ヒデがイチローになる？

今週の「週刊文春」から。

『亀田兄弟ホントに強いの　～ＫＯされたタイ人ボクサー咬ませ犬６人に直撃』

亀田兄弟のうち、上二人が戦ってきた相手14人のうち、何と11人がタイ人。

そのうちの６人に会って、いろいろと聞いてきたらしいが、この６人に共通するのは、次の３点

　・日本で何回か試合をしたことがあるが、一度も勝ったことがない
　・試合のことを知ったのは、試合の10日～２週間前
　・ほとんど練習もしないか、直前にケガをして体調は万全ではない

何だか、金でつられて日本に来たような連中ばかりだ。

もうちょっとマシな相手と試合をすればいいのだが、ここまでの経緯を見ていると、この異常人気にはマスコミも絡んでいるふしもある。
とすれば、本物の相手とやるのは、まだまだ先だろう。

事実、徳山昌守やイーグル京和などが、長男の興毅に挑戦状を叩きつけているようだが、こんなことは話題にもなっていない。
黙殺されているわけだ。

こいつらがボコボコにされるのは、いったいいつになるのだろうか。


『ヒデがイチローになるためのＷ杯日本代表「三つの条件」』

その３つとは

　１．中田英寿が、本大会で実力を発揮すること
　２．宮本が中田をフォローすること
　３．中田がメディアを通じて熱い胸のうちを語ること

宮本をここであげたのは、ＷＢＣでヤクルトの宮本がイチローに働きかけて、いろいろと陰で尽力したことに引っ掛けているのだが、だいたい野球とサッカーは全然違う。

イチローは、自分のプレーに徹することができるし、宮本慎は、試合に出ていなくても、ベンチでチームを鼓舞することができる。

しかし、サッカーでは無理だ。
イチローはエラーさえしなければ、チームに迷惑をかけることはない。

なぜなら、彼が守備をしている時、相手チームからはゼッタイに邪魔されないからだ。

ところがサッカーでは、攻めようとすると相手ディフェンスが立ちふさがるし、相手も攻撃の時に、パスで揺さぶりながらディフェンスを突破しようとする。
当然、そこにはミスが発生しやすい。

そんな中で皆を引っ張ることは難しいし、ベンチにいては、なおのこと何もできない。

それに、イチローも宮本慎も３０代中～後半だが、中田も宮本恒もまだ２９才。

２０台なんて、まだまだ血気盛んな子供。
会社にいても、このあたりの年齢差は歴然だ。
いずれにしても、ヒデはイチローにはなり得ない。