横須賀市立うわまち病院の移転のニュースが新聞にも報道され、今後、移転に向けての動くが出てくると思われますが、こちらは市立病院でもあり、市が中心になって病院の運営など行われていくものと思われます。地域医療振興協会 横須賀市立うわまち病院は、横須賀市からの管理委託を受けて開設以来病院運営を行い、大幅に経営を改善して、黒字経営を継続しており、診療科も28診療科、常勤医師数も100名以上と、この規模の病院としては充実した内容で、救急にも積極的に関わってきました。
ここに来て、市の中心部から郊外への移転は、病院機能の大幅な縮小の可能性があり、特に心臓血管外科などは、対象患者さんが少ない地区では、かなりデメリットが大きいのは間違いありません。残念ながら、現在の病院職員としては、病院の為の方策を最優先に考えがちですが、実際に新築移転を行う横須賀市としては、現在のうわまち病院の機能などをそのまま継続することを想定して、方針を決定しているとは思えませんが、ここはオーナーである横須賀市の意向に従わざるを得ません。
さて、場所が移転になったあとは、新しい名称が必要になります。 現在のうわまち病院としては、移転先の名称を、その後も移転などがあっても普遍的に使用できる、しかも、市民の為の高度医療を担うことを責任もって行うための名称である必要があります。その意味では、個人的には是非「横須賀市立医療センター」という名称に変更して欲しいと思っています。他のスタッフは「総合医療」という地域医療振興協会の掲げる名称を使用して、「横須賀市立総合医療センター」という名称を希望しているひともいます。
現実問題として、この名称変更は、移転前に変更しておく必要があり、万が一、移転と同時に名称変更をした場合、現在のうわまち病院のもつ、指定医療機関の継続が出来なくなる可能性があります。たとえば、心臓血管外科修練施設の認定は、過去三年間の手術症例などを申請して認められるものであり、もし移転の場合に新病院として名称変更した場合は、三年以上施設認定がとれなくなる可能性があります。移転前に名称変更した場合は、施設認定に関しては名称の変更は申請でき、移転の場合は、同じ病院の移転としてスムーズに引き継がれます。
市民の為の病院機能をおとすことを最小限におさえて移転を迎えるには非常に重要な問題です。
ここに来て、市の中心部から郊外への移転は、病院機能の大幅な縮小の可能性があり、特に心臓血管外科などは、対象患者さんが少ない地区では、かなりデメリットが大きいのは間違いありません。残念ながら、現在の病院職員としては、病院の為の方策を最優先に考えがちですが、実際に新築移転を行う横須賀市としては、現在のうわまち病院の機能などをそのまま継続することを想定して、方針を決定しているとは思えませんが、ここはオーナーである横須賀市の意向に従わざるを得ません。
さて、場所が移転になったあとは、新しい名称が必要になります。 現在のうわまち病院としては、移転先の名称を、その後も移転などがあっても普遍的に使用できる、しかも、市民の為の高度医療を担うことを責任もって行うための名称である必要があります。その意味では、個人的には是非「横須賀市立医療センター」という名称に変更して欲しいと思っています。他のスタッフは「総合医療」という地域医療振興協会の掲げる名称を使用して、「横須賀市立総合医療センター」という名称を希望しているひともいます。
現実問題として、この名称変更は、移転前に変更しておく必要があり、万が一、移転と同時に名称変更をした場合、現在のうわまち病院のもつ、指定医療機関の継続が出来なくなる可能性があります。たとえば、心臓血管外科修練施設の認定は、過去三年間の手術症例などを申請して認められるものであり、もし移転の場合に新病院として名称変更した場合は、三年以上施設認定がとれなくなる可能性があります。移転前に名称変更した場合は、施設認定に関しては名称の変更は申請でき、移転の場合は、同じ病院の移転としてスムーズに引き継がれます。
市民の為の病院機能をおとすことを最小限におさえて移転を迎えるには非常に重要な問題です。