はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

だって、熊だし・・・

2005-05-27 | 日記
千葉の動物園で、レッサーパンダが立ち上がったと大騒ぎしている。

別に「熊の仲間なんだから、立ったって不思議じゃないだろうに」と思うのだが、そんなことなんかどうでもいいみたいで、「かわいけりゃ、いいじゃん」って感じだ。

だけど、もともとジャイアントパンダよりよっぽどかわいいはずだったのに、まったく話題にもならなかったのに、今さら騒がれるなんて、レッサーパンダとしても、わけがわからないのではないか。

案の定、各地の動物園から「うちのも立ちまっせ」と名乗りを上げている。


そんな中、今日の天声人語は、頓珍漢だ。

冒頭の1行は、いつも通り、まったく意味のない文章だ。

そして、レッサーパンダが後ろ足で立ち上がることに対して、驚くだけではなく、『すっくと立ち続ける風太の姿には、人間のはるかな記憶のようなものに訴えかけてくるところがある』などと、わけのわからないことを言う。

『人間のはるかな記憶のようなものに訴えかけてくる』って、何かね。
人間の祖先が、レッサーパンダってことか?
意味がよくわからない。

天声人語子は、文学や絵画には造詣が深いかも知れないが、動物に関しては、無知に近いようだ。

だいたい、動物が後ろ足で立ち上がるなんてのは、そんなに珍しいことではなかろう。

以前実家で飼っていたポメラニアンは、後ろ足で立ち上がって、ぴょんびょん跳ね回っていたぞ。

しかも、自分で『新聞やテレビで立ち姿が伝わると、間もなくあちこちの動物園から「うちのも立てます」という声が聞こえてきた』と書いているくせに、その後で『これまで、直立はしないものと思っていた動物が見せる意外な立ち姿には、自らが初めて立った時の姿を思わせるものがある』って、だから「直立しないもの」って思われてないのよ。
あんたが知らなかっただけなの。

『動物園での彼らの振る舞いは、本来の自然の中で見せるものとは違っているかもしれないが』って・・・

あのねえ、エサを取る時など、必要があれば動物だって、後ろ足で立ち上がるんだよ。
自然の中で、しょっちゅう見せている姿なわけ。

で、最後は『突然の世間の注目に戸惑ったかのようなあどけないしぐさは、愛らしく、そしてどこか、切なさも漂う』って、勝手に切なさを漂わせるなよ。

あんまり得意分野以外で、わけのわからないことを書かない方がいいよ、高橋クン。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 何考えてんだか | トップ | ダービー! »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事