JAC戦は6-13で負けました、これで3連敗です。
終盤だけ放送を見ましたが、スクリメージの戦いを制する事を最も重要視するEaglesがラインの押し合いに負けるとどれくらい惨めな負け方をするのかを実験したような試合でした。パワーポイントの筈のShawn Andrewsを中心とした右サイドは押せずに全くランは出ず、ウイークポイントだったDarwin WalkerとTrent Coleのサイドは完全に打ち砕かれました、3年前のEaglesと今のEaglesが戦ったらこうなるのではないかと言う印象です。
オフェンスではBrian Westbrookのランをシャットアウトされました、これはAndrewsが押せない時点で当然の結果です。Donovan McNabbのパスは34回投げて18回成功と相変わらずの成功率の低さでした、かなりプレッシャーを受けていたようですしミスキャッチも多かったようです。問題なのはプレイコールに幅が無いことでしょう、プレッシャーを受けているのならばロールアウトさせるなりスクリーンを使うなりの対策を取る必要が有りますし、マックスプロテクトから復帰したDonte Stallworthに長いのを放り込んだりする等アグレッシブなディフェンスの出足を止める為の措置が見られなかったようです、淡々と3&OUTを繰り返しているのではお話になりません(ドライブにならないから策を使う所まで行かないのですが)
ディフェンスではとにかくランが止まりませんでした、これは最後8分ボールキープされてFGを蹴られたNO戦以来本当にぼろぼろの状態です。去年私はランを止める事を意識するがあまりにEaglesも持ち味である1ギャップからのペネトレイトを止めて2ギャップにした事を批判しました、そういう意味では1ギャップを堅持した事は方向性だけは評価をしたいです。ただ問題なのは1ギャップのペネトレイトのランディフェンスはロスタックルかロングゲインのギャンブルに成り易いのが必然ですし、どのホールを抜けるかはオフェンス側に選択権があります、抜けるホールだけダブルチームで開いてしまえば他のマッチアップは負けても関係ない訳です。これまでは抜けてきた所をJeremiah TrotterとMicheal Lewis,Drian Dawkinsが迎え撃っていたのですがどうも今シーズンSのランサポートが積極的では有りません、CBの怪我で上がる事が出来なかった為なのかLewisのパスカバーの穴が原因なのかは分かりませんが、Trotter1人で止められるような状態ではなかったのですが見殺しにした形です。リードブロッカーにTrotterをピックされた時にもう1人居る事が必要なのです。
常に1ギャップでペネトレイトをする事で(特にロング)パスを投げにくくする、その分Sが上がりランサポートをしてCBはショートゾーンのパスだけ警戒して取らせても良いから抜かせない(後ろに誰も居ませんから)ディフェンスをする。これがJim Johnsonのシステムの真髄なのですが、完全に機能停止状態です。
パスラッシュが届くからパスが投げられない>そこまでプレッシャーは掛かって居ない、特にJavon Kearseを失って以来サックが激減してます。
その結果Dawkins,Lewisがランサポートに上がれない>Dawkinsを上げればLewisがカバーで致命的なミスを連発してます。CBに怪我が続発してWRと1対1が出来無い事もSの上がりに影響しているでしょう。
最終的にTrotterはリードブロッカーを処理しつつランナーに立ち向かう事になりランが止まらない。 もうどうしようもないです。
解決策はCBの怪我が回復する事でLito Sheppard,Sheldon Brown,Dawkinsの3ディープを敷き、Lewisを常に4人目のLBとして使う事でTrotterのサポートをさせる、これ以外に無いと考えます。
ディフェンスシステムについては後日続きを書きたいと思います。(時間が無いです・・)
序盤楽なスケジュールだったはずですが、パワーランキングで30位前後のチームを叩きのめし、15位前後のチーム相手に接戦を落とし続ける、結局その程度の力しかなかったのかと本当に悲しくなる敗戦となりました。ただ、4敗のうち3敗までは勝つべき試合でした、実力が無い訳ではないですから後半戦立て直す可能性がまだ残っている、そう思いたいです。
終盤だけ放送を見ましたが、スクリメージの戦いを制する事を最も重要視するEaglesがラインの押し合いに負けるとどれくらい惨めな負け方をするのかを実験したような試合でした。パワーポイントの筈のShawn Andrewsを中心とした右サイドは押せずに全くランは出ず、ウイークポイントだったDarwin WalkerとTrent Coleのサイドは完全に打ち砕かれました、3年前のEaglesと今のEaglesが戦ったらこうなるのではないかと言う印象です。
オフェンスではBrian Westbrookのランをシャットアウトされました、これはAndrewsが押せない時点で当然の結果です。Donovan McNabbのパスは34回投げて18回成功と相変わらずの成功率の低さでした、かなりプレッシャーを受けていたようですしミスキャッチも多かったようです。問題なのはプレイコールに幅が無いことでしょう、プレッシャーを受けているのならばロールアウトさせるなりスクリーンを使うなりの対策を取る必要が有りますし、マックスプロテクトから復帰したDonte Stallworthに長いのを放り込んだりする等アグレッシブなディフェンスの出足を止める為の措置が見られなかったようです、淡々と3&OUTを繰り返しているのではお話になりません(ドライブにならないから策を使う所まで行かないのですが)
ディフェンスではとにかくランが止まりませんでした、これは最後8分ボールキープされてFGを蹴られたNO戦以来本当にぼろぼろの状態です。去年私はランを止める事を意識するがあまりにEaglesも持ち味である1ギャップからのペネトレイトを止めて2ギャップにした事を批判しました、そういう意味では1ギャップを堅持した事は方向性だけは評価をしたいです。ただ問題なのは1ギャップのペネトレイトのランディフェンスはロスタックルかロングゲインのギャンブルに成り易いのが必然ですし、どのホールを抜けるかはオフェンス側に選択権があります、抜けるホールだけダブルチームで開いてしまえば他のマッチアップは負けても関係ない訳です。これまでは抜けてきた所をJeremiah TrotterとMicheal Lewis,Drian Dawkinsが迎え撃っていたのですがどうも今シーズンSのランサポートが積極的では有りません、CBの怪我で上がる事が出来なかった為なのかLewisのパスカバーの穴が原因なのかは分かりませんが、Trotter1人で止められるような状態ではなかったのですが見殺しにした形です。リードブロッカーにTrotterをピックされた時にもう1人居る事が必要なのです。
常に1ギャップでペネトレイトをする事で(特にロング)パスを投げにくくする、その分Sが上がりランサポートをしてCBはショートゾーンのパスだけ警戒して取らせても良いから抜かせない(後ろに誰も居ませんから)ディフェンスをする。これがJim Johnsonのシステムの真髄なのですが、完全に機能停止状態です。
パスラッシュが届くからパスが投げられない>そこまでプレッシャーは掛かって居ない、特にJavon Kearseを失って以来サックが激減してます。
その結果Dawkins,Lewisがランサポートに上がれない>Dawkinsを上げればLewisがカバーで致命的なミスを連発してます。CBに怪我が続発してWRと1対1が出来無い事もSの上がりに影響しているでしょう。
最終的にTrotterはリードブロッカーを処理しつつランナーに立ち向かう事になりランが止まらない。 もうどうしようもないです。
解決策はCBの怪我が回復する事でLito Sheppard,Sheldon Brown,Dawkinsの3ディープを敷き、Lewisを常に4人目のLBとして使う事でTrotterのサポートをさせる、これ以外に無いと考えます。
ディフェンスシステムについては後日続きを書きたいと思います。(時間が無いです・・)
序盤楽なスケジュールだったはずですが、パワーランキングで30位前後のチームを叩きのめし、15位前後のチーム相手に接戦を落とし続ける、結局その程度の力しかなかったのかと本当に悲しくなる敗戦となりました。ただ、4敗のうち3敗までは勝つべき試合でした、実力が無い訳ではないですから後半戦立て直す可能性がまだ残っている、そう思いたいです。