はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

無知の恥

2018-10-16 | 日記
今年はキノコが豊作なんだそうな。

そのせいか、キノコ採りのために山に入って、遭難(あるいは滑落)して亡くなってしまった人が、今年に入ってすでに11人もいるらしい。

また、毒キノコを食べて死んでしまう人も結構いるそうだ。

「普通」は、生えてあるキノコが、どんな種類のものであるかわからない場合は、食べようなどとは思わない。

判断の基準は簡単だ。

「わかんなきゃ食べない」

ただ、これだけだと思う。

自然に発生しているキノコのうち、食べられるキノコの割合は1割程度だと言う。

この割合が多いか少ないかは別にして、生えているキノコを「あら、美味しそう」などと言って、ホントに食べてしまう連中が、私には理解できない。

ところが、「今年はキノコが豊作だから、キノコパーティーを開こう」と考えたバカがホントにいたらしい。

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20181014/KT181012FTI090023000.php


長野県に住むこのバカ女は、県内にある「きのこ衛生指導員」らが鑑定する県内保健所の窓口に、バケツ大の籠いっぱいにキノコを持ち込んだそうだ。

このうち、食用に適したキノコは6・7本だったらしい。

たぶんこの女は、「食べられる」と思って採ってきたわけではなく、適当に採ってきて「この中で食べられるものがたくさんあればラッキー」くらいの安易な気持ちで窓口に来たのだと思う。

もちろん、鑑定する人の労力など一切考えずに。

毒キノコの中には、専門家でも判別に苦労するものが結構あるそうだ。

しかも、この手の専門家が高齢化しているにもかかわらず、後継者が育たないので苦労しているとのこと。

こういう安易な連中が殺到して、万が一鑑定を間違えてしまったら、当然のごとく責任問題に発展するだろうから、判別が難しい場合は「これは食べられません」と答えていいのだろうけど、中には「ホントか?これって、○○タケ(食べられるキノコ)にそっくりじゃん」とか言って、食ってかかるヤツもいるのではなかろうか。

ただ、この手の連中は、自分ではわからないからと、まだ窓口まで聞きに来るので、最悪の事態を招くリスクを避けることはできる。

問題なのは、自分で勝手に判断して、勝手に食べてしまった挙句に食中毒になってしまう連中だろう。

でも、こういう連中は、ある意味自業自得だから、他人には迷惑を掛けていない分、放っておけばいいのかも取れない。

他人に迷惑を掛けるだけの「な~んにも考えていない」連中は、淘汰されてもいいんじゃないの?

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