イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

勝つべき試合を落としました

2008-09-30 07:24:47 | イーグルス
 4週目の@CHI戦は20-24で負け2勝2敗になりました。Brian Westbrook,Shawn Andrews,L.J Smith,Kevin Curtisが居ない状態を考えれば良い勝負をしたと言えなくはないのですが、勝てる試合を落とした事に変わりはありません。

 最終的に4点差でした、その4点が遠かったわけではなく最後の4th&インチを取っていれば勝っていたでしょう。DeSean Jacksonのマフが無ければ勝っていたでしょう。3つ取られたTDも2つはドライブされたわけではなく、あっさりと長いのを通されての失点ですしディフェンスが破られたわけでもありません。David Akersが47,50ヤードと2度FGを外しました。このうち1つでも変わっていれば勝っていたでしょう。

 Donovan McNabbは胸の怪我の影響なのか、今シーズンの4戦では最もコントロールの悪さが目立ちました。しかし、それ以上に取れるパスをこぼし続けたレシーバー陣の不甲斐なさが目立つ試合でした。
 DeSeanは混戦の中でパスを奪い取る名手として活躍もしましたが、自陣でのマフとルートミスのINTと致命的なミスもしています。これはルーキーである事を考えれば授業料として仕方が無いのかもしれません。Reggie Brownも怪我から復帰し本来の動きを取り戻しました、これでWR陣はCurtisの復帰まで持ちこたえる陣営にはなりました。
 Correll Buckhalterは16回で66ヤードと4ヤードはクリアしています、最後の1ヤードが取れなかったのはBuckhalterの責任ではないでしょう。前半の1ヤードではゾーンブロックから抜けてTEを取っているのに、正面への平押しにこだわったプレイコールの問題です。これもWestbrookが居れば簡単にTDを取っていたのでしょけれど・・・。Tony Huntはレシーバーとしては武器になりそうです、しかしショートヤードでのランはやはりスクリメージまで時間が掛かりすぎます、ボールを持つとスピードが極端に落ちるのはファンブルしない事に意識を向けすぎているように見えます。
 OLは総じて奮闘しました、いくつかのサックではアサイメントミスもありましたが、あれは仕方が無いと諦めたほうが良いでしょう、最初から人数が足りなかったのですから。

 ディフェンスではMatt Forteのランは良く止めていましたが、ここで止めればと言う所でタックルを振り切られる場面が何度かありました。そしてスクリーンパスで裏を取られる事もありましたが、ブリッツをかけるのを止めなかった事は評価すべきでしょう。
 DLはPIT戦同様に素晴らしいラッシュを見せましたが。LB陣ではStewart Bradleyは逆を付かれた時の動きの悪さ、Cris Gocongはパスカバー下手が表面化しました。共にDEからのコンバートでランストップを重視した布陣なので仕方が無いのですが、パスカバーに不安を残します。
 気になるのはLito SheppardがDevin Hesterに振り切られる場面が目立った点でしょうか、スピード自慢のLitoがここまで簡単に置いていかれるのは問題です。

 AkersのFG失敗も大きな問題です、47ヤードを失敗されると敵陣30ヤードまで進んでも3点取れないと言う事になります。45ヤード以上になると半分入らないのでは今後も問題として残り続けます。
 DeSeanのマフもそうですが、この試合フィールドが相当荒れていてどの選手も足を取られていました。マフの時も最後の一歩で滑って抱え損ねています、それでも取り損ねてはいけないのですが・・・

 主力を大量に欠いた試合ですが、勝機は十分に有りました。こういう試合を落とさずに拾うチームにならなければいけません。勝つときは圧勝、負けるときは惜敗ではプレイオフに滑り込む事が出来ないでしょうから。

オフェンスを組み立てるのは難しいでしょう

2008-09-29 04:37:55 | イーグルス
 レギュラーシーズン第4戦の@CHI戦はサンデーナイトゲームです。

 ハンデは3点有利
 ESPN 8-2
 USA Today 9-0
 TSN 8-0
 オフェンスの駒を大量に欠く状態でここまで有利だとは思わないのですが、CHIも攻め手不足ですしPIT戦のディフェンスを評価されたのでしょう。

 CHI側ではTommie HarrisとDevin Hesterがどうやら出場してくるようです、万全の上体では無いと思いますが出てくる以上プロボウラーの実力を発揮出来ると言う事でしょう、警戒が必要です。
 Brian Westbrookが出れるかどうかはまだ分からないのですが、欠場するのではないかと思います。Shawn Andrews,L.J Smith,Kevin Curtisと欠場ですし、オフェンスは本来の実力よりもかなり落ちる事になるでしょう。

 普通に考えるとディフェンスでの凌ぎあいになると予想する事になるのでしょうが、案外普通に点が入る事になるような気もします。PIT戦のディフェンスは出来過ぎです、あそこまでの破壊力は何試合も発揮されないでしょう、ラン中心でTEを上手く使われれば苦戦する事になります。サードダウンで浮かせたパスを高さで取られるようになると抑えているのに止められない負けパターンにはまりかねません。
 オフェンスはWestbrook無しでどう組み立てるのかが課題です、L.Jが居ない事で右側へのランブロックは弱体化しています。ランが出なければいつかは手詰まりになります、パスだけで破壊出来るようなチームではありませんし何らかの工夫が必要でしょう。PIT戦序盤で見せたTony HuntへのパスやHank Baskett,Jason Avant,Reggie Brownとランブロック得意のWRを並べてのランプレイを使って欲しいと思います。
 
 お互いキーマンに怪我が出ています、代役を上手く使う修正能力が重要な試合になるでしょう。他地区相手に無敗のNFC東ですし、負ければ大きな後退になります、内容よりも勝つ事が必要になります。

互いに主力を欠きます

2008-09-27 07:06:45 | イーグルス
 Donovan McNabbは練習に復帰しましたが、Brian Westbrook,L.J Smith,Shawn Andrewsは3日とも練習を欠席しました。McNabbとWestbrookはクエスチョナブル、L.JとAndrewsはダウトフルと公示されます。PIT戦で一度下がったものの試合に復帰したMcNabbはCHI戦に出場すると思います、Westbrookは万年膝痛持ちなので練習は全休で試合にだけ出てくるのですが今回は傷めた場所が違いますし出れるかどうかは当日まで分からないでしょう。L.JとAndrewsは欠場するでしょう。
 CHI側はDevin Hesterが肋骨を痛めていて練習には復帰したものの試合に出れるかは不明、Tommie Harrisは欠場するようです。
 Hesterが居ない事はリターンでの一発を防ぐと言う意味で非常に有利に働くでしょう、そしてHarrisが居なければShawn Andrewsの不在と相殺するでしょう。CHIのDTはここ数年層が薄いです。

 TB@CHIを見ました、ルーキーMatt Forteのラン中心に攻めてくる事になるでしょう。3試合で少しずつ数字が落ちているのは疲れが出始めているのかもしれません、試合開始直後から最後まででかなり切れがなくなっている感じがしました。OLはすっかり入れ替わってしまい判断がしにくいのですが、TB戦だけを見る感じではランパス共に脅威になるようなメンバーでは無さそうです。
 これまで3試合、オフタックル辺りのランは出されていますが、中央突破は防いでいます。CHI戦もランをしっかり止めてサードダウンロングを作るようなディフェンスをする事が重要になるでしょう。
 パスディフェンスではDesmond Clark,Greg OlsenのTEコンビを警戒する必要が有ります。サイズを考えればDBでは付く事が出来ません、そしてLBが付けばランディフェンスが手薄になりますし、TEへのショートが出るとブリッツを入れにくくなります。2TEからのプレイアクションを多用されると苦しくなると予想します、これを防ぐのもランをしっかり止める事が重要でしょう。

 PIT戦に続きディフェンスでの潰しあい(というより、拙攻)が続く試合になるのかもしれません。リターンでHesterが出てこないならばパントの蹴りあいで優位に立てるでしょう。良いフィールドポジションを得てからランで堅実に繋げるのがCHIのやり方ですし、カバーチームがロングリターンを許さない事も重要になります。

主力3人欠場予定

2008-09-26 07:36:10 | イーグルス
 2週のDAL戦で戦犯扱いされた事に奮起したのかBrian DawkinsがNFCのplayer of the weekに選ばれました。10タックル、1サック、1ファンブルフォース、1ファンブルリカバーの活躍でPITのオフェンスを6点に抑えた事を評価されました。それでも、Asante SamuelがINTしたロングパスでは振り切られていましたし、普通に1対1だったらTDを取られてまた戦犯扱いされかねない所でも有ります。ブリッツ・ランサポートではまだまだ1流ですが、もうパスカバーでは2流の選手になってしまった印象の方が強く残ります。

 ディフェンスの良いCHI相手ですが、オフェンス陣の怪我人がずいぶんと溜まってしまいました。胸を強打したDonovan McNabb右足首を捻挫したBrian Westbrook背中を怪我したShawn Andrews背中を怪我したL.J Smithとプロボウル級の選手ばかり4人2日続けて練習を欠席しています。McNabbは試合には出場する予定になっていますが、残りの3人は欠場する事になりそうです。
 Westbrookの代役はPIT戦も途中から代役を務めたCorrell Buckhalterが務めLorenzo Bookerがサードダウンで出てくる事になるでしょう。
 Andrewsの代役はPIT戦に続きMax Jean-Gillesになります、ランブロックでは足が付いていかないGillesですが、パスプロテクトは悪くありません。Westbrook欠場でパス主体のオフェンスをするでしょうし、McNabbを守る事を期待します。
 L.Jの代役は昨シーズン後半も代わりを務めたBrent Celekになります、レシーブ能力では大差無いのですが、ブロック能力に大きな開きが有ります。ランブロックもパスプロテクトも全く期待できません、DEが対面にセットした時には確実にヘルプが必要になるでしょう。
 本来オフェンス最大のパワーポイントになる右側へのランがWestbrook,Andrews,L.Jの欠場で全く期待できなくなります。ショートパスを投げさせるのが目的のカバー2相手にランが期待できないのは大きなマイナスになるでしょう。McNabbも胸の筋肉を傷めていますし、スローイングに影響が出る事を考えるとパスだけでオフェンスを組み立てる事も難しくなります。Buckhalterは20回持てば80ヤード進むだけの能力はあると思いますが、CHI相手だとそこまでの数字は期待できないでしょうし、オフェンスは相当苦労する事になりそうです。

 ディフェンスマッチになった場合に勝敗を左右するスペシャルチームではDevin Hesterを擁するCHIが優勢なのは確実です。Hesterは怪我で木曜日の練習は部分的となっていますから欠場の可能性も有るのですが、出てくると考えたほうが良いでしょう。ここ2試合絶好調のSav Roccaがもう1試合好調を維持してくれる事を期待しますし、DeSean Jackson,Quintin DempsのルーキーリターナーがHesterにやられる分やり返す事にも期待します。

怪我人さえ出なければ

2008-09-24 08:31:21 | イーグルス
 9サックの大暴れをしたディフェンスですが、キャンプから減量して動きが良いと評判の良かったDarren Howardが特に良く見えます。怪我のVictor Abiamiri不調のChris Clemonsに代わって3番手のDEとしてもパスラッシュ時のDTとしても90番がフィールドにいる時間は昨シーズンと比べてもかなり長くなっています。逆にOAKで8サックを記録して加入してきたChris Clemonsはふくらはぎの怪我の影響なのか、240ポンドと4-3DEで使うには無理があったのか良い所が有りません。パスラッシュだけなら軽くても問題ないと考えていたのですが、獲得は失敗だったのかもしれません。
 スターターTrent Cole.Jaqua Parkerは好調です、Coleは若干体重を落とした事でスピードを増しています。Jaquaは250ポンドの軽量でストロングサイドのDEを1年続けられるのかには疑問が有りますが、これまでの所ランディフェンスでも押されずに頑張っています。JaquaとHowardのスタミナが切れる前にClemonsが復調し、ローテーションを助ける事が出来れば優秀なユニットのままシーズンを過ごす事が出来そうです。

 DTはデプスの薄さが目に付きます。NT Mike PattersonとUT Brodrick Bunkleyは問題ない働きをしていますが3番手のTrevor Lawsは居るのか居ないのか良くわかりません。4番手のDan Kleckoの方が時たまパスラッシュでOLを抜くので目立つような状況です。Pattersonはランストップの要として中央をしっかり固めています、Bunkleyはランストップは良くなっているもののもう少しパスラッシュでの動きを良くする必要があるでしょう。
 Lawsは試合に出ているところは何度か確認しているのですが、ランストップは押せずやや押され気味、パスラッシュは全く歯が立たずと言った感じでバックアップだから許されるといった感じです。今のJim Johnsonの戦術だとDTは常に2ギャップで中央を固める方針です、パスラッシュ時にはDEをDT起用する事になっていますからLawsにはパワーアップが必要です。KleckoはFB起用の予定で減量したのを急に戻したばかりですし公称285ポンドですが、そこまで戻っているかは怪しいです、5月のキャンプでは260ポンド程度まで落としていたのですから・・・4番手としてパスラッシュで使うのならば減量でスピードアップしたのが良い方向に出ているのでしょう。
 とりあえず、今の所中央突破でランディフェンスが破壊されていませんし、DTも頑張ってはいます。しかし、バックアップのレベルは低くスターターが怪我をした場合には大きな影響が出そうです。特にランストップのPattersonが戦列を離れるような事になるとキープしていると噂されるKimo von Oelhoffenの復帰が有るかもしれません。

 何もかも上手くいったSTL.PIT戦と何もかも駄目だったDAL戦と極端な結果しか出していないのですが、DALのOLはレベルが高すぎますから普通の相手ならば通用するだけのDLを用意する事は出来ていると思います。Abiamiriが怪我から復帰しClemonsが復調する事も考えられますし、LawsとKleckoは慣れてくればもっと良くなるでしょう。FA・ドラフトで積極補強した事が実を結んでいると評価します。


 Donovan McNabbの怪我は腰ではなく、胸の筋肉損傷のようです。半試合に復帰していますし大きな問題ではないでしょう。
 Brian Westbrookは@CHI戦に出場したいと本人は言っていますが、出れるかどうかは前日まで分からないでしょう。序盤に無理をしてシーズンエンドになっては困りますし、ここは1週休養しても良いと思いますが、多分出るのでしょう。
 一番気になるのはL.J Smithでルーキーシーズンから慢性的に痛め、3年前に手術をした背中を痛めているそうです。L.Jが居ないとレッドゾーンだけでなくランブロックで大きな影響が出る事になりますから重症で無い事を祈ります。
 Shawn Andrewsも腰も良くなっていないようで、@CHI戦も欠場するかもしれません。高校時代に痛めた事があるようで、その時と同じ状態と言う事ですし根が深い怪我かもしれません。