イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

8割負けだと思っていましたけどね

2021-10-11 19:10:00 | イーグルス
 4か月のシーズン、最初の1か月は1勝3敗。第2四半期は新人HCを相手が研究し、こちらもトライアンドエラーの改善をどうやっていくのか?を見る4試合になると考えています。

 さて、5試合目の@CARは21-18(前半6-15)で逆転勝ちしました。正直、酷い試合だわ見る価値なし!くらいに思っていたら逆転してた・・・と言う不思議の勝ちあり。と言う感じです。

 Jalen Hurtsはちょっとしたコントロールのブレは相変わらず、球速が無いのですがそれをカバーするのはコントロールなのですよねえ。判断と言うかとりあえず右に逃げて踏み込めずに後ろに飛びながら緩く投げ出す。この部分の改善を期待したい。
 その前に、奥へのコントロール(ほぼ確実にショートする)のを嫌ったのか、OLを信頼していないのか、浅いゾーンに緩く投げ込むだけなのはプレイコールにも問題が有るでしょう。

 ランの回数は相変わらず少ないですね、Kenneth Gainwellが足を痛めて途中使えなかったようですが、バランス良くなかったです。
 Miles Sandersはたまーに速いのですけど、なんか全速に上げるタイミングが悪いと言うか、空くのを待ってる間に捕まるような形が多いです。

 DeVonta Smithは取った後頑張り過ぎてのファンブルが有りましたが、一番頼れるレシーバーになりました。
 そして、Quez Watkinsの一発、これが次の試合のチームにとって大きな負担になるでしょう。オープンで取られたら誰も捕まえられないようなスピードを見せています。もう少しみえみえじゃないスクリーンで持たせてみたいです。

 OLではLane Johnsonの代わりにRTに入ったJordan Mailataが中盤サック連発食らう場面も有りました。体を見るとパワー勝負で負けるようには見えませんが、経験が浅いからかRTでは経験不足でしょうかね。怪我が完治していないのが試合中悪化したのかもしれません。
 
 全体としては、ディープに捨てる(広げる)ようなパスを投げるタイミングを作るのが下手。その為に弱肩Hurtsのショートだけ待てば良い場面が中盤停滞の理由になりました。最後はQBキープ連発で活路を開きました。それが出来るのが良さではありますけれどね・・・


 ディフェンスではDB陣が3INTといい結果を出しました。が、カバー2の泣き所、Sの2人とMLBの中間のど真ん中の隙間に要所でフリーを作ってしまいました。
 Sを2人後ろに残すのは良いのですが、ゾーンの張り方が上手くないですね(その分CBが前目でINT狙い出来た面もありますけれどね)

 Eric Wlisonのプレイタイムを減らし、Genard Averyのプレイタイムを増やしました。上手くいったというよりは、CARのパスの問題に助けられた・・・のですかねえ。

 CB陣が後ろに居る事の恩恵を理解し始めたのか、ランで100ヤードくらってますけど、DAL,KC戦のどーにも止まらない感は無かったですし、少しだけ良くなったのですかねえ。CARのQBのミスに助けられたのでしょうけれど。

 パントブロックやセーブティ食らったりと面白試合になりましたが、終盤逆転で2勝3敗となりました。チーム状態良いとは言えませんが、勝つことで良くなる面もあるでしょう。

1勝3敗の滑り出し

2021-10-06 10:51:00 | イーグルス
 負け試合こそ見直してここが修正点と言う所を見つけたいのですけど、負け試合2度見る元気ってのはなかなか出ませんね。

 4試合終わって1勝3敗です、勝敗的にはこんなもんでしょう。6-11くらいは行けるかなと思っていましたが、コーチと選手の意思疎通など、HC,OC,DCともに若手を入れたことによる試行錯誤期の停滞が見られます。
 
 現在、無能説出ているDC Jonathan Gannonですが、新システムのDE/LBを自由に使う。が機能していません。
 そこに入れる人材にGenard Averyを指名したのがそもそもの間違いでしょうねえ、この手の選手はプロボウル級のスーパーマンか頭脳面で優れる指揮官型でなければ務まらないでしょう。
 4-2-4のDLの外側にSLBとしてセットしてパスラッシュしても届かない、ランプレイでもホールをふさぐような大型LBとしての仕事が出来ていません。たぶんこのDE/LBって、システムとして機能したら4WRセット多用でニッケルDB入れる事になってフィールドから消されてしまうでしょうから、うまくいかないと思います。早く、あきらめましょう・・・

 ランが止まらない、常にリードブロック1枚付けてRBが飛び込んでくる問題。
 Javon Hargraveが楽しそうにプレイする半面、ギャップコントロールへの意識が明らかに低いです。これはHargraveの問題ではなく、Derek Barnettなんかもコンテイン意識ゼロです。今までが押し込みとコンテインに注力しすぎてサック狙えよ!と言うサードロングでもスクリーンとスクランブル警戒しすぎる面が有ったのですが、今年はすれ違うと言うかすり抜けられる場面が増えました。ここはバランスをどう取っていくか?だと思いますが、Brandon Grahamがシーズンエンドで難しい状況は続くでしょう。
 
 DLがOLを抑える意識が低下している事により、リードブロックが付いてRBが飛び込んでくるわけです。KC戦なんか常にGが1枚付いてたし、DAL戦もFBがLBを抑え込む場面を何度も見ました。その状態で、パワー不足のEric WilsonとAlex SingletonでWLBタイプを2枚置くのは無理です。その為に大型LBを入れているのですが、5人目のDLしてる時は中央のランで消えてしまいますから・・・
 対処法としては、そのLB/DEをSLBではなく、3人目のDT兼MLBとして(Jeremiah Trotterのように)ギャップを埋める、タックルをする、パスプレイならブリッツ。そういう使い方で漏れたOLを食い止める仕事をさせるのが良いと思います(DLに抜くことを優先させ続けるのであればですが)その場合も機能したらレシーバー増やして試合から消されてしまうのでしょうけどね・・・
 酷評されるWilsonですが、オーバーパシュートが多いのは事実ですけど、OLに組まれたら終わりの選手がOL付けてボールキャリアーが来た時点でどーにもならないですから。機動力のパスカバー重視、ランはRBに絡んで味方の集散を待つ、そういう選手です。Singletonの方がリードブロックに捕まっても何とかしようとするところが見えるのですけれど、結局LB陣のタレント不足、この2人ともLBの軸になる選手ではないのです。

 DBもS2枚で後方をカバーするシステムをGannonは使うと言われていました。そこはRodney McLeodが怪我で出遅れた事で現在の所機能していません。KC戦でやっと戻りましたが、うまくいってないです。
 単純に練習すら出来ていなかったので、ゾーンの受け渡し的な熟練度の低さが問題なのでしょうし、あんだけラン食らったら2人奥には残せません。
 それと同時に、クロスルートで剥がされる、先に1枚Sを釣り出しすレシーバー入れて居なくなるであろう場所に遅れて入るレシーバーがフリー。と言った、相手の狙いに簡単に引っ掛かるのも目立ちます。個々の能力、今年は低くないです。当社比ですけど・・・・・・
 KC戦でTyreek Hillの相手をWilsonがしていてあっさりぶち抜かれる。ゾーンで均等に守った結果、レシーバーと守備の人数が左右で全然合っていない。解説に馬鹿にされるシーンが続発しました。ここら辺は理想とするシステムと現場の調整が下手なのでしょうね。シグナルコーラーとしてGannonの経験値、アジャストの経験値が低いのでしょう。
 
 と言う訳で、ラン止まらない、カバー出来ない、システム崩してヘルプするとそこを狙われる。ディフェンス立て直すのは難しいと思います。このシステムやるならLBにプロボウル級の選手入れないと無理でしょう。負担が大きすぎます。


 オフェンスでは、Jalen Hurtsの欠点が見えてます。
 逃げ方が下手、右斜めに直線で走って体重後ろのまま手投げのパスをサイドラインに投げるだけ。この逃げ方からダメですね。最初から走る気で逃げるときは良いランが出来るのに、投げようとしての足の使い方は下手くそです。せめて逃げた後に前にステップして体重乗せて投げてほしいものです。
 また、ポケットから出る時に、前に出られない(OLが良くないのも有るでしょうけれど)前に出て走るか投げるか?って形を取れれば足の有るHurtsを守るの難しくなるはずなのですけれどね(KC戦ではせっかくポケットの前に抜けて走れる場面でフィールド見てるうちに後ろから捕まるのもありました)もう少し意識を両面バランス良く使えるように(投げるか走るか、フィールド見るかパスラッシュ見るか)なると良くなりそうですけれど。

 Jordan Mailataは思ったよりもミスが少なく済んでいました。研究される前に消えただけかもしれませんが、経験を積めば4年60ミリオンの契約延長するだけの選手になってくれるかもしれません。
 代役Andre Dillardは反則多いですね、
DLに抜かれて苦し紛れのホールディングよりも、位置のミスのようなものが多いのは問題です。パワー不足で話にならないと言うレベルではないようなので、ここも経験値でカバーできるかもしれません。
 ルーキーLandon Dickersonに関しては怪我が完治しているのか?完治してもこれだけしか出来ないのか?と言う所です。これが完成形だと困ります(上記の未完成2人よりもルーキーですけど経験は上ですから)けが人続出での緊急登板の影響と考えておきましょうか。

 レシーバー陣は概ね順調です、DeVonta Smithは期待していたくらいの働きはしていますし、今後さらにボールが飛んでくる事になるでしょう。Quez Watkinsのスピードも通用します(上手く使えてないですけど)TE2人はボールが飛んでくればいい仕事し続けています。Jalen Reagorはもう少し頑張ってね、と言う感じですが使い物にならないJJAWよりはましです。
 レシーバー陣に注文をするとすれば、プレイが崩れた時にHurtsが投げやすいように貰いに行く動きですかね。これはHurts側の問題なのでしょうけれど、Carson Wentzの時から崩れた時の動きは良くなかったです。
 ファーストターゲット見て、ダメなら走れ。これが今のHurtsには最適な指示なのかもしれませんけどね、大きく育てる事を考えれば逃げながらセカンドターゲットを探せるようになってほしい所です、その為の動きをレシーバー陣がしてくれる事を期待します。


 コロナの影響でミニキャンプが制限されるとか新人HCには厳しい情勢です。開幕から4試合、なにやってんの?無能!言いたいプレイ、言いたい試合、流れを変えられない采配、いろいろありますけれど、コーチ陣変わってすぐなんてこんなもんです。
 次の4試合でどう変わるのか、ここが大切です。