イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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Maclinだけは絶対キープ

2014-12-30 08:44:00 | イーグルス
 FAになる選手のリストです、スタータークラスが山盛りですがどうしても引き止めたいのはJeremy Maclinくらいで、あとは適切な値段であれば残って欲しい、そう言う選手です。

 UFA
QB Mark Sanchez
 Nick Folesの怪我の後スターターとしてプレイしました。残ってくれれば歓迎しますが、怪我から復帰をアピールしましたしスターターを求めて移籍するのでしょう。
WR Jeremy Maclin
 DeSean Jacksonトレードでエースとして素晴らしい成績を残しました。タグ貼るとか5年50ミリオンのような選手ではないのですけれど、今年の活躍で好待遇必至です。
WR Brad Smith
 STのキーマンとしてKRの前で露払いを引き受けました。安価なら再契約希望です。
LB Brandon Graham
 OLBとしても良いパスラッシュを見せていますが4-3DEに戻りたいでしょう。引きとめは困難と考えます。
LB Casey Matthews
 4年目にしてやっと平均的スターターの能力に成長しました。再契約したいような選手ではないですが(IRからILB復帰してきます)Oregon閥ですから・・・
CB Bradley Fletcher
 スターターとしては平凡、相手のエースと対戦するLCBは荷が重かったです。再契約はしないでしょう。
SS Nate Allen
 良いプレイも時々有るのですが、ミスも多く最後方を守る選手としては安定感に欠けます。若手が伸びてこないのでもう一度単年契約で引き止めるかもしれません。

 RFA
RB Chris Polk
 3番手としては申し分の無い能力です。1年契約で帰ってくるでしょう。
DE Cedrick Thornton
 単年契約は当然として、3-4年の契約まで持っていくかどうか?UFAにする前に手を打つべきです。

 ERFA
WR Jeff Maehi
 とりあえずキープで。


 フルシーズンのスターターがMaclin,Fletcher,Allenの3人、準スターターのバックアップがGraham、怪我人の穴埋めで後半スターターを勤めたSanchez,Casey、STで働いたSmithとUFA全員それなりに働いています。誰を残して誰を放出するのか、判断が難しいです。

ドラフトは20番目

2014-12-29 13:14:00 | イーグルス
 2015年のドラフト1巡は20位で確定しました。NYG戦負けていれば少し上がったかもしれませんけれど、わざと負けるような事をしても良い事ないと思いますし、これで良かったのでしょう。
 1巡から7巡まで1個ずつ20番目(他に10勝6敗でプレイオフに出れなかったチームが無いのでずっと20番目です)Bryce BrownのトレードでBUFから4巡を貰い8つのドラフト権を持っているようです(出来高で条件が変わるトレードなどでもしかすると下位指名権が動くかもしれません)


 遅くなりましたが、プロボウルに5人選ばれました。

 LeSean McCoyはリーディングラッシャーを取った去年より数字は落としましたけれど、NFL4位のランヤードですし選ばれるのは当然でしょう。最終戦の最後左ひざを痛めたようですが、自分で歩いていましたし大丈夫だと思います。

 普通のプレイしていれば選ばれるのが当たり前のJason Peters、今年はLGが固定できなかった前半、Evan Mathisは戻ってきたものの怪我の影響を感じた後半、隣が弱くなったからかプロボウルに選ばれるほどのプレイだとは思っていません。

 初選出のJason Kelceは本来去年選ばれるべきでした。今年はスナップが高く浮く事が目立つなど粗いプレイも有りましたけれど、去年の残念賞込みと言う感じでしょうか。

 PRでの選出はDarren Sproles、2つのリターンTDも有りましたし選ばれて良かったです。RBとしての数字はNO時代と大差ないのですけれど、インパクトと言う点ではトレードして正解だったと思います。

 14.5サックとチームを支えてくれたConnor Barwinも初選出となりました。TEをカバー出来る万能OLBが14サックも記録する(パスラッシュで抜くというよりも、ステップアップするQBを横から倒す形が多かったですけどね)何でも出来る素晴らしい選手になりました。

 他にもルーキーながら補欠1位に選ばれているCody Parkeyや補欠2位のMathis、補欠3位のJeremy Maclinなどに出番が来るかもしれません

2年連続10勝

2014-12-29 12:55:00 | イーグルス
 2014シーズンの最終戦@NYGは34-26で勝利。2年連続の10勝6敗でシーズンを終えました。プレイオフには進出する事無く終えたのはOLの高年齢化とスキルポジションが油の乗っている時期を過ごしている事から考えると今年が最大のチャンスと捉えていただけに残念な結果と言わざるをえません。


 第2Q中盤から見ていたのですが、今年のチームらしいパントブロックからの得点もあり、エースWRに成長したOdell Beckhamにワンマンショーを許すシーンもあり、No1CBの必要性とSTの強さが際立った試合でした。


 シーズンの総括は今後やりたいと思っていますけれど、一言で言うならば「プレイオフ進出チームにはほとんど勝てなかった」これに尽きます。
 NFLのレギュラーシーズンの仕組みは弱いチームに取りこぼしをしないで強いチームと5分で戦えばプレイオフに出れる。だと考えています。弱いチームに圧勝し、強いチームには疲弊するChip Kellyのアップテンポシステム、ここから強いチーム相手でも戦えるようにステップアップする為にはディフェンスの強化が必要となるのでしょう。
 とにかくDBの再整備(Malcolm Jenkins以外のスターター3つのうち2つがUFAで契約残るCary Williamsも精神的に切れてしまっているように見えます)とエースパスラッシャーの獲得(Trent Coleの高年俸、Brandon GrahamがUFAでMarcus Smithの不振)、そしてJeremy Maclinの引きとめ。この3つがオフシーズンの重要課題となります。
 DBは総入れ替えでしょうね、入れ替え要員のBrandon Boykin,Nolan Carroll,Earl Wolffはバックアップ止まりの評価しか出来ないシーズンでした。OLBはコーチ陣の評価次第でどうなるのか予想は難しいです。Maclinはタグ貼るような選手ではないと思いますけれど、DeSean Jacksonに続いてエースを連続で失えばパスオフェンスが崩壊します。


 なによりも、Nick Folesの大ブレーキをどう考えるのか?今年入れ替わったQBコーチBill Musgraveが余計な事をしたように思えるのですけれど、システム全体と言うよりもQBとしてのスタイル変更に失敗した印象です。
 Chipが走れるQBを欲するのか、Folesを伸ばしていくのか、FA市場にどれだけのQBが出てくるか、Mark Sanchez引止めをどうするのか、チームの柱をどうするのかからChip以下スタッフの判断をオフシーズンの動きから読み取る事になります。


 Chipのクイックテンポオフェンスの良い面が出た2013年、対策され悪い面も出た2014年、その対策を上回っていけるのか?悪い部分を修正できるのか?2年連続して10勝したChipの能力は評価しますが、真価を問われるのは来年2015年になります。

シーズン終了の敗戦

2014-12-22 20:17:00 | イーグルス
 DALに負けた事で負けられなくなった@WAS戦ですが、最後決勝FGを決められて24-27で負け9勝6敗。プレイオフ進出の可能性が無くなりました。

 久しぶりにチャットしながら試合を見ていたのですが、こんな負け方で終わるのか。と、書き込んでしまいました。チームのタレント、コーチ陣の采配、快進撃だったChip Kellyの問題点も見えたシーズン(特に後半戦)でした。問題は修正していけるのか、になります。


 単純に3点差なので中距離のFGを2つ外した事が敗因では有ります。今までならオートマチックの距離で風が強い訳でも無かったのですけれどね。首細族のままだったらここまでに2つ3つ星を落としていたでしょうし、責めても仕方が無いと思う事にします。

 もう一つの敗因はBradley FletcherとDeSean Jacksonを1対1で使い続けた事(先週もDez Bryantと1対1でやられ続けています)Nate Allenをフォローに付けた瞬間INTを奪いました(先週はAllen付けたプレイでTD取られましたけどね)Billy Davisは相手の出方を見る時、動きすぎて自陣のバランスが崩れるのを嫌うのでしょう。何度抜かれても同じマッチアップで同じプレイをさせるのですから。
 UFAになるFletcherを最終戦使う意味は無いですし、契約が残るNolan CarrollかBrandon BoykinをLCBのスターターに入れる事を期待します。


 相手が悪い部分も有りましたけれど、Lane Johnsonが簡単に抜かれたプレイが目立ちました。そう言うときに限ってMark Sanchezがディープを見てたりして、サックからファンブル。能力が無いとは思わないのですけれど、運の無さと言うか誰でもミスはするけれどミスした時に大事故になってしまう所が有るのは何故なのでしょうねえ。
 SanchezもUFAですし、今年同様に若手と競争する形でのスターター争いをするようなチームに移籍するでしょう。うちはNick Foles優先になるので、うちよりもチャンスが多いチームを選ぶと考えています。肩の怪我が治った事と、ちゃんとプレイ出来るチームに行けばやれる事を証明する為のEagles入り、本人にとっては悪くない選択となりました。


 コーチ陣もOC,DC共に契約切れになりますし、選手もスターターに結構な数のUFAや契約上の転機を迎えるベテラン、契約更新すべきか迷う程度の若手が居ます。ChipのNFL試運転は終わったのでしょう、次の2-3年計画のビジョンをオフシーズン示す必要が有ります。

プレイオフが遠くなる

2014-12-17 07:31:00 | イーグルス
 お久しぶりでございます、一ヶ月以上更新が無いと言うのは怪我をした時でも無かったですし10年間のリズムでも一回崩れると立て直せないのを実感しています。


 @DALとSEA戦もまだ見ていませんので、2度目のDAL戦までの状況が良く分かっていない所も有るのですけれど、DAL戦の事を書きます。

 地区優勝が掛かると同時に、地区優勝を逃した場合のワイルドカード争いにも関わる非常に重要な試合になるDAL戦は27-38で負けました。

1 Dezを止められなかった
 今年のDALは1巡を3回注ぎ込んだOLの強さに物を言わせたオフェンスのチームなのですが、スキルポジションにもタレントが揃う非常に厄介なオフェンスに仕上がっています。
 最後の最後までDez Bryantに対してはBradley Fletcherがマンで付き続けました。バンプに行けば簡単に外される、ちょっと触る程度で同体の併走をすればスピードで離される、クッション取れば自由にルート取られる。何をやってもダメでした。ラン警戒でSのフォローをなかなか受ける事が出来なかったのも問題ですし、プロボウラーにマンで付けるタレントはチームに居ないので対策の取りようが無かったのでしょう(時折見せた3人でラッシュ8人カバーはそれなりに効果があったように見えました)だとしても、エースと対峙するLCBの強化は必須です。Fletcherも契約切れでFAになりますし、Nolan Carrollも回答にはならないでしょう。


2 ランオフェンスの波
 シーズン序盤のシャッフル状態から脱したはずのOLなのですが、去年のような安定感が有りません。復帰した選手も怪我が完治していないとか問題は有るのかもしれませんけれど、試合毎に出来不出来の波が有り過ぎます。層は厚いのでベテランとの新旧交代への不安は軽くなったのですけれど、LeSean McCoy,Darren Sprolesでも走れないとなると問題です。
 LeSean McCoyとDarren SprolesのRBコンビも特殊なスタイルなのでOLに問題を押し付けて良いのか?と言う気もしますけれど、この2人で走れないならばOLかプレイコールが悪いのでしょう。


 第3Q途中で逆転しましたし、ずっと劣勢ではありましたが勝つチャンスは有りました。これで9勝5敗になりました。ワイルドカード争いでもARI,SEA,GBに負けている(DETとは対戦なし)の状況で、他チームは10勝ですから相当苦しい状況です。
 NFCのプレイオフを争う(南は置いておくとして)ライバル4チームとの対戦で1勝4敗ですから強いチームには勝ててないのですよね。