はぶて虫のささやき

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映画評1259 ~ エノーラ・ホームズの事件簿(Netflix)

2025-02-25 | 映画評
今回は「エノーラ・ホームズの事件簿(Netflix)」です。

名探偵シャーロック・ホームズに妹がいたという設定で描かれ人気を集める、アメリカの作家ナンシー・スプリンガーの小説シリーズを、Netflixが映画化したミステリーアドベンチャー。Netflixドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のイレブン役でブレイクしたミリー・ボビー・ブラウンが主演・製作。兄で名探偵のシャーロックを「マン・オブ・スティール」のヘンリー・カビル、もう一人の兄マイクロフトを「世界一キライなあなたに」のサム・クラフリン、母ユードリアを「アリス・イン・ワンダーランド」のヘレナ・ボナム・カーターが演じる。
Netflixで2020年9月23日から配信。

主演:ミリー・ボビー・ブラウン
共演:ヘンリー・カビル、サム・クラフリン、ヘレナ・ボナム・カーター、アディール・アクタル、
フィオナ・ショウ、フランシス・デ・ラ・トゥーア、ルイス・パートリッジ、バーン・ゴーマン、スーザン・ウォーコマ、クレア・ラッシュブルック、デビッド・バンバー、ハティ・モラハンなど

<ストーリー>4
1884年、イギリス。16歳の誕生日を迎えたエノーラが目を覚ますと、母が謎めいた暗号を残して行方不明になっていた。母を探しに単身ロンドンへ向かったエノーラは、思いがけず青年貴族の失踪事件に関わったことをきっかけに、恐ろしい陰謀と巨大な謎に巻き込まれていく。


Netflixで2020年9月に配信された作品である。

名探偵シャーロック・ホームズに妹がいたという設定で、その彼女が兄同様に探偵として活躍する映画である。

主演の女の子(ミリー・ボビー・ブラウン)は、愛嬌のある子で、どこかで見たことがあるな、と思っていたら、つい先日見たばかりの「ダムゼル/運命を拓きし者」で主人公を演じている子だった。

そのまわりを、「スーパーマン」のヘンリー・カビルやヘレナ・ボナム・カーターなどが固めていて、なかなかしっかりとした作りになっていると思う。

あまり好きな言い方ではないのだけど、「良質なミステリー」とでも言いたくなるような作品だ。

主人公が劇中の登場人物にではなく、カメラ越しに視聴者に語りかけるという手法で、状況や背景などを説明しているのだけど、特に違和感はなかった。

突如母親が行方不明になってしまうのだけど、あちこちに残された暗号を解きながら、次第に母親の元に近付いていく一方で、青年貴族の失踪事件に出くわし、背後に隠された陰謀に巻き込まれていくという展開になっている。

全体的に淡々と進むので、たいしたハラハラ・ドキドキはないのだけど、謎解きの部分は無理やり感もなく、うまくまとめられていたと思う。

あまりネタバレもしたくないので、この辺でやめておきますが、最後はちょっとほろっとする場面もあったので、ここのところ似たような展開のものばかりだったこともあり、なかなか良かったです。

ということで、評価はかなり甘めに「A」にします。


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