お笑いが好きなので、バラエティ番組はもとより、ネタものであればだいたい見ている。
その中でも、いわゆる賞レースである「M-1」「キングオブコント」「R-1」は欠かさず見ている。
この賞レースにも、ウエストランド井口が言うように「格」の違いというものはあって、イメージ的には、「M-1」>「キングオブコント」>>>「R-1」というところだろうか。
やはり漫才は強いと思う。
これを個人的には「3大賞レース」と呼んでいるのだけど、これに一昨年から「THE SECOND」が加わった。
ただ、これらの大会の優勝者のうち、女性は「R-1」の「だいたひかる」と「ゆりあん・レトリィバァ」だけで、後は全員男性だ。
女性コンビだけでなく、コンビの片方が女性というコンビも一度も優勝していない。
それは、別に男女差別でも何でもなく、単純に女性のお笑い芸人が面白くない、ということに尽きると思う。
振り返ってみても、面白いと思った女性漫才コンビは、古くは「千里・万里(その片方が上沼恵美子)、今では「海原やすよ・ともこ」くらいだ。
何とか女性芸人にもスポットライトを当てたいということなのか、この3大レースとは別に、新たに女性芸人だけの大会「THE W」ができた。
こちらは、漫才・コント・ピン芸何でもよく、要は笑わせればいいという大会だ。
その「THE W」が昨日行われたのだけど、はっきり言ってこの大会、レベルの低さは他の大会と比べても歴然で、毎年ほとんど笑えなかったという記憶しかない。
過去の優勝者も、「ゆりあんレトリィバァ」「阿佐ヶ谷姉」「3時のヒロイン」「吉住」「オダウエダ」「天才ピアニスト」「紅しょうが」の7組であるが、もう一度見てみたいと思う女性芸人は「天才ピアニスト」くらいで、「3時のヒロイン」がそこそこといったところだろうか。
「R-1」にも優勝している「ゆりあんレトリィバァ」は、いまだかつて面白いと思ったことがなく、どうしてこんなヤツのネタが受けるのか理解できない。
もう一組「オダウエダ」もヒドかった。
オダウエダが優勝した年の決勝の相手は、Aマッソと翌年優勝する天才ピアニストだった。
誰がどう見ても、Aマッソか天才ピアニストが優勝だろうと思われたのだが、なぜかオダウエダが優勝した。
ネットでも、このことにかなり批判の声があがり、批判された審査員の一人であるアンガールズ田中は、「みんな、Aマッソか天才ピアニストに入れるんだろうな、と思ってオダウエダに入れた」とかいう、審査員としては絶対にやってはいけないことをやってしまった結果だ。
さて、今年の「THE W」であるが、例年同様レベルが壊滅的に低かった。
出場者は、「足腰げんき教室」「エルフ」「河邑ミ」「おかずクラ」「キンタロ」「紺野ぶるま」「忠犬立ハチ高」「にぼしいわし」「もじゃ」「ぼる塾」「やました」「レモンコマドリ」の12組
それぞれのネタについて、いちいち論評しない。
ほぼ笑えるネタがなかったからだ。
その中から決勝に進んだのが「にぼしいわし」「紺野ぶるま」「忠犬立ハチ高」の3組だけど、決勝のネタというのが、これまたホントにヒドかった。
まず、「にぼしいわし」は漫才なんだけど、いきなり「アイドルってウンコをしないじゃない」という掴みから入って、終始「ウンコ、ウンコ」と叫んでいた。
小学生じゃあるまいし、このネタのいったいどこが面白いと思ったのか、まったく理解に苦しむ
続く「紺野ぶるま」はピン芸人だが、こちらも下ネタで、「たまき」という女性が主人公で、気に入っている会社の男の子に「たまきん、って呼んで」などと言っていたが、はっきり言ってセンスを疑うレベル。そもそも一人芝居が下手クソだったから、面白さも皆無だった。
最後の「忠犬立ハチ高」も漫才だが、こちらも下品ネタ。
官能小説ネタということで、最初は純文学のような書き出しから、一気に下ネタに走る、という展開が壊滅的にツマんなかった。
驚くことに、3組とも下ネタ・下品ネタだったわけで、あの「M-1」で9年連続決勝進出を果たしている「笑い飯」が、決勝での「チンポジ」で優勝を逃した(?)ことを考えたら、ネタの選定そのものからレベルが低いと言わざるをえない。
結果は、4対2対1でウンコネタの「にぼしいわし」が優勝したのだけど、たぶんこの名前はすぐに忘れそうな気がする。
審査員(今年は、麒麟川島、笑い飯哲夫、アンガールズ田中、阿佐ヶ谷姉妹えり子、マジカルラブリィ野田、さらば青春の光森田)も大変だったと思う。
どう考えてもツマらないネタに対して、「どちらも面白くて、ホント僅差の戦いでした」とかいう微妙な表現でしか論評できないし、決まり文句のように「いやあ、今年もレベルが高い」とか言わなきゃいけないのは、ホント苦痛なのではないかと思う。
今回出場した12組は、どの3大賞レースに参加しても、1回戦はともかく、間違いなく2回戦・3回戦で落ちるレベルだろう。
にもかかわらず、この大会の優勝賞金が、3大賞レースと同じ1000万円というのはどうなの?
ただの「女性優遇措置」としか思えない。
こんな大会はいらない、と思うのは私だけでしょうか?
その中でも、いわゆる賞レースである「M-1」「キングオブコント」「R-1」は欠かさず見ている。
この賞レースにも、ウエストランド井口が言うように「格」の違いというものはあって、イメージ的には、「M-1」>「キングオブコント」>>>「R-1」というところだろうか。
やはり漫才は強いと思う。
これを個人的には「3大賞レース」と呼んでいるのだけど、これに一昨年から「THE SECOND」が加わった。
ただ、これらの大会の優勝者のうち、女性は「R-1」の「だいたひかる」と「ゆりあん・レトリィバァ」だけで、後は全員男性だ。
女性コンビだけでなく、コンビの片方が女性というコンビも一度も優勝していない。
それは、別に男女差別でも何でもなく、単純に女性のお笑い芸人が面白くない、ということに尽きると思う。
振り返ってみても、面白いと思った女性漫才コンビは、古くは「千里・万里(その片方が上沼恵美子)、今では「海原やすよ・ともこ」くらいだ。
何とか女性芸人にもスポットライトを当てたいということなのか、この3大レースとは別に、新たに女性芸人だけの大会「THE W」ができた。
こちらは、漫才・コント・ピン芸何でもよく、要は笑わせればいいという大会だ。
その「THE W」が昨日行われたのだけど、はっきり言ってこの大会、レベルの低さは他の大会と比べても歴然で、毎年ほとんど笑えなかったという記憶しかない。
過去の優勝者も、「ゆりあんレトリィバァ」「阿佐ヶ谷姉」「3時のヒロイン」「吉住」「オダウエダ」「天才ピアニスト」「紅しょうが」の7組であるが、もう一度見てみたいと思う女性芸人は「天才ピアニスト」くらいで、「3時のヒロイン」がそこそこといったところだろうか。
「R-1」にも優勝している「ゆりあんレトリィバァ」は、いまだかつて面白いと思ったことがなく、どうしてこんなヤツのネタが受けるのか理解できない。
もう一組「オダウエダ」もヒドかった。
オダウエダが優勝した年の決勝の相手は、Aマッソと翌年優勝する天才ピアニストだった。
誰がどう見ても、Aマッソか天才ピアニストが優勝だろうと思われたのだが、なぜかオダウエダが優勝した。
ネットでも、このことにかなり批判の声があがり、批判された審査員の一人であるアンガールズ田中は、「みんな、Aマッソか天才ピアニストに入れるんだろうな、と思ってオダウエダに入れた」とかいう、審査員としては絶対にやってはいけないことをやってしまった結果だ。
さて、今年の「THE W」であるが、例年同様レベルが壊滅的に低かった。
出場者は、「足腰げんき教室」「エルフ」「河邑ミ」「おかずクラ」「キンタロ」「紺野ぶるま」「忠犬立ハチ高」「にぼしいわし」「もじゃ」「ぼる塾」「やました」「レモンコマドリ」の12組
それぞれのネタについて、いちいち論評しない。
ほぼ笑えるネタがなかったからだ。
その中から決勝に進んだのが「にぼしいわし」「紺野ぶるま」「忠犬立ハチ高」の3組だけど、決勝のネタというのが、これまたホントにヒドかった。
まず、「にぼしいわし」は漫才なんだけど、いきなり「アイドルってウンコをしないじゃない」という掴みから入って、終始「ウンコ、ウンコ」と叫んでいた。
小学生じゃあるまいし、このネタのいったいどこが面白いと思ったのか、まったく理解に苦しむ
続く「紺野ぶるま」はピン芸人だが、こちらも下ネタで、「たまき」という女性が主人公で、気に入っている会社の男の子に「たまきん、って呼んで」などと言っていたが、はっきり言ってセンスを疑うレベル。そもそも一人芝居が下手クソだったから、面白さも皆無だった。
最後の「忠犬立ハチ高」も漫才だが、こちらも下品ネタ。
官能小説ネタということで、最初は純文学のような書き出しから、一気に下ネタに走る、という展開が壊滅的にツマんなかった。
驚くことに、3組とも下ネタ・下品ネタだったわけで、あの「M-1」で9年連続決勝進出を果たしている「笑い飯」が、決勝での「チンポジ」で優勝を逃した(?)ことを考えたら、ネタの選定そのものからレベルが低いと言わざるをえない。
結果は、4対2対1でウンコネタの「にぼしいわし」が優勝したのだけど、たぶんこの名前はすぐに忘れそうな気がする。
審査員(今年は、麒麟川島、笑い飯哲夫、アンガールズ田中、阿佐ヶ谷姉妹えり子、マジカルラブリィ野田、さらば青春の光森田)も大変だったと思う。
どう考えてもツマらないネタに対して、「どちらも面白くて、ホント僅差の戦いでした」とかいう微妙な表現でしか論評できないし、決まり文句のように「いやあ、今年もレベルが高い」とか言わなきゃいけないのは、ホント苦痛なのではないかと思う。
今回出場した12組は、どの3大賞レースに参加しても、1回戦はともかく、間違いなく2回戦・3回戦で落ちるレベルだろう。
にもかかわらず、この大会の優勝賞金が、3大賞レースと同じ1000万円というのはどうなの?
ただの「女性優遇措置」としか思えない。
こんな大会はいらない、と思うのは私だけでしょうか?
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