Suturess Valve = スーチャーしない人工弁、これは通常、15本前後の縫合糸で弁輪に糸で縫い付ける人工弁を、縫わなくても設置できるので時間の短縮が可能となり、また、結びにくい視野でも設置可能とする新技術です。主に大動脈弁位に縫着する生体弁における新技術です。これにより、大動脈弁置換の時間が約半分になります。
これは経カテーテル的大動脈弁置換術=TAVI(Transcatheter Aortic Valve Implant)の技術が応用されています。現在まだ保険承認されていませんが、おそらく2019年には国内でも臨床使用可能となると思われます。Edwards社(USA)のIntuityとLivanova社(Italia)のPercivalの2社の製品があります。
大動脈遮断時間が50~60分のところを30分以内となり、手術時間が短縮が可能と言われており、これにより
①冠動脈バイパスや大動脈瘤手術などの同時手術の場合に心停止時間を短縮
②小開胸の手術(MICS)において、縫合糸の結紮が困難な手技を回避できる
というメリットがあります。今年4月から小開胸胸腔鏡補助下心臓弁手術が保険加算が適応となって、今後ますますMICSが一般化する時勢では、早期の発売が期待されます。
先週行われた、大動脈弁治療のシンポジウムでも話題になりましたが、ここでもMICS-AVR(小開胸の大動脈弁置換)では、当院でも行っているStonehenge Techniqueによる大動脈弁置換がスタンダードな術式として今後の主流になるような感じで紹介されていました。
現在開催されている第71回日本胸部外科学会のランチョンセミナーでも紹介され、おそらく今年の年末もしくは来年初めには保険承認され臨床使用できるようになる、と予測されております。
これは経カテーテル的大動脈弁置換術=TAVI(Transcatheter Aortic Valve Implant)の技術が応用されています。現在まだ保険承認されていませんが、おそらく2019年には国内でも臨床使用可能となると思われます。Edwards社(USA)のIntuityとLivanova社(Italia)のPercivalの2社の製品があります。
大動脈遮断時間が50~60分のところを30分以内となり、手術時間が短縮が可能と言われており、これにより
①冠動脈バイパスや大動脈瘤手術などの同時手術の場合に心停止時間を短縮
②小開胸の手術(MICS)において、縫合糸の結紮が困難な手技を回避できる
というメリットがあります。今年4月から小開胸胸腔鏡補助下心臓弁手術が保険加算が適応となって、今後ますますMICSが一般化する時勢では、早期の発売が期待されます。
先週行われた、大動脈弁治療のシンポジウムでも話題になりましたが、ここでもMICS-AVR(小開胸の大動脈弁置換)では、当院でも行っているStonehenge Techniqueによる大動脈弁置換がスタンダードな術式として今後の主流になるような感じで紹介されていました。
現在開催されている第71回日本胸部外科学会のランチョンセミナーでも紹介され、おそらく今年の年末もしくは来年初めには保険承認され臨床使用できるようになる、と予測されております。