はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

史上最大の駄馬

2004-03-21 | 日記
いよいよ明日、高知競馬場であの「ハルウララ」が、武豊を鞍上として出走する。

しかしまあ、何でこんな駄馬が人気になるのかよくわからない。

普通なら、こんな馬はとっくに淘汰されているはずなのに、商売がうまいせいかCDや映画にまでなるという。

この馬に人気がある理由に、この馬の単勝馬券が「絶対に当たらない」ということで、交通安全のお守りにするのだというのがある。
まあ、おまじないみたいなものだから、どう思おうが勝手だが、今じゃあ本業以外では「大当たり」しているので、あんまり御利益があるとは思えない。

しかも、最近では「この馬は、中央では500万クラスの力を持っている」などと持ち上げる専門家まで現れて、商売に便乗(?)しようとしているが、こうなるともう何がなんだかわからない。

中央で500万下なら、地方では2つ3つ勝ってもおかしくないはずなのに、今さらこんなことを言うなんて、勝ってほしいのか、勝たないでほしいのか、いったいどっちなんだ?

中には「武が乗るのだから、今度は勝つんじゃないか?」と言うヤツもいるが、そんなわけないだろう。
今まで百回以上も負け続けているんだぞ。
いろんな騎手が、先行したり後方で足をためたりといろんなことを試したのに、結局どれもダメだったわけだから、いくら天才とはいえ、武が乗ったくらいで勝つわけはなかろう。

もし万が一勝つようなことがあれば、それこそ地方競馬は笑い者になってしまう。
「今までの騎手は何やってたんだ」ってね。

まあ、単に人気を当てこんだだけだろうから、別に文句を言うこともないけれど、聞くところによると、武自身はあまり乗り気ではないようだ。
そりゃあそうかも知れない。
「絶対に勝たない」馬に乗るわけだからね。
常に勝ちにこだわるプロの騎手としては、単なる「見世物」として乗るのは、もしかしたら屈辱的なことかも。

しかし、この馬の人気について一番笑ったのは「だって、ハルウララってかわいいじゃん」というバカ女だ。

じゃあ何か、アンタがたは、鞍もゼッケンも何もつけないで牧場を走り回っているこの馬はすぐわかると言うのかね。

私だって、ゼッケンがなければさっぱりわからんよ。
ホント何でもかんでも「かわいい」で済まそうとするバカ女には困ったものだ。

どうせ、そのうちそんな馬がいたことさえ忘れてしまうくせに。

このハルウララ騒動、いつまで続くことやら。

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