はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

敵を欺くには、まずマスコミから!?

2012-12-25 | 日記
自民党の安倍さんが、「靖国参拝を見送る意向」とか「尖閣諸島への公務員常駐や、『竹島の日』の式典への参加についても慎重に検討したい」ということで、マスコミが嬉しそうに報道している。

読売新聞の記事を読んでも、『「検討する」と何回も申し上げてきた。検討することに変わりない』としか書いていない。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121223-OYT1T00513.htm?from=ylist

つまり、安倍さんは「参拝しない」とか「公務員を常駐しない」と断言しているわけではなく、ただ単に「検討します」と言っているだけ。

これを記者が「希望的観測」でもって記事にしているだけ、という気がしないでもない。

なぜなら、本人が前回の首相時代に「靖国神社に参拝できなかったことが痛恨の極み」と言っているからだ。

これをどう解釈するかは一つしか考えられない。

今回は「靖国神社に参拝する」ということだろう。

中には「安倍さんは変節した」とか「どうせまた途中で放り出すつもりだろう」とか嬉しそうに言っているヤツがいるけど、そういうバカがいるから、あえて「明言」しない、というだけであって、本人の意思は固まっていると思う。

事前に「参拝する」とか言うと、途端にマスコミが「アジアの国々が・・・」とか言い出して、シナやあの半島の立場に立った論を展開するのは目に見えているし、下手に「参拝はしない」と取れる発言をすると、参拝した後で何を言われるかわからない。

尖閣諸島や竹島についても同じこと。

朝日新聞を中心としたマスコミは、シナやあの国の仲間だとみて間違いない。

だから、手の内をわざわざ晒す必要なんかない。


まだ首相に就任してもないのに、もう「安倍叩き」を始めている異常な連中。

民主党政権時代には、閣僚がどんなバカなことをしようとも、どんなにアホなことを言おうとも、擁護はするけど、ゼッタイに引き摺り下ろそうとはしなかった連中。

少しでも民主党叩きをしていたのなら、「まあ政権政党を叩くのがマスコミの仕事だし・・・」で済ませることができたろうに、こうも極端で異常な行動に走られると、やっぱり「マスコミは信用できない」ということになってしまう。


「するぞ、するぞ」と見せかけるだけでも十分。

シナやあの国は、すでにびびっている。

ということは「もしかして、しないかも?」と思わせておくのも手だ。

そういう意味でも、「検討する」とは、まさに彼ら向けの言葉。

これが、一般的に政治家が使う「善処する」とは違うんだ、と私は信じたい。

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1 コメント

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Unknown (和食健康)
2012-12-26 23:48:38
(尖閣、竹島、靖国について当初の考えを、このたびどうするかは)「慎重に検討したい」

いつもならマスコミは「嘘つき」だとか「言ったことをやらない」だとか騒ぎ出すはずなのに、特定アジアがビビりそうな事柄を日本が「引き伸ばすかも」や「止めるかも」というふうに匂わせる仕草を見せると全く批判しなくなるという、分かりやすいマスコミですね。


>ということは「もしかして、しないかも?」と思わせておくのも手だ。

マスコミもですが安倍総理も多少は日中日韓関係の改善をしたいと願っているだけに、有効なカードは持っておくのも手なんでしょうねえ。

早速「お友達内閣かどうか」などと頻繁に検証しているマスコミの報道には辟易しますよ。
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