イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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DE争いも決着

2017-08-31 11:53:00 | イーグルス
 DE Steven Meansと1年契約延長しています、2013年のTB5巡指名で26歳(9月生まれなのですぐに27歳になります)と中堅と言える年齢なのですが、4年間で19試合の出場しかしていません。キャリア年数の計算だと今年が3年目でシーズン終了後にRFAになる予定でした。
 DE5番手をAlex McCalisterと争っているこの時期に契約延長をするのですから、Meansは53人枠生き残り確定なのでしょう。金額はまだ未公開ですけれど、RFAのテンダーよりも4年目のミニマムの方がずっと安いので、53人に残してやるからミニマムでもう少し働け!と交渉したものと考えます(Rosemanはこう言う所上手いしセコイ)
 逆にMcCalisterは厳しくなりました。DE6でDT4の可能性もありますが(サードダウンなどではDEがDTに入るのでDEが多いのは不自然では有りません)Beau Allenが怪我から復帰直後ですからDT5で開幕すると予想します。PS行きですかねえ、他所が持っていくとも思えませんけれど、ちょっと見てみたい選手でした。

 去年一度キャンプに呼んだ(4-5日だけでしたが)アリーナフットボールの地元選手DE Jake Metzと今年も契約しています。BUFを解雇されたところをウエイバーで拾ったので出てくるのを待っていたのかもしれませんが、上記したようにDEの枠争いは厳しいので今年も最終戦に地元選手を出してみる。と言う形で終わりそうです。

Brooks解雇

2017-08-31 07:40:00 | イーグルス
 NYJからCB Dexter McDougleを手に入れたところですが、53人枠に入ると予想していたRon Brooksを解雇しました。他にカナダのCFLから獲得したMitchell Whiteも解雇、CBを2人放出しています。
 Whiteに関しては8月13日に一回解雇していますし、CBの序列下位なのは分かっていたので驚きません(その時に勿体無いもう少し様子を見るべきと言う意見が地元誌にありましたけどね)問題はBrooksです。去年7週目に膝を怪我するまではスターター扱いでした(ニッケルが大半でしたが、外でもプレイしています)不安定な両スターター(すでに2人ともチームに居ません)よりも良いプレイを見せていました。
 怪我の治療で春のキャンプを休んだり別メニュー調整で出遅れてはいましたが、プレシーズンゲーム2週目からは出ていましたし、3番手(ニッケル)をPatrick Robinsonと争っていると考えていました。ニッケル候補はトレードで来たMcDougleなど他にも居るのですが、外のバックアップはRobinsonよりBrooksが上だと考えていたので今回の解雇は意外でした。
 Ronald DarbyとJalen Millsがスターターで確定、ニッケルはRobinsonでドラフト3巡のRasul Douglasも残留確定。5-6番手をMcDougle,Aaron Grymes,C.J Smithが争う形になりました。当然なんとかなる算段はしているのでしょうけれど、Sidney Jonesがいきなり出てくる事はないでしょうから怪我人が出るとBrooks解雇を後悔する事になるかもしれません。DCの教え子として呼ばれたのでコーチ陣やシステムの問題ではないはずです、Rosemanが人事権を強く持ち過ぎている可能生があります。

 入ってきたのはLB Carlos Fieldsで6-1 248ポンド2014年にOAK入団以来、TB.NYG.IND.WAS.BUF.WAS.SDとチームを渡り歩いています。試合出場は15年WASで5試合4タックル、16年SDで1試合だけ、これだけたくさんのチームに呼ばれて定着できないのですからあまり期待出来無い選手でしょう。
 もう一人はLB Christian Tago 6-0 237ポンドでルーキーFAとしてATLに入団していました。ドラフトで指名されるような選手では無かったようです。
 
 CBは陣容固まったのでLBの改善(またはKEN出す為の布石)を始めたと言う所かもしれません。あまり大きな期待をするような選手ではないのでST要員としてのテストの可能性もありそうです。

53番目確定の(はずだった)トレード

2017-08-30 09:07:00 | イーグルス
 Howie Rosemanの錬金術として、残るか残れないかの選手を出すトレードをしてきました、これは来年2巡が無い+3巡も出してしまったので仕方の無い事と考えてきましたが、今度は53人目に残るはずの選手をトレードで出しました。
 生え抜きと言う点では2007年の5巡指名から生き残っているBrent Celekが居るのですが、チーム最古参であったLS Jon DorenbosをNOにトレードして2019年の7巡指名を手に入れました。

 Dorenbosは2006年Mike Bartramの後任としてチームに加入して以来、昨年12月に手を怪我するまでずっと試合に出場し続けてきました。37歳と言う年齢から後継者を探す必要は有りましたけれど、LSの目の前にディフェンスを置いてはいけないルール変更の恩恵を受けてまだプレイ出来ると考えて居ました(トレードで受け取るチームが有るのですから、当面プレイ続けるのですけどね)
 Dorenbosと言えば、マジシャンとしての側面も持ち、ラスベガスで通用する技術も持っています。チーム内でも空き時間にちょっとしたマジックを見せたりするムードメーカーとしての役割も担ってきました。
 そして、現地観戦の時、サイドラインのST練習の目の前最前列で見て居た我々にサンバイザー持って来てくれたのが思い出に残ります。年齢的に仕方ないのでしょうけど寂しくなります。

 さて、後任は去年12月からチームに帯同しているRick Lovatoになります。Old Dominion大(知らない)から2015年にルーキーFAとしてCHIに入団、ST要員にありがちなキャンプに参加しては解雇を繰り返しGB,WASと渡り歩いてきました。
 すでに3試合Donnie Jonesとは組んでいます。パントもミスは無かったですし、FGなどもスナップは問題なかった記憶です(49ヤードを一回外しているようです)キャンプでそこそこミス無くやってくれる若手に乗り換えよう。と、思わせるだけの練習をしてくれているのでしょう。
 7巡貰えるから出した、それなら堅実さを取ってDorenbos残留を選んで欲しいのですが、若返りと言う点で怪我から若手がチャンスを得たと思いたいです。LSなんかは技術とメンタルのバランスでメンタル面が大きいポジションですから、実戦で試してキャンプで試してそして乗り換える事が出来たのはラッキーなのかもしれません(年齢や怪我でいきなり引退して、次どーすんの??ってなるのが普通だと思いますから)

54人目くらいのトレード

2017-08-28 05:31:00 | イーグルス
 プレシーズンゲーム3週目を終えて、来週はファーストチームはお休みするのが普通です。言い変えれば53人枠の最後の5人くらいを決める為の試合を残すのみになりました。
 ここで、53人枠に残る可能生が高いと見られていたS Terrence Brooksを放出してNYJからCB Dexter McDougleを獲得しました。
 2014年の3巡指名で5-10 1/4 196ポンドでプロデイで40ヤード4.47,ショートシャトル4.18,スリーコーン6.84,垂直飛び37インチ,幅跳び10フィート2インチを記録しています。
 しかし、入団後にACLでIR入り、15年は14試合出場で6タックル1PD、16年はファイナルカットに残れずPS入りしシーズン後半53人枠に昇格して6試合出場1タックルでした。ACLの影響なのかドラフト時の3巡指名評価が間違っていたのか、トレードして手に入れる人材には見えません。

 逆にBrooksはプレシーズン3週目でSの枠を争うJaylen Watkinsがレッドゾーン内でのINTを決めて評価を上げてはいましたが、Sの5番手はBrooksが上と見られていました(Corey GrahamがS/CBタイプでWatlinsと似ている事もあります)
 トレードが成立したのですから、SはGrahamがバックアップ、Chris MaragosがST兼用で多分Watkinsが5番手で開幕に決まりBrooksは53人枠から漏れる事になったのでしょう。

 正直、BrooksがWatkins,Grahamに負けて53人枠外だとしても、怪我の可能生はありますから今出す必要は無いと考えます。しかも、相手がACL>1年バックアップで6タックル>ファイナルカットでPS入りと期待を裏切り続けている選手。なんでこんな選手欲しいのか記録だけ見ると理解出来ません。
 しかし、一部のサイトではMcDougleが今年のキャンプでは素晴らしいプレイを続けていて、4年目にして開花したと見ていたからトレードで得するのはPHI側。とする見方も有ります。それでも、普通に考えればうちの損じゃないかなあ・・・まあ、53人枠に残れるかぎりぎりの選手同志のトレードと思えば良いのですけれどね。


 プレシーズンゲーム3週目を見て思った事を書いていきます。

 OLとランニングゲームがいまいち、プレシーズンゲームが始まってからランが出ないです。押せてないのでRBがどうにか出来る状況に無いように見えました。OLの個々のタレントが弱いとは思わないのですが、噛みあってないですし、1対1で押し潰すような場面もないです。開幕までに調整が済めば良いと思っていますが、不安です。

 CB陣はRonald Darbyが縦に抜かれるプレイも見られ、ややINT狙いでギャンブルをするように見えました。下がってからもう一回前に出る動きは素晴らしいですが、ディープへの1対1はスピードではなく技術に不安が見られます。2回ディープで競り負け、さらにもう一回旗が出てもおかしくないようなプレイもありました。
 逆にJalen Millsは可も無く不可も無くと言った感じでまとめました。CBが致命的に弱い!と評価される事はなさそうですね、32チーム中25番目くらいにはなったでしょうか。

 KEN絶好調ですが、開幕したら半分以上4-2-5ニッケルでしょう。出番無いのですよね・・・・・・かと言ってトレードには出しにくいです。Jordan Hicksの怪我を考えればMLB出来るかどうかではなくタレントとしてLB3番手のKENが4-2-5の2に入るでしょう。

 今の所10勝するチームには見えないですね、シーズン後半熟成するチームになってくれると良いのですけれど。

Tobinトレード

2017-08-22 12:08:00 | イーグルス
 MIAとの合同練習をしているのですが、トレードが有りました。Matt TobinをSEAにトレードして2018年5巡を手に入れ、Tobinと18年7巡を手放しています。

 すでに、Carson Wentzを手に入れる為に2巡をCLEに出し、Ronald Darbyを手に入れる為に3巡をBUFに出しています。逆にSam BradfordのトレードでMINの4巡、今回のトレードでSEA5巡を手に入れ7巡をSEAに出す事になっています。
 他にEric RoweをNEに出した時、プレイタイムで4巡か3巡を貰う事になっていますが、多分4巡でしょう。まとめると

1巡
4巡
5巡
6巡

4巡(MIN)
4巡(NE)
5巡(SEA)
以上が18年ドラフトで持っている指名権となります。


 Tobin放出ですが、5巡の値段が付いた時点でスターター待遇に近いと言うことです。逆に、Stefen Wisniewski,Halapoulivaati Vaitai,Chance Warmackの3人でバックアップOLは大丈夫と計算したのでしょう。Dillon Gordonは育成枠で残るはずです、OLはこの9人で行く事になりそうです。
 そう考えると、Tobin放出のダメージは少なく5巡貰えたメリットの方が大きいと考えます。まあ、こう言うトレードすると急に怪我人増えたりするのですけれど。


 Darby獲得は正解でしたね、CBは1対1の能力有る無しで全然違います。片側でもある程度手当てできればDB全体の自由度が上がります。
 これでSidney Jonesが復帰したらDBが凄いユニットになる可能生が出てきました。プレイオフまで届けば何か起こるかもしれません。