プロ野球に「名球会」という組織がある。
投手では200勝以上(または250セーブ以上)、野手では2000本安打以上を達成した選手が入れる夢の組織だ。
「金の亡者」と言われる金やんこと元国鉄(その後巨人)の金田正一が言い出しっぺでできた組織だけど、できた当時はすごいメンバーだった。
だけど、その後投手の分業制やらできた上に、軟弱な選手が多くなったせいか、投手では健在19名(なぜか言い出しっぺ金田やんと堀内が退会しているため)しかいない。
しかも2000年以降に200勝を達成しているのは、工藤(公)、野茂、山本(昌)の3名だけだ。
投手の200勝以上はキツいと気が付いたのか、途中からルールを変えて、「投手は250セーブ以上もOK」になった。
これで、まず大魔神・佐々木が遡って達成(「日米通算もOK」ルールも適用)となり、その後も高津、岩瀬が達成した。
おそらく、投手の場合、今後はセーブでしか名球会入りする選手はいないと思うけど、逆にセーブなんて、年間30セーブあげれば、わずか8年ちょっとで達成できる。
20セーブでも12年ちょっとだ。
もうこれからは、救援投手ばかりになるだろう。
一方の野手の方は、投手と違って40名以上も加入者(なぜか谷沢健一が退会)がいる。
入会を拒否したのは、落合ただ一人だ。
しかも、コンスタントに達成者が出ており、増え続ける一方だ。
こちらは、長年ジミ~に活躍していれば、そのうち達成できる記録なので、メンバーを見ても、錚々たる面々の中に、ホントにジミ~な選手がいる。
大島康徳とか山崎裕之とか新井宏昌とか田中幸雄とかなんて、ファン以外で知っている人が、いったいどれくらいいるのだろう。
でも、今さらルールを厳しくしてもしょうがないので、そのうち「何だかわけのわからん巨大組織」になってしまうと思うぞ。
で、こちらも、日本での安打が1200本そこそこしかないけど、日米通算では2000本を楽勝で通過しそうなイチローがいたため、途中で「日米通算もOK」とルールが改正となった。
このルール改正により記録を達成したのは、中村紀洋だけ(大リーグで5本安打を打っている)だけど、本人も大リーグでの5本というのが、ちょっと恥ずかしいと思ったのか、通算2000本達成してからも、ちょっと頑張って、日本だけでも2000本を打っている。
さて・・・
このたび、この逆の現象が起きようとしている。
現ヤンキースのソリアーノ選手が、大リーグで2000本安打まであと少し(1996本)となっているのだが、実はこの選手、以前広島カープに在籍していたことがある。
ほとんどの人は知らないと思うけど・・・
というか、スタートは広島カープだ。
ほとんどの人は知らないと思うけど・・・
そして、そこで芽が開かなかったとは言え、通算2本(!)の安打を放っている。
ということは、あと2本で、日米通算2000本安打となり、名球会入りの資格ができるわけだ。
実は、「日米通算OK」とは言っても、「スタートは日本に限る」というルールになっているのだが、まさかこんな状況になるとは誰も思っていなかったのだろう。
このソリアーノ選手を排除(?)する理由は、今のところ何もない。
と言うことは、本人が希望すれば、栄光の名球会に入会できるわけだ。
たぶん、本人は「はあ?」という感じなんだろうけど・・・
いずれにしても、この大組織は、この先どうなっていくのだろうか。
ホント地味な人たちばかりで、活動内容なんてほとんど表に出てこないし、存在意義そのものがあるのか?という気さえする。
投手では200勝以上(または250セーブ以上)、野手では2000本安打以上を達成した選手が入れる夢の組織だ。
「金の亡者」と言われる金やんこと元国鉄(その後巨人)の金田正一が言い出しっぺでできた組織だけど、できた当時はすごいメンバーだった。
だけど、その後投手の分業制やらできた上に、軟弱な選手が多くなったせいか、投手では健在19名(なぜか言い出しっぺ金田やんと堀内が退会しているため)しかいない。
しかも2000年以降に200勝を達成しているのは、工藤(公)、野茂、山本(昌)の3名だけだ。
投手の200勝以上はキツいと気が付いたのか、途中からルールを変えて、「投手は250セーブ以上もOK」になった。
これで、まず大魔神・佐々木が遡って達成(「日米通算もOK」ルールも適用)となり、その後も高津、岩瀬が達成した。
おそらく、投手の場合、今後はセーブでしか名球会入りする選手はいないと思うけど、逆にセーブなんて、年間30セーブあげれば、わずか8年ちょっとで達成できる。
20セーブでも12年ちょっとだ。
もうこれからは、救援投手ばかりになるだろう。
一方の野手の方は、投手と違って40名以上も加入者(なぜか谷沢健一が退会)がいる。
入会を拒否したのは、落合ただ一人だ。
しかも、コンスタントに達成者が出ており、増え続ける一方だ。
こちらは、長年ジミ~に活躍していれば、そのうち達成できる記録なので、メンバーを見ても、錚々たる面々の中に、ホントにジミ~な選手がいる。
大島康徳とか山崎裕之とか新井宏昌とか田中幸雄とかなんて、ファン以外で知っている人が、いったいどれくらいいるのだろう。
でも、今さらルールを厳しくしてもしょうがないので、そのうち「何だかわけのわからん巨大組織」になってしまうと思うぞ。
で、こちらも、日本での安打が1200本そこそこしかないけど、日米通算では2000本を楽勝で通過しそうなイチローがいたため、途中で「日米通算もOK」とルールが改正となった。
このルール改正により記録を達成したのは、中村紀洋だけ(大リーグで5本安打を打っている)だけど、本人も大リーグでの5本というのが、ちょっと恥ずかしいと思ったのか、通算2000本達成してからも、ちょっと頑張って、日本だけでも2000本を打っている。
さて・・・
このたび、この逆の現象が起きようとしている。
現ヤンキースのソリアーノ選手が、大リーグで2000本安打まであと少し(1996本)となっているのだが、実はこの選手、以前広島カープに在籍していたことがある。
ほとんどの人は知らないと思うけど・・・
というか、スタートは広島カープだ。
ほとんどの人は知らないと思うけど・・・
そして、そこで芽が開かなかったとは言え、通算2本(!)の安打を放っている。
ということは、あと2本で、日米通算2000本安打となり、名球会入りの資格ができるわけだ。
実は、「日米通算OK」とは言っても、「スタートは日本に限る」というルールになっているのだが、まさかこんな状況になるとは誰も思っていなかったのだろう。
このソリアーノ選手を排除(?)する理由は、今のところ何もない。
と言うことは、本人が希望すれば、栄光の名球会に入会できるわけだ。
たぶん、本人は「はあ?」という感じなんだろうけど・・・
いずれにしても、この大組織は、この先どうなっていくのだろうか。
ホント地味な人たちばかりで、活動内容なんてほとんど表に出てこないし、存在意義そのものがあるのか?という気さえする。
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