はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

ダービー!

2005-05-29 | 日記
今日は、ダービー。

スポーツ新聞では、「特集」と称して、かなりの紙面を割いている。

しかし、その大半は、どうでもいい芸能人やスポーツ選手に予想をさせているだけで、ほとんど意味がない。

はっきり言って、紙面のムダだ。

以前にも書いたことがあるが、私はダービーについて、特に思い入れはない。
いくつかあるG1の一つでしかない。
むしろ、天皇賞や有馬記念の方が、気合が入る。

それに、ダービーそのものにも、それほどの歴史や伝統があるわけでもない。

にもかかわらず、あちこちで「ダービーは特別だ」というコメントが飛び交う。

騎手や調教師が、特別に意識するのは、まだいい。
とは言え、かなり過剰反応しているのは確かだ。

「ダービーを取ったら、やめてもいい」などと言うヤツは多い。
でも、実際にやめたヤツなんていない。

あの柴田政人だって、あれだけ「ダービー、ダービー」って言っていたくせに、結局ダービーを取った後も、しばらく騎手を続けていた。

だいたい「ダービー・ジョッキー」という言葉には、ほとんど重みがないじゃないか。

武豊が勝つたびに「さすが、ダービー・ジョッキー!」などと言うか?
栄えあるダービー・ジョッキーならば、大西直宏や角田晃一などは、もっと使われていいはずだろう。

くだらない芸能人のコメントは載せるくせに、なぜダービーを2勝もしている小島貞博や大崎昭一のコメントが載らない?
根本康広なんて、どこへ行った?

皆、ダービーなんてそれほどのものじゃない、ということを知っているくせに、毎年この時期になると、なぜか大騒ぎする。

「別に、お祭りだからいいじゃん」と言う人もいるだろうが、何だか韓流に通じるものがあるように思えてしまう。

ただ、今年はちょっと違う。

何十年に1度出るか出ないか、という名馬が誕生するかも知れないからだ。
だから、弥生賞の時にも書いたが、今日は穴党の出番はない。
もちろん、ディープインパクトである。

サンスポの佐藤洋一郎は、「皐月賞の時の、あの躓きは果たして偶然だろうか」などと、わけのわからない分析をするのはいいが、だったら「それにもかかわらず、なぜ圧勝したのか」についても、よ~く考えてみろよ。

どうせ「来ない」と予想するのなら、中途半端な△なんか付けるな!
たまには「今回はパス!」とでも言ってみな。
そうしたら、もっと人気が出るぞ。

いずれにしても、今日は楽しみだ。

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