頭文字「Ｊ」の団体

東京駅開業１００周年を記念して発売されたＳｕｉｃａ購入について、東京駅では昨日エラいことになっていたらしい。

限定１５０００枚のところ、長蛇の列ができたため大混乱となり、途中まで販売したところで突如販売中止。

列に並んでいた人たちから詰め寄られたＪＲ側は、結局希望者全員に販売することにしたんだとか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141223-00000053-spnannex-soci

まあ、この手のレア商品を販売する際、必ずオークションに出して転売しようとする輩が出てくるので、基本的にネットや郵送で申し込ませて、抽選で決定した方が無難。

ところが、ＪＲ側は「こんなに殺到するとは思わなかった」とコメントしていたらしい。

しかも、「徹夜はしないでください」と事前に通告していたようだけど、当日（前日？）から並んでいる連中に対して、注意などまったくしなかったそうだ。

整理券を配布するとか、横入りするヤツをはじくとか、そういう行動も一切しない。

で、当日大混乱している中、どうなっているのか駅員に確認しても「私にはわかりません」と言うばかりで、オロオロしていたみたい。

こういう一連の行動に対して、あっちこっちから批判が寄せられているのだけど、まあＪＲですから。


ＪＲと言えば、忘れもしない、２０１１年３月１１日。

あの大地震が発生した日だ。

あの日、全公共交通機関がストップしたのはしょうがない。

あれで「動かせろ！」と言う方がどうかしている。

しかし、ＪＲはなぜか駅のシャッターを全部降ろしたあげくに、シャッターの前に警備員を置いて、誰も中に入れないようにした。

私鉄だけではなく、警察署やホテルまでが、ロビーなどを開放して、帰宅できない人たちに休める場所を提供していたというのに、ＪＲはそれさえも拒否した。

せめて、「ホームでお休みください」という対応を取っていれば、まだ印象も違ったものになったろうに、何を恐れているのか、中に入ることを拒んでしまった。

たぶん、上（幹部連中）が腐っているのだと思う。

そういう対応をするのが「面倒くさい」からだろう。

何か起こった時に責任を取るのもイヤだし。

ただそれだけの理由だと思う。

だって、元お役所（国有鉄道）だもの。


似たような組織にＪＲＡ（日本競馬協会）というのがある。

１字違いだけど、これまたやることがお役所的だ。

かつては、競馬場の指定席を取るのに、早朝から並ばなければ購入できなかった（今はネットでもできるみたいだけど）

しかし、当時はたとえ長蛇の列になっていたとしても、ＪＲＡは何の対応もしなかった。

８時開場だとしたら、その２時間くらい前にやっと整理券配布。
そして「７時に必ず集合してください」とか言われて、いったん解散。

それまでは、警備員はいるものの、ただ見ているだけ。

５時から並ぼうが、４時から並ぼうが関係なし。

というか、確か警備員が出てくるのも、６時頃からだったか？

こっちも、「いったん解散」と言われたところで、まわりには何もない（店が開いているわけもなく）ので、ただぼ～っと待っているだけだった。

もしかして、今ではもう改善されたのかな？


それとも、「Ｊ」のつく団体って、みんなこうなのか？