オレはボンクラではない！？

衆院予算委員会での話。

今度は「あの山本太郎が引退宣言？」というのがネットにあったので、気になって見てみると・・・

２８日の衆院予算委員会の場で質問に立った山本が、岸田首相に対し家計支援のために消費税減税を要求し、「海外では最短１週間程度の短い準備で消費減税を導入したところもある。日本では半年、１年（を要する）と。ボンクラ議員は引退すべきだ。やる気がないだけだ」と言ったそうだ。

注目の言葉は「ボンクラ議員は引退すべきだ」の部分。

もちろん、山本がそのボンクラ議員そのものだから、「えっ？もしかして引退宣言？」と思うのは普通だ。

前段にある増税や減税に対する準備がそう簡単にできるはずがない。

どんな企業・商店においても「来週から消費税が〇〇％になりますよ～」などと言われて、急に対応ができるわけがない。

規模が大きくなればなるほど、そのシステムの修正等を含めて、対応には１年以上かかるとみるのが普通だと思う。

そういう点を中卒（高校中退・・・ダンス甲子園で名前を挙げた後すぐに辞めているから）の山本にはわかるはずがない。

当然のことながら、バックにいる組織の言うがままに発言をしているだけなんだろうけど、その流れで「ボンクラ議員は・・・」の発言は、自身で考えたのだろうか。

もちろん、そういう可能性の方が高い。

山本は、すべてがアホなこととは言え、いろいろと活動をしているし、いろんな発言もしている。

本人的には「オレは頑張っている＝ボンクラではない」と思っていても不思議ではない。

こういう「積極的なバカ」ほど迷惑なヤツはいないわけで、バックについている組織からすれば、理想的な駒と言うことになるのだろうが、単に政治の場をかき回しているだけで、国民にとっては何の役にも立っていない。

「消費税は撤廃するべきだ」なんて、誰でも言えることだ。

じゃあ税収はどうするんだ、という反論に対しては「企業やお金持ちからどんどん取ればいい」と言うだけで、具体的なものは何もない。

企業から取ろうとすればするほど、企業はそれに対抗措置をとるため、結局のところしわ寄せがくるのは社員すなわち国民である。

まあ、山本個人は何も考えてはいないと思うが、そのバックにある組織は「国を混乱に貶めること」自体が目的なので、それはそれでいいのだろうし、そのためには山本のようなバカは一番使い勝手がいいのだと思う。

しかも、バカな若者たちは、こういう山本のように耳障りのいい話ばかりするヤツに投票していまいそうだしね。

今後日本の政治がどうなっていくのか、今は不安しかない！？