第一生命主催の「サラリーマン川柳」ベスト10が決まった。
第1位に輝いたのは、次の作品
『退職金 もらった瞬間 妻ドローン』
う~ん、この句が最優秀賞に選ばれたのがよくわからない。
いちおう『あらゆる場所に飛んで行く飛行物体「ドローン」と、姿をくらます「ドロンする」を掛け合わせ、「妻の活動的な一面」をコミカルかつ皮肉を込めて詠った一句』と選評が書いてあったけど、今いち納得できないなあ。
退職を機に、妻から離婚を切り出すという「熟年離婚」はあるけど、この句だと「退職金をもらった瞬間、妻が消えた」と受け取れる。
そうすると、妻が通帳と印鑑を持ってトンズラした、ということなの?
離婚裁判になった時に、これって妻に不利なだけで、何の得もないと思うのだけど。
それとも、離婚とかは関係なくて、退職金を勝手におろして、一人で(または友達と)海外旅行でもした、ということなの?
ゴロというか、掛け言葉にもなっていて、何となく「うまいことを言った!」という雰囲気の句ではあるけれど、よくよく考えてみたら、どういう状況なのかよくわからない。
ただ「ドローン」という言葉を使いたかっただけ、という気がしないでもない。
以下、ベスト2位~10位の作品
2位:じいちゃんが 建てても孫は ばあちゃんち
これの方がよっぽど面白い。
インパクトは弱いけど・・・
3位:キミだけは オレのものだよ マイナンバー
まあ、わからないこともないけど・・・
自分だけの番号って、結構あると思うぞ。
これまた、単に「マイナンバー」という言葉を使いたかっただけ、としか思えない。
4位:娘来て 「誰もいないの?」 オレいるよ
これは、よくわかる。
娘に限らず、私も子供の頃はそうだった。
5位:福沢を 崩した途端 去る野口
「1万円札を何とか使わないようにしていたのに、一旦千円札に崩してしまうと、一気になくなってしまう」ということなんだろうけど、「福沢を崩した途端、野口が去る」という表現は「うまい」ようで、ちょっと違和感がある。
6位:カーナビよ 見放さないで 周辺で
確かに、最後は「目的地周辺です」というアナウンスになるので、「で、目的地はどこなの?」と思うことはよくある。
7位:決めるのは いつも現場に いない人
今時「踊る!大捜査線」かい、という気持ちしか起こらない。
これに関して、世間的に何か大きな出来事って、あっただろうか。
だいたい、「現場」って何を指してるの?
例えばオリンピックにしたところで、開催とか競技場のデザインとかを決めるのは、当然「選手」ではなくて、何とか委員会の役員であるのは、ごく当たり前のことだと思うのだけど。
8位:妻が見る 「きょうの料理」 明日もでず
毎日毎日、どこかの放送局で何かしらの料理番組をやっているので、いちいち「今、見ている料理って、明日(そのうち)出てくるのかな?」などと思うことは、少なくとも私にはない!
9位:ラインより 心に響く 置手紙
これは「皮肉」かな?
でも、今時「置手紙」ってする人いるの?
10位:愛犬も 家族の番付 知っている
もっと言えば、愛犬は「自分の番付を勝手につける」わけで、一般的には「最上位の人の次(2番目)または3番目」と言われている。
夫婦二人で育てている場合で、その夫婦の仲が良すぎると、犬は「この家には家長がいない。だからオレが最上位」とか思ったりして、飼い主の言うことを聞かなくなることがあるのだとか。
犬を飼っている人にとっては、いわば「常識」なので、個人的にはあまり面白くはない。
ということで、ぱっと見て「ん?」と思ったので、書いているうちに、次々と思い浮かんできた。
いつもはこんなにイチャモンなんかつけた記憶はないので、今年はもしかしてレベルが低いの?
第1位に輝いたのは、次の作品
『退職金 もらった瞬間 妻ドローン』
う~ん、この句が最優秀賞に選ばれたのがよくわからない。
いちおう『あらゆる場所に飛んで行く飛行物体「ドローン」と、姿をくらます「ドロンする」を掛け合わせ、「妻の活動的な一面」をコミカルかつ皮肉を込めて詠った一句』と選評が書いてあったけど、今いち納得できないなあ。
退職を機に、妻から離婚を切り出すという「熟年離婚」はあるけど、この句だと「退職金をもらった瞬間、妻が消えた」と受け取れる。
そうすると、妻が通帳と印鑑を持ってトンズラした、ということなの?
離婚裁判になった時に、これって妻に不利なだけで、何の得もないと思うのだけど。
それとも、離婚とかは関係なくて、退職金を勝手におろして、一人で(または友達と)海外旅行でもした、ということなの?
ゴロというか、掛け言葉にもなっていて、何となく「うまいことを言った!」という雰囲気の句ではあるけれど、よくよく考えてみたら、どういう状況なのかよくわからない。
ただ「ドローン」という言葉を使いたかっただけ、という気がしないでもない。
以下、ベスト2位~10位の作品
2位:じいちゃんが 建てても孫は ばあちゃんち
これの方がよっぽど面白い。
インパクトは弱いけど・・・
3位:キミだけは オレのものだよ マイナンバー
まあ、わからないこともないけど・・・
自分だけの番号って、結構あると思うぞ。
これまた、単に「マイナンバー」という言葉を使いたかっただけ、としか思えない。
4位:娘来て 「誰もいないの?」 オレいるよ
これは、よくわかる。
娘に限らず、私も子供の頃はそうだった。
5位:福沢を 崩した途端 去る野口
「1万円札を何とか使わないようにしていたのに、一旦千円札に崩してしまうと、一気になくなってしまう」ということなんだろうけど、「福沢を崩した途端、野口が去る」という表現は「うまい」ようで、ちょっと違和感がある。
6位:カーナビよ 見放さないで 周辺で
確かに、最後は「目的地周辺です」というアナウンスになるので、「で、目的地はどこなの?」と思うことはよくある。
7位:決めるのは いつも現場に いない人
今時「踊る!大捜査線」かい、という気持ちしか起こらない。
これに関して、世間的に何か大きな出来事って、あっただろうか。
だいたい、「現場」って何を指してるの?
例えばオリンピックにしたところで、開催とか競技場のデザインとかを決めるのは、当然「選手」ではなくて、何とか委員会の役員であるのは、ごく当たり前のことだと思うのだけど。
8位:妻が見る 「きょうの料理」 明日もでず
毎日毎日、どこかの放送局で何かしらの料理番組をやっているので、いちいち「今、見ている料理って、明日(そのうち)出てくるのかな?」などと思うことは、少なくとも私にはない!
9位:ラインより 心に響く 置手紙
これは「皮肉」かな?
でも、今時「置手紙」ってする人いるの?
10位:愛犬も 家族の番付 知っている
もっと言えば、愛犬は「自分の番付を勝手につける」わけで、一般的には「最上位の人の次(2番目)または3番目」と言われている。
夫婦二人で育てている場合で、その夫婦の仲が良すぎると、犬は「この家には家長がいない。だからオレが最上位」とか思ったりして、飼い主の言うことを聞かなくなることがあるのだとか。
犬を飼っている人にとっては、いわば「常識」なので、個人的にはあまり面白くはない。
ということで、ぱっと見て「ん?」と思ったので、書いているうちに、次々と思い浮かんできた。
いつもはこんなにイチャモンなんかつけた記憶はないので、今年はもしかしてレベルが低いの?
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