何でも巻いてしまえ！？

近所のローソンが「恵方巻」の販売を大々的にやっていて、わざわざ押し寄せてきて「買ってくれないと困るんです」と泣きを入れてくる。

聞けば「ノルマ」もあるみたいで、店内（事務所？）の壁には棒グラフまで掲示しているのだとか。

いや、そんなのよっぽど好きな人でないと買わないだろうに大変だな、と思っていたら、これって意外や全国的な話みたい。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1912507.html


ホントにノルマがあるだけでなく、未達だと給料から差し引かれるんだとか。

記事では、セブンイレブンの話のようだけど、ローソンも同様なんだろうと思う。

ムチャクチャな話だ。

太巻きは別に嫌いではないから、たまに食べるのはいいのだけど、中には「特別仕様」のものがあって、「豪華海鮮巻」みたいなものから「叙々苑の焼肉巻」なんてのもあった（ような気がする）

何でも巻きゃあいい、ってものでもないだろうに、この時とばかりにいろんなものを売り出す。

しかも、最近は２月の節分の時期じゃなくて、年４回も似たようなことをやっている。

節分は年４回あるかららしいけど・・・

こんな習慣って、少なくとも数年前まではなかったわけで、バレンタインデーとかホワイトデーとかと同じ発想で、何だかんだと理屈をくっつけて「食べ物」を「これは、皆やってます（食べてます）よ」みたいな売り方をする。

そのうち「食べ物」だけじゃなくて、他のものでもいい、みたいな感じで、とにかくその時期になると、いろいろと売りつけようとする。

発想は安易だけど、すぐに乗ってくる連中が多いので、ある意味頭のいい商売だと思う。

そのうち、年がら年じゅう「何かの日」みたいになって、毎日食べるものが決まってきたりするんじゃないの？

でも、困るのは売れ残って廃棄せざるをえなくなる店の方じゃないのかなあ。

それとも「そんなのはバイトの連中に買わせればいいんだから、店としては売上アップになっていい」というつもりなんだろうか。