イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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PITのDBが好み?

2011-01-31 08:51:00 | イーグルス
 GBのSコーチDarren Perryとスーパーボウル後の面接を予定していると記事になったばかりですが、もう1人PITのDBコーチRay Hortonにも面接をする許可を求めたという噂が出ました。Hortonは1983年2巡指名でPITに入団し88年までPIT,その後92年までDALでCBとしてプレイし、WAS.CIN.DET.PITでDBコーチとして15年のキャリアを持っています。PIT出身ですが、3-4のチームに居続けたPerryとは違い4-3のチームでの経験も有ります、2004-06の3年間PerryがDBコーチでHortonがDBアシスタント(それまでのチームではDBコーチでした)と言う関係が有ります。
 
 PerryはDC候補として面接をするようですが、今の立場はSコーチです。その昔Leslie FrazierをCINに引き抜かれた時SコーチだったのをDBコーチで呼んで、2人でDBコーチを分け合っているのを1人でやるようにするのだから昇格人事。と言う形を取ったのが非常に気に入らなかったのですけれど、同じ事が出来ないものかPerryの面接の話を聞いた時から考えていました。
 HortonをDCでPerryをDBコーチ、そしてOLBコーチのKevin GreeneをLBコーチ(同じ理屈で引き抜いて)、一気にPIT色に染めてみる。お友達人事のAndy Reidですが、子分を次々と放出していますしこれくらいの動きをしても良い様に思えます。


 GB戦でイージーなFGを2つ外したDavid Akers、家族の健康状態が問題で集中していなかったのではないか、そう言われていました。今回6歳になる娘さんの卵巣に腫瘍があると診断されていたと公表されました。
 契約切れでUFAになるAkersですが、チームは再契約を希望するでしょうし大きな問題にはならないと思っていたのですけれど、家族の為に引退を早めたりがん治療に適した場所に近いチームに移るような事になるかもしれません。

McCoyしか残らない可能性有り

2011-01-30 21:59:00 | イーグルス
 QBの事を書くと、どうにも考えている事を上手く書けないのです。QBの能力の問題とシステムの問題、プレイコールの問題、そしてQB以外のタレントの問題、どの面から見るかで評価が変わってしまうからかもしれません。
 サードダウンを堅実に取れないのはDonovan McNabbからですし、QBが悪いのかAndy Reid以下のコーチ陣が悪いのか、両方だとは思うのですけれどMicheal Vickにしか出来ないプレイが有るのですから上手く使えばもう少し楽にドライブ出来る筈です。
 Reidは試合を左右するであろう重要な場面への対処(と準備)の比重が軽く、一試合全体でこの程度点が取れれば良い。そう言う考えなのではないかと思うのです。リードしていても劣勢でもプレイ選択が変わらない(普通に時間潰せば良い場面でロングを投げたり、劣勢で時間が無くてもディープを投げる為の撒餌でしかないドローを使ったり)からこそMcNabbやVickを上手く使えるのでしょう。
 
 
 Brian WestbrookからLeSean McCoyにスイッチしてLeonard Weaverと組ませたRB陣ですが、開幕戦でWeaverを失い3番手のMike Bellも使い物にならない為にMcCoyが常にフィールドに居るような状態になりました。

LeSean McCoy
ラン 207回1080ヤード平均5.2ヤード 7TD
パス 90回中78レシーブ レシーブ率87% 592ヤード平均7.6ヤード 2TD
 2年目にして1000ヤードを突破し、スクリメージさえ抜ければボールセキュリティーを無視したかのような妙なフォームでタックルを交わしていく機敏さでヤードを稼ぎました。オープンフィールドでの1対1で何度も何度も抜き去りましたが独走はあまり無いですしトップスピードよりもストップアンドゴーの加速が売りになります。少し気になるのは、カットを切る前に一瞬足が止まる(ディフェンスの動きを見るような)間が有り、そこで間合いを詰められると簡単に止まってしまう事がバレたように終盤見えました。
 RBのレシーブ回数でリーグトップになりました、5ヤードを取らせてもらって即タックルと言うディフェンスの誘導の結果回数が増えた面はありますけれどそれでも78レシーブは立派な数字です。

Leonard Weaver
ラン 1回0ヤード
 シーズン最初のボールキャリーで左ひざACL断絶で3度の手術を要する大怪我を負いました。一度は再起不能の噂も出ましたが、リハビリは続けているとフィールドに戻る意思を表明しています。開幕戦での怪我なので7月のキャンプまでには練習に戻れると考えていたのですが、現段階での情報を総合するとACL断絶の中でもかなり重度の怪我でリハビリに時間が掛かりそうで完治が難しいかもしれない怪我の可能性が有るようです。

Jerome Harrison
ラン 40回239ヤード平均6ヤード 1TD
CLEでの成績 ラン31回81ヤード平均2.6ヤード
パス 9回中8レシーブ レシーブ率89% 43ヤード平均5.4ヤード
 シーズン途中にCLEからトレードでやってきました。去年はシーズン終盤素晴らしい働きを見せて期待されたのですが、結果が出せずに干されていました。入団後もあまり使ってもらえず、McCoyが怪我で離脱したWAS戦、主力温存の最終戦と2試合で32キャリー208ヤードと使えば走るのに使わないのはCorrell Buckhalterと同じ状況です。RFAでの1年契約でしたのでUFAになります、個人的にはキープして欲しいのですけれど、コーチ陣の評価は高くないのでしょうね使わないのですから。

Eldra Buckley
ラン 21回67ヤード平均3.2ヤード
パス 2回中1回レシーブ 10ヤード
 RBとしてはスピードは有るが横が苦手で縦にしか走れず、縦を抜けるパワーは無い為に使い物になりません。が、STでは本当に素晴らしい働きをしてくれます。今後もST枠で起用される事になるでしょう(SDをカットされた時に3年契約した記憶が有るので、もう1年契約が有るはずです)

Mike Bell
ラン 16回28ヤード平均1.8ヤード
CLE移籍後 31回71ヤード平均2.3ヤード
パス 2回中1回レシーブ 5ヤード
 去年の2番手McCoyがエースに昇格した後任の2番手だったはずですが、怪我で出遅れシーズンでも全く良い所無く期待外れに終りました。スーパーボウル勝利のNOではレギュラーシーズンの数字ではチーム1位だったのですけれどねえ・・・

Owen Schmitt
パス 24回中19レシーブ レシーブ率79% 136ヤード平均7.2ヤード
 ランでボールを持つ事は有りませんが、レシーブではゾーンの隙間に入れる器用さが有ります。リードブロッカーとしては普通ですね、LBを1人取って潰れる事は出来てもLBを押し潰してさらにSを取るような事は出来ません。個人的には好きなタイプですが、チームはこう言う選手を取っては捨てますし来年は居ないと思います。


 McCoyはブリッツのピックも上手くなり、抜けてからが凄いカット(OLの弱さが改善されれば0ヤードの回数は減るはずです)レシーブ力とWestbrookの後継者として必要な能力を全て見せてくれました。怪我無く成長してくれれば来年はもっと良くなるでしょう。
 Weaverが復帰できるかどうか、Harrisonと再契約するのか、この2つは不透明です。ドラフト関係のサイトを見ても、なぜかどこもRBは補強ポイントにしていないのですけれど、2番手RBの確保は非常に重要なポイントだと思います。Weaverが復帰し、Harrisonを3番手で確保する事になれば最上なのですけれど、そうならない可能性の方が高いでしょうね。2番手RB程度ならばFAで見つけられるからドラフト上位は使わないと見ているのかもしれません。

3-4移行でしょうか

2011-01-30 00:01:00 | イーグルス
 DeSean Jacksonがプロボウルを辞退しました、プレイオフのGB戦でMCLを捻挫したようです、手術が必要な怪我ではないようですし(それなら即手術でしょうね)今後アクシデントが無ければ開幕には完治しているでしょう。

 
 DC選びですが、これまでGBのDLコーチMike TrgovacやILBコーチWinston Mossを狙っていると噂になりました。今回面接の許可を求めた事でSコーチDarren Perryを狙っている事が表面化しました。
 PerryはPITのSとして1992-98までプレイし、その後SDとNOで1年プレイしました。その後2002年からCINのコーチ見習いとしてコーチ業を始め、PITのDBコーチとして2003-06年、OAKのDBコーチとして2007.08と2年過ごし、2009年からGBのコーチを務めています。
 現役時代もコーチとしてもBill Cowherの影響を非常に強く受けています。CoeherのHC就任の1992年にプロになり、HCから引退した2006年にコーチとしてPITを去っています。どう考えても3-4系統の人材ですし、今のチームに合うかどうか良く分かりません。
 もちろん、DC昇格人事とはいえPerryが二つ返事で契約合意すると決まっては居ません。スーパーボウルが終るまで待ってから断られた場合のダメージは致命的でしょう。それでもDC選びに進展が有った事は良い事です。

プロボウルスターターQBなのですけれど・・・

2011-01-28 01:26:00 | イーグルス
 CHIとNYJのコーチの中からDCを選ぶのであればそろそろ面接の話が出るでしょうし、PITかGBのコーチに本命が居るのでしょう。そうならばスーパーボウルが終るまでは話が動きませんしシニアボウルでの評価の翻訳メモを書き溜めながら普段はシーズンが終るとすぐにやるポジション回顧を始めたいと思います。

Miheal Vick 
パス 372回中成功233回 62.6% 3018ヤード 平均8.1ヤード 21TD6INT
ラン 100回676ヤード 平均6.76ヤード9TD  
QBレーティング100.2

Kevin Kolb 
パス 189回中成功115回 60.8% 1197ヤード 平均6.3ヤード 7TD7INT
ラン 15回65ヤード 平均4.3ヤード  
QBレーティング76.1

 開幕はKolbがスターターでしたが、GBディフェンスの前に何も出来ず(5回のドライブで1FGのみ、今考えると今年のGBディフェンスが強すぎただけかもしれません)Vickに交代後素晴らしいプレイを見せ一試合でエース交代となります。その後DET.JACとVickは好調でしたがWAS戦で負傷、Kolb再登板となります。しかし、汚名返上とならずにVick復帰で試合に出る事がなくなりました。
 Donovan McNabbの放出時、若返りを進めると共にWCOらしいパスを繋ぐオフェンス、サードダウンでしっかり取れるオフェンスを期待しましたが、KolbはWCOに必要なレシーバーの切り替えが全く出来ず、足が無い為に弱体化したOLの影響受け簡単に潰される続けました。それに対し、走り出したら止まらないVickは俊足レシーバーへの縦への一発だけでなく、ATL時代から見ても別人のようにポケットでレシーバーを見ることが出来るようになりQBとして本格化したシーズンになりました。
 しかし、Vickを止める為の方程式が出来上がった事、ハードヒットを受け続けるプレイスタイル(QB保護を考えてのタックルでばすり抜けるからヒットするしかない、スライディングが出来ないから常にヒットされて終る)の為に怪我を抱える事となり、シーズン終盤はパス成功率が低下する事になり、同時にサックが増える事になります。

 契約はVickが2年契約を終えてUFAになり、Kolbは今年契約延長した1年が残っています。Vickは再契約を希望していると再三アピールしていますし、実際Kolbを再度抜擢するような状態では無いですから再契約する事になるでしょう。Kolbがトレード要員として今年のオフシーズンでトップの評価を受けていると目にするのですが、どこをどう見るとそうなるのかが全くもって理解できません。ただし、労使交渉がまとまるかどうかが契約延長やトレードの条件になるでしょうし、当面動きが有るとは思えません。

 Vickとの契約は短い物にはならないでしょう、6月で31歳になりますし4-5年の契約になると考えます(実質3年くらいの契約にするのがベターだと思っています)MVP候補にもなった前半の快進撃から、プレイオフの結果をも変えてしまったMIN戦敗北までのスローダウン、どちらが本当のVickと言う事は無く、プレッシャーが掛かった時にパスを投げる能力は低く、走って逃げるかダブルチームされていようと投げ込むしか出来ないのはATL時代と大差ないです。
 契約延長した場合にパサーとして成長できるかどうか、Andy Reid以下QB育成には定評のあるスタッフが1年教えた事で大活躍となりましたし、もう一段階成長出来ると見るのか、これがVickの精一杯と見るのか、判断は難しいです。走れると言う前提が有ってのVickである事に代わりは無いでしょう、3rd&5をパスで安定して取るようなQBになる事は無いでしょうし、良いから走れとこれからも言い続ける事になるはずです。セットの時点でブリッツが来る事だけでも予想出来るようになれば良いのでしょうけれど、それが出来るようにならないのがVickなのでしょうね・・・
 
 Kolbはトレードで放出する事になると思います。Vickが怪我の多い選手なのは事実ですしバックアップを薄くする事は問題ですが、高給取りを2人並べる事はしないでしょう。1巡を貰えるような選手では無いと思いますし、3巡程度の取引が出来れば上出来だと考えます。ファーストターゲットしか見ていないのに、ダブルチームされているのに気が付かないポケットパサーを高く評価するのは無理が有ると思うのですけれど。

 一度も出番が無いまま終わったルーキーMike Kafkaですが、プレシーズンを見た感じでは時間が掛かりそうです。肩が弱く走りながら投げれないのは厳しいですし、Koy Detmerのようなバックアップ専門が精一杯でしょう。


 私の個人的なVickへの評価は低いのですが、リーグ2位のオフェンスを率いたVickを変える事は出来ません。オフシーズン徹底的に脳味噌を鍛えて欲しいのですけれど、契約延長はまだ先になるでしょうしMcNabbとの関係を見ても大きな変化は無くVickはVickのままなのでしょう。
 プレイオフを見ていて、やはりQBの出来がスーパーボウルを勝つ為には必要と実感しています。Vickはシステムをぶち壊すプレイを時に見せますが、1試合を通じて見れば押さえ込むのが簡単なQBだと思います。Vickがプレイオフを連勝するQBには見えません、McNabbよりもさらにスーパーボウルへの道は遠くなったように思えます。

LBコーチも入れ替え

2011-01-26 09:27:00 | イーグルス
 週末に面接を行ったDennis AllenはDENと契約する事になり、DC選びは振り出しに戻ってしまいました。そしてLBコーチのBill Shureyもチームを離れる事になるようです。先週ディフェンスのポジションコーチの経歴をおさらいしたのですが、DC筆頭にポジションコーチも全員入れ替える事になりました。Jim Johnsonの色が薄くなっていきます。

 DC選びは勝ち残っていた4チームの中から選ぶと言う事でしょう。そうでなければ完全に出遅れています(Andy Reidは遊びに行ってましたし,素で出遅れているのかもしれませんが)ポジションコーチも総入れ替えにしましたし、DCに残ったチームから有能な人材を置くとしても、ポジションコーチの補充はそれからになりますからかなり遅れてしまいます。良い人材を連れてこれる人をDCとして選ぶ、またDC選びに条件が増えてしまいそうです。


 APのセカンドチームに選ばれたQuintin Mikellはやっぱり一票でした、満票の時はセカンドチームを選ばないのであれば、満票で50票のうち最低5票は入らないとセカンドチームに選ばないような規定を作っても良いと思います。