イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

4Q途中までは勝つチャンスがありましたけどね

2020-09-23 19:48:00 | イーグルス
 ホームでの初戦になるRams戦は19-37で大敗し連敗スタートとなりました。

 最初のファンブルからのターンオーバー以外はMiles Sandersはとても良いランを見せてくれました。20回95ヤードは上出来です。
 DeSean Jacksonも縦一発で勝負するスピードはもう無いように見えたのは寂しいのですが、経験でフリーになるルートを選べるのでしょう。随所で良いキャッチを見せてくれました。
 Nate Herbigは先週より良くなっています、ランで押し切るBrandon Brooksのようには行きませんが、バックアップからの昇格と考えれば破綻しないプレイは出来ています。
 と、良かったのはここら辺で、今シーズンの課題もはっきりしてきました。

 まずは、例年変わらない致命的欠陥として、モーションした時にマンかゾーンかすぐわかるDBの受け渡し。そして、ゾーンを読み切られてからの人数掛けられるとあっさり大穴が開く応用力の無さ。
 そして、マンの時のクロスルートでの受け渡しが下手すぎる。マンかゾーンかすぐ分かるのは10年前のマッデンでももうちょっとうまくやるだろ?と言う感じです。

 ゾーンの時にサイドラインに投げられた時、真ん中で2人棒立ちになってるのはなんですかねえ、ディレイで入ってくるかもしれないから待ってろ!なのでしょうけど、一人ゾーンで待たせて一人はゾーン放棄して下がるとか選手に状況判断する権限ないのですかねえ・・・

 あと、プレイタイムを見たときにディフェンスの全プレイに参加しているLBの1番手Nathan Gerryのパスカバーと言うかクイックネスの無さはどーしちゃったんでしょう。もともとがSSでドラフト時218ポンド、即LBコンバートで公称230ポンドなのですが、240-245くらいはありそうなもっさり感。去年は4番手で開幕したのがエース格になりバルクアップしたのでしょうけれど、今のところ失敗ですかねえ・・・ランディフェンスが劇的に良くなっているわけでもないですし。
 ドラフトでアスリートタイプのLBを2人取りましたが、LBとしての出場はなし(STでは出ています)ボールに絡むNigel Bradhamの替わりの猟犬を指名したはずが、今のところ結果が出ていません。

 LBは2年で4人スターターを失ったダメージが大きすぎます。FAで他所の4番手程度をここ数年補充していますけれど、結果出ませんね。

 Malcolm JenkinsとBradham、運動能力は落ちてきても抜かれそうな所でボールキャリアーに絡むベテランを切り捨てた事が2試合共にディフェンス崩壊した大きな要因でしょう。
 その分、若手が経験を積んで成長する事に賭けたのでしょう、シーズン後半に向かって成長と熟成を期待しますが、9勝または10勝するのが条件としてこんな簡単に2つ負けたのは星勘定考えてもかなり厳しくなりました。
 これ以上負けるとチーム内がごたごたしてくるでしょう。来週のCIN戦は絶対に勝たなければなりません。

逆転負けで開幕

2020-09-16 19:23:00 | イーグルス
 開幕戦の@WAS戦は17-27で逆転負けとなりました。
 OL,DL中心に怪我が多く出て、個々の能力と共にコンビネーション不足が問題となる試合でした。
 試合中にBrandon Grahamが脳震盪で回復プログラム行き、Vinny CurryとCraig Jamesは深刻な怪我と言う事でIR行き(3週間で戻れます)Jack Driscoll,DeSean Jacksonなども試合中治療を受けています。

 開幕から野戦病院化しているOLは右側2人に2年目Nate HerbigとルーキーJack Driscollを入れて来ました。え?Matt Pryorじゃないの?Jason Petersがコンバート拒否したらLT予定のPryorは???となったのですけれど何だったのですかねえ・・・・・・
 Herbigは頑張ってました、ディレイブリッツで2つ素通りさせたり、状況判断と言うは幼稚園児並でしたが少なくとも1対1で致命的にダメと言うことは無かったです。
 Driscollはダメでしたね。パワーが足りてないのか常に消極的で。終盤入れ替わったJordan Mailataのがまだマシでした。Mailataも6-8 340ポンドで突き倒すと言う感じではなく、上体が突っ立つ感じで腰高の分パワーを伝えてないプレイが目立ちます。今年のオフは相撲部屋に2か月くらい預けると良い選手になりそうです、結構本当に・・・
 WASのDLが1巡指名揃いなので、少し相手がきつかったのはありますけれど、この右側は経験能力共に足りていません。

 補強として、PSからSua Opetaを53人枠に昇格、CHIのPSに居たJamon Brownを獲得しています。Opelaはファイナルカット時点でHarbigより下と判断されてカットされてますからねえ・・・大きな期待はしません。
 Brownは2015年の3巡指名でRamsに入団、NYG,ATLを経て今年CHIのキャンプに参加していました。Ram,NYG,ATLでは常にスターターで16試合出た年は少ないですが10-14試合程度先発を続けている中堅です。RGのスターター候補として掘り出し物になる可能性はあるでしょう。
 Lane Johnsonが2週目は復帰予定ですし、少しは改善されるでしょう。


 WRのルーキー2人はまだ甘いですね、INT2つは自分が取れなくても前に入られたならINTにさせないように手を伸ばす、と言うのが出来ていません。ボールが来るのを待ってたら前に入られて持っていかれた。DBが横から飛び出してくるのを察する余裕がまだないですかね。
 一発Ronald Darbyを抜いたJalen Reagorはともかく、John Hightowerは良いとこ無しでした。Reagorは背番号通りのJaremy Maclin2世かもしれません、全部が80点の印象を持ちました。

 Carson Wentzは頑張らなくていいところで頑張り、頑張る所はギアが上げられない。メンタルのスイッチON OFFが相変わらずですね。OLが穴だらけで厳しい状況でしたが、後半は淡泊にオーバースローしてるだけの人形みたいでした。どーでもいいところで頑張って怪我されても困るのですが、3rd5とかであっさり捨てるようなのは何なのかなあ・・・・・・


 ディフェンスですが、LB陣の核になるはずだったNathan Gerryが期待外れでした。ほぼフル出場だったのですけれど、いつも一歩遅れて画面にやってくる感じで嗅覚なのかフィジカルコンディションなのか(少し太めに見えます)鋭さが無いです。
 DB陣はゾーンの切れ目であっさり15ヤード捕られるプレイが多かったですかね、クロスルートとか入れられると受け渡しに難があるように見えます。メンバーの入れ替えが多かったので少しの間は苦労しますかねえ。
 良かったのはMalik Jacksonが無事復帰した事とJosh Sweatがちゃんと成長している所ですかね。怪我ばかりのDerek BarnettよりSweatを育てたほうが良いかもしれません。カレッジ時代怪我が多く、怪我が治ったら拾い物 くらいの扱いで4巡まで落ちたSweatが出てるから分からないものです。


 去年までの戦績、HC交代などでチームが固まっていないだろうという事などWASには負けないと思っていました、この1敗は終盤に響くでしょう。
 2週目は怪我人が復帰してきます、Grahamの脳震盪回復が間に合うのかは不安ですが開幕週よりはいつものチームで戦えるでしょう。

デプスチャート

2020-09-13 18:36:00 | イーグルス
 デプスチャート作ってなかったですねえ、WRとかどういう配置なのか良くわからないですけどまあ作ってみましょう。

 QB 
Carson Wentz 3.7  Nate Sudfeld 3.0  Jalen Hurts 2.7uu
 Wentzが怪我なくプレイすれば全く問題ありません。HurtsがQB/RBなのかRB/QB?なのかが問題です。

 RB 
Miles Sanders 3.6u  Boston Scott 3.2
Corey Clemont 3.1  Jason Huntley 2.8uu
 ハムを傷めているSandersが無事ならエースは務まります。2番手3番手のScottとClemontもバックアップとしては十分にシチュエーションプレイヤーが務まるはずです。

 WR
SE Jalen Reagor 3.1uuu  John Hightower 2.8uu
FL DeSean Jackson 3.6dx  Alshon Jeffery 3.5dxxx
Slot J.J Arcega-Whiteside 3.0uu  Greg Ward 3.1
 ポジションがどーなるかは不明、DeSeanと怪我が治った場合のJefferyが外なのは確定として、若手は内外どっちでもやれる選手でしょう。
 Reagorが期待通りに50レシーブ800ヤードくらいやって、キャンプでの評価の高かったJJAWが40レシーブ600ヤードくらいの数字を残せば素晴らしい若手WRグループになります。そうならなかったらDeSeanワンマンエースですかね。

 TE 
Zach Ertz 3.8  Dallas Goedert 3.5u  Richard Rodgers 3.0
 強力な2枚看板、どちらを残すのか?契約だけが問題です。

 OL
Jason Peters 3.5dx
Isaac Seumalo 3.2  Nate Herbig 2.6u
Jason Kelce 3.7d
Matt Pryor 2.8
Lane Johnson 3.7x  Jordan Mailata 2.7uu Jack Driscoll 2.8u
 Petersは給料アップしてLT復帰、全試合出れるかフットワークの衰えなど疑問点もありますがLTを託すしかありません。Pryorがどこまでやるのか?OLの浮き沈みが託される事になります。
 未完の大器Mailataですが、見込みが無いなら今の状況ではトレードされるでしょう(ベテランバックアップを入れるはずです)成長していると良いのですが。

 DE
Derek Barnett 3.2x  Josh Sweat 3.0u  Genard Avery 2.6 
Brandon Graham 3.7  Vinny Curry 3.1  Casey Toohill 2.5u
 Barnettが100%で試合に出る日は来ますかねえ(来ない気がします)4番手までのローテーションで考えれば十分なデプスです。
 Avery解雇出来ないわりに4巡指名のShareef Millerはすぐ解雇、良くわからないです。

 DT
Fletcher Cox 4.0  Hassan Ridgeway 2.9
Malik Jackson 3.7  Javon Hargrave 3.7x
 FAで来たHargraveが怪我で出遅れる事になりましたが、去年怪我で休んだJacksonが復活しています。DTトリオはリーグベストでしょう。

 LB
Nathan Gerry 3.3  Shaun Bradley 2.7uu
T.J Edwards 2.9u  Alex Singleton 2.6
Duke Riley 3.0  Davion Taylor 2.6uu
 若い!運動能力高い!実績ゼロ!3年で4人スターターを放出すれば実績があるわけがありません。ニッケル・ダイムがベースなのでLBは軽視されがちですけれど、スターターの2人は平均以上を置くべきだと思いますけれどねえ・・・今年はMalcolm Jenkinsが居ないのでDBのランサポートは確実に落ちます。

 CB
LCB Darius Slay 4.0  
RCB Avonte Maddox 3.3  Craig James 2.8
NB  Nickell Robey-Coleman 3.4  Cre'Von LeBlanc 3.0
 Slayの加入は核のなかったCB陣に大きなプラスです。Maddoxが2番手になり、Colemanがニッケルに入る。ここまではここ数年でベストの布陣です。が、デプスは薄いです。Sidney JonesとRasul Douglasを解雇したのは仕方がないのですけれどね・・・

 S
SS Jalen Mills 3.0  Marcus Epps 2.8  Rudy Ford 2.6
FS Rodney McLeod 3.3  K'Von Wallace 2.8uu
 MillsはカレッジでのSに戻り、McLeodはFAで再契約しました。Jenkinsを失った穴は大きいですが、CB陣は向上してDB全体ではドラフトとFA全部で考えればプラスでしょう。
 バックアップ陣が若すぎて実績ゼロです。怪我が出た後苦労した昨シーズンのようにならないと良いのですが。

 ST
K  Jake Elliott 3.4
P  Cameron Johnston 3.3
ST Rick Lovato 3.6
 平均よりちょっと上と言った感じのSTユニット、ElliottはPAT外すのどうにかなりませんかねえ。

開幕まであと少し

2020-09-12 14:49:00 | イーグルス
 Lane Johnsonが8月に足首の手術をしていた事が明らかになりました。クリーンナップ手術のようで、開幕戦出場予定ですから軽度のものでしょう。
 Alshon JefferyとJavon Hargraveは欠場決定、Derek Barnett,Miles SandersとLaneは練習部分参加でクエスチョナブル。昨日の練習で腿を傷めたCorey ClementとJalen Reagorは練習全参加で出場予定です。
 Doug Pedersonの記者会見でLaneとSandersは出場予定、Barnettも出れると思う。との事ですから、Barnett以外は出場ほぼ確定でBarnettも出れる確率の方が高そうです。


*追記*
 SandersとBarnettはWAS遠征に同行しないで欠場することになりました。Laneは出場予定です。


 WASはHCが変わり、QBも2年目でスキルポジションもこの2年間で総入れ替えに近いです。ディフェンスは3-4から4-3にしたようで、毎年1巡使ってドラフトしているDLが機能した場合苦労するかもしれません。
 HCが変わったチームがどうなっているかなんて開幕戦予想しようがないのですが、戦術浸透などと考えても練習期間が短くプレシーズンゲームで試すことができないのは新任HCには不利なシーズンでしょう。その点のプラスを考えても、WAS戦は落とせない試合になります。

Barnettが完治する日は来ますかねえ

2020-09-10 16:26:00 | イーグルス
53人枠最後の一人はTE Richard Rodgersと契約することになりました。2014年GBの4巡指名で、18-19シーズンEaglesに在籍して3番手としてチームに貢献してくれましたが19年シーズン途中に怪我でIR入り、20年はWASのキャンプに参加していましたがファイナルカットに残れませんでした。
 システム的にもすぐに使えますし、怪我が治っているなら十分に戦力でしょう。


 開幕の@WAS戦に向けての練習ですが、Alshon JefferyとJavon Hargraveが全休、Jalen Reagor,Miles Sanders,Lane Johnson,Derek Barnettが部分参加となっています。
 LaneとSandersは出場可能でしょう、BarnettとReagorはわかりません。


 各ポジションのキャプテンが発表され、オフェンスディフェンスはベテランが順当に指名されたのですが、STキャプテンはDuke RileyとCraig Jamesが指名されました。Rileyは去年終盤STのエースになっていましたが、53人枠に残ったのが意外であったJamesが残ったのはSTでの働きが評価されたと言うことです。ならなんでCB(と言うかニッケルダイムバックとして)の能力で勝るCre'Von LeBlancを一回解雇したのですかねえ・・・他所に拾われたら大惨事になったかもしれません。