万事休す！？

セリーグの動向も、どうやら決まりつつある。

巨人にマジックナンバーが点灯したからであるが、残りが３０ゲームを切ったこの時点でゲーム差が６以上あれば、これが覆ることはほぼないだろう。

広島カープも、ＤｅＮＡとともに、１０ゲーム以上あった首位巨人との差を縮めてきたのだけど、再び失速しており、劇的な回復は見込めそうにない。

後は、ＣＳに向けていかに調整していくか、ということになると思うのだが・・・

それにしても・・・

腹が立つのが阪神だ。

このバカチームは、ここのところ、広島に２勝１敗、ＤｅＮＡに３連勝して、３位を狙いにきているのかと思いきや、首位巨人には３連敗している。

つまり、巨人にマジックナンバーが点灯した原因は、このアホチームのせいである。

巨人も叩いて、一気に４つ巴にするつもりならまだしも、２位と３位を一緒に引きずり下ろしただけだ。

ペナントレースをつまらなくした元凶ともいえる。

広島にしてもＤｅＮＡにしても、このどうしようもないチームに対して、「オレらは、お前らと違って、優勝を狙っていたのだから、最初からＣＳ狙いのチームに負けるわけにはいかない」とボコボコに叩く必要がある。

かつて巨人との首位争いから脱落して、そのままズルズルといきそうなところで、当時４位にいた広島を簡単に叩いて３位を確保した中日の落合監督が言っていたことを思い出す。

位置的には、首位巨人よりも、４位阪神の方が近いのだけど、ここでズルズルといくことは許されない。

後は、緒方監督が、ＣＳを睨んだ臨機応変の戦い方をすることを期待するしかない。

幸いにも（？）抑えの中崎は再び２軍落ちとなり、９回にヒヤヒヤするリスクは、ちょっと減った。

遠藤でも島内でも、若手のいきのいい選手を使ってみればいい。

１点しかリードしていないのに、６回・７回に、その日調子はいいけど足の遅い選手（松山とかメヒアとか）が塁に出ると、無死だろうが２死だろうが、すぐに野間に代えて、その後に守備につかせる采配も、いいかげんにやめてほしい。

延長戦になることも想定し、どうしても追加点がほしい、という場面以外は、その選手を塁に残し、たとえ逆転されたとしても、もう一度打席が回ってくる状態にしておいてほしい。

というか、こないだＤｅＮＡのラミレス監督は、普通にそれをやっていたぞ。

結果的に巨人にサヨナラ負けをした試合だけど、守備に不安のあるソトをぎりぎりまで代えなかった。

結果が凶と出る場合だって、当然あるのだけど、いつもいつもワンパターンの采配では、見ている方がたまらない。