今年の総決算！？

今年を締めくくる大一番「有馬記念」が本日行われる。

今年の秋のＧⅠシリーズは、ここまで２勝８敗と大きく負け越しているが、毎年有馬記念取れば、それまでの負けが吹っ飛んでしまうような気分（錯覚？）になれるので、気合の入れようも違うというものだ。

直前に大本命馬（になることが間違いなかった）ドウデュースが故障により回避したため、一気に大混戦の模様を呈してきた。

前日の予想では、３歳馬勢に人気が集まっているのだが、確かに例年３歳馬が馬券に絡んでいる。

ただ、それまでは３歳の春のクラシックで上位にきた馬たちは、秋は菊花賞路線にはいかずに、天皇賞かジャパンＣに回ってきて、そこである程度の実績を残しているので、有馬記念でも人気通りの成績を出してきた、と言えないこともない。

ところが、今年の３歳牡馬は２頭（①ダノンデザイル、③アーバンシック）とも菊花賞を使っているので、ここまでは古馬との対戦がない。

唯一古馬との対戦があった３歳馬⑧レガレイラは、エリザベス女王杯では負けている上に、その時の勝ち馬⑬スタニングローズは、今のところ９番人気と、それほど人気はない。

レガレイラは、牝馬ながら皐月賞・ダービーで牡馬と対戦していて、しかも上位人気だったので、レガレイラの成績を基準にすると、今年の３歳馬はそれほどレベルが高くない、と言えると思う。

まず、①ダノンデザイルは、ダービーを勝ったものの、菊花賞は不利があっての６着、さらには京成杯では③アーバンシックに勝っているので、３歳馬では上位にいるとは思う。

ただ、鞍上の横山典弘が有馬記念を勝つというイメージが浮かんでこない。

③アーバンシックも、菊花賞は勝ったものの、そもそも３歳の有力馬はここを使わないので、⑧レガレイラとの比較でも、そんなに強いとは思えない。

一方の古馬はどうかと言うと、ここ３戦で勝利した馬は、宝塚記念を勝った④ブローザホーンと先述した⑬スタニングローズに、ＧⅡアルゼンチン共和国杯を勝った⑮ハヤヤッコだけだ。

海外遠征組もいて、ホントにどれが勝つのかまったくわからない。

となると、３歳馬を取るか古馬を取るかで予想がまったく変わってくると思うのだが、今回は古馬の中から選んでみたい。

天皇賞・ジャパンＣで上位にきている馬の中から選ぶこととし、本命はそのジャパンＣを使わずに有馬記念に直行した⑤ベラジオオペラ、対抗を⑪ジャスティンパレスにする。

後は、中山コースの実績がないとは言え、２０００ｍで強烈な勝ち方をしたことがある⑩プログノーシスに昨年２着の⑦スターズオンアース、３歳馬の中では①ダノンデザイル、大穴として⑨ディープボンドを狙ってみたい。

◎⑤ベラジオオペラ
〇⑪ジャスティンパレス
▲⑩プログノーシス
△⑦スターズオンアース
△①ダノンデザイル
△⑨ディープポンド

馬券としては、◎と〇を中心とした３連単と、意外とつきそうなので⑨⑩⑪のワイドも勝ってみたい。

さて、どうなるでしょうね？