位(ESPN)程度だった模様。
LBにコンバートされて(翌年Teddy Bridgewater入ってきますし、QB諦めたのは正解でそう)STでのプレイで1年目は終わります。2年生の途中からスターターに昇格、3年生はDEとしてプレイ、DEとOLB両方でプレイしています。4年生ではAPのオールアメリカンサードチーム、AACのディフェンスMVPに選ばれています。
1年生 9試合出場 3タックル
2年生 10試合出場 5先発 12タックル 6サック
3年生 13試合出場 13先発 29タックル 4サック 1INT
4年生 13試合出場 13先発 42タックル 15サック
ドラフトサイトによる長所と短所
長所
一歩目の鋭さ
膝が良く曲がる、重心が低いプレイ
QBに襲い掛かるスピードと加速
横にも動ける
パスラッシュに必要な腕の技術を持つ
バランスが崩れないターン能力
3-4OLBでの全てのプレイが出来る
短所
大型OLに捕まってしまう
オープンフィールドタックルでミスをする
強引さが足りない
判断に迷うと足も止まる
爆発的なもの(多分スピード)は持たない
コーチの指導を素直に聞いて年々パスラッシャーとして成長を続けている。と言う評価も有ります。これはChip Kelly好みでしょうね、QBからのコンバートですし(調べた感じ高校時代はQB専任だったようです)努力で記録を上げてきた経歴も買われているはずです。
4年生の時はパスラッシュだけではなく、パスカバーやランサポートの役割を担った。50%のプレイはパスラッシュ以外のプレイをしていると本人は言っていました。動画見た感じパスラッシュ7割でしたけれど・・・そう言う意味でもパスラッシュにショートエリアカバーと言う万能性が有るのもChip好みでしょう。
動画を見直してみると、7ヤードくらいまでのパスカバーは結構良いです。5ヤード以内で一回掴んでからちゃんと離して付いていっています。NFLレベルのTE相手(腕の長さやパワーが増す)に同じようなカバーが出来るのか?と言う点は残りますけれど、付いていく足が有るのは見て取れます。
パスラッシュと言う点では抜くまでよりも抜いた後の加速、QBに襲い掛かる動きが良いです。OLにきれいに手を出されてしまうと止められる面も有りますが、大外回りでも内へ切り込んでもプレイ出来るのも高評価です。
課題と言われるパワーアップ、これに成功すればColeの後継者としてエースパスラッシャーに成る事も出来る素材かもしれません。3-4のOLBとして10サックを期待する大物感はちょっと無いのですけれど、6サック+ある程度のパスカバーはやってくれるのではないかと思います。パワーと加速を磨いてROLBになるのか、万能性を残してLOLBになるのかは育成次第でしょうけれど、LOLBとしてTEの前に立つ方が活きるように感じました。