はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

待ちに待った・・・!?

2018-08-03 | 日記
先日、盲腸(虫垂炎)と診断されたが、他にも問題はないか、ということで、今日は大腸検査を行った。

お尻からカメラを突っ込んで、腸の中を撮影するヤツ。

テレビの健康番組で見たことはあるので、「あんなのはやりたくないなあ」とずっと思っていたヤツだ。

もちろん、生まれて初めてだ。

まず、前日から準備が始まる。

主に食事制限だけど、「食べてはいけない」ものばかりで、食べられるものは「ごはん」「うどん」「パン」くらいなんだけど、ごはんもおかずは不可。

つまり、おにぎりにしても、海苔もダメだし、いいのは梅干しくらい。

うどんも、具は一切ダメということで、ネギもダメなので、ホントの意味での「素うどん」だ。

パンも、マーガリンやジャムもダメということで、ただの食パン。

水分だけは十分に取るように、ということなので、ほとんど食べた気がしない。

前日の18時までに食事を終え、20時に下剤を飲んで、その日はこれで終わり。

そして当日。

朝は、もちろん食事抜きで病院へ。

指定された8時半に待合室に行くと、すでに7名ほどが待っていた。

ほとんどがおじいちゃん、おばあちゃんで、「私も、とうとうその仲間入りか?」とちょっとがっかり。

まずは血圧を測った後、看護師による一日のスケジュール説明がある。

「腸洗浄剤」と言われるものを約1.2リットル飲まなければならないらしい。

事前のリサーチ(?)では、約2リットル飲まなければならない、とあったので、ちょっと安心したけど、いざ飲んでみると、微妙に梅味がついていて結構飲みにくい。

しかも、10分間に200ccずつ、一気に飲むのではなく、少しずつ飲まなければならない。

結局のところ、1時間の間、少しずつずっと飲み続ける感じ。

これが意外とツラい。

それを飲み終わって終わり!というわけではもちろんなく、ここからがまた大変。

腸の中のものをすべて出し切らなければならない、ということで、とにかくトイレの往復。

最初はなかなか出ないので、ちょっと焦ったけど、2~3回目あたりからはスムーズ・・・どころか連続してもよおしてくる。

そして、5回目からその都度看護師を呼んで、便の確認。

これがほぼ透明になるまで出し続けないといけないわけだけど、私の場合は結局12回目でやっとOKが出た。

出し切ったところで、後は順番待ち。

そして、いよいよ私の順番がきた。

その前に、いわゆる「検査用パンツ(前ではなく、後ろが開いているヤツ)」を履いて待機しているので、すぐにベッドに横になって検査開始。

肩に「腸の動きを止める注射」というのを打って、あそこの回りに麻酔剤を塗った。

そして、カメラが私の中に入っていく。

最初は「うっ」となり、カメラが腸の中に入っていく度に、ちょっとお腹のあたりに違和感が。

「行き」はカメラを通すだけで、実際に撮影するのは「帰り」の時。

盲腸・小腸の入り口あたりに来たときに、モニターに小さな黒いものが・・・

思わず「えっ?」と思ったけど、医師は何にも見えなかったようにスルー。

撮影しながらカメラを戻す時に、「先生、さっきの黒いのは何ですか?」と聞いてみると・・・

「ああ、あれは食べ物のカスですね。たぶんキウイかなんかの種でしょう」

正解!

実は一昨日キウイを食べた覚えがあります。

それ以外は、血管もくっきり見えて、きわめて順調(?)

医師と一緒にモニターを見ながら、「ふ~ん、意外とキレいなものだなあ」と素人ながらに納得しながら検査を終えた。

最終的に医師からは「まったく問題ないですね」ということで無事終了。

所要時間は約20分前後で、思ったより早く終わった。

もっと気持ち悪くなるかと思っていたのに、これも何とかクリア。

事前の説明で、「今日は目がちらついたり、ぼ~っとしたりするかも知れませんので、車や自転車は運転しないでください」と言われていたが、頭はしっかりしていて、まったく問題なし。

終了時刻は、14時。

トータルで5時間半、という長丁場だったけど、まあ疲れました。

とにかく待ち時間、というか、待合室で待機する時間が長かったので、事前に本(小説)を持っていっていて正解でした。

何も問題なくて良かったですが・・・

もう2度とやりたくありません!!

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