イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

勝つしかない

2011-10-30 16:47:00 | イーグルス
 バイウイークを挟んでのレギュラーシーズン8週目はホームでのDAL戦です。2勝4敗でワイルドカードでのプレイオフ進出が厳しいですし、地区優勝を狙うとなれば同地区対戦を落とす事は出来ません。
 ハンデは3点有利、ホームの3点を入れれば戦力互角と言う事です。バイウイーク明けで怪我人無しで戦力互角の判断はコーチのマイナスが大きいのでしょう。
 DAL側はFelix Jonesの欠場が確定していますが、3巡ルーキーのDeMarco Murrayが先週素晴らしい活躍をしていますし大きな問題にはなりません。他OLにやや怪我人が出ていますが、代役が穴を埋めていますし大きな欠点ではないでしょう。
 Brandon Grahamは結局アクティブロスターへの昇格を見送り、来週以降の復帰となりました。体重が落ちていると言う噂も有りますし、Trent ColeとJaqua Parkerが復帰しているのでDEを補強する必要は無いと計算したと推測します。

 Tony Romoはレーティング93と波は有るものの悪く無いシーズンを過ごしています、OLの再編成も先週のWAS戦を見た感じ進んできた印象です。WR-CBのマッチアップへの不安は少ないのですけれど、Jason Wittenをカバーする為の手段をLB・Sの誰にやらせるとしても、それによって出来るバランスの崩れをWRが突く形、CBと戦わないでLBやSにWRをぶつけるようなルートを取られると苦戦する事になるでしょう。
 もちろん、課題のランディフェンス、これもWAS戦のようにDLを狭くセットする事でどれだけ改善されたかを確認する試合になります。バイウイークを挟んでもランで切り裂かれるようならばシーズン終了ですが、バイウイークのタイミングとしては改善点が明白ですし良かったと思います。あとは、改善が成果を出すかどうかです。

 Michael Vickも脳震盪から休んだ事で体調の回復が見込めます、DeSean JacksonにLeSean McCoyの小柄な2人も休息での回復効果は大きいはずです。そしてJason Petersの復帰でTodd HerremansをRTに戻せますからDALのOLBを抑える準備は出来ています。問題はインサイドの3人がDL3人をどう対処するのかなのですが、ここは苦戦でしょう。OLBが外に膨らみILBがその穴を埋める為に前に出る所にTEをクイックで使えるか(DLに叩かれないようにOLが押さえ込めるか)ILBをFBが拾う形でのオフタックルランを繰り出せるか、この2点がオフェンスの形を作る為に重要と考えます。

 Juan Castilloには期待をしていませんが、コーチを長年やってきたのですから無能では無いはずです。これまでと同じ事をしたらある意味すごい度胸です・・・・・・
 同時に、レッドゾーンオフェンスが壊滅的な状況をどう修正したのか。Marty MornhinwegとAndy Reidの好みを考えると大きな改革は無いでしょうけれど、もう少し工夫をしてくれるとは思います。あとは余計な小細工と巧妙な戦術、どちらの面が出るかの問題でしょう。


 2勝5敗からのプレイオフは9勝7敗まで地区優勝ラインが落ちても厳しいです。まずは4勝4敗まで戻す事、それが出来たならランディフェンスに改善が見られたと言う事でしょう。今年の運命を握るサンデーナイトゲームになります。

バイウイーク明けの魔法vsワイドナイン

2011-10-27 06:59:00 | イーグルス
 バイウイークの休暇が終わり、チームはDAL戦に向けて動き出しました。その間Asante Samuelを放出する動きの噂が有ったりもしましたが、Andy ReidはEagles側からAsamuelを売ろうとした事は無い、売ってくれと言うトレードの話が来ればそれを聞くのは当然の事。と、Samuelのトレード話は現実的なものではなく、表面的なものと説明しています。

 ACLから復帰中のBrandon Grahamがチームに戻ってきました、PUPリストでシーズンを始め、9週目までの3週間の間に53人のアクティブロスターに昇格させるかIR行きかを決める事になります。昨日の練習ではヘルメットだけで行ったようですが、今日からはパッドを付けての練習が出来ていると言う事です。Reidは使う準備が出来ているかこれから見ていくしいつアクティブにするかもその時に決める。DAL戦に出るかどうかは分からないけれど、順調にリハビリを済ませていると思う。初日の練習の感想をコメントしました。
 その際の交代要員はPhillip Huntでしょう、6試合使うとPSに戻せませんし、そうなる前に入れ替えるものと推測します。

 Trent ColeとJason Petersの2人も練習に復帰し、DAL戦に出る準備をしています。良くなっている、と言う言い方だったのですが、出場するものと受け止めています。


 問題のディフェンスに付いては、ロックアウトの影響で出遅れたのは仕方がない、熟成が進んでいるのは間違いない、ここからどういう試合が出来るかが重要。と、戦術的要素ではなく雰囲気しか言わないいつものReid流説明で終りました。本当に大丈夫なのかは、1試合辺りのランヤードでDAL記録を更新したDeMarco Murrayを止められるのかではっきりするでしょう。

 Ronnie Brownのトレード失敗に関しては、Dion Lewisの成長で3人の優秀なRBを保持する事になった。3人目要らないから取引したかった、と分かりやすい説明でした。Ronnieとしては不満でしょうけれど、Lewisが良いのは事実です。


 期待した動きは全くなく、惰性で進んでいるだけに見えます。が、これもReid流と言えなくもないです。バイウイーク負けた事がないReidがこの休みの間に何を準備したのか、ワイドナインがその幸運をも打ち砕いてしまうのか、3勝4敗で望みを繋ぐか2勝5敗でシーズンが終るか、非常に重要な同地区対戦になります。

カスと心中するようです・・・ファンも道連れに・・・

2011-10-20 07:38:00 | イーグルス
 残念な事に、Juan Castilloの解任、ディフェンスアドバイザーのような新入閣もなく、チームはバイウイークの休暇に入りました。Andy Reidの人事的にやる訳ないとは思っていたのですけれど、カスで行けると考えちゃうのはどういう判断基準なのでしょう。


 MIAからFAで獲得したRonnie BrownをDETにトレードし、Jerome Harrisnとドラフト権を手に入れました。7巡と言われていますが詳細はプレイタイムなどで変わるようです。去年CLEから獲得したが使わず、今年も引き止めずで放出したHarrisonを戻す意味が分からないです。Dion Lewisが2番手で行けるから少しでも商売がしたかったのでしょうけれど、LeSean McCoyが健在な時の2番手は務まってもMcCoyが怪我でもしたときのエースRBがDionに務まるかは難しい問題だと思います。Ronnieをここで切る理由が分かりません。


 Brandon GrahamはPUPから戻ってくるでしょう。その際に誰を外すのか・・・同じポジションでPSに入れる事が出来るPhillip Huntだと思いますけれど、そこそこ頑張った為に他所に取られるかもしれません。
 Brandon Hughesが仕事してないですし、こっちを切るのが良いと思うのですよねえ。コーチ陣は期待しているようですが、私は全く評価していません。


 3INTを記録したKurt Colemanがディフェンスの週間MVPに選ばれました。同期のNate Allenと給料入れ替えたいです・・・AllenとJaiquan Jarrettの2巡Sコンビがスターターに定着するのに何年掛かるのでしょう・・・

カス ファイアの朗報が届きますように

2011-10-18 07:50:00 | イーグルス
 レギュラーシーズン6週目の@WAS戦は20-13で逃げ切り2勝4敗としました。

 4INTを奪い、ランを42ヤードに押さえる、ディフェンスが素晴らしい仕事をした試合。に数字上は見えるのですけれど、Tim Hightowerが欠場している影響は大きいですし試合中OLの怪我が相次ぎました。INTもKurt Colemanが必要以上に深く守っていたらRex Greossmanがヘロヘロ球を投げ込んだだけ、飛びついて奪い取ったプレイ自体はColeman良くやったと言ってあげたいのですが、システム的に改善された印象は無いです。
 ワイドセットを減らし、DLの連携性を強める方針転換は見えました、サックを奪うよりもOLを押し込む形のパスラッシュをしているのも見て取れます。2サックでしたが、ランパス両面のバランスと言う意味でDLの方針転換は間違っていないと思います。ただし、ラッシュが迫っても冷静で居られるQB相手だと通用しないでしょう。
 そして、発狂モノのQBドローを貰った場面。なぜゴールライン前でワイドセットを使うのか?この試合エンプティバックを見てからDEが広げる場面が何度か有ったのですが、QBがそのままCを付けて飛び込んできた場合にどうするのか?の対処が全くないのにゴールライン前でワイドセットを採用した馬鹿の幸せ回路はどうなっているのでしょう。

 オフェンスも良くないです、LeSean McCoyがキャリアハイ(と言ってもそれほど多くは無い)28回持って126ヤードと獅子奮迅の活躍をしているのに後半無得点、レッドゾーンに5回入ってもお約束のターンオーバーを含め2TDしか取れない詰めの甘さ。OL改造は急造にしては良く頑張ったと思いますし、Michael Vickは十分な時間を与えられました。ランが出ていた事とCB陣の薄さを突いてミドルも良く出ていました。それでもレッドゾーンではVickのコントロールと判断のアバウトさ、プレイコールの悪さが目に付きます。

 バイウイークを迎え、コーチ陣改造をするなら今日か明日記者会見となるでしょう。Andy Reidは試合後に今日は良いディフェンスだった、着実に成長している。とか言ってましたけれど、カスと心中する意味ないです(Reid自体が契約延長して貰えなかったらどうすんだ)短期休暇に入る前に良いニュースが飛び込んでくると良いのですけれど。

勝ってコーチ交代、なると良いなあ

2011-10-15 11:58:00 | イーグルス
 @WAS戦に向けてAndy Reidの記者会見が有りました。

 WAS戦の欠場者はTrent ColeとJason Petersの2人が欠場決定、King Dunlapが腰の怪我でクエスチョナブルとなっています。Dunlap欠場に備えてTodd HerremansがLT、Winston JusticeがRTで今週は調整をしていますからDunlapが欠場した際にはJusticeが復帰する事になります。その際にはLGのEvan MathisがOTのバックアップの準備をしていて、MathisをOTで使う必要が有るならばJamaal JacksonのC起用でJason KelceをLGで使うかKyle DeVanをLGで使うのでしょう。
 DLではJaqua ParkerとCullen Jenkinsが共にプロバブルまで回復していますから、Cole欠場のダメージはDarryl TappとJaquaで補う事になるでしょう。Jason BabinにTapp.Jaquaでも平均レベルのパスラッシュ力は有ると考えます。

 DC Juan Castilloはワイドセットになぜ固執するのか?と聞かれてQBにプレッシャーを与える事を優先している。と答えているのですが、QBを追う事よりもランが全く止まらない事のデメリットと天秤に掛けないのはやっぱり理解出来ません。
 TENやDETもワイドナインを使っているし、うちだけが奇妙なことをしていると言われるのはおかしい。とも主張しているのですが、少なくともこの2チームはこんな形でのディフェンス崩壊は起こしていませんし、TENのDLコーチであったJim Washburnにシステム構築を任せたのではないかと言う疑惑を裏付ける事になります。WashburnにDCをやらせてOLコーチだったCastillioがDLコーチに移ったほうがまだマシな選択だったような気がします。
 地区首位のWAS相手だとしてもタレントで劣っているとは思いません。外からのパスラッシュが強いWASに対してOTが固定できないとか、マッチアップの有利不利は有るのですけれどねえ、考えるのがメンドクサイ。今のコーチが何を考えているか本当に予想できないので今週もマッチアップとかプレビューは無しです。

 WAS戦が終ればバイウイーク、負ければ1勝5敗でさすがにプレイオフの可能性がゼロに近くなります。勝てば2勝4敗でまだ可能性が残ります。負けてコーチ交代してももう手遅れ、勝ってもコーチ残留では先が有りません。勝ってコーチ交代、これしか2011シーズンを勝ち抜く術は無いです、水面下でフロントが動いている事を期待し、WASには勝つ事を信じて見る事にします。