安倍首相は、TPPへの交渉参加を決めたそうだ。
今後どうなるのかわからないけど、少なくとも民主党政権とは違い、結果的にアメリカの思い通りになる可能性はあるものの、バカな方向には進まないと思う。
さて、とにかく安倍首相を貶めたくてしょうがない朝日新聞だけど、本件については、もうどうでもよくなったのか、それとも何をしていいのかパニックになってしまったのか・・・
もはや一日しか読めなくなってしまった、ウェブ上の天声人語。
そんな迷い(?)が見てとれる感じがする。
<2/24日付け天声人語>
かつて岸信介(のぶすけ)首相は、ワシントン入りしたその日にアイゼンハワー米大統領とゴルフを楽しみ、一緒にシャワーを浴びた。翌日からの会談で、両者は安保条約を改定する方向で合意、岸が「政治生命をかけた大事業」が動き出す。1957(昭和32)年6月のことだ▼首相になって4カ月、岸は対等な「日米新時代」を掲げていた。アイクは大戦の英雄、自らは元戦犯容疑者という仲ながら、「個人的信頼、友情関係」が力になったと回顧録にある。裸の付き合いが効いたと▼岸・アイク会談の重みは望めぬにせよ、安倍首相もオバマ大統領との顔合わせに期するところがあったのだろう。昼食を含め2時間。祖父が心血を注いだ日米同盟の「完全復活」を宣言してみせた▼もっとも、米側の関心は文言より実利とみえる。コメなどの関税を守りたい日本をTPP交渉に引き込むべく、「聖域」の余地を残した共同声明に応じた。回りくどい悪文は、交渉の結果によっては例外もあり得ると読める。これで日本の参加が固まった▼首相の記念講演の題は「ジャパン・イズ・バック」。強い日本が戻れば、東アジアの安定や日米関係に資するとの信念だ。アベノミクスへの自信ゆえか、おどおどした昔の面影はない▼アイクの時代、米国の懸念は東西冷戦だった。経済で独り立ちを図る日本を庇護(ひご)したのは、ソ連や中国への対抗策でもあった。安倍政権の幸先の良さを認めた上で思うのは、3世代を経ても変わらない、極東の冬景色である。
はっきり言って、何が言いたいのかよくわからない。
安倍首相の祖父である岸信介元首相のことを、わざわざ「元戦犯容疑者」と貶めつつも、安倍・オバマ対談が、岸・アイゼンハワー対談ほどの「重み」は望めない、などと双方ともに貶めようとする姿勢は相変わらずだけど、その後の様子が変だ。
アイゼンハワーの時代は「冷戦の時代」だったから、ソ連やシナへの対抗策として、あえて日本を庇護したけれど、今はもうそんな時代でもないし、アメリカは日本に対して厳しい態度で臨むだろうから、安倍首相の姿勢はおかしい!
そういう結論になるかと思っていた。
しかし、結論は・・・
『安倍政権の幸先の良さを認めた上で思うのは、3世代を経ても変わらない、極東の冬景色である』
これは、おそらく北のキチ○イ国家のことを指していると思われるが、ここにどうしていきなりアジアの盲腸国家が出てくるのだろうか。
文脈からは、到底読めない結論だと思うのだが・・・
かつて、最近のファッションについて述べているコラムの中で、突如『そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが
』と結んだ名コラムを彷彿とさせる。
最近特に「言いたいことがわからない」このコラムだけど、もしかしていいかげんに書いてるのか?
それとも、安倍政権が復活したことが、よっぽど悔しくて、とうとう「御乱心」してしまったとか・・・
今後どうなるのかわからないけど、少なくとも民主党政権とは違い、結果的にアメリカの思い通りになる可能性はあるものの、バカな方向には進まないと思う。
さて、とにかく安倍首相を貶めたくてしょうがない朝日新聞だけど、本件については、もうどうでもよくなったのか、それとも何をしていいのかパニックになってしまったのか・・・
もはや一日しか読めなくなってしまった、ウェブ上の天声人語。
そんな迷い(?)が見てとれる感じがする。
<2/24日付け天声人語>
かつて岸信介(のぶすけ)首相は、ワシントン入りしたその日にアイゼンハワー米大統領とゴルフを楽しみ、一緒にシャワーを浴びた。翌日からの会談で、両者は安保条約を改定する方向で合意、岸が「政治生命をかけた大事業」が動き出す。1957(昭和32)年6月のことだ▼首相になって4カ月、岸は対等な「日米新時代」を掲げていた。アイクは大戦の英雄、自らは元戦犯容疑者という仲ながら、「個人的信頼、友情関係」が力になったと回顧録にある。裸の付き合いが効いたと▼岸・アイク会談の重みは望めぬにせよ、安倍首相もオバマ大統領との顔合わせに期するところがあったのだろう。昼食を含め2時間。祖父が心血を注いだ日米同盟の「完全復活」を宣言してみせた▼もっとも、米側の関心は文言より実利とみえる。コメなどの関税を守りたい日本をTPP交渉に引き込むべく、「聖域」の余地を残した共同声明に応じた。回りくどい悪文は、交渉の結果によっては例外もあり得ると読める。これで日本の参加が固まった▼首相の記念講演の題は「ジャパン・イズ・バック」。強い日本が戻れば、東アジアの安定や日米関係に資するとの信念だ。アベノミクスへの自信ゆえか、おどおどした昔の面影はない▼アイクの時代、米国の懸念は東西冷戦だった。経済で独り立ちを図る日本を庇護(ひご)したのは、ソ連や中国への対抗策でもあった。安倍政権の幸先の良さを認めた上で思うのは、3世代を経ても変わらない、極東の冬景色である。
はっきり言って、何が言いたいのかよくわからない。
安倍首相の祖父である岸信介元首相のことを、わざわざ「元戦犯容疑者」と貶めつつも、安倍・オバマ対談が、岸・アイゼンハワー対談ほどの「重み」は望めない、などと双方ともに貶めようとする姿勢は相変わらずだけど、その後の様子が変だ。
アイゼンハワーの時代は「冷戦の時代」だったから、ソ連やシナへの対抗策として、あえて日本を庇護したけれど、今はもうそんな時代でもないし、アメリカは日本に対して厳しい態度で臨むだろうから、安倍首相の姿勢はおかしい!
そういう結論になるかと思っていた。
しかし、結論は・・・
『安倍政権の幸先の良さを認めた上で思うのは、3世代を経ても変わらない、極東の冬景色である』
これは、おそらく北のキチ○イ国家のことを指していると思われるが、ここにどうしていきなりアジアの盲腸国家が出てくるのだろうか。
文脈からは、到底読めない結論だと思うのだが・・・
かつて、最近のファッションについて述べているコラムの中で、突如『そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが
』と結んだ名コラムを彷彿とさせる。
最近特に「言いたいことがわからない」このコラムだけど、もしかしていいかげんに書いてるのか?
それとも、安倍政権が復活したことが、よっぽど悔しくて、とうとう「御乱心」してしまったとか・・・
それよりも、この天声人語では、アイゼンハワー大統領を「アイク」と略している事が気になりました。それで伝わるの年齢が何処までかと思って。最近の新聞は、朝日に限らず若者に読んでもらおうという努力を止めてしまったのかとも思っています。
いやあ、お恥ずかしい。
「極東の小国(島国)」という言い方をよくするので、極東と言えば脊髄反射的に「日本」のことだと思ってしまいました。
確かに、そうですよね。
ということで、その部分は書きなおしました。
あと、「アイク」の件は、通じる世代かどうかは別にして、単純に「説明が足りない」と思います。
>ノスカールさん
交渉参加の件は、しばらく様子を見てみたいと思います。