はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

どこがいけないの?

2015-10-12 | 日記
アメリカ・大リーグで、マーリンズのイチローが、チームとしての最終戦に、投手として登板したらしい。

1回を投げ、5人の打者に対して2安打・1失点だったのだとか。

最速は143㎞も出たし、スライダーも投げたそうだ。

日本でも、一度オールスターにおいて、1人に対して投げたことがある。

打者が松井の時だったので、ファンサービスとして絶好の機会だと思った当時の仰木監督がイチローをマウンドに立たせたと記憶しているが、迎え撃つセリーグの野村監督は、これを嫌がって、松井に替えて投手の高津を打席に立たせたので、結果的にあまり面白くなかった。


で、今回は1イニングを丸々投げたらしい。

大リーグもイキなことやるもんだなあ、と思っていたら、そう思っていない御仁もいるみたいだ。

その一人が、イチローに安打記録を塗り替えられたのが気に入らない張本。

「喝!」とか言っている番組で、「バラエティじゃないんだから。お客様にも他の投手にも失礼だ」とか言って、これを批判したそうだ。

元々大リーグも嫌いみたいなので、さらに憎さ倍増なのかも知れない。

でも、「バラエティ」と同義かどうかはわからないけど、野球って「エンターテイメント」じゃないの?

だから、お客様が喜ぶのであれば、いろんなことをどんどんやればいいと思う。

外野手がマウンドに立ったって、別にルール違反で何でもないのだから。

考え方が古いというのか、頭が固いというのか、何がどういけないのかよくわからない。


一方で、この「喝」おじさんに対して、「そんな批判をする資格なんかない!」と言っているおじさんがいた。

ノムさんだ。

http://alpacask.com/article/894/


西武の秋山を見たテリー伊藤が、ノムさんに対して「張本さんを思い出しませんか?」と振ったところ「張本なんか全然たいしたことない」と言った直後に、先の発言が出てきたのだそうな。

確かに、張本の守備なんて、右肩を故障した時の金本と同程度のもので、いつもレフトを守っていたのだけど、レフト前ヒットが出ると、必ずショート(遊撃手)がカバーに入っていた。

しかも、その遊撃手に対しても、ワンバウンドでボールを返していた。

打撃こそすばらしかったけど、守備は素人以下だったわけだ。


そんな選手だったからこそ、打撃だけでなく、守備も評価されているイチローが大嫌いなんだなあ、という気もする。

ノムさんも、人の批判はよくするけど、内容はだいたい当たっていることが多い。

でも張本って、好き嫌いで言っているような気がして、どうも好きになれないな。

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