イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

QBがよければもっと良い数字を残すでしょう

2010-10-30 07:50:00 | イーグルス
 DeSean Jackson.Jeremy Maclin.Jason Avant3人が揃って好調と言う試合はなかなか無いのですが、CBとのマッチアップが楽な所を狙い打つ事には成功しています。

DeSean Jackson ATL戦脳震盪で退場し翌週欠場しましたが、すでに医師からの復帰許可は下りています。バイウイーク明けのIND戦で復帰するでしょう。
パス 19回 395ヤード 平均20.8ヤード 3TD
ラン 6回 67ヤード 平均11.2ヤード 1TD
 取る前の動きも素晴らしいのですが、取ってからの加速は別の生き物のようです。オープンフィールドの1対1で簡単に抜いていくステップワークは加重移動とカットの方向が一致していませんし、フェイントを入れるだけのスペースが有れば簡単に抜いて行きます。


 Jeremy Maclin 1巡指名の2年目として飛躍が期待されてたシーズン、チームトップのレシーブヤードと期待に答えています(同期の1巡WRがそれ以上の活躍をしているのですけれど)
パス 30回 458ヤード 平均15.3ヤード 6TD
ラン 2回 25ヤード 平均12.5ヤード
 ディープでフリーになる時はいつもCBをちょっと押してからカットする(なぜか反則を取られません)のが上手いと言えば上手いですし、DeSeanと比べると身体能力が格下なのがはっきり見えてしまう事にもなります。イージーなキャッチミスも多いですが、ミラクルキャッチも多いです。


Jason Avant 3rdダウンで困ったらAvantだったのですが、QB交代でそこまでパスが集まらなくなりました。キャンプを通じて1回しかパスを落とさなかったキャッチ力は健在ですが、取っていれば同点のヘイルメリーを落としたのは残念です。
パス 24回 240ヤード 平均10ヤード
 典型的なスロットレシーバー、スピードは2流ですがゾーンの切れ目を見つけるのが上手く堅実なキャッチを積み重ねます。気がかりなのが視野の狭い2人のQBだとフリーになっても見つけてもらえない場面が増えました。宝の持ち腐れにならないと良いのですけれど。


Riley Cooper Hank Baskettを競り落として4番手を確保しています。ただ、3番手までが強力な為に出番は多く有りません。DeSeanの欠場で出番を貰ったTEN戦ではサイズの割に動ける所を見せてくれましたし、今後プレイタイムを増やす事になるでしょう。
パス 4回 71ヤード 平均17.8ヤード 1TD
 普通の大型ならそのままINTされたであろうパスを最後の最後で軌道修正してキャッチしたプレイを見ると、サイズやスピードよりも頭の良さがこの選手の特徴かもしれません。Tim Tibowをコンビを組んでいましたしMicheal Vickとの相性は悪くないはずです。


Chad Hall シーズン途中PSから昇格した時にはリターナーでの起用かと思いましたが、普通にWRとしての昇格でした。
パス 3回 19ヤード 平均6.3ヤード
ラン 5回 24ヤード 平均4.8ヤード
 リターナー候補の割には速くなかったですが、機敏さは十分です。そう言う意味ではTEN戦でのRB起用は面白いかもしれません。DeSeanの復帰とCooperの躍進でまた出番が減るのでしょうけれど、層の薄いWR・RB陣にとって使い勝手の良い選手になるでしょう。

 DeSeanの脳震盪、Maclinが意外と身体能力が高くない事、Avantに合わないシステムと不安要素は有りますが、日替わりQBを考えれば各自十分に頑張っています。特徴の違うQB2人ですし合わせる方も大変でしょうけれど、投げ手の未熟さをカバーして欲しい物です。

ワンマンアーミーの系譜

2010-10-29 20:35:00 | イーグルス
 Leonard Weaverを失いLeSean McCoyが孤軍奮闘する事になりました。

LeSean McCoy 肋骨を骨折しても試合に出続けています
ラン 105回 477ヤード 平均4.5ヤード 5TD
パス 38回 293ヤード 平均7.7ヤード 
 インサイドをNFLっぽく無いすり抜け方で抜けるか穴が無ければ外に逃げるスタイルはBrian Westbrookの全盛期を彷彿とさせます。スクリメージを抜けるまでは速くないのですが、抜けた瞬間の加速は素晴らしくオープンフィールドでのカットも異次元の動きを見せます。ファーストタックルを外せばロングゲイン、捕まればそこで終わり、そう言うタイプです。気が付けばパスレシーブ38回もチームトップですし、チームにとって本当に必要な選手になっています。
 Duce StaleyにWestbrookとAndy Reid政権のRBは常にワンマンアーミーとして酷使される運命のようです・・・使い潰されないと良いのですけれどねえ。


Erdla Buckley STエースとして活躍した去年に続き、今年もSTポイント(計算式不明)でチーム4位と貢献しています。
ラン 13回 49ヤード 平均3.1ヤード
パス 1回 10ヤード 
 SD時代の評価はオープンランナーだったのですが、去年はゴールライン前限定起用で全くTDを取れず、今年もインサイドランナーとしての起用です。初速が速く、スクリメージまでは速いのですが、姿勢が高くタックルを受けるとあっさり倒されます。カットも切れないですし、RBとしては使い物にならないと判断するしかないです(だからSDがカットしたのでしょう)


Leonard Weaver 3年契約を手に入れ、SEA時代から不満だったボールを持たせてもらう事に成功しました。しかし、開幕戦で脛を抱えられた状態で横倒しにタックルを受けて左膝のACL断絶の重症でIR行きとなりました。気になるのは手術後の経過報告が無い事です、まあ開幕戦後に手術していますし来年の開幕までには回復してくれるでしょう。
ラン 1回 0ヤード
 パワーランナーなのですが、レシーブも出来ます、そしてブリッツのピックも素晴らしいです。ワンバックで使うには理想的なRB/FBですし、無事に復帰してくれる事を祈ります。


Owen Schmitt Weaver負傷後にFA市場から獲得しました。SEA出身でWeaverの後継者としてプレイしていました。
パス 12回 96ヤード 平均7.8ヤード
 速くは無いのになぜかフリーになっている不思議な選手です。ノーマークと言えば警戒するほどの選手では無いですしゾーンの切れ目に入るのが上手いと言えば上手いのかなあ???と言った感じです。ランブロックでは押し込むパワーは無いですが、1対1を拾う上手さが有ります。Weaverのようにボールを持つ事は出来ませんが、古典的FBとしては期待以上の仕事をしてくれています。


Joique Bell BUFのPSから引き抜きました、がSTでたまに使われる程度ですしそれだけの価値があるのかは微妙です。

Jerome Harrison CLEからトレードされて来ました。システム習得が済むであろうバイウイーク後のIND戦からアクティブになってチームに貢献してくれる事が期待されます。基本アウトサイドランナーですが、インサイドも走れなくは無いです。


 McCoyが潰れる前に誰かがフォローできるようにならなければなりません、Harrisonがその役割を担ってくれる事を期待します。Mike Bellが期待外れに終った事でMcCoyに負担を掛ける結果になりました。今後更にMcCoyが成長してくれればリーグ屈指のRBになる可能性も有ります。

先が見えない

2010-10-28 06:02:00 | イーグルス
 バイウイークに突入し、来週の練習開始までひとまず休養に入りました。4勝3敗の結果については、プレイオフに出るには5勝2敗じゃないと難しいと考えていましたが、Kevin Kolbの本格化が遅れた代わりにMicheal Vickが全盛期に近いプレイを見せていますしDonovan McNabbからの切り替えが上手くいくかどうかがチームの鍵を握る、と言う意味でVickの復帰でどれだけ良化するのか、プレイオフの可能性は十分に残っています。

Micheal Vick  開幕戦途中から出場し、4週目のWAS戦途中肋骨損傷により退場、IND戦より復帰予定。
パス 96回中59回成功 61.5% 6TD 0INT レーディング108.8
ラン 24回 187ヤード 平均7.2ヤード 1TD
 開幕戦で後1歩及ばなかったものの素晴らしいリリーフを見せ、ワイルドドック要員から一躍エースQBとしてDET.JAC戦を勝利に導き9月のNFC Offensive player of the monthに選ばれました。WAS戦でスクランブルTDプレイ時に負傷し現在休養中。
 やっている事はファーストターゲットを見て、空いてなければ走れの非常にシンプルな物なのですが、走り出した後の破壊力が並では有りませんからそれで十分に通用します。同時にポケットでもパスラッシュを見てから動けるだけの余裕を持ち、ベテランらしい落ち着きを見せています(去年はポケットに留まって投げるプレイでは挙動不審だったのですけれど・・・)
 復帰後の課題としては左側に逃げられないと精神的に追い詰められる事(いざとなれば走れば良い、この逃げ道が有るから余裕を持ってターゲットを探せる)でしょう。ドローは別として、スクランブルのほとんどは外外に逃げてからのものです。スクランブルでポケットの内側から抜けれるようになれば破壊力は倍増する事になります(ドローではインサイドを果敢に飛び込めるのに、スクランブルだとどこが空いているのかの判断が悪いんですよ)
 

Kevin Kolb 開幕戦で酷いプレイの後に仮病っぽい負傷退場、WAS戦で途中出場、SF.ATL戦に勝利するもTEN戦では酷いプレイでスターター降格。
パス 153回中97回成功 63.4% 6TD 6INT レーティング85.3
ラン 10回 57ヤード 平均5.7ヤード
 ファーストターゲットを見続け、見ているのにダブルチームされているのが理解できずに無理なパスを投げる。ファーストターゲット以外全く見えずに背後からではなく正面から飛び込んでくるパスラッシュに全く気が付かずにそのままサックされる。初心者のMaddenでもみているかのような判断力の悪さは致命的です。ポケットが完璧な仕事をしてパスラッシュから守りきり、ファーストターゲットに指定されたレシーバーがDBを振り切る、この2つを成功させなければパスが成功しない。正直、この2つが有ればルーキーでも投げれると思いますけどね・・・
 Kolbの経験値稼ぎでシーズンが終るかもしれない、それでも今後5年任せられるQBになる素材ならば仕方が無い。と開幕前考えていましたが、現状を見る限りではあと半年使ったとしても良くなる可能性は低そうですし、次のQBを探して欲しいです。
 物凄く好意的に考えると、元々ファーストターゲットを活かす為にその他のレシーバーが動くシステムです。普通はファースト、セカンド、セーフティバルブと別の動きをするのですが、うちはファーストターゲットにパスが成功するの前提で反対側のWRがブロックしに行ったり、初めから取る気の無いデコイとしての動きをする為、セカンド・サードターゲットを見ても空かない(カバーミスが無ければ)事が多いのです。


 Kolbが3年間サイドラインでどんな準備をしてきたのか、コーチ陣はKolbのどこにMcNabbを放出してまでエースの座を渡すだけの素質を見出したのかが全く理解出来ません。チーム全体として優勢の時は良いプレイ、劣勢の時は何をやってもダメ、この手のQBでもサードダウンだけはなぜかクリア出来るとか勝敗の鍵を握るプレイだけは素晴らしいプレイをしてくれると起用する価値が有るのですけれどKolbにはそれが有りません。
 Vickはワンパターンを読まれても止められないのか、分析すれば止められてしまうのか、シーズンを通じてエースQBで使えるのかはまだ分かりません。どうにもスーパー出場時にATLのVickを完璧に殺した試合の印象が強く、こうすれば止まると言う方法が非常に簡単なQBにいつまでも見えてしまいます。RB並みのスピードを持っている事が前提のプレイですし30歳を超えてあとどれだけ賞味期限が残っているのか、将来チームを支えるQBにするには年齢が最大の不安点になります。

 KolbがSF.ATL戦と数字は残しましたがレシーバー陣がカバーを打ち破っただけでファーストターゲットに放れる状況を作った味方に感謝するべき試合でした。レシーバー陣がカバーを打ち破れなかったTEN戦でのプレイを見ると成長速度が非常にゆっくりなのが分かります、今後試合で使って伸ばすだけの犠牲を払う気にはなれません、2010シーズン残りはVickを起用する事を期待します。

劣勢で下を向くQBはいらない

2010-10-26 01:23:00 | イーグルス
 前半を201ヤード対115ヤード、17分54秒対12分6秒と圧倒的に支配したのに、6点差しか付けられず。第4Qに27点を取られて19-37と逆転負けを喫しました。バイウイークまでの7試合を4勝3敗で終える事になります。

 敗因はEllis HobbsにNate AllenがKenny Brittに全く歯が立たずに225ヤード3TDを奪われた事。Kevin KolbがINTにRiley Cooperのスーパーキャッチで帳消しにしたものの普通ならINT確定とロングパスを連発でコントロールミスして以来まったく奥に投げる事が出来なくなった事。この2つです。
 とにかくHobbsは何をやってもダメな状態でした。身長差が4インチ有るので高さや競り合いのパワーで負けるパスがいくつか出るのは仕方が無いと覚悟はしていましたが、単純にステップワークとパスの軌道が見えていないマーク技術の未熟さでフリーニし続けました。Sean Considine大先生を思い出させてくれる一緒に走っているだけでマークになっていないプレイを連発しました、この試合だけでなくHobbsはディープまで付いていくよりも15ヤードくらいで前に向き直してQBとWRの間に入るプレイで振り返った瞬間の出足以外に良い所が全く無いように思えます。これはAsante Samuelと特性が近いとも言えますが、Asanteが苦手であろうディープでもそれなりにボールに手を出せる位置には居るのに対し、一旦得意な距離から離れるともう何も出来ないHobbsの能力差、そしてCBにはINTが有ると相手を脅かす事を優先しディープには投げさせないようにパスラッシュをすれば良いと割り切ってしまっているように思える戦術の欠陥の犠牲になったとも言えるでしょう。
 同時にHobbsが20ヤード程度で追走を諦め、Nate Allenにカバーをスイッチする場面でカバー1で後ろを守るAllenでは両サイドを守る必要が有るAllenにサイドライン際へのパスをカバーさせるのは無理がはっきりと見えました。ランを止めなければならないのでQuinti Mikellを下げてカバー2の状態を作りにくかったのは致し方ないですけれど、もう少しルーキーAllenの負担を軽くする必要が有ります。明らかにAllenの守備範囲で振り切られる場面も有りました、WRとFSなので仕方が無い部分も有りますがボールを見失っているような感じのプレイもありましたしカバー能力を磨く必要が有ります。
 気になるのは4Qでパスラッシュが全く届かなくなった事、別に消極的になったようには見えませんでしたし、試合通じてまずはランを止める動きからパスなら割り込む動きでしたから届かなくなる理由は特に無いはずです。ブリッツが無くなってしまったのは3rdロングを作る前に放り込まれた事も有るでしょうけれど、WR-CBでボロ負けしているのですからDBの手助けを考えてあげなければいけません。
 CB3番手のJoselio Hansonもシーズンを通じて良くないですし、Hobbsと同じ小柄でショートエリアでのクイックネス重視と入れ替えても改善されなかったかもしれません。しかし、Hobbsでは全く歯が立たなかったのですから、途中で入れ替えてみるような事も必要だったと思います。それと、サイズのミスマッチが出来ると分かりきっているのにTraver Lindliyを準備しないのはなぜなのでしょう。確かに未熟なプレイをSF戦は見せましたが、バンプでパスラッシュの時間を稼ぐような対策がサイズ不足で全く無く、練習と同じルートを悠々と走りそこに投げ込むだけでTD献上を繰り返しました。
 

 Kolbは相変わらずファーストターゲットしか見れない、そしてダブルチームでもトリプルチームでも投げ込む、足は遅くないのにパスラッシュの交わし方が下手でプレッシャーが掛かるとターゲットを探すそぶりすら見せずにサイドラインに一直線から投げ捨ての連続でした。
 特にロールアウトの場面ではどこをどう見ているのか全く理解出来ない(分からないから説明のしようがない)ロールしてJason Avantを見てそのままサイドラインまで1ヤードで投げ捨てるプレイ。これは何がしたいのでしょうか、去年まではロールからの7ヤードだけは決まっていたのですけれどねえ・・・
 後半は全くパスが通る気配がなくなりました、スクリーンしか投げれないでミドル以上は萎縮して投げるそぶりすらなく捕まる。ポンプフェイクに引っかかったDLがジャンプから落ちてくる(姿勢が変えられない)状況でDLの顔面にパスを投げ込んだのは一体どこを狙っていたのでしょうか・・・・・・
 コントロールミスでのINTは1試合に1つくらい仕方が無いと割り切れずに、ずるずると萎縮してしまう。良い時は調子に乗るのに劣勢では何も出来ない、これではエースQBとしての資格が無いです。まだミスをしてもマイペースでプレイを続けるDonovan McNabbの方が良かった、誰もがそう思っているはずです。

 
 ゴールライン前でのファンブルロスト、最後にはリターンでのファンブルからTDなど敗因も有るでしょうけれど、Hobbs-AllenにKolbの3人だけで負けた試合でした。そしてMicheal Vickの復帰でQBは変えられてもDBは変える駒すらありません。バンプで足を止める事をしないので練習どおりのタイミングで放れば通る、これではパスラッシュが頑張ってもQBは怖くないでしょう、バイウイークで修正する事に期待をしたいのですが、難しいでしょう。

ここさえ乗り切れば怪我人が戻って来ます

2010-10-24 21:51:00 | イーグルス
 バイウイーク前の第7週@TEN戦、ハンデは3点不利となっています。お互いに怪我人続出の試合でDeSean Jackson.Jason Peters.Brodrick Bunkleyが欠場に対しTEN側もVince Young.Bo Scaife,Tony Brownと練習に不参加でクエスチョナブル、先日バーで喧嘩に巻き込まれた(らしい)Kenny Brittもスターターでは起用しないようです。

 TENオフェンス最大の武器はChris Johnsonです、これまで6試合で596ヤードのランと1試合100ヤード近くを記録しています。対するランディフェンスは1試合115ヤードを奪われリーグ22位と下位に低迷しています。が、このランディフェンスはStewart Bradleyが居ない時に稼がれたものが影響しています。最近はランヤードを抑え気味ですし、ランを押さえることが出来るかどうか、そう悲観しなくても良いのでは無いかと思っています。問題は抜けられたらTDまで一直線のスピードをどう押さえるか、その為にギャップを埋める事を優先すればアンダーニースが開いてしまう事です。
 幸いなのがランディフェンスを重視した際に狙われるTEへのパスの受け手Scaifeが怪我で欠場するかもしれないと言う事です、まあこう言う時に若手のJared Cook辺りに活躍されてしまうものですけれどね・・・
 Youngが欠場すればKerry Collinsが出てきます、パサーとしてはYoungより上ですが、フットワークでは数段劣ります。Trent Coleを筆頭にDLがパスラッシュでプレッシャーを掛ける事が出来るかどうか、ランディフェンスを優先せざるを得ないこの試合で、またDLには多くな負担を掛ける事になります。


 ここまで24サックとリーグ1位の数字を残すTENのパスラッシュ、これをどう押さえ込むかJason Babin,Dave Ball両DEからのサックが11と両側のラッシュを抑える事が重要です。この試合もPetersは欠場でKing Dunlapが先週同様の良いプレイを見せられなければ足も無く背後への警戒が全く無いKevin Kolbにとって厳しい試合になるでしょう。
 DeSean欠場で縦への一発が無いとTEN側に余裕を持たれる事はLeSean McCoyのランに対するディフェンスを強化する事になるでしょう。こう言う時にJeremy Maclinが縦への一発を見せれるかどうか、これが非常に大きな勝敗の分かれ目になると考えます。
 代役Jason Avantの仕事に付いては心配要らないと思います。Kolbへのパスラッシュが厳しい時にシュートへのパスの受け手としてAvantが常時フィールドにいる事は良い影響を与える可能性も有るでしょう。縦へはChad Hallがデコイとなるはずです。


 この試合に勝てば開幕前に考えた5勝2敗でバイウイークを迎えることが出来ます。1週休んだ次の試合にはVickにDeSean.Peters.Bunkl;eyと怪我人が戻ってくるでしょう、同地区が5試合と厳しいスケジュールの後半戦に向け、TEN戦に勝つか負けるかは非常に大きい分かれ道になります。