あの東日本大震災が発生して、今日でちょうど13年経つ。
被災地の人たちにとって不幸だったのは、当時「悪夢の民主党政権下」にあり、しかも「史上最悪の総理」と言われた菅直人が総理大臣をやっていたことだ。
こいつは、自らのパフォーマンスのためだけに福島第一原発に行き、所員たちの緊急避難行動の邪魔をしまくっていたのは周知の事実。
たとえ悪夢の民主党政権下であっても、野田佳彦が首相の間に発生していたのであれば、もう少しまともな対応ができていたのではないかと思うし、あの「史上最低の総理」と言われた鳩山由紀夫でさえ、ここまで自身のパフォーマンスのために奔走する、などということはなかったと思う。
つまり、最悪のタイミングで最悪の事態が発生し、最悪の男が最悪の行動を取ったわけだ。
言うまでもなく、有事の際にトップが中央(いわゆる司令部)にいない、ということはゼッタイにやってはいけないことだ。
地震発生して間もない時点で、現地に飛んでいったこと自体が「こいつアホなのか?」と言われてもしょうがない行動なのに、菅直人はさらに余計なことをしまくって、現場を大混乱させた。
まさに「万死に値する」所業であるわけだが、当時の民主党の幹部連中(今は、ほぼ全員が立憲民主党にいる)は、こぞって「菅直人氏は、先頭に立って被災地の復旧に務めた」などということを、今だに平気で言っている。
もちろんこいつらだって、菅直人のことを「すばらしい宰相」などと思っているわけではないはずだ。
内心では「こいつ、ホントにパフォーマンスばかりやってんなあ」と思っているヤツだっているはずなのだが、菅直人を批判することは、同時に民主党自体を批判することになるので、特に当時幹部だった連中は、口が裂けても「菅直人はアホだ」などとは言わないだろう。
このように、トップがアホだと、有事の際に下についている者たちもいろいろと大変だ。
地震発生当時、自分たちはいったいどうだったのか思い出してみた。
地震発生時には会社の事務所にいたのだが、事務所は大きな工場の中にあり、発生から数分後には、工場内で働いている人たちが、ぞろぞろと避難場所に集まってきた。
当然のことながら1か所に収容できるわけではないので、何か所かある避難場所に、皆さんそれぞれが、多少ざわざわしながらもちゃんと集まってきた。
それはなぜか?
地震発生のちょうど1週間前に、工場全体で避難訓練を実施していたからだ。
企業だけでなく、マンションや団地においても、定期的に避難訓練を実施することがあると思う。
こういう時に、必ず「こんなのやったって意味ねえよ」とか言うヤツが現れる。
そして、ダラダラとあるいはヘラヘラしながら避難場所に集まってくるのだが、それでも訓練をやることには大きな意味がある。
いざという時に「とりあえずどこに行けばいいか」を把握しておくためである。
企業によっては、個人個人に「あなたは〇〇係」というような役割を与えるところもあるようだが、そういうのはいざという時にはほとんど役に立たない。
にもかかわらず、そういう体制を取るのは、少しでも訓練に対する意識づけをするためだ。
だから、いざという時には、とにかく決められた避難場所に行けばいい。
集まった後どうするかは、企業であればいわゆるエラい人(管理者)が行動を起こしてくれるはずなので、その人たちの指示に従えばいい。
まわりを見て、自分が一番エラい人だった場合は、あなたが必要な行動を取ればいいだけ。
そうしないとどうなるか。
当然のことながら、他の社員たちは混乱する。
それが私たちの事務所だった。
当時私の上司だったヤツは、事務所から歩いてでも帰れるところに住んでいたのだが、地震発生後、あろうことか真っ先に帰ってしまった。
「みんな気を付けて帰れよ」と言った後、私に対して「じゃあ、後は頼むわ」と一言言い残して。
当然、自宅まで歩いて帰れない人もいた。
私自身、事務所から自宅まで約40kmあったのだが、何せ公共交通機関がすべてストップしていたので、歩いて帰るしかなく、他の社員に対しては、「あなたはどうするの?」と聞いて、何とか歩いて帰る人、家の者に迎えにきてもらうことにした人、知人の家に泊まることにした人など、いちおう確認した上で、最後に事務所を出た。
そのバカ上司がいなくても何とかなったわけだが、このように有事の際にロクな指示もできないくせに、後になって「ああすればよかった」などと、いかにも心配していたかのようなことを言った上に、自分の責任は一切ないかのような態度を取るヤツが上にいるようだと、組織としてうまくまとまらない。
そういう意味でも、当時の私たちの会社は「小さな民主党政権下」だったわけだが、菅直人と同じように、後になってからも、「あの時はどうだった、こうだった。いやあ大変だった」と、自分が大活躍したかのような発言ばかりしている。
やはり、こういうヤツは一生変わらない。
まだ、阪神淡路大震災の時の村山富市のように「何せ初めてのことなんで、ワシにはようわからん」と言ってもらった方が助かる。
被災地の人たちにとって不幸だったのは、当時「悪夢の民主党政権下」にあり、しかも「史上最悪の総理」と言われた菅直人が総理大臣をやっていたことだ。
こいつは、自らのパフォーマンスのためだけに福島第一原発に行き、所員たちの緊急避難行動の邪魔をしまくっていたのは周知の事実。
たとえ悪夢の民主党政権下であっても、野田佳彦が首相の間に発生していたのであれば、もう少しまともな対応ができていたのではないかと思うし、あの「史上最低の総理」と言われた鳩山由紀夫でさえ、ここまで自身のパフォーマンスのために奔走する、などということはなかったと思う。
つまり、最悪のタイミングで最悪の事態が発生し、最悪の男が最悪の行動を取ったわけだ。
言うまでもなく、有事の際にトップが中央(いわゆる司令部)にいない、ということはゼッタイにやってはいけないことだ。
地震発生して間もない時点で、現地に飛んでいったこと自体が「こいつアホなのか?」と言われてもしょうがない行動なのに、菅直人はさらに余計なことをしまくって、現場を大混乱させた。
まさに「万死に値する」所業であるわけだが、当時の民主党の幹部連中(今は、ほぼ全員が立憲民主党にいる)は、こぞって「菅直人氏は、先頭に立って被災地の復旧に務めた」などということを、今だに平気で言っている。
もちろんこいつらだって、菅直人のことを「すばらしい宰相」などと思っているわけではないはずだ。
内心では「こいつ、ホントにパフォーマンスばかりやってんなあ」と思っているヤツだっているはずなのだが、菅直人を批判することは、同時に民主党自体を批判することになるので、特に当時幹部だった連中は、口が裂けても「菅直人はアホだ」などとは言わないだろう。
このように、トップがアホだと、有事の際に下についている者たちもいろいろと大変だ。
地震発生当時、自分たちはいったいどうだったのか思い出してみた。
地震発生時には会社の事務所にいたのだが、事務所は大きな工場の中にあり、発生から数分後には、工場内で働いている人たちが、ぞろぞろと避難場所に集まってきた。
当然のことながら1か所に収容できるわけではないので、何か所かある避難場所に、皆さんそれぞれが、多少ざわざわしながらもちゃんと集まってきた。
それはなぜか?
地震発生のちょうど1週間前に、工場全体で避難訓練を実施していたからだ。
企業だけでなく、マンションや団地においても、定期的に避難訓練を実施することがあると思う。
こういう時に、必ず「こんなのやったって意味ねえよ」とか言うヤツが現れる。
そして、ダラダラとあるいはヘラヘラしながら避難場所に集まってくるのだが、それでも訓練をやることには大きな意味がある。
いざという時に「とりあえずどこに行けばいいか」を把握しておくためである。
企業によっては、個人個人に「あなたは〇〇係」というような役割を与えるところもあるようだが、そういうのはいざという時にはほとんど役に立たない。
にもかかわらず、そういう体制を取るのは、少しでも訓練に対する意識づけをするためだ。
だから、いざという時には、とにかく決められた避難場所に行けばいい。
集まった後どうするかは、企業であればいわゆるエラい人(管理者)が行動を起こしてくれるはずなので、その人たちの指示に従えばいい。
まわりを見て、自分が一番エラい人だった場合は、あなたが必要な行動を取ればいいだけ。
そうしないとどうなるか。
当然のことながら、他の社員たちは混乱する。
それが私たちの事務所だった。
当時私の上司だったヤツは、事務所から歩いてでも帰れるところに住んでいたのだが、地震発生後、あろうことか真っ先に帰ってしまった。
「みんな気を付けて帰れよ」と言った後、私に対して「じゃあ、後は頼むわ」と一言言い残して。
当然、自宅まで歩いて帰れない人もいた。
私自身、事務所から自宅まで約40kmあったのだが、何せ公共交通機関がすべてストップしていたので、歩いて帰るしかなく、他の社員に対しては、「あなたはどうするの?」と聞いて、何とか歩いて帰る人、家の者に迎えにきてもらうことにした人、知人の家に泊まることにした人など、いちおう確認した上で、最後に事務所を出た。
そのバカ上司がいなくても何とかなったわけだが、このように有事の際にロクな指示もできないくせに、後になって「ああすればよかった」などと、いかにも心配していたかのようなことを言った上に、自分の責任は一切ないかのような態度を取るヤツが上にいるようだと、組織としてうまくまとまらない。
そういう意味でも、当時の私たちの会社は「小さな民主党政権下」だったわけだが、菅直人と同じように、後になってからも、「あの時はどうだった、こうだった。いやあ大変だった」と、自分が大活躍したかのような発言ばかりしている。
やはり、こういうヤツは一生変わらない。
まだ、阪神淡路大震災の時の村山富市のように「何せ初めてのことなんで、ワシにはようわからん」と言ってもらった方が助かる。
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