はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1027 ~ プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章

2021-09-26 | 映画評
今日は「プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章」です。

19世紀、東西に分断された架空の都市ロンドンを舞台に5人の女子高生スパイの暗躍を描いたアニメの劇場版全6章の第2弾。絶大な威力を持つ新兵器を巡り、アルビオン王国の危機を救うべく、少女たちによるスパイ団・チーム白鳩が立ち向かう。本シリーズやアニメ「ばらかもん」などの橘正紀が監督を務め、音楽を梶浦由記が担当。ボイスキャストには古賀葵、関根明良、大地葉、影山灯、古木のぞみなどが名を連ねる。


<ストーリー>
1発で戦艦を沈められるほどの威力を持つ新兵器・ケイバーライト爆弾がアルビオン共和国で開発されるが、盗まれた3発がアルビオン王国に持ち込まれる。さらに、王国に王位継承者が集まる中、新大陸から帰国していた王位継承権第3位のリチャード王子が狙撃される。王国が窮地を迎える状況で、スパイ集団・チーム白鳩に爆弾捜索の任務が課せられる。


シリーズの第2弾である。

全6部ということなので、完結はまだまだ先とは言え、ようやく慣れてきたというところまできている。

ただ、今回はケイバーライト爆弾というものがキーとなっているのだが、この爆弾、結構デカい。

スーツケースに入るような軽量のものではなく、大型トラックでないと運搬できないような大きさであるにもかかわらず、一度に3個も盗まれ、しかもそのうち1個は貴族たちが乗る船のエンジン部分に仕掛けられていた。

このあたりの描写が一切なかったのだが、いくら大きな組織の犯行とは言え、かなり無理がある。

はっきり言って開発した共和国の管理が杜撰すぎる!

それに、例え大掛かりな計画で船に運び込んだとしても、あんな船の中枢にある大きな爆弾(しかも、すでに稼働している!?)に誰も気が付かない、などということがあり得るだろうか。

しかも、その爆弾奪回も結構あっさりと描かれていた。

消火用ホースで爆弾を無理やり引きはがすって、ちょっと発想が安易じゃないか?

それと、船に運び込まれた以外の2個については、奪還の描写さえなかった。

何か全体的に肩透かしを食らった感じだった。

チーム白鳩が大活躍するのは別にいいのだけど、その設定に無理がありすぎるので、見ていてあまり入り込めなかった。


そんなことより・・・

本作はチケットに種別がなく、全員一律で1500円だった。

上映時間は1時間もないくせに、私の通常料金(1200円)よりも高いなんて、いったいどういうことだ?

最初は「MX4Dで上映するけど、料金は通常料金のままでいいよ」と思っていたけど、全然違った。

これに対する怒りも含めて、今回の評価は「C」にします。

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