イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

気持ちがみえない

2014-09-29 21:25:00 | イーグルス
 長距離遠征の@SFは21-26で負け、3勝1敗で9月を終える事になりました。


1 オフェンス
 LeSean McCoyが全く走れないのが2試合続きました。OLがぼろぼろなのが最大の理由なのは明らかですが、怪我人がでても2戦目までは走れていました。
 押せないプレイも多かったのですが、それなりに押しているのにMcCoyがそれを活かせなかったりする部分もみられました。先週の脳震盪の影響が有るのかもしれません(2年前でしたかね、脳震盪の後で成績落ちた時期がありました)

 ランが出ないからリズムが作れない。パスが通らないのがランの責任なのか?卵が先か鶏が先かの話にもなる訳ですけれど。
 Nick Folesの投げる判断、間違いなく去年とはチェックポイントが変わっています。フェードのミススローの連発、WR-CBで抜いたかどうか、それ以上にSがダブルチームに来るか。この2つをチェックして投げるのですけれど、球が遅い為なのか、Donovan McNabbを見ているかのように、WRとCBが一瞬併走した瞬間Sを見てすぐ投げる。本当にシンプルな判断で投げています。
 シンプルな判断が悪いのではないのです。問題はRiley Cooperに対してなら高さの勝負をするディープ、Jeremy Maclinなら体の入れ方(と反則取られないように突き放す手の使い方)を活かしたほんのちょっと深めに投げ込む。そう言う気遣いが出来ていません。誰に対しても、同じタイミングで同じ球を投げる。投げるタイミングが早すぎて、WR-CBでのマッチアップで生じるちょっとしたロス(SFのCBはまっすぐ下がらないで反則取られない程度にサイドライン側に押し出すようにバックペダルしていました)そのロスを見る前に放り込んでいるので距離が合わないのでしょう。
 練習ならあのタイミングであそこなのでしょう。実戦ではWRがCBを抜く時に生じる動きのロス、それを計算しなければ合いません。OLが持たないと予想しているのか、いくらなんでも投げるタイミングが早すぎます。

 そして、最後の最後でだした10ヤードのパス。この試合はスクリーンとフェードの放り込み。この2つしか見せないまま最後のドライブまでワンパターンのプレイを繰り返しました。
 OLを疑ったのか、WR-CB、TE-LB/Sのマッチアップを疑ったのか(それなら取って来いの投げ込みはしないでしょうけど)普通に投げる選択を排除した意味が分かりません。サードダウンで30ヤード放ったりするのも理解できません。

 あと、最後の3rd&1あそこでノーマークのBrent Celekもプレイコールとしては成功だったのですが、今日のFolesのタッチであれは距離合わないです。2回ランで真ん中持たせればどっちかで取れると思ったのですけれど、これもOLへの信頼ですかねえ。



2 ディフェンス
 オフェンスでもWRとQBのタイミングをジャムとか抜きでWRとQBだけでやっているのかな?と感じるのですけれど。ディフェンスも似たような印象を受けます。
 というのは、DL.LB.DBの3ユニットがばらばらに動いていて、全体練習してるのか?と言う動きのずれ、一体感の無さを感じます。
 パスカバーで言えば、DL+OLBの5人がラッシュ、ILBがインサイドでゾーン、DBは遥か後方にバックペダル、結果10-15ヤードのミドルゾーンがスッカスカ。DBがマンで一生懸命走っているのですけれど、QBスクランブルのスパイをする訳でもない、ショートゾーンのパスカバーでそれほどの貢献する訳でもないILB陣が無為に立っているだけ。11人で何をする、そう言うものが見えないです。

 Cary Williamsのやる気の無いプレイも酷かったですね。全力で走らないプレイが何度も有ったり、タックルもボールを奪いに行くとかの良いプレイをしようとする意思が見れません。もたついては居ますが3連勝中のチームで内紛は考えにくいのですけれど(Cary個人はChip批判しましたが)もっとチーム全体になにかの問題が生じているのかもしれません。


 うちも酷かったけれど、相手も酷かった。勝たせてくれる試合だったのに自分から勝ちを手放した。そう言う試合でした。
 気持ちを感じないプレイの連続、先週はランが出ないで苦戦はしましたが怠慢プレイのようなものは感じなかったのですけれどねえ。
 Laneが戻ってくる事でOLはちょっと持ち直します。バイウイークまで相手が楽ですし、勝ち星を積んでおきたい所です。

行ってきました

2014-09-25 14:33:00 | イーグルス
 撮って来た写真を貼ろうのコーナー

試合前の練習中、サイドラインに入っている(ボランティアで呼んでいると思われる)子供達にサインするChris Polk


元TEなので高さは無いけれど、ケツがでかいJason Peters+背が高いDennis Kelly+ちっさいJason Kelce


今週のレジェンドのコーナーに登場したAndy Harmon(90年代中盤、Jerome Brown亡き後、Corey Simonが入るまでのDTスター、1995年は10サックでオールプロ選出)


ウオームアップ中のLeSean McCoy+Darren SprolesとRBコーチのDuce Staley


リターンTDとは別のプレイですが、KRの位置に入るPolkとBrad Smith


TDすると出てくるE-A-G-L-E-S フラッグ隊(出遅れるとキックが始まったりして、係りの人に出なくて良いって追い出されたりしてたから、ほとんど仕事してない)


ピストルの定位置


Marcus SmithがILBに居る


セットするTrent Cole


全員絵を見てる


ハンドオフ


Kelce退場(この時は大怪我には見えなかったのですけれどね)


Cody Parkeyの安心感


戦利品のグローブ、左がCrowdnoise32さんが先週INDで貰ったPeters
右が今回私が貰ったDennis Kelly

CN32さんは他に、今回Polkのグローブ、MaknavさんはNolan Carrolのグローブを貰いました

おまけ、黒田


イチロー


コイントス



 オフィシャルHPだとぼっけぼけですが http://bit.ly/1uIDc5o ゲートのすぐ横に居たのが分かりやすいのが一枚だけ有りました


Kellyのグローブ、ほんとうにでかい


OL弱体化の影響

2014-09-25 00:35:00 | イーグルス
 観戦旅行から帰ってきました。一喜一憂の試合になりましたが、勝ちましたし良い試合でした。

 Chris PolkのリターンTDでは入場ゲートから3番目に居た我々の方に走ってきました(下に荷物とか有ったのでリープは無理です)そのままゲート内に入って行ってしまったのですが、こっちに向かってきてTDと言うのはなかなか体験できないでしょう。

 フィールドレベルで試合を見てしまうと、全体像が良く分からないのですけれど、OLの怪我の影響は非常に大きいです。
 Andrew Gradnerが予想以上に頑張っていたのですけれど、さすがにTodd Herremans以外は全員セカンドチームになってしまうとランが出ませんね。
 ランの話から先にすると、OLのセカンドチーム化で単純に能力がダウンしているのが一番の理由。二番目の理由は同地区だけにゾーンリード対策をしっかりしてきました。
 その対策と言うのはフロントセブンの端っこ、つまりゾーンで横に押している尻尾の所に居る選手の動きを改良しています。普通にゾーンで押された場合、尻尾の選手はカウンターにそなえてブックエンドとしてそこに居続けるのですけれど。ILBなどがブリッツを入れる事になっていれば当然人数不足になります。そう言うプレイブックであれば、尻尾の選手は斜め後ろに走り(真横だとRBに付いていけないし、敵味方が障害物になります)5ヤード10ヤードを食らってしまった場合に最後にタックルする準備をする事になります。で、McCoyの場合はスクリメージを超える前のカウンターの他に、ゾーンの方向でスクリメージを突破した後の3ヤードから5ヤードくらいでの1対1のカウンターが化け物的動きをします。その為にしっぱの選手はゾーンの付いて行く事になります。元々LBはOLの動きに合わせるのは基本ですしね。
 OL弱体化の影響もあるのでしょうけれど、WASは徹頭徹尾OLBを1枚カウンター警戒で残し続けました。そしてOLが押せないときに出す苦しいカウンターを次々に止めていきました。
 OLが万全であれば、そのままOLに付いて行けば良いのです。そうなれば、カウンター警戒のOLBが一人プレイから消えるだけに終わります。
 それでも、今のOLであれば、プレイブック通りには押せないからスクリメージ突破前でうろうろするロスを出し続けるでしょう。Lane JohnsonとMatt Tobinに復帰でどれだけ改善されるか、McCoyにとって苦しい試合がもう一つ続きます。

 読み直して、分かりにくい文章なので別角度から考えます。

 McCoyのランのパターンは
1 ゾーンの方向にそのまま走る。スイープ系
2 ゾーンの方向に走ってスクリメージを超えてから1対1などで反対側に走り出す。一番ロングゲインが出る奴です
3 プレイブックからゾーンの反対側、OLの尻尾をややタイミングをずらしてから走る。これを警戒すべき選手をゾーンの方向に向かわせたくなるのがうちのOL+McCoyの高レベルの融合
4 ゾーンの方向が全く押せてないから仕方なくカウンター。これがWAS戦で走れないプレイ、OLが押せてなくてもOLBがゾーンに釣られていると変態カットになるのですが・・・

 つまり、OLが押せていないからディフェンスがバランスを崩さないで対処している。さすがのMcCoyもそうなってしまうと限界が有る。と言う事です。



 Nick FolesはMcCoyに対する警戒のおかげでOL弱体化の影響を小さくしています。この試合でもMcCoyの動きを見てから、と言うディフェンスが見られました。
 Jeremy MaclinとJordan Matthewsが良かったのですが、特にJordanはサイズとスピードのバランスの良さを活かしたプレイでした。本来Zach Ertzが担うと見られていたエンドゾーン内を横切る仕事をきっちりやり遂げました。
 Brent Celekが集中を欠いたドロップ連発ですし(Ertzを意識してますかねえ)ErtzをTEに入れてJordanをスロットの形が2014年のオフェンス基本陣形になっていきそうです。


 ディフェンスではサック無し、ハリー無しの素晴らしいパスラッシュを見せました。Jim Johnsonが経験不足の若手相手だと嫌と言うほどブリッツを仕掛けて行ったのが本当に懐かしいです。DeSean Jacksonの一発はお前らDeSeanの得意パターンを素直に貰ってどーする・・・と思ったのですけれど、あれだけ時間を与えたらやられて当然です。
 来年もOLBを1巡指名ですかねえ、DC Billy Davisの2年契約が終わるのでどうなるか分かりませんけれど、Marcus Smithはパスラッシュ強化にはなりそうもありません。


 IND戦の何故あそこで投げた?に続き、何故あそこでFG外す?が勝因でしょうね。
 逆転後に一発をDeSeanに貰い流れが切れたところでのFG失敗、あれに助けられました。
 INT未遂からのFolesへのヒット、ルール上は首から上じゃないから合法らしいのですが、ターンオーバー後のプレイに参加していないQBへのヒットは禁止だった気がします。Folesが積極的にタックルに行ってるとかなら別ですけどね。
 FG失敗とあの汚いプレイとJason Petersの男を見せた殴り合い。あそこで流れが来ました。



 OLがもう1試合確実につらいのとILBの代役が全員失格だった事。内容の有る試合では有りませんでしたが、勝った事が収穫でした。

行ってきます

2014-09-19 10:46:00 | イーグルス
 今回の旅行はTOR@NYYを見て、WAS@PHIを見て、CHI@NYJを見るようにチケットを手配しました。
 NYYは4階の外野、ポールよりはちょっと内野寄りの最前列。StubHubで28ドルでした(オフィシャルHPの売れ残りも28ドルだったのですけれどね)
 Eagles戦は1階の最前列、280ドル。
 NYJ戦は3階のコーナー席最前列で65ドル(100ドルってチケットに入っていたので、額面割れですかね。マンデーとかチューズデーナイトゲームは仕事とかで来れない人が多いのか案外安いです)
 前の奴がでかくてすぐに立ち上がる奴だと試合が見れない事があるので、とにかく前に障害が無い最前列を取るのだけは絶対条件なのですが、今回もそう言う席を取る事が出来ました。



 WAS戦ですが、同じJAC相手に前半ターンオーバーがらみですが苦戦したうちと叩き潰したWAS。どっちが良い試合かならWASですけれど、チーム力としては負けていないでしょう。
 不安要素のOLはIND戦と同じメンバーで先発する事になるようです。Andrew Gardnerが互角ではなくてもボロ負けさえしなければ何とかなると考えます。
 それよりもMychal Kendricksが欠場見込みのILBが心配です。Casey MatthewsではなくEmmanuel Achoがファーストチームで練習していたようですが、LBとしてどれだけのプレイが出来るのかは未知数です。はっきりダメと分かっている偽者使うよりは良いと思いますけれどね。Achoのプレシーズンでの動きはセカンドチームなら普通でややパワー不足とオープンでのタックルに不安。当初はILBサードチームだった(IR入りしたNajee Goodeと偽者がセカンド)のでファーストチームに混じってのプレイはほとんどやっていないと思います。IND戦のランディフェンスとこの怪我による戦力低下は不安です。

 同時にKirk Cousinsに替わってWCOらしいショートパスの精度が高くなっています。この事もゾーンカバーでLBとDBの間に隙間が出来るディフェンスの難点を突かれる事になるでしょう。
 Malcolm Jenkinsの加入でどこまでパスディフェンスが向上したのかを試す試合になります。逆の言い方をすれば序盤でINTを連発すれば相手が警戒して投げてこなくなるような効果も有るでしょう。IND戦に続いての一発を期待します。


 オフェンスではWR陣の奮起をそろそろ見せて欲しいところです。怪我の多いキャンプを過ごした事がディープでのタイミングミスの一因でしょう。それでも、そろそろ距離の詰めをしてくるでしょうし、WASはどう考えてもランをとにかく止める形で準備してくるはず。WRはディープでもSのフォロー無しでCBと1対1を作れるでしょう、試合序盤からディープに投げてくると予想します。



 怪我人がOLとILBに集中しています。OLはあと2人近いうちに復帰が決まっていますからIND戦で谷を越えたと考えていますが、ILBに関してはかなり苦しい状況が続くでしょう。1巡指名Marcus SmithがILBの練習を始めたようです。パスラッシュ時のパワーと腕の使い方の技術不足から試合に出ていませんが、横への動きは軽快ですから260ポンドのサイズでギャップを埋めてショートエリアを左右に動くILBの方が今はマッチするかもしれません。


 勝つ事、怪我人を増やさない事が序盤戦に求められます。その2つの条件をクリアした上で不振のWR陣の復活とパスラッシュの刷新、問題点の解決をバイウイークまでに求めたいと考えています。WAS戦はWR陣復活のチャンスでしょう、Jeremy Maclin,Riley Cooperの縦に期待します。



 それでは、行ってきます。

元チームメイト

2014-09-18 07:57:00 | イーグルス
 オフ会、来る人来る人 なんであの場面でパス投げたのかねえ。その前のサードダウンクリアされた時点で負けたと思った。同じ事を挨拶代わりに言う面白い展開になりました。ま、考える事は皆同じなのですよね・・・



 Matt Tobinが練習に復帰して居ます。が、試合後のChip Kellyの記者会見でDennis KellyとAndrew Gardnerのプレイに満足している。と言っていますし、Tobinは今週スターターで使う事はしないでしょう。バックアップとして登録もしないと思います。

 Mychal Kendricksは練習を休んでいますが、レントゲンとMRIの結果軽症で済みそうです。WAS戦に使うかは不明ですが、出れるなら使うでしょう。バックアップが2人IR入りした事で今居るバックアップILBはスターターで使いたくないです。
 最後はBrandon Grahamがインサイドに入ってましたし、コーチ陣からも信頼されていないのでしょう。



 Zach Ertz,Brent Celek,Jordan Matthwesのプレイタイムがほぼ同じ(一番多かったのはErtz)で2TEよりは3WRセットを多用したIND戦でした。Ertzが好調ですし、もっと使うべきでしょう。
 WASはOLB2枚が強力ですし、2TEセットでしっかり受け止める事とパスラッシュではなくパスカバーで後ろを向かせる事を狙って欲しいです。
 そして、まだパスを取る時のマークマンとの位置関係(ボールを体のどっちに入れるか、捕球体制に入る前に競るときの形作り)が下手なJordanを使うよりもOLに不安が有る今は2TEで行って欲しいです。



 2012年はQBの当たり年でAndrew Luckが1巡1位、その後RGⅢが続き、Russell Wilsonはすでにスーパーボウルを制しました。今週対戦するNick FolesとKirk Cousinsも12年組になります。
 RGⅢが欠場でCousinsとは初対戦になるのですが、FolesとCousinsはMichigan Stateのチームメイトだった時期が有ります。
 今CLEのスターターBrian Hoyerがエースだった時、CousinsとFolesは3番手を争う1年生でした。そして、2年生になる前にFolesはArizona大に転校し、CousinsはHoyerの卒業後にMichigan Stateのスターターになりました。これを見ると、FolesはCousinsとの争いに負けて追い出された形に見えます(当時の詳しい状況は分かりませんけれど、Folesが負けたのでしょうね)2007年の事ですからもう7年も前ですし、お互いカレッジで活躍してNFL入りと成功しているので因縁の対決と言うほどではないのかもしれません。
 それでもお互いに意識はするでしょう、バックアップとして競った7年前からお互いにどれだけ成長したかを見せ合う試合になります。



 WAS戦の観戦場所ですが、ホーム側の選手入場ゲートすぐ横(ポスト側)になります。試合が終わった後にサインでも貰えると良いのですけれどね。

 出発は明日ですが、明日更新できるか分かりませんので。行ってきます。