横須賀うわまち病院心臓血管外科

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胸骨部分切開による大動脈弁置換術

2019-01-06 19:40:28 | 心臓病の治療
小開胸による弁膜症手術が広まるなか、小開胸には適さない症例の場合、出来るだけ低侵襲で手術をしようとした場合の一つのチョイスが、胸骨部分切開による手術です。通常の胸骨正中切開よりも半分以下の創で手術でき、特に、胸骨が左右に離断されていない分、胸郭の固定がいいため、術後の呼吸障害が起きにくいと考えられます。術中、片肺を虚脱する必要もないため、肺機能の悪い症例や、特に高齢の患者さんには適しています。

右小開胸と、胸骨部分切開の使い分けにより、今後ますます小開胸手術元旦から、普及するものと思われます。
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