イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

95が居ると思ったら

2008-10-30 12:17:13 | イーグルス
 レイトヒットと言うか、頭下げていたからボールが来ていないのを全く見ていなかっただけの酷いプレイで受けて退場したL.J Smithは練習を欠場しています。Andy Reidは脳震盪は良くなってきているから次の@SEA戦には出場出来ると思うとコメントしていますが、ボールも持たずに振り返った瞬間にヘルメットをあごに貰っていますしダメージは大きそうです。
 ATL戦で(多分逆球を取りに行った時でしょう)肩を負傷したJason Avantも練習に参加しています、まあWR6人全員が健康の場合には1人アクティブから外れる事になると思いますが。
 ATL戦欠場のReggie Brownは練習に復帰していますし、Brian Westbrookも肋骨のヒビを抱えながら練習にフル参加したようです。Westbrookは例年通り水木休みで金曜だけ出てくる程度で良いと思うのですけれどね。

 公式記録でShawn Andrewsが出場したとなっているので間違いだろうと思っていましたが、やはり修正されています。手術の時には2-3ヶ月かかると言う事でしたが、6週間で戻れると考えているようです。そうならば12月から復帰出来ますし、寒くなってランの重要性が増す頃に復帰する事になります。スターター1年目のMax Jean-Gillesのスタミナも不安ですし、早い復帰が出来るのならばそれに越した事はありません。

 いつのまにかVictor Abiamiriの背番号が95になっていました、昨日の試合でなんでJerome McDougleの95が居るのだろうと思ったのですが、Abiamiriが付けていました。手首の骨折から復帰しましたがまだ目立った活躍は有りません、まだ完治はしていないでしょうし手首の状態が良くなる事で調子を上げる事を期待します。個人的にはパスラッシュDTよりもランストップDEで使って欲しいのですけれどねえ、パスラッシュDTには思い切ってChris Clemonsでも入れれば良いのにと考えています。


オフェンスは改善されてきました

2008-10-28 07:03:51 | イーグルス
 1999年にHCに就任して以来休み明けは無敗のAndy ReidですがATL戦に勝って10連勝になりました。27-14と最後は点差が付きましたがそこまで楽は試合では有りませんでした。

 Brian Westbrookが復帰した事でランオフェンスが復活しました、ラインはそれほど押せては居ないのですが、少しでもでこぼこがあればその隙間に飛び込む事が出来るWestbrookの能力の高さは本当に素晴らしいです。この試合ランが成功した要因はインサイドに早いタイミングで飛び込ませた事でしょう、スクリメージでホールが無くてもそこでOLの背中に隠れ、ルート再検索からそこに飛び込む判断とスピード、そして密集を抜ける腰の強さば抜群です。外を回してオープンでの1対1をやらせるよりも密集からなんとなく抜けてくるランを狙うのが今のWestbrookの能力を活かす事になるのだと思いますし、Shawn Andrewsが居なくてもインサイドを狙わせるべきでしょう。

 Kevin Curtisが復帰しDeSean Jacksonとスターターで組む事になりました、結局Reggie Brownは欠場しています。DeSeanはミドルを3本取り72ヤード、Curtisも45ヤードを稼ぎました、Westbrookのランに呼応する形でミドルへのパスが出るようになるとディフェンスを破壊する事が出来る様になります、あとはTEとスロットがショートのパスを拾えればオフェンスは完成するでしょう。
 Donovan McNabbのコントロールに乱れはありましたし逆球も有ったのですが、取れそうなボールを落とすシーンがまだまだ有ります。まあINT貰ってるはずのボールをDBがポロポロ落としてますからあれはあれで良いのかもしれませんけれど・・・。ドローでのTDやスクランブルでのファーストダウンとらしさが戻って事は良い事でしょう、ロングゲインが無いとしても10ヤード程度をいつでも取れるようになればディフェンスはカバーの為に1人残さなければなりませんから。

 Michael Turnerのランを58ヤードに抑えました、その分パスは通されましたが重戦車に押し切られる欠点を改善した事は評価しましょう。TEを使われてDLとLBを分断されなければ破綻しないで済むと言う事なのでしょう、次の課題はTEをカバーしつつランを止める事です。
 Roddy Whiteに2TDとやられました、Brian Dawkinsはあのプレイは誰かがタックル出来ると考えてINT狙いに行ったのかもしれませんがその後の反応の遅れに問題が有りました、2本目は投げたほうが上手いと言うパスでしたが3人居る所を抜かれてはいけません。ゾーンカバーげ下手なのも致命傷ですし、エンドゾーンで後ろが狭い事を上手く使えないのも問題です。
 点数よりも時間を使わせたいのは分かるのですが、何の工夫も無くやられているように見えます。負ける試合にはサックを奪ったりして3rd&15とかを作っているのにそこをクリアされてあとは消極的になりずるずる下がり立て直せなくなるドライブが必ず有ります。プリベント中でもブリッツを入れてみるとか工夫が必要です、SF戦ではゾーンブリッツを混ぜてINTを奪ったりしているのですから工夫は出来るはずです。
 2つのINTはMatt Ryanの若さが出ました、何度か対戦していれば投げない所に2つとも投げています。Asante Samuelが付いていてあのゾーンにフック系を投げるのはダメです。Lito Sheppardのエンドゾーンはもっとサイドラインぎりぎりに投げなきゃいけませんね、あそこもLitoの一番得意な場所です。
 
 DeSeanがあわやセーフティー(と言うかセーフティー貰ったように見えました)の逃げ回るリターンがありました。消極的になって良い所まで消さなくても良いのですが、そろそろお馬鹿なプレイは減らさなければいけません。

 
 この試合の収穫はオフェンスのプレイコールにあるでしょう、インサイドへのシンプルなランを出すようになりましたし、ファーストダウンパス失敗、セカンドダウンランで4ヤード、サードダウンクリア出来ずに終わり。特に2nd&10でランしかコールしない悪癖が出なかったのは良い方向に進んでいます。それとファーストダウンでサードダウンまで考えたプレイを使っていた印象が有ります、失敗してもディフェンスにこういうのも出来るというのを見せる為のプレイを使っていた事が試合全般を通じてATLディフェンスにプレッシャーを掛けていたでしょう。

なぜか点を取られない

2008-10-26 23:11:15 | イーグルス
 レギュラーシーズン第8週のATL戦です、共にバイウイーク明けで休養十分の1戦になります。

 ハンデは9点有利
 ESPN 9-1
 USA Today 6-1
 TSN 8-0
 ホームでBrian Westbrookが復帰する事も有りかなり有利と予想されています。

 怪我人はSjawn Andrewsが欠場決定の他は多分全員出場するはずです、ATL側はルーキーSam Bakerが欠場する可能性がありそうです。他にもクエスチョナブルに数人登録されていますが出場してくると予想されています。巨漢DTのGrady Jacksonが欠場すれば中央のランディフェンスに大きな影響が出るでしょうし、CBが2人クエスチョナブルですから3WRセットが有効かもしれません。

 ATLの戦いをGB,CHIと2試合軽く見たのですが、ディフェンスの方は特に何をしてくるという物が見えません。4-3ベースでゾーンが多い訳でもブリッツが入れてくるわけでもない感じです。
 DLではJohn Abrahamが7サックを記録しています、マッチアップのTRAが抑える事が出来るのかがDonovan McNabbの出来を左右する事になります。ただ、Abraham以外では全部で3つしかサックを取っていませんからブリッツにさえ注意すれば大丈夫だと思います。
 LBは豪華です、SLB Michael BoleyがCHI戦良く見えました、スクリメージに張り付く事も出来る上に TEに付いてディープまで背走する事も出来ます、L.J Smithの腰の状態次第ではランブロックのアキレス腱になるかもしれません。ルーキーCurtis LoftonにベテランKeith Brookingがランストップの要になります、リードブロックをしっかり付ければ大丈夫だとは思うのですが、FBに問題が有りますしWestbrookの個人技頼りになると抜けるのは厳しくなりそうです。
 DBではチームタックル上位にSの2人が並びます、Lawyer Milloyのパスディフェンスが良かろう筈が無いですしCB2人が怪我をしている事を考えても3WRセットからWestbrookも外に出るエンプティバックを多用してMillpyにパスディフェンスを強いる作戦が有効になるでしょう。WRが怪我から帰ってきましたしパスラッシュの無いATL相手ならパスで押すのが正解だと思います。

 特徴の無いATLディフェンスなのですが、なぜか点を取られません、失ったヤードやサックはリーグ会でも失点は中位です。これはランオフェンスでしっかり休んでいる事が良い方に回っているのか、レッドゾーン近くでなにか秘訣が有るのかもしれません。


 これまで4勝2敗とまとめてきているATL相手ですが、ここは負けられません。オフェンスではパスラッシュ不足とDBの怪我を突く事、ディフェンスではSheldon Brownが1対1で破綻しない事が重要と考えます。まずは4勝3敗と1つ勝ち越す事を目指す戦いになります。

修正出来たのか、このまま行くのか

2008-10-25 05:48:58 | イーグルス
 1週間開いてShawn Andrews以外は全員復帰すると思っていたのですが、Reggie Brownが太ももの怪我でクエスチョナブルとなっています。Brian Westbrookも練習に参加しては居ますが肋骨のヒビは完治していません。

 ATLとCHIの試合を前半見てみました、ATLは選手がすっかり入れ替わっていますし別のチームになったと考えて良いでしょう。
 オフェンスではSDから来たMichael Turnerがリーグ2位のランを記録し、Jerious Norwoodが補佐します。ゾーンブロックのOLの隙間に飛び込むシステムは苦手にしています、ゾーンで押されるとDTとDEの間に大きな隙間が出来る欠陥が有りますからLBがどうその隙間を埋めるかがランを止める鍵になるでしょう。
 Sを上げる事が出来れば大きな問題にはならないで済むかもしれません、その為にはパスを封じる必要が有ります。ルーキーMatt Ryanはまだルーキーらしいミスも多いですし強力なランに助けられてはいますが破綻無くプレイしています。CHI戦で目に付いたのはTurnerが左へのランを出し、次のプレイでOLを左にブロックさせておいてのネイキッドからのパスをよく成功させています。こういうプレイを出されると若いLB陣から思い切りがなくなりますから注意が必要でしょう。
 レシーバーとパスカバーの戦い、特に速いRoddy Whiteと高いMichael Jenkinsのコンビは苦手な組み合わせです。WhiteのスピードはAsante Samuelではディープまで追い切れないでしょうし、Jenkinsの高さはSheldon Brownでは持て余しそうです。高さはどう頑張ってもカバー出来ませんが速さの方はプレッシャーを掛ける事で消す事も可能でしょう、ただDLはこの試合ランストップの為にQBへのラッシュよりもOLをコントロールする事を重視すると予想します、そう言う意味ではRyanに対して常にプレッシャーを掛ける事にはならないでしょう。ルーキー相手ですしランを多少出されてもRyanを潰しに行ったほうが速いと思うのですが、それをさせないだけのランオフェンスを持っているのでしょう。

 ゾーンブロック、重量級RB、速さと高さのWRコンビ、嫌なキーワードが並びます。QBはルーキーですからそこを叩けば簡単にカタが付くかもしれません、QBへのプレッシャーよりもランを止める事に手一杯になるようだと良い所だけを出される展開が待っている可能性も有ります。圧倒か惨敗の両極端が待っている気がします。

Andrews手術

2008-10-23 03:05:27 | イーグルス
 Shawn AndrewsがDAL戦で負った背中の怪我の手術を受けました、復帰までに2ヶ月から3ヶ月程度掛かるようです。普通に考えれば即IR行きなのですが、IRには入れずに復帰を待つ事になりました。現状7番目のOLでアクティブロスターに登録されるWinston Justiceがいつもプレイせずに終わっている事を考えればAndrewsの分ロスターを1つ使っても大きな影響は無いのでしょう。またKevin Curtis,Victor Abiamiriの復帰で不良在庫のロスター枠も空きましたし・・・。
 2ヶ月としても復帰は12月の終わり、プレイオフに残れた場合の事を考えての措置なのでしょう。キャンプに参加せずそうでなくとも体調不良のAndrewsですから、ここで2ヶ月休んで実戦で使えるコンディションになるとは思えないのですが、コンディション作りまで含めて2-3ヶ月ならぎりぎり間に合うと計算している事になります。
 RGはこれまで通りMax Jean-Gillesが務める事になります。ランブロックで押せずにランオフェンス不振の要因になってしまっているのですが代わりは居ませんし実戦経験を積むことでの成長を待つしかありません。ただ、駆け引きや技術面よりも足が前に出ないのが押せない要因ですから体を絞らないと改善されないでしょう。どう見ても350ポンドは有るのでしょうから、フットワークが無くとも2-3歩分だけでも押してくれればWestbrookなら抜けてくれるのですけどねえ・・・。

 Andrews復帰によるランオフェンス改善は期待薄になりました、レシーバー陣の復帰でパスオフェンスは良くなるでしょうがレッドゾーンでの手詰まりは改善されそうもありません。