はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

もはや理解不能

2022-01-26 | 日記
日本をダメにしようとした元凶であるうちの一人で、「史上最悪の総理」と言われる菅直人(ちなみに、鳩山由紀夫は「史上最低の総理」)が、橋下徹氏に対して「ヒトラーを思い起こす」などとツイートした話。

これに日本維新の会が激怒して、立憲民主党に抗議をしたそうだが、これに対する立憲民主党や菅直人自身の対応が常軌を逸している。

まず、立憲民主党幹部(代表代行の逢坂誠二)は、「個人的な発言でありますので、党としてどうこうということは特段の必要はない」と回答。

自民党の議員が、この手の発言をしたのなら、脊髄反射的に党としての処分を求めるくせに、自分たちのこととなったら、まったくの他人事だ。

しかも、菅は党の顧問であり、首相経験者でもあるので単なる一議員ではない。

こいつの発言は、そのまま党としての発言と捉えるのが普通である。

ここまで対応がヌルいとは、さすがにヒドくはないかい?

そして、当の菅直人は、これまで反省なんかしたことがないし、今回も反省なんかするはずがないので、日本維新の会からの抗議を無視するのかと思っていたら、何のことはない、もっと斜め上の対応をしていた。

曰く「私の発言は党から指示されての発言ではない。私自身の考えを述べたもの。抗議するなら私自身に対してすべきだ」

ここまでは、まだいい。

だけど、こいつに直接抗議したところで、無視するか言い訳して逃げるか、どちらかだろうから、対応としては党本体に抗議するのが正しいと思う。

しかし、菅直人はこれを堂々と受けて立った!

何と「日本は自分の考えを表明することができない社会ではないはずだ」と答えているのだ。

つまり、自身の投稿内容に問題はないと言いたいらしい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9469fded1efa970423f65bb4614f25372c579a81

ホントにこいつは頭おかしいだろう。

「自由な発言」は尊重すべきという総論はいいとして、だからと言って「何を言ってもいい」ということにはならない。

特にナチスとかヒトラーなどという言葉は、日本人が考えている以上に、ヨーロッパの人たちは過剰に反応する。

もちろん、悪いのは「ナチスやヒトラーを育てたドイツ」なんだろうが、ドイツ自身が「悪いのはオレたちじゃない。悪いのはナチスであり、ヒトラーだ」と責任逃れに終始しているから、ナチスヤヒトラーという言葉に過剰反応するのは、「もう、その話題には触れるな」という意味だろうと思う。

とは言え、この言葉を不用意に使うのはよくないということは、バカでもわかる常識だろう。

でもまあ、バカにはわからないか。

でも、バカにも理解できるように例えるとしたら、菅直人に対して「お前はキチ〇イだ」とか「どうしようもないクソ野郎だ」とか直接言ったとしたら、こいつなり立憲民主党の幹部たちはどう反応するんだろうか。

「いくら何でも、そのような言葉を使うのはいかがなものか」と抗議するだろう。

それに対して「だって事実じゃん。それに発言は自由じゃないの?」とか反論したら、どうするの?

激怒するに決まってるだろう。

にもかかわらず、「どんな発言をしてもいい」みたいな発言が平気でできるのだから、ホントに何も考えていないんだなあ、と思う。

と言うか、メディアもこいつに対して何か言わないの?

この記事にしたって、ものすごく淡々とした内容だし、いかにも「両論併記してみました」的な書き方で、菅直人に対する指摘は何もない。

だから、菅直人とか鳩山由紀夫みたいなトンデモない発言を平気でする連中がのさばるわけだ。

もしこれが自民党に他する発言だったら、自民党も「遺憾砲」発動程度で、特に何もしなかったのだろうけど、今回は日本維新の会だったから、即座に抗議できた。

橋下氏自身は受け流すつもりのようだけど、できたらガツんと言ってほしいな。

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