イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

6月1日がやってくる

2021-05-31 10:45:00 | イーグルス
 ルーキーキャンプからベテランも参加してのOTAに移行しています。

 怪我人で復帰が心配されているOG Brandon Brooksが下半身のストレッチをしている動画が出ていますのでアキレス腱のリハビリは問題なさそうです。
 ACLでシーズンエンドだったS Rodney McLeodもインタビューで開幕には間に合う。と返答しています。McLeodが居るか居ないかはDB全体に大きな影響が出ますし復帰予定なのは素晴らしい事です。

 去年の1巡指名Jalen Reagorがスロットレシーバーの練習をしているようです。去年よりも一回り大きく見えます。パワーアップなのかサボっただけなのかはパワーを見せる練習(バンプとか接触ある練習しないですし)をしていないのでわかりません。
 DeVonta Smithが外なのは確定として、残る2つのWRポジションですが、Reagorを内に入れて、外に去年の下位指名Quez Watkins.John Hightowerで速さを使うのか、Travis Fulghamで高さを使うのか。と言う組み合わせなのですかねえ。
 ReagorとFulehamで外競わせて、Greg Wardがスロット、速い若手は状況に応じて使うくらいの方が組み合わせとしては良い効果を産みそうな気もしますが、DeVontaがアンダーニースを広く横に使うのルートを多用するからスロットは縦向きの方が相性良いのかもしれません。結局、抜けた存在が居ないと言うレベルの低い争いをしているのが悪いのでしょう。

 元BALのDT Willie Henryが加入しました。2016年の4巡指名でBALに入団、17年は3.5サックの記録を残しましたが翌年ヘルニアの手術を受けてIR入りしその後解雇されています。20年の1月にSFと契約して1試合に出場しますが12月に解雇、すぐにHOUのPSに拾われましたが21年の契約はオファーされていませんでした。身長6-3で288ポンドと4-3DYとしては小柄です。サイズだけ見ると3巡指名のMilton Williamsに近い小型DTなのですけど、ベテランを入れた事に意味を無理に作るとルーキーたちが良くなかったのですかねえ(単純にお試し契約だとは思いますが)
 代わりにLB Joe Bachieが解雇されCINに拾われました。ウエーバーで複数のチームが獲得意思を表明したようです。ルーキーFAでNOに入り、ファイナルカット後にPS入り、そして解雇された選手なのですがドラフト時は6-7巡候補だったようです。


 ルーキーの練習を見ていると(コンタクトの無い練習だから当たり前なのですが)スピードが有るDeVonta SmithとKenneth Gainwellが良く見えますね。Gainwellはスクリーン要員として効果的に使えそうな気がします。



 あと少しで現地の6月1日を迎えてZach Ertzのトレードまたは解雇の話が来ることになります。BUFの7巡+若手のTEなんて話がESPNから出てますけど、いくらなんでも安すぎると思います。

 地元で(実現しないでしょうけど)面白い考察が有ったのですよ、Ryan Kerriganの加入はErtzを残して、代わりにDerek Barnettを放出する。と言う話。
 現在3.4ミリオンしかキャップが残って居なくて、ドラフト指名選手全員との契約が出来ない。何らかの形でキャップを開ける必要が有る。これは周知の事実な訳で、それがErtz放出になる。と言うのが一般論なのです。6月1日超えればErtz放出時のキャップの空きが大きくなる(2022年度に影響出ますけど)からそれを待っている。のではなく、1巡指名ながら怪我が多く伸びてこないBarnettと解雇して代役としてKerriganを使う。Ertz解雇でも、Barnetto解雇+Kerrigan加入でもキャップ的に同じくらいなのです。
 そう考えると、Dallas Goedert+Ertz+KerriganでBarnett放出。Goedert+Kerrigan+BarnettでErtz放出(DEの片方にBrandon Grahamは居るの確定)でどっちが強いか考えるとErtz残しでBarnett放出の方が強い気がしますね・・・・・・

Josiah Scott獲得

2021-05-19 13:38:00 | イーグルス
 ロスターに居たのすら記憶にないCB Jameson Houston(2020年ルーキーFAでCLE入りキャンプ途中で解雇、その後CAR入団もファイナルカットで解雇、11月に入ってからEaglesに入団して3試合出場していました)+2023年の6巡指名と引き換えに2020年4巡指名のCB Josiah ScottをJACから獲得しました。

 Josiah Scott(Boston Scottに続いてのScott2人目)はOhio州出身でMichigan Stateでは3年間で30試合出場98タックル7INT32PDを記録しています。
 身長5-9 1/4で185ポンド、40ヤード4.42、ベンチプレス17回を記録しましたが、それ以外の種目は計測していません。
 バックペダルがスムーズ、レシーバーの方向転換後に強力な加速で付いていく、ボディバランスが素晴らしい。と言う評価と、サイズが無い事と2018年に半月板の怪我をするなど耐久性に欠ける事、ランディフェンスは無力。と欠点を指摘されていました。JACでの1年目は6試合に出場して11タックル、ターゲットにされた時のQBレートは112との事なので、平凡な1年目を過ごしたと言うところですかね。JAC内で使えると考えていれば4巡指名を翌年6巡指名とはトレードしませんから。
 NFLではニッケルダイム専用で外は難しいと見られています。ニッケルとして考えるとFAになったCre'Von LeBlancやNickell Robey-Colemanとの再契約(今決まってないFAなんてミニマムで契約できるでしょうし)よりもScottに魅力が有ると言う事なのでしょう。6巡出した価値のある仕事をしてくれると良いのですけれどね。

 Avonte Maddoxを外のスターターで使うとした場合のニッケル・ダイム要員と考えるのが自然だとは思います。Maddoxを外で使うのはやめたほうが良いと思うのですけれどねえ・・・

Ryan Kerrigan獲得

2021-05-17 23:52:00 | イーグルス
 WASのDE Ryan Kerriganと1年契約で合意しました。

 Kerriganは32歳で2011年の1巡指名でWASに入団(消防士Danny Watkinsを指名した年です)10年間で欠場は4試合だけの頑丈さで通算95.5サックを記録しています。9年間3-4OLBを中心にプレイしてきましたが、2020年はバックアップに回る事が増えてきました。それでも5.5サックと記録していますから十分に戦力になるでしょう。4-3だとDEとしての起用になるでしょうけれど、1年契約で入れる必要が有るのか?と言う気はします。DEは今年が終わると契約切れが多いのでベテランを1年繋ぎで使うのは今年ではないのですよね。そして、ルーキー全員と契約するのがぎりぎりのキャップ事情を考えると、Kerriganにキャップを使うのが正しいのか疑問は残ります・・・

 単純にDLだけで見ても、WASとの対戦を考えても獲得に意味はあるのですけれど、FA捕るならCBが先だと思うのですけれどねえ。フロントの判断なのかコーチからの要請なのが分かりませんがちょっとDLとLB・DBのバランスが悪いです。

 Vinny Curryが抜けてKerrigan加入はプラス確定の勘定ですし、ドラフト上位でDEの指名が無かったので緊急補強するのも理解は出来るのですけれど、Zach Ertzをトレード・解雇しないとルーキーとの契約が出来なくなる事になるのでしょう。


***追記***
 1年3.5ミリオンと金額が出ました、補償額などはまだ不明です。

ルーキーキャンプ始まる

2021-05-16 12:15:00 | イーグルス
 ルーキーを対象としたミニキャンプが始まっています。ドラフト指名+ルーキーFAで契約した選手に加えて、トライアウトの若手も数人参加しています。

 トライアウト組では2017年の2巡指名DB Obi Melifonwuの名前が目立ちますが、OAKに指名されルーキー時に怪我をして翌年解雇、NEと契約しますが翌年解雇、今年はSFが契約しましたがドラフトが終わってすぐに解雇されています。契約する可能性は低いでしょうね。


 2019年のMINルーキーFAのCB Nate Meadorsと契約しています。MINで1年プレイした翌年ファイナルカットで解雇、9月末までロスターとPSを行ったり来たりしてJACのPSに入り、12月に一時的にロスターに昇格していましたが、今年のドラフト後に解雇されていました。
 ドラフト時のデータは身長5-11 1/4で196ポンド、40ヤード4.52、ショートシャトル4.19、スリーコーン6.97、垂直跳び37インチ、幅跳び9フィート11インチ、ベンチプレス15回。となっています。
 UCLA出身で42試合出場149タックル3INT22PDを記録していました。MINでは3試合出場で1タックルの記録です。元MINと言う事はコーチの推薦でも有りましたかね?普通に考えれば契約するような経歴でも成績でもありませんから。


 ACLから復帰中の2巡指名Landon Dickersonですが特別な器具などは付けずにフィールドに居ましたね。開幕に間に合うかはドラフト時の記事でも未知数と言われていましたけれど、ユニフォームに着替えてフィールドに居る程度には回復しているのは良い情報です。


 ドラフトでも指名が無く、ルーキーFAやトライアウトでも加入が無いPはこのままArryn Sipossで行くのですかねえ。2020年のルーキーFAでDETに入団後ファイナルカットで解雇されPSに入っていました。PをPSに入れるのは珍しいのでそれだけの能力が有ったのかもしれません。
 Auburn大出身で身長6-2 1/4で213ポンド、40ヤード5.09。カレッジでの平均44ヤード程度で平凡ですかね。ドラフト時26歳ですでに28歳になっています。コントロールとハングタイムは良いがキック力は劣る、と評価されています。
 多分、ルーキーキャンプに参加しているでしょうから、練習での評価次第でトライアウトを増やしたりするのかもしれません。

Patrick Johnson

2021-05-15 10:31:00 | ドラフト
 7巡234位での指名はTulsa大のOLB/DE Patrick Johnsonでした。
 Tennessee州出身でレッドシャツ無しで12試合に出場し12タックルを記録、2年生で13試合出場49タックル、10.5サック5PDを記録しています。3年生は13試合出場35タックル4サック4PD、4年生で11試合出場39タックル10サック2PDを記録、AACのファーストチームに選ばれました。

 身長6-2 240ポンド、腕の長さ32インチ
40ヤード4.66、ショートシャトル4.45、スリーコーン6.96、垂直跳び35インチ、幅跳び9フィート11インチ、ベンチプレス16回を記録しました。

 長所
強力なパンチ
スピンとハンドテクニックでOLを処理出来る
 短所
下半身の強さが無い
ランディフェンスは平凡
バランスを崩すことが有る

 2試合見ましたが、4-3DEとしてのスリーポイントスタンスが多いSMU(Southern Methodist University)戦、OLBとして手を付かないHouston戦、相手によって使われ方は様々なようです。
 パスラッシャーとしてOLに消される事も多いのですが、OLを処理した後の加速はなかなかのものがありました。評論見ると強力なパンチとどこを見ても書いてあるのですが、そこまで強くないように見えます。240ポンドとして考えるとパワーが有りますが、平均260ポンド程度のDEとして見た時に図抜けたパワーではないと言う事でしょうかね。4-3DEで使うにはちょっと特色が無いイメージを持ちました。

 ここで、ルーキーキャンプの記事が入ってきました。DEとMLB両方で練習をする。と発言したようです・・・どういう事?
 と言う訳でOLBでセットしていたHouston戦をLBとして軽く見直してみました。
 Jeremiah Trotterのような1-2ダウン専用のランストッパーになれるかもしれません。時代が横に動けない、コーン状にしか動けない(斜め前方左右30度)MLBを許してくれるかは難しいともいますけどね。